
「洗えるマットレスって興味あるけど、寝心地とかは実際どうなの?」
「どのファイバーマットレスがおすすめなの?」
高反発ファイバーマットレス(エア系)はエアウィーヴやエアリーマットレス等に代表される、マットレスの中でも珍しい「洗える」タイプです。
「マットレスが洗えるのは魅力的だけど、寝心地やメリット・デメリットなどが気になる」という方は多いと思います。
ここでは、洗える高反発ファイバーマットレスの良い点・悪い点や、おすすめ製品をランキング形式で詳しく紹介していきます。
- 洗えるマットレスの選び方と種類
- 洗えるファイバーマットレスのメリット・デメリット
- 洗えるファイバーマットレスのおすすめ
- ファイバーマットレスを実際に使っている人の評判
目次
- 1 洗えるファイバーマットレスの選び方
- 2 洗えるマットレス(ファイバー)のメリット
- 3 洗えるマットレス(ファイバー)のデメリット!熱に弱く通気性が良すぎる!
- 4 洗えるファイバーマットレスのおすすめ比較ランキング人気7選!エア系No.1は?
- 4.1 洗えるマットレス1位 「エアウィーヴ スマートZ01(折りたたみ・三つ折り)」
- 4.2 洗えるマットレス2位「エアウィーヴ01(旧 スタンダードモデル)」(トッパー)
- 4.3 洗えるマットレス3位「エアウィーヴ ベッドマットレス S01」
- 4.4 洗えるマットレス4位「ブレスエアー 高反発プレミアム」
- 4.5 洗えるマットレス5位「アイリスオーヤマ エアリーマットレス」(ファイバー系ではかなり安い)
- 4.6 6位「無印良品の洗えるマットレス・固クッション」
- 4.7 CMでも話題の洗濯機で洗えるマットレス「アラエルーノ」
- 4.8 おしゃれなエアーマットレスメーカー「リテリー」グラマラスダブルコアマットレス
- 4.9 リテリー(literie)アスリートpro
- 4.10 ブレインスリープマットレス
- 5 洗えるマットレスはカインズでも買える?
- 6 洗えるマットレス(ファイバー)の口コミ・評判は?
- 7 洗えるファイバーマットレスはニトリで買える?
- 8 ファイバーマットレスはへたりやすい?
洗えるファイバーマットレスの選び方
洗えるファイバーマットレスの選び方には、2つのポイントがあります。
洗えるファイバーマットレスの選び方
- 素材の種類で選ぶ
- 厚みで選ぶ
選ぶポイントについて詳しく解説します。
選び方①素材の種類で選ぶ!(エアファイバーやブレスエアーなど)
洗えるマットレスは、水に濡れても大丈夫なポリエチレン製の高反発ファイバー素材で出来ています。
しかし、同じポリエチレンで出来たファイバー素材でも以下のようにメーカーによって種類が異なります。
体重 | 品質 | 価格 | 開発メーカー |
---|---|---|---|
エアファイバー | ![]() ![]() |
高い | エアウィーヴ |
ブレスエアー | ![]() ![]() |
高め | 東洋紡 |
エアロキューブ | ![]() ![]() |
安い | アイリスオーヤマ |
エアウィーヴが開発したエアファイバーは耐久性も高く、体圧分散も優秀です。
しかし、アイリスオーヤマのエアリーマットレスに使われているエアロキューブは、それほど耐久性は高くありませんし、体圧分散性も高いとは言えません。
ただし、品質の良いファイバー素材は構造も複雑で、当然価格が高くなるので、予算とのバランスを見ながら選びましょう。
選び方②ファイバー中材の厚みで選ぶ
洗えるファイバーマットレスは、素材の厚みによって用途が違います。厚みの違いによる用途は次のようになります。
ファイバーマットレスの厚み | 用途 |
---|---|
7cm未満 | ・マットレストッパー (手持ちのマットレスの寝心地改善) |
7cm以上 | ・一枚で床に直置きで使える ・ベッドフレームに敷いても使える |
15cm以上 | ・ベッドフレームに敷いて使う |
特に、7cm未満のファイバーマットレスは、一枚で床に直置きするには底つき感を感じやすいのでトッパーとして使うのが一般的です。
用途が決まっている場合は、該当する厚みから選ぶのが良いでしょう。
洗えるマットレス(ファイバー)のメリット
洗えるファイバーマットレスのメリット
- 毎日洗えるので常にマットレスを清潔に使える
- カビに強い
- 高反発なので腰に負担がかからない
- 通気性が良く、夏場が涼しい
上記を詳しく解説します。
メリット①毎日洗えるので常にマットレスを清潔に使える
マットレスは従来、丸洗いが難しいというのが常識でした。
例えば、ウレタンマットレスは水に弱いのでそもそも丸洗いできません。ポケットコイルやボンネルコイルも劣化させずに洗おうと思ったらクリーニング業者にお願いしなくてはいけなくなりますし、費用も1万円以上かかります。
このように、自宅で気軽に洗えるマットレスがない中で登場したのが、高反発ファイバーマットレス(エア系)です。
メリット②カビに強い


このファイバー素材はウレタンとは違って、空洞部分が多く通気性が抜群に良いのでカビが生える心配がほとんどなく、手入れが簡単で済みます。
メリット③ファイバー素材は高反発なので腰に負担がかからない
寝返りしやすいので、腰に負担がかかりにくいのがメリットです。これは、高反発ウレタンマットレスと同様に、反発力の高い素材のメリットと言えます。
メリット④通気性が良く、夏場が涼しい
蒸し暑い夜でも、サラサラとした気持ちいい寝心地で眠ることができるのがメリットです。
洗えるマットレス(ファイバー)のデメリット!熱に弱く通気性が良すぎる!
洗えるファイバーマットレスのデメリットは4点あります。
洗えるマットレスのデメリット
- ウレタン素材と比べると体圧分散が苦手
- ファイバー素材が熱に弱い
- 通気性が良すぎて冬は寒い場合がある
- 通気性が良すぎるのでおねしょ対策は必須
詳しく解説します。
デメリット①ウレタン素材と比べると体圧分散が苦手
体圧分散性の高いマットレス素材はウレタンです。ウレタンは体圧分散が優秀で一点に負荷が集中しないので、適度な沈み込みにより良い姿勢で眠ることができます。
反対に、高反発ファイバーマットレス(エア系)は体圧分散が苦手な傾向があり、ちょっと固めの寝心地のものが多いのがデメリットです。
デメリット②ファイバー素材が熱に弱い
洗う場合の水温も40度以上の温度を推奨されていないことがほとんどです。
ですので、高温が発生する湯たんぽや電気毛布、布団乾燥機などは基本的には使わない方が無難です。
デメリット③通気性が良すぎて冬は寒い場合がある
通気性の良さはメリットにもなるのですが、逆に冬には風通りが良すぎて寒く感じてしまうというデメリットにもなります。
エアウィーヴなどの高級マットレスの部類は風の通り道ができないほどに密度が高いので、寒さを感じにくいのですが、安いものだと特に隙間ができやすく、冬は寒いという製品が多いです。
そして上述のとおり、熱に弱く湯たんぽや電気毛布なども使えないため、かなり寒い思いをすることもあるので、その点はデメリットです。
デメリット④通気性が良すぎるのでおねしょ対策が必須
フローリングや畳がおねしょで劣化してしまう可能性があります。
そこで、お子さんのマットレスにファイバー系のものを使うなら、除湿シートをマットレスと床の間に敷いてあげたり、防水シートをシーツの下に敷いてあげるようにしましょう。
洗えるファイバーマットレスのおすすめ比較ランキング人気7選!エア系No.1は?
当サイトとして、一押しの洗えるファイバーマットレスをおすすめ度順ランキング形式にてご紹介します。
洗えるマットレス1位 「エアウィーヴ スマートZ01(折りたたみ・三つ折り)」
価格 | シングルサイズ:77,000円 セミダブルサイズ:93,500円 ダブルサイズ:110,000円 ※配送無料 |
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素材 | エアファイバー |
厚み | 9cm |
反発力 | 高 |
耐久性 | 高 |
こちらは厚みが9cmあり、一枚で使えるタイプになります。
あまり知られていないモデルですが、カバーも中材もしっかり洗えます。三つ折りタイプで、収納力が高いというのも特徴です。
床に直置きしても底つき感なく、一枚でも快適に寝たい方にはおすすめの洗えるマットレスです。
洗えるマットレス2位「エアウィーヴ01(旧 スタンダードモデル)」(トッパー)
価格 | シングルサイズ:71,500円 セミダブルサイズ:85,800円 ダブルサイズ:100,100円 ※配送無料 |
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素材 | エアファイバー |
厚み | 6cm |
反発力 | 高 |
耐久性 | 高 |
洗えるファイバーマットレスで次に一押しがエアウィーヴのスタンダードモデルです。
一枚では使えませんが、敷布団の上やマットレスの上に敷いて寝心地を改善するトッパータイプとして使うならこのモデルです。
両面が使えて、冬用、夏用に分かれているので、暑すぎたり、寒すぎたりすることもありません。
肩は柔らかめで、腰や足元にかけて標準の硬さに調整されており、体に負荷をかけないように、こだわった作りになってます。
洗えるマットレス3位「エアウィーヴ ベッドマットレス S01」
価格 | シングルサイズ:115,500円 セミダブルサイズ:132,000円 ダブルサイズ:148,500円 クイーン:165,000円 ※配送無料 |
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素材 | エアファイバー |
厚み | 18cm |
反発力 | 高 |
耐久性 | 高 |
「洗えるベッドマットレスがあったらいいのになあ」
そんな声に応えるべく開発されたのが、この丸洗いできるベッドマットレスです。
自宅で丸洗いできるベッドマットレスはこのエアウィーヴのモデルしか今のところありません。
ベッドフレームに洗えるマットレスを敷いて、常に清潔に保ちたいという人はぴったりです。中の素材は3つに分かれるので、洗う時も便利です。
洗えるマットレス4位「ブレスエアー 高反発プレミアム」
価格 | シングルサイズ:41,690円 セミダブルサイズ:112,200円 ダブルサイズ:125,400円 ※配送無料 |
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素材 | ブレスエアー |
厚み | 10cm |
反発力 | 高 |
耐久性 | 高 |
東洋紡が開発した有名なエア系素材、ブレスエアーを採用した洗えるマットレスです。
ブレスエアー専門店が販売しており、品質は証明済み。
厚みも10cmと底つき感を感じずに一枚でも使えます。フローリングや畳に洗えるタイプのマットレスを使用したいという方にはぴったりのファイバーマットレスです。
洗えるマットレス5位「アイリスオーヤマ エアリーマットレス」(ファイバー系ではかなり安い)


価格 | シングルサイズ:17,800円(税抜) セミダブルサイズ:28,380円(税抜) ダブルサイズ:33,800円(税抜) ※アイリスプラザでのみ返金保証付 ※配送無料 |
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素材 | エアロキューブ |
厚み | 5cm |
反発力 | 高 |
耐久性 | 中 |
アイリスオーヤマ製の洗えるファイバーマットレスです。エアロキューブというアイリスオーヤマと、ブレスエアーの東洋紡が共同開発した素材を採用しています。
ブレスエアーと比べると若干耐久性は落ちますが、低価格帯の洗えるマットレスを探している人にはぴったりと言えます。よく、ミニマリストなどが好んで使用する高反発マットレスです。
6位「無印良品の洗えるマットレス・固クッション」
価格 | シングルサイズ:49,900円(税込) セミダブルサイズ:59,900円(税込) ダブルサイズ:69,900円(税込) ※配送無料 |
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素材 | ポリエチレン立体構造 |
厚み | 13cm |
反発力 | 高 |
耐久性 | 中 |
無印良品から販売されている洗えるタイプのマットレスです。寝心地は硬めですが、クッション性もほどよくあり、寝返りしやすく腰にも良い影響を与えてくれます。
厚みもしっかり13cmあるので、底つき感も一切なく快適に眠ることができます。床にもベッドにも敷いて使えるファイバーマットレスです。
CMでも話題の洗濯機で洗えるマットレス「アラエルーノ」
価格 | シングルサイズ:39,800円(税込) セミダブルサイズ:49,800円(税込) ダブルサイズ:59,800円(税込) ※配送無料 |
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素材 | ウレタンフォーム |
厚み | 8cm |
反発力 | 150N(高反発) |
耐久性 | 高い(36D) |
アラエルーノは大型洗濯機(コインランドリー)で洗える特殊なウレタンマットレスです。専用ネットに入れれば型崩れを防ぎ綺麗に洗えます。有名「フトン巻きのジロー」とWellstoneという会社のコラボ商品でCMでも注目を集めました。
※自宅の洗濯機では洗えません。
おしゃれなエアーマットレスメーカー「リテリー」グラマラスダブルコアマットレス
リテリーは、デザインがスタイリッシュで、すべてが洗える素材を、清潔に保つことができるマットレスを日本国内で生産しています。
価格 | シングルサイズ:81,180円(税込) セミダブルサイズ:91,410円(税込) ダブルサイズ:101,6400円(税込) ※配送無料 |
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素材 | 無膜ウレタンフォーム/エアー素材(ソフト/ハード) |
厚み | 27cm |
エアー系素材(ライトウェーブ)をソフト/ハード2層と無膜ウレタンフォーム1層を組み合わせて使え、全てが洗えて清潔を保つ事ができるマットレス。
密度を部分で変えており、耐圧分散性の向上をはかっていて、腰痛持ちでも安心。日本製。
リテリー(literie)アスリートpro
リテリー(literie)アスリートは寝心地を自由に変えることができるおすすめのマットレスです。頭・腰・脚の部分でマットレスが分割でき、硬さの異なる2種類のライトウェーブを入れ替えることで、寝心地を変更できます。
自分の体型や体重、好み、寝姿勢に応じてマットレスを調節できます。(高さ12cmタイプも有り)
価格 | シングル:89,800円(税込) セミダブル:108,000円(税込) ダブル:128,000円(税込) |
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素材 | ライトウェーブ(ポリエチレン100%) 10.5cm×6枚 無膜ウレタンフォーム 4cm×1枚(インナーカバーはT/Cブロードを使用) ※無膜ウレタンフォームは水洗い不可 |
適正体重 | 特になし |
厚み | 23cm |
反発力 | 高 |
耐久性 | 高 |
保証 | 60日間返金保証あり |
おすすめの人 | ・洗えるベッドマットレスが欲しい方 ・自分好みに硬さを組み替えたい方 |
ブレインスリープマットレス



価格(税込) | シングル:88,000円 セミダブル:99,000円 ダブル:110,000円 |
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厚み | 5cm 脚部9cm |
体圧分散性 | 高 |
耐久性 | 高 |
素材 | グリーンファイバー |
保証 | なし |
ブレインスリープが販売するブレインスリープマットレスは、エアーファイバー素材を採用し、汚れたらシャワーで洗い流す事ができます。脚部のみ厚みを持たせてあり、血流を良くし、むくみを軽減させます。腰痛だけでなく、血流改善まで望めるマットレスです。
洗えるマットレスはカインズでも買える?
近年、カインズでも販売しているマットレスの種類が増えてきており、選択肢も多くなってきました。
しかし、通気性の良いマットレスは販売されていますが、洗えるようなファイバーマットレスの販売までは至っていません。
洗えるマットレス(ファイバー)の口コミ・評判は?
洗えるファイバーマットレスの口コミ・評判をSNSからピックアップしました。
エアウィーヴやはり最高やもしれん。腰の痛みで眠りが浅くならないからか、起床後妙にすっきりしてるような。思わぬ副産物か。
— newbie (@bjjhobbyist) January 20, 2020
エアウィーヴ熱がこもらず涼しいし、寝起きにからだの疲れとれてるし、ほんといい買い物した。
— 🌊アキアマビエ🏄 (@akisurfandsnow) July 9, 2017
エアリーマットレス、冬寒い。壁が結露しまくりな断熱とか知らねーぜな社宅。そんな畳の間にエアリーマットレス直敷きは寒い(›´ω`‹ )今日から普通の敷布団を重ねて敷こうと思う。朝の目覚めが辛いのはきっと下からの冷えだと信じて。
— もちこ (@motico55) January 23, 2019
エアウィーヴは冬は暖かいし、夏は快適、そしてもちろん、身体が楽になるから一度寝たら、手にマットレスと書きたくなるくらいの必需品です!手放せない〜
— cioccolata (@cannella4037) February 19, 2020
今日お布団が到着。迷ったあげくに決めたのは「ブレスエアー」。沈み込まなくて、ものすごく腰が安定する感じ。はー、気持ち良い…。一日の疲れが取れますように。
— グラノーラ (@guranora49) February 28, 2014
洗えるマットレスは、腰に負担がかからないという口コミが多くありました。
しかし、冬の寒さについての口コミ・評判は製品によって様々です。
例えば、エアリーマットレスは、冬は寒いという口コミが多いですが、エアウィーヴは暖かいという口コミが多いです。
価格的にはエアリーマットレスの方が有利ですが、冬が寒いというデメリットが許容できない場合は、エアウィーヴがおすすめと言えます。
洗えるファイバーマットレスはニトリで買える?
洗えるファイバーマットレスは、ニトリでは販売していません。
カバーを取り外して、カバーのみ洗えるマットレスはニトリでも取り扱っていますが、中材までガシガシ洗えるタイプは過去も含めて製造していません。
もし、安い洗えるファイバーマットレスをお探しであれば、エアリーマットレスがおすすめです。
洗えないマットレスをきれいにしたいという方は次の記事を参考にしてみてください。



ファイバーマットレスはへたりやすい?
コイルマットレスなどと比べると、へたりやすいですが、ウレタン高反発マットレスと比べればそこまで耐久性が劣るということはありません。(低反発より耐久性は高い)
ただし、当然素材の品質によってへたりやすさは変わってきます。
エアウィーヴなどの比較的上質な素材を使っている場合は、5〜6年ほどは持つと見込まれますが、価格が安く低品質の素材を使っていれば2〜3年と考えた方が良いでしょう。
当サイトマットレス大学が総力を挙げて全41メーカーを徹底比較し、スペックを数値化してランキングにしました。
コスパ抜群のマットレスはどれなのかが分かりますので、マットレス選びの参考にしてみてください。
