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ラテックスマットレスの欠点とは?おすすめ6選も紹介

ラテックスマットレスの良い点と欠点とは?【おすすめ6選も紹介】

「ラテックスマットレスって何が良いの?良い点と欠点を知りたい・・・」
「ラテックスマットレスのおすすめってどれ?」

ラテックスマットレスは、近年注目のマットレスです。ゴムの樹液を原材料として作られており、寝具の中では知名度は低いもののおすすめ!しかし、知らないマットレスを購入するのは戸惑いますよね。

そこでこの記事では、ラテックスマットレスの良い点や欠点を詳しく解説し、おすすめのアイテムも紹介します。

教授
教授
ラテックスマットレスについて、この記事だけで完璧に理解できるぞい!
この記事で分かること
  • ラテックスマットレスとは何か?天然と合成の違い
  • ラテックスマットレスの良い点と欠点
  • ラテックスマットレスのおすすめ6選
  • ラテックスマットレスの手入れ方法
  • ラテックスマットレスを実際に使っている人の口コミ
  • ラテックスベッドマットレスの処分方法

以下でラテックスマットレスを含めて41メーカーのマットレスを比較しています。

 

ラテックスマットレスとは?

ラテックスマットレスとは?(天然ゴムマットレス)ラテックスマットレスとは、天然ゴムの樹液を原材料として作られたマットレスです。天然ゴムの樹液を型に入れて、高温で蒸しあげて作られています。

ラテックスマットレスは、日本ではまだまだ浸透していませんが、ヨーロッパなどでは高い人気を誇っているマットレスです。

ラテックスマットレスの特徴
内容
原材料 天然ゴムの樹液
硬さ 低反発と高反発の中間のイメージ
体圧分散性 高い
耐久性 高い

ラテックスマットレスは、高反発寄りではありますが、その中に柔らかさがあり他のマットレスにはない寝心地が特徴です。

ラテックスマットレスは「天然100%・天然・合成」の3種類ある

ラテックスマットレスは、天然100%・天然・合成の3種類があります。それぞれの違いを確認しておきましょう。

天然100%ラテックス 天然ラテックス 合成ラテックス
天然ラテックス含有率 100% 80%以上
(80%以上含有していれば天然ラテックスと表記可能)
80%未満
寝心地
耐久性 高い 中間 低い
抗菌作用 あり ややあり なし

天然100%ラテックス素材以外のラテックスは、余計な材料が使用されています。価格は安くなる傾向がありますが、100%天然よりも寝心地や耐久性、通気性は劣ると考えておきましょう。

ここからは、ラテックスマットレスの良い点と欠点を詳しく解説していきます。

ラテックスマットレスの欠点(デメリット)

ラテックスマットレスの欠点ラテックスマットレスには欠点(デメリット)があります。主な欠点は次の4つです。

ラテックスマットレスの欠点(デメリット)

  • 天然100%は価格が高い
  • 厚さ10cm超えると相当重い
  • ゴム臭がする
  • 熱がこもりやすく暑い

上記、ラテックスの欠点について詳しく解説します。

天然100%は価格が高い

ラテックスマットレスは比較的価格が高いのがデメリットと言えます。他種類のマットレスと比べると、次のような価格イメージです。

種類 低価格帯
(品質低)
高価格帯
(品質高)
ラテックス 3〜5万円 8万〜20万円
高反発ウレタン 1〜2万円 4〜7万円
低反発ウレタン 1〜2万円 3〜5万円
ポケットコイル 3〜5万円 8万〜20万円
ボンネルコイル 3〜5万円  5万〜10万円
ファイバー 2〜3万円  5〜10万円

ラテックスの品質の良いものは、高級ポケットコイルの価格帯なので、マットレスの中でも高額です。品質が低くなると価格は落ちますが、寝心地も悪くなるでしょう。

厚さが10cm超えると重い

ラテックスマットレスは非常に重いので移動しにくいことが欠点です。次の表で高反発マットレスと比べてみました。

種類 重さ
厚さ10cmの高反発マットレス 8kg程度
厚さ10cmのラテックスマットレス 20kg程度

厚さが10cm程度のシングルサイズで高反発マットレスと比べてみると、10kg以上違います。重さは倍以上の違いがあるので、当然動かすのも大変です。

手入れで陰干しするという時にも、ウレタンとは違い、女性一人ではなかなか動かせないレベルの重さです。

ゴム臭がきつい

ラテックスマットレスは使用している素材の特性上、ゴム特有の臭いがするのが欠点です。

特に、合成のラテックスを使用している場合は、ゴム臭がきついので臭いに敏感だという方にはおすすめできません。

寝ている時に臭いで気持ちが悪くなってしまう可能性が高いです。

一方で、天然100%のラテックスマットレスですと、ゴム臭はかなり少なくなるので、臭いに弱い方はこちらをおすすめします。

種類 ゴム臭
天然100%ラテックス あまり気にならない
天然ラテックス それなりに臭う
合成ラテックス かなり臭う

ゴム臭に関しては感じ方に個人差があるので、一度店舗で確認する方が安心です。

また、ゴムアレルギーの方は使用できないので注意しておきましょう。

熱がこもりやすく暑い

ラテックスマットレスは、通気性が悪いため、熱がこもりやすく暑くなる傾向にあります。

特に、夏場は暑がりの方は寝室のエアコンを効かせたり、冷感パッドなどを敷くなどの対策をした方が良いでしょう。

ラテックスマットレスのメリット

ラテックスマットレスの良い点ラテックスマットレスの良い点は主に3点あります。

ラテックスマットレスの良い点

  • 寿命が長い
  • 腰痛に良い(寝返りしやすい)
  • ダニやカビが発生しにくく清潔

上記良い点について詳しく解説していきます。

寿命が長い

ラテックスマットレスは耐久性が高く、寿命が長いです。ただし、天然ラテックスと合成ラテックスでは寿命が異なります。次の表を目安にしましょう。

種類 寿命
天然100%ラテックス およそ6〜9年
天然ラテックス およそ4〜6年程度
合成ラテックス およそ3年程度

天然100%ラテックスに近いほどへたりにくくなります。

他のマットレスとの寿命の違いは次の記事を参考にしてください。

マットレスの寿命は?交換のサインや長持ちさせる方法を解説 「マットレスの寿命って何年くらいなの?」 「そろそろうちのマットレスは買い替え時期なのかな?」 マットレスは...

腰痛に良い

ラテックスマットレスは柔らかい感触はありますが、反発力が高いです。そのため、寝返りは打ちやすく、腰に負担がかかりにくいため、腰痛に良いと言えます。

また、体圧分散性も高いので正しい姿勢を保ちやすく、腰などの一点に負荷が集中しにくい構造になっています。

腰に負担がかかりにくいポイントを押さえることができるので、ラテックスマットレスは腰痛に良いと言えます。

ダニやカビが発生しにくく清潔

ラテックスマットレスは、次の理由からダニやカビが生えにくい構造になっています。

ラテックスマットレスにダニ・カビが生えにくい理由

  • ピンホールという穴が空いた通気性を意識した構造
  • 天然ゴムの自然抗菌作用が働く

ただし、上記は天然ゴム100%のラテックスに関して言えることであり、合成ラテックスには該当しません。

天然100%ラテックスはダニやカビについてあまり心配する必要はなく、2週間に1回ほど陰干しすれば問題ありません。一方、合成ラテックスの場合は3〜4日に1回陰干しするようにしましょう。

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ラテックスマットレスとウレタンやコイル系で特徴の違いを比較

ラテックスマットレスとウレタンやコイル系で特徴を比較ラテックスマットレスをその他マットレスと比較してみました。6種類のマットレスのメリット・デメリットをそれぞれ書き出しています。

種類(素材) 良い特徴 欠点
高反発ウレタン高反発ウレタン 腰痛対策できる
体圧分散性が高く寝心地が良い
価格がリーズナブル
ベッドフレーム不要
ウレタンフォームは洗えない
カビが生えやすい
夏は暑い
低反発ウレタン低反発ウレタン 体圧分散性が高く寝心地が良い
冬が暖かい
価格がリーズナブル
ベッドフレーム不要
腰に悪い
疲れが残る
ウレタンフォームは洗えない
カビが生えやすい
へたりやすい
夏は暑い
ポケットコイルポケットコイル 体圧分散性が高く寝心地が良い
通気性が高い
耐久性が高い
クリーニング可能
価格が高め
ボンネルコイルボンネルコイル 価格がリーズナブル
耐久性が高い
クリーニング可能
寝心地が硬い
横揺れする
ファイバーファイバー 洗える
通気性が良い
冬は寒い
ラテックスラテックス 体圧分散性が高い
耐久性が高い
ダニやカビが発生しにくい
重い
価格は高め
ゴム臭がする
夏は暑い

当サイトでは、寝心地や耐久性、腰痛対策などの様々な観点から、高反発マットレスポケットコイルマットレスを推奨しています。

マットレスを選ぶ際には、上記のようなメリット・デメリットを良く比較し、自分に合ったものを選択することが重要です。

ラテックスマットレスのおすすめメーカー6選

ラテックスマットレスのおすすめランキング5選ラテックスマットレスのおすすめメーカーを5選ご紹介します。

RISE K18ラテックス360

ラテックス素材の種類 天然ラテックス
価格 シングルサイズ:87,989円
セミダブルサイズ:109,989円
ダブルサイズ:142,989円
厚さ 9.5cm
重さ 10.5kg〜
耐久性

RISEのラテックスマットレスです。天然ラテックス層が5.0cmで、ポリエチレンアンダーマットの層が4.5cmあるのでそこまでの重量はありません。
360度どの方向にも反発し、体圧分散に優れたラテックスと、衝撃吸収材のポリエチレンアンダーマットの組み合わせが良い寝心地を実現します。
RISEの生産国は中国なので、気になる方はおすすめできませんが、スペック面では優秀なラテックスマットレスです。

 

ボディドクター アドヴァンス(厚さ13.5cm)

ラテックス素材の種類 100%天然
価格 シングルサイズ:96,800円
セミダブルサイズ:115,500円
ダブルサイズ:135,300円
厚さ 13.5cm
重さ 22.5kg〜
耐久性

ボディドクターの選び抜かれたゴムの木から抽出した天然ラテックスを100%使用したマットレスです。カット加工を施しており、空気層を多く持つので通気性もよく蒸れにくいのもボディドクターの特徴です。また、厚さも13.5cmと極厚で全く底つき感はありません。
高価な分、それに見合った機能が備わっており、寿命も長いラテックスマットレスと言えます。

 

高反発 ラテックス LOHATEX プレミアム マットレス

ラテックス素材の種類 ラテックスフォーム
価格 シングルサイズ:34,100円
厚さ 7.5cm
重さ 14.5kg
耐久性

収納力に優れるラテックスマットレスです。厚みは7.5cmとやや薄いですが、ラテックスは高密度なので底つき感を感じる可能性は普通のマットレスと比べると低いです。また、厚みがない分軽く動かしやすいというメリットもあります。

 

 

COMAX(コマックス)天然100%ラテックス(タイ産)

ラテックス素材の種類 100%天然
価格 シングル:61,000円
セミダブル:76,200円
ダブル:91,000円
厚さ 7.5cm
耐久性

COMAXはタイの天然ラテックスを100%使用したマットレスです。タイは天然ゴム生産量世界一を誇る国で、その品質も高いです。天然100ラテックスなので、へたりにくく耐久性が非常に高いのも評価ポイントです。

 

ラテックス敷きパッド(トッパー)2.5cm

ラテックス素材の種類 ラテックスフォーム
価格 シングル:9,995円
厚さ 2.5cm
重さ 4.46kg〜
耐久性

こちらは、ラテックスのトッパーマットレスになります。トッパーは、マットレスの上に敷いて寝心地を改善するものです。もし、今使っているマットレスの寝心地に不満を感じている場合は、こちらのラテックスのトッパーを検討する余地はあります。
ラテックス素材なので、体圧分散性や耐久性もグンと上げてくれるはずです。

 

ラテックスマットレスのカバーは何を使えば良い?

ラテックスマットレスのカバーは何を使えば良い?ラテックスマットレスは特殊な素材を使っていますが、カバーは一般的なものを使えば問題ありません。

ただし、夏場は暑い可能性があるため、冷感のサラサラしたシーツや敷きパッドを使うなど、工夫すると良いでしょう。

おすすめのマットレスカバー(シーツ)は以下の記事に詳しくまとめています。

マットレスカバーのおすすめ4選【シーツは必要?三つ折りの場合はどうしてる?】マットレスカバー(シーツ)のおすすめを目的別にご紹介しています。そもそもマットレスカバーは必要なのか?という点も分かりやすく解説しているのでカバーやボックスシーツ選びに迷っている方は参考にしてみてください。...

ラテックスマットレスの手入れ方法!陰干しすべき?

ラテックスマットレスの手入れ方法!陰干しすべき?ラテックスマットレスの手入れは基本的に以下を行えばOKです。

種類 主な手入れ方法
天然100%ラテックス 2週間に1回程度の陰干し
天然ラテックス(100%以外)
合成ラテックス
3〜4日に1回の陰干し

天然100%ラテックスであれば、自然の抗菌作用があるため、そこまで頻繁に陰干ししなくても大丈夫です。

一方で、天然100%ではないラテックスマットレスの場合はダニやカビを寄せ付けない抗菌作用は弱いので3〜4日の陰干しをおすすめします。

また、使用しているシーツやカバーは一週間に1回程度洗うことを推奨します。

ラテックスは布団乾燥機や電気毛布は基本的に使える

ラテックスは布団乾燥機や電気毛布は基本的に使えるラテックスマットレスの素材は熱に強いので、布団乾燥機や電気毛布は使えるラテックスマットレスが多いです。

ただし、メーカーやその製品によっても変わってきますので、使用前にお使いのラテックスマットレスが使えるかメーカーに確認することを推奨します。

ラテックスマットレスは天日干しはできない

ラテックスマットレスは天日干しはできないラテックスは熱に強い素材なのですが、直射日光に弱いので天日干しは不可です。

そもそも天然100%ラテックスマットレスの場合は天然の殺菌効果があるので、あまり直射日光を当てる必要もありません。

合成ラテックスマットレスの場合は風通しの良いところで陰干しを徹底するようにしましょう。

ラテックスマットレスの口コミ・評判をピックアップ!

ラテックスマットレスの口コミ・評判をSMSから調査し、ピックアップしてみました。

ラテックスマットレスは寝心地が良いという口コミがある反面、人によっては柔らかすぎるという意見もあります。

柔らかめが好きな方には合う可能性が高いですが、硬めの寝心地が好きな方には合わない可能性があるので注意が必要です。

一度試せるのであれば、店舗で試してみるのがおすすめです。

ラテックスマットレスはニトリで販売している?

ラテックスマットレスは、現在ニトリでは純粋なものは取り扱っていませんが、以下のポケットコイル+ラテックスの組み合わせマットレスが販売されています。

ラテックスの種類 ポケットコイル+ラテックス
価格 シングル:30,400円
セミダブル:35,500円
ダブル:40,600円
クイーン:61,000円
厚さ 24cm
重さ 記載なし
耐久性

ニトリが開発する「シングルマットレス(NスリープハードH2-02CR VH)」は珍しいポケットコイルとラテックスを組み合わせたマットレスです。
詰め物部分にラテックスが30mmの厚さで入っており、適度な反発力で寝返りをサポートします。
また、ポケットコイルのスプリングもシングルで450個配置されており、体圧分散性も優れている優秀なマットレスと言えます。

ただし、ラテックスは詰め物部分に30mmしか入っていないので、ラテックスそのものは感じにくいです。ラテックスの寝心地が好きという人には満足できない可能性が高いです。

 

ラテックスマットレスが合わない人

ラテックスマットレスが合わない人ラテックスマットレスが合わないのは次のような方です。

  • 硬めの寝心地が好きな方
  • 軽いマットレスが欲しい方
  • マットレスにかける予算が5万円以下の方

ラテックスマットレスは、どちらかというと柔らかめの寝心地なので、硬めが好きな方は満足できない可能性が高いです。

また、ノンコイルマットレスとしては非常に重いので、移動や手入れにかなり負荷がかかります。

さらに、品質の高い天然100%ラテックスマットレスは、価格も5万円以上はするのでそれ以下の予算の方には合わないと言えます。

 

ラテックスマットレスの処分方法

ラテックスマットレスの処分方法ラテックスマットレスは細かくちぎったり、カットして家庭ゴミに出せるので処分が楽です。

ただし、当然ですが燃えないゴミや資源ごみなどの分別はその地域に従って行うようにしましょう。

その他にも、次の方法で処分することが可能です。

  • 自治体で粗大ゴミとして回収
  • 廃品回収業者(不用品回収業者)を使う
  • フリマアプリやジモティーを使う
  • 新品購入時に引き取りしてもらう
  • 買取業者に依頼する

マットレスの詳しい処分方法については次の記事をご確認ください。

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