
「トッパーとは?どんなマットレスなの?」
「どんな使い方をするの?マットレストッパーだけで寝るのはあり?」
マットレストッパーは、一般的には聞き慣れない言葉なので、そもそも何のことか分らなかったり、ベッドパッドとの違いが分からない方も多いかと思います。
ここでは、マットレストッパーとは?というそもそもの話から、トッパーの使い方について詳しく解説していきます。
- マットレストッパーとは何か
- マットレストッパーの使い方
目次
マットレストッパーとは?
マットレストッパーの用途
- 古くなってへたった手持ちのマットレスの寝心地を改善する
- 手持ちのマットレスが柔らか過ぎたり、硬すぎたりする場合に改善する
マットレストッパーを使う主な目的は、へたってしまい寝心地がイマイチになったマットレスの上に敷き、寝心地を改善することです。
また、買ったは良いけれど思っていたよりも柔らかすぎたり、硬すぎたりというようなマットレスを自分好みの硬さに改善するためにトッパーを使うこともあります。
マットレストッパーの必要性とは?
マットレストッパーの必要性は、手持ちのマットレスの寝心地を安価に改善できることにあります。
マットレストッパーは、普通のマットレスよりも安く購入することができます。
なので、寝心地が悪くなってしまったベッドマットレスを買い換えるよりも、トッパー(topper )で対応した方がコストを抑えて寝心地を改善できるるため、簡単に睡眠の質を上げることが可能なのです。
ただし、マットレスを買い換えるまでの応急処置的な意味合いが強いので、何年も使うことはあまりおすすめはしません。
トッパー・ベッドパッド・マットレスの違いとは?
トッパー・ベッドパッド・マットレスには、次のような明確な違いがあります。
しかし、2つの寝具を比べるとトッパーとベッドパッドには次のような明確な違いがあることが分かります。
※表は左右にスクロール可能
トッパー | ベッドパッド | マットレス | |
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イメージ | ![]() ![]() |
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使う目的 |
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厚み | 4cm〜7cm | 0.5cm〜2cm | 8cm〜 |
マットレストッパーは手持ちのマットレスの寝心地を改善するというのが一番の目的のため、ある程度の厚みが確保されています。
そのため、ベッドパッドはマットレストッパーほどの厚みはありません。
一方で、マットレスは基本一枚で寝ることができ、厚みは8cm以上あるものが一般的です。
マットレストッパーのおすすめは次の記事を参考にしてみてください。



ベッドパッドについては、次の記事に詳しくまとめています。



マットレストッパー(topper)の種類は5つ
マットレストッパーには、以下の5種類の素材あります。
マットレストッパーの種類
- 高反発ウレタン
- 高反発ファイバー
- 低反発ウレタン
- ウール(羊毛)
- 羽毛(フェザー)
トッパーそれぞれの種類の特徴について解説します。
マットレストッパーの種類①高反発ウレタン


マットレストッパーの中でも最も一般的な高反発ウレタン素材で作られたものです。
高反発ウレタン素材で作られたマットレストッパーは次のような特徴があります。
高反発ウレタントッパーの特徴
- 体圧分散性が高く寝心地が良い
- 反発力が高いので腰痛対策にも良い
ウレタン素材は、体圧分散性が高いという特性があり、寝心地も良いです。一部では、さらに体圧分散を強化した「表面を凸凹にカットした点で支えるタイプ」も販売されています。
買ったマットレスが柔らかすぎてなんとかしたい、寝心地を改善したい、腰痛を改善したいといった様々なシーンでおすすめできます。
マットレストッパーの種類②高反発ファイバー


高反発ファイバー素材は、エアウィーヴに代表されるファイバー素材で出来たトッパーです。次の特徴があります。
高反発ファイバートッパーの特徴
- 洗える
- 寝心地は硬め
- 夏でも涼しい
ファイバー素材は洗えるのが最大の特徴で、汚れても自宅で丸洗いできるので常に清潔に使うことができます。
通気性が良いため夏は涼しいですが、冬は少々寒いというデメリットもあります。
常に清潔にマットレストッパーを使いたいという方はおすすめです。
マットレストッパーの種類③低反発ウレタン


低反発ウレタン素材で作られたマットレストッパーは、次の特徴があるので基本的におすすめしていません。
低反発ウレタントッパーの特徴
- 寝返りがしにくく疲れが取れない
- 腰が沈み込み腰痛に悪い
低反発ウレタン素材のマットレストッパーは、腰に悪いという致命的デメリットがあります。
トッパーに限らず、低反発のマットレスは当サイトでは積極的にはおすすめしていませんが、体重が軽い方や、どうしても柔らかい寝心地が好きという方にはおすすめです。



マットレストッパーの種類④ウール(羊毛)


ウール素材で出来たマットレストッパーは、次のような特徴があります。
ウール素材トッパーの特徴
- 吸放湿性が高い
- ほどよい反発力
吸放湿性が高いので、湿気が溜まりにくくサラサラとした快適な寝心地を実現してくれます。
一方で、ウールは耐久性が低い点と、そもそもウールで作られたトッパーがあまりないのがデメリットです。
マットレストッパーの種類⑤羽毛(フェザー)


羽毛(フェザー)素材で出来たマットレストッパーは次の特徴があります。
羽毛(フェザー)素材トッパーの特徴
- 通気性が高い
- 夏は涼しく、冬は暖かい
- 柔らかめの寝心地
羽毛(フェザー)のトッパーは、上記のような特徴があり快適な眠りをサポートしてくれますが、そもそも日本ではほとんど販売されていません。
探すのも一苦労といった種類のマットレストッパーになります。
マットレストッパーの正しい使い方とは?
マットレストッパーの使い方
- マットレスや敷き布団の上にトッパーを敷き、ボックスシーツ(カバー)を被せて固定する
トッパーは、以下のようにマットレスとシーツ(カバー)の間に敷くものです。※敷き布団の上にも使用可能です。


マットレスプロテクターや敷きパッドは必ず必要というわけではありませんが、あるとマットレス、トッパーが長持ちする寝具です。
マットレストッパーの使い方の注意点は2つ
マットレストッパーの使い方の注意点は2つあります。
- マットレスとトッパーの間の湿気はこまめに放出する
- 柔らかいマットレスの上に高反発マットレストッパーはおすすめしない
使い方の注意点①マットレスとトッパーの間の湿気はこまめに放出する
マットレス本体とトッパーの間には湿気が溜まりやすいです。
その湿気が原因で、カビが生えてしまう可能性が非常に高いので、3日に一回はマットレスとトッパーの両方を陰干しする必要があります。
また、マットレスの下にすのこベッドを敷いたり、除湿シートを敷くなどの湿気対策は有効です。
使い方の注意点②柔らかいマットレスの上に高反発マットレストッパーはあまりおすすめしない
柔らかいマットレスの上に高反発のマットレストッパーを重ねて使うのはあまりおすすめできません。
なぜなら、柔らかいマットレスを土台にしてしまうと、せっかくの高反発マットレストッパーの反発力が失われてしまい、腰に負担をかけやすくなってしまうからです。
高反発のマットレスは寝返りがしやすいので、腰痛に良い傾向がありますが、柔らかいマットレスを下に敷いていると、高反発の意味がなくなってしまうというわけです。
マットレストッパーだけで寝るのはあり?


底つき感があると、腰に負担がかかるので腰痛にも悪い影響を与えます。
体重が極端に軽い人や子供ならまだマットレストッパーだけで寝るもの良いですが、そうでない人には推奨できません。
基本はトッパーのみで使うのは避けて、ベッドマットレスなどの上に敷いて寝るようにしましょう。



マットレストッパー用のカバー(ボックスシーツ)選びの注意点
- マットレスとトッパーの厚みを合わせて包み込めるボックスシーツを選ぶ
縦(長さ)と横(幅)のサイズを合わせることはもちろん、厚み(高さ)のサイズも合わせなければいけません。


マットレスの厚みと、マットレストッパーの厚みを合わせて対応できるボックスシーツを購入するようにしましょう。
ボックスシーツのサイズが合わないと、そもそも入らなかったり、入ってもブカブカでマットレスとトッパーが安定しないという可能性もありますので注意しましょう。



また、トッパーの上には、カバー(シーツ)ではなく敷きパッドを敷くのもおすすめです。
その場合「マットレス→カバー→トッパー→敷きパッド」の順序で敷くようにしましょう。



マットレストッパーを選ぶ際の注意点
- 高反発を選ぶ
- 厚みは4cm以上を選ぶ
選ぶ際の注意点について詳しく解説します。
選ぶ際の注意点①マットレストッパーの種類は高反発を選ぶ
マットレストッパーは、次の理由から低反発ではなく高反発を選びましょう。
トッパーは高反発を選ぶべき理由
- 低反発は体が沈み込んで正しい寝姿勢が作れないため
- 低反発は寝返りがしにくくなり、腰痛に悪いため
選ぶ際の注意点②厚みは4cm以上を選ぶ
マットレストッパーの厚みは、次の理由から4cm以上を選ぶのが良いです。
下に敷いているマットレスや敷布団を背中に感じてしまってトッパー本来の寝心地を台無しにしてしまうため
せっかくトッパーで寝心地を改善しようとしているのに、下の寝心地の悪いマットレスや敷布団を感じてしまってはもったいありません。
その意味で、4cm以上を選ぶのがおすすめです。
マットレストッパーのおすすめについては、次の記事で詳しく紹介しているので参考にしてみてください。
マットレストッパーに迷ったらエムリリー(Mlily)がおすすめ!


価格 | セミシングルサイズ:21,980円 シングルサイズ:22,980円 セミダブルサイズ:29,980円 ダブルサイズ:35,980円 ※送料無料 |
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素材 | 優反発ウレタン 高反発ウレタン |
厚み | 5cm |
反発力 | 高(表面45N、中心140N) |
耐久性 | 極高(密度:50D) |
保証 | 3年 |
マットレストッパーは「厚み」「反発力」「耐久性」「コスパ」など様々な角度から見ても、エムリリー(Mlily)優反発が最適と言えます。
トッパーはマットレスの中でも特殊なものですが、選ぶ基準をしっかりと持てばそこまで選ぶのは難しくありません。
今お持ちのマットレスの寝心地が悪いと感じられるのであれば、リーズナブルに寝心地、睡眠の質を劇的に改善できるエムリリー(Mlily)のトッパータイプはぴったりです。
ニトリのマットレストッパーもおすすめ



引用:楽天市場
価格 | シングルサイズ:8,990円 セミダブルサイズ:10,900円 ダブルサイズ:13,900円 ※送料別 |
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素材 | 高反発ウレタン |
厚み | 4cm |
ニトリにも、高反発マットレストッパーが有ります。消臭機能やカバー丸洗いできる点などニトリらしい仕様です。
無印良品のマットレストッパーのおすすめ



価格 | シングルサイズ:7,061円 セミダブルサイズ:8,071円 ダブルサイズ:9,081円 |
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素材 | ポリエステル (洗濯可) |
厚み | 5.5cm |
無印良品のトッパーはポリエステルを使い、少し柔らかめです。硬すぎた高反発マットレスの上に敷いて寝心地改善には最適の商品です。洗濯可能なのも嬉しいポイントですね。
マットレストッパーを検討している方は、次のランキングを参考にしてみてください。
7つのマットレストッパーを客観的に比較しています。
当サイトマットレス大学が総力を挙げて人気41メーカーを徹底比較し、スペックを数値化してランキングにしました。
コスパ抜群のマットレスはどれなのかが分かりますので、マットレス選びの参考にしてみてください。
