
「マットレスのみで寝るのってアリなの?」
「マットレスだけで寝ると何か不都合ある?」
マットレスをベッドの上に敷かず、マットレスのみで寝ることを検討している人もいると思います。
結論から言うと、マットレスだけで寝て良い場合と、悪い場合があります。
- マットレスのみで寝るのがOKな場合とNGの場合
- マットレスのみで寝るメリット・デメリット
目次
マットレスのみで寝るのはNG?良い場合と悪い場合を解説
マットレスのみで寝るのがOKの場合と、NGの場合をパターン別にまとめました。
マットレスのみで寝てOKの場合
マットレスのみで寝てOKの場合は次のような場合です。
OKの場合
- ウレタンなどの床に直置きできる高反発マットレスを使う場合

ウレタン系の厚さ20cm以下の高反発マットレスであれば、マットレスのみで寝ることも想定されて作られています。
なので、マットレスのみでフローリングや畳の上に直置きしても全く問題ありません。
高反発マットレスは、以下で紹介しているようなアイテムを指しています。
→高反発マットレスおすすめ人気ランキング21選【最強スペックを徹底比較】
マットレスのみで寝るのがNGの場合
マットレスのみで寝るのがNGなのは、次の場合です。
NGの場合
- 分厚いベッドマットレス(コイル系)を使う場合

分厚いベッドマットレス(いわゆるスプリングコイルマットレス)を使う場合は、マットレスのみで寝ることに適していません。
分厚いスプリングコイルマットレスは、ベッドの上で使うことを想定して作られています。
ベッドを使わず、マットレスのみで直置きで使うと、次のような点で不都合が起きます。
- 見栄えが悪い
- 手入れがしにくい
見栄えが悪いのはもちろん、直置きすることによってカビが生えやすくなります。
しかし、かなりの重量がある分厚いスプリングコイルマットレスは、立て掛けて風通しよくするのにも一苦労です。
ベッドを使って入れば通気性がよくなるので、そこまでの手入れは必要ありませんが、直置きすると、3日に一回程度の手入れが必要になるのは避けられません。
具体的に、次の記事で紹介しているようなベッドマットレスはベッドフレームを使った方が無難です。

マットレスのみで寝る場合のメリット3つ
- マットレスだけ置くと部屋が広く使える
- ベッドフレームの費用がかからない
- 畳にも合う
詳しく解説します。
メリット①マットレスだけ置くと部屋が広く使える


マットレスだけで置いて寝る最大のメリットは、部屋を広く使えることです。
マットレスだけ置くのであれば、使わない時は部屋の端に立て掛けて置いたり、クローゼットや押入れにしまっておくことで、スペースを取りません。
一方で、ベッドを使ってしまうとベッドだけで部屋を占領してしまうことも多いので、寝室としてしか使えなくなってしまうこともあります。
このように、部屋が広く使えるのがマットレスのみで寝る最大のメリットと言っても過言ではありません。



メリット②ベッドフレームの費用がかからない


マットレスのみ敷いて寝るのであれば、当然ベッドフレームは不要なので、マットレスだけの購入金額になります。
ベッドフレーム代はピンキリではありますが、5万円〜10万円することがほとんどですので、その分の費用を削減することができるわけです。
マットレスのみで寝ることで、ベッドフレームの出費を抑えられるのは大きなメリットですね。
メリット③畳にも合う
畳でベッドを使ってしまうと、ベッドフレームによって畳が傷付いたりするので、マットレスのみで寝るのはとても効果的です。
和室(畳)でマットレスを使う場合は、次の記事も参考にしてみてください。



マットレスのみで寝るデメリット2つ
- カビが生えやすくなる
- インテリアとしてオシャレに見えない場合がある
詳しく解説します。
デメリット①カビが生えやすくなる
手入れをこまめにしたり、事前にマットレスプロテクターや敷きパッドを敷くなどで対策を打っておかなければならなりません。






デメリット②インテリアとしてオシャレに見えない場合がある
ベッドを利用すると、インテリアとしてもオシャレに見えることが多いですが、マットレスのみだと生活感が出てしまい、おしゃれに見えない場合があります。
インテリアにこだわる人にはデメリットですね。
マットレスのみでフローリングや畳に直置きにする時の注意点を次の記事に洗い出してまとめているので、合わせてご覧ください。



マットレストッパーだけでは寝るのはあり?
しかし、マットレストッパーだけで寝るのは推奨できません。
推奨できない理由としては、マットレストッパーだけで寝ると、薄すぎて底つき感が出る可能性が高いからです。


底つき感が出ると寝心地は最悪ですし、腰にも負担がかかってしまうのでマットレストッパーだけで寝るのは避けるようにしましょう。
体重が軽い赤ちゃんならマットレストッパーだけで寝てもOK
むしろ、変に厚みがないトッパーマットレスの方が、赤ちゃんがマットレスから落ちる心配もないので安心です。
マットレストッパーについては、次の記事でも詳しく解説しています。



当サイトマットレス大学が総力を挙げて全41メーカーを徹底比較し、スペックを数値化してランキングにしました。
コスパ抜群のマットレスはどれなのかが分かりますので、マットレス選びの参考にしてみてください。