
「脚付きマットレスってカビ対策はどうすればいいんだろう?」
「脚付きベッドはあまり気にしなくてもカビは生えないのかな?」
脚付きマットレスは、少し特殊な形をしているので、どんなカビ対策をすればいいのか分からない人も多いと思います。
ここでは、脚付きマットレスはどのくらいカビが生えやすいのか?どんなカビ対策をすればいいのか?そして、もしカビが生えてしまったらどうすればいいのか?について詳しく解説していきます。
- 脚付きマットレスはカビが生えてしまう原因
- 脚付きマットレスのカビ防止対策
- 脚付きマットレスにカビが生えた時の対処法
目次
脚付きマットレスはカビが生えにくい!理由は2つ
脚付きマットレスは他のマットレスと比べると、次の理由から非常にカビが生えにくいです。
脚付マットレスにカビが生えにくい理由
- ほとんどが通気性が高いスプリングマットレスで作られているから
- マットレスの下に空間ができるので通気性が良い
上記のカビが生えにくい理由を詳しく解説します。
カビが生えにくい理由①ほとんどが通気性が高いスプリングマットレスで作られているから
脚付きマットレスの本体はポケットコイルやボンネルコイルの場合が多いです。
ポケットコイルやボンネルコイルといったスプリングマットレスの中は密度が低いので通気性が良く蒸れにくいのが特徴で、カビやダニが生えにくい環境になっています。
ただし、稀にウレタン素材を使っている脚付きマットレスもあるので、その場合はカビには通常以上に注意しなければいけません。
カビが生えにくい理由②マットレスの下に空間ができるので通気性が良い
脚付きマットレスの下には通常のマットレスはない空間ができます。
この下の空間があることによって、通気性が非常に良くなりマットレスが蒸れるということはあまりありません。
脚付きマットレスはカビが生えやすい環境を作りにくいマットレスと言えます。
※マットレス下の空間に、荷物を入れすぎると通気が悪くなり、カビの原因となるので注意してください。
脚付きマットレスにカビが生えてしまう原因は?
カビが生えにくい脚付きマットレスですが、使い方を間違えてしまったりするとさすがにカビが発生してしまうことがあります。
脚付きマットレスにカビが生えてしまう原因は具体的に次の4つです。
脚付きマットレスにカビが生えてしまう原因
- 脚付きマットレスの上に敷布団を敷いてしまう
- 脚を取り外して使ってしまう
- 下の空間に物をたくさん敷き詰めてしまう
- 壁に密着させすぎてしまう
それぞれ詳しく解説しましょう。
カビの原因①脚付きマットレスの上に敷布団を敷いてしまう
脚付きマットレスの上に、敷布団を敷いてしまうのはカビの元です。
なぜかというと、マットレスと敷布団の間に体温による温度差によって湿気が溜まってしまうからです。
敷布団に慣れているからといって、脚付きマットレスの上に敷いて寝てしまう人は一定数いますが、マットレスの寝心地も阻害してしまうのでやめておきましょう。
カビの原因②脚を取り外して使ってしまう
脚付きマットレスの脚を取り外して使ってしまうと、そもそも元も子もないですが、通常のベッドマットレスとほとんど変わらなくなってしまいます。
脚を外すことで床とマットレスの間に湿気が溜まってしまい、カビが生えるために絶好の環境を作り出してしまう大きな原因になります。
カビの原因③下の空間に物をたくさん敷き詰めてしまう
脚付きマットレスのカビが生える原因の3つ目は下の空間に物をたくさん敷き詰めてしまうことです。
下の空間は通気性に大きく寄与していますので、そこに物を敷き詰めてしまうことにより当然、通気性も悪くなり湿気の滞留を許してしまいます。
カビの生えやすい環境を作ってしまうので、脚付きマットレスの下に物を敷き詰め過ぎないようにしましょう。
カビの原因④壁に密着させすぎてしまう
脚付きマットレスを壁に密着させすぎると通気が悪くなり、密着したところに湿気が溜まってしまいカビが生えてしまう可能性があります。
壁に常に脚付きマットレスが密着しており、部屋の湿度も高いという状況だとカビが生える可能性は高いでしょう。
脚付きマットレスのカビ対策方法は5つ
脚付きマットレスのカビ対策方法は次の5つです。
- 敷きパッドやベッドパッドを敷く
- マットレスプロテクターを利用する
- 定期的に壁から離す
- 窓を開けたり扇風機などで風を送る
- 布団乾燥機で湿気を取る
カビ対策方法を一つずつ詳しく解説していきます。
カビ対策①敷きパッドやベッドパッドを敷く
脚付きマットレスのカビ対策としては、敷きパッドやベッドパッドを敷くのも有効です。
敷きパッドやベッドパッドは寝汗や皮脂から脚付きベッドを守ってくれて、カビが生えにくい環境にしてくれます。
敷きパッドやベッドパッドについては、次の記事で詳しく解説しています。
カビ対策②マットレスプロテクターを利用する
マットレスプロテクターを利用すると、敷きパッドやベッドパッド以上に脚付きベッドに寝汗や皮脂が染み込むのを防いでくれます。
さらに、カビ防止だけでなく、ダニが入り込むことも防いでくれるので、非常におすすめなマットレス保護アイテムです。
マットレスプロテクターについては、次の記事で詳しく解説しています。
カビ対策③定期的に壁から離す
脚付きマットレスを壁にくっ付けていると、そこに湿気が溜まってしまってカビが生えてしまうことが稀にあります。
特に、湿気が多い部屋ですとカビが生える可能性が高まります。
普段壁に脚付きマットレスをくっ付けているのであれば、一週間に一回程度は壁から離すことを意識して行うことをおすすめします。
カビ対策④窓を開けたり扇風機などで風を送る
部屋の湿度が高く湿っていると、寝汗が脚付きマットレスに滞留してしまいます。
定期的に窓を開けて換気したり、扇風機を脚付きマットレスに当てて風を送るなどして溜まった湿気を追い出してやるという作業をしましょう。
これをすることで、脚付きベッドマットレスに湿気がたまりにくくなり、格段にカビが生える可能性が低くなります。
また、脚付きマットレスが動かせるのであれば、窓を開けた近くに持って行き、外の風を当ててやるとさらに良いでしょう。
カビ対策⑤布団乾燥機で湿気を取る
脚付きマットレスに溜まった湿気は、布団乾燥機で除去するのもカビ対策に有効です。
布団乾燥機は数十分で脚付きマットレスを乾燥させてくれますし、熱でダニを追い出してくれる力も持っています。
ただし、熱に弱いウレタンなどに使うと変形してしまうのでその点だけは注意するようにしましょう。
脚付きマットレスにカビが生えてしまった時の対処法
「脚付きマットレスにカビがすでに生えてしまった」という場合の対処方法は次の2パターンです。
脚付きマットレスにカビが生えた時の対処法2パターン
- カビを除去する
- 買い換える
詳しく解説します。
カビが生えた時の対処法①エタノールなどでカビを除去する
脚付きマットレスにカビが生えたら、まずはエタノールやカビ取りスプレーを使ってカビを除去してみましょう。
まだ軽いカビであれば十分に取ることが可能です。
カビの胞子は、アルコールに触れると死滅しますので、エタノールは有効な手段となります。
ベッドマットレスに生えてしまったカビ取りの詳しい方法は次の記事をご覧ください。
カビが生えた時の対処法②買い換える
脚付きマットレスにカビが生えてしまい、自分では除去もできないくらい広がってしまったら買い替えをおすすめします。
クリーニング業者に頼むという方法もありますが、10,000円以上かかるため、脚付きマットレスの場合は購入金額よりも高くなることも多いのであまりおすすめできません。
脚付きベッドをクリーニングするなら新しいマットレスに買い替えた方が経済的にも良いという場合が多いです。
カビが生えた時の対処法②クリーニング
脚付きマットレスは安価なものが多いので、10,000円以上かかるクリーニングはおすすめできませんが、対処法として載せておきます。
マットレスのクリーニングについて詳しく知りたい場合は、次の記事を参考にしてみてください。
無印やニトリの脚付きマットレスはカビが生えやすい?
無印やニトリの脚付きマットレスが特別カビが生えやすいということはありません。
脚付きマットレスは、前述した通り、床やベッドに敷くタイプと比べるとかなりカビは生えにくいです。
もし、カビが生えにくいマットレスが欲しい場合は無印やニトリの脚付きベッドを検討するのも良いかと思います。
脚付きマットレスのおすすめを知りたい方は次のランキングをご覧ください。