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ベッドパッドと敷きパッドの違い・使い方【マットレスに両方必要?シーツとの順番は?】

ベッドパッドと敷きパッドの違い・使い方【マットレスに両方必要?シーツとの順番は?】

「敷きパッドやベッドパッドってマットレスに必要なの?」
「そもそも、敷きパッドとベッドパッドの違いが分からない・・」
「マットレスにどの順番で敷けばいいんだろう・・」

敷きパッドとベッドパッドはマットレスパッドとも呼ばれていますが、マットレスを使う上で必ず両方必要なのか、疑問に思う方もいると思います。

また、敷きパッドとベッドパッドは名前が似ているため、二つの違いが分からないという方も多いと思います。

ここでは、マットレスに使うアイテムである、敷きパッド・ベッドパッドの違いや必要性、おすすめの製品を詳しく解説してきます!

教授
教授
敷きパッドとベッドパッドは睡眠環境を整える上で、意外に重要なアイテムじゃぞ!
この記事で分かること
  • 敷きパッドを使う目的や敷く順番
  • ベッドパッドを使う目的や敷く順番
  • 敷きパッドの選び方とおすすめ商品
  • ベッドパッドの選び方とおすすめ商品
  • マットレスにおける敷きパッド、ベッドパッドの必要性

敷きパッドとベッドパッドの違い・寝心地を表で比較

敷きパッドとベッドパッドは次のような違いがあります。

素材 違い こんな人におすすめ
敷きパッド敷きパッド ・肌触り向上と温度調節が主な目的
・一番上に敷く
・気温による寝苦しさを改善したい
・マットレスを保護したい
ベッドパッドベッドパッド ・寝心地改善が主な目的
・マットレスとシーツの間に敷く
・寝心地を改善したい
・マットレスを保護したい
・分厚いベッドマットレスを使っている

敷きパッドは肌座わり向上、体感温度調整が主な役割なので、マットレスの一番上に敷くことになり、見えている状態になります。

一方で、ベッドパッドは寝心地改善が主な役割なので、シーツの下に敷いて見えない状態になるのです。

このように比較すると、敷きパッドとベッドパッドの全く役割が違うということが分かりますね。

ベッドパッドをマットレスに敷く順番と使い方・役割

ベッドパッドをマットレスに敷く目的や順番、使い方

出典:amazon

次にベッドパッドをマットレスに敷く目的や順番について詳しく解説します。

ベッドパッドは寝心地改善とマットレス保護が目的とした使い方

ベッドパッドをマットレスに敷く場合、次を目的とした使い方をしましょう。

ベッドパッドをマットレスに敷く目的

  • 寝心地を改善
  • マットレス保護

ベッドパッドはマットレスの寝心地を改善するために使うのが主な目的です。

また、寝汗がマットレスに浸透するのを防ぐという役割もあります。

ベッドパッドは、店頭でマットレスを買う場合、店員さんには基本的に必ず勧められるアイテムで、ベッドマットレスを購入する場合は多くの方が使用しています。

ベッドパッドの敷く順番はシーツの下

ベッドパッドの敷く順番はシーツ(カバー)の下です。シーツとマットレスの間にベッドパッドが来る形なので、直接肌には触れません。

ベッドパッドを敷く目的が、寝心地の改善やマットレス保護なので、敷きパッドのように直接肌に触れる必要がないのです。

ベッドパッドとトッパーの違いは?

ベッドパッドとマットレストッパーはどちらも寝心地改善を目的としているので、違いが分からないという方もいるかもしれません。

素材 違い
ベッドパッドベッドパッド 厚みが0.5cm〜2cm程度
洗濯機で洗える
マットレストッパートッパー 厚みが3cm〜7cm程度
洗えないものが多い

ベッドパッドとトッパーの違いは厚みです。ベッドパッドは0.5cm〜2cm程度のものが多くそこまで厚みはありません。

一方で、トッパーは3cm〜7cm程度なので薄型のマットレスといった厚みがあり。
トッパーにもシーツが必用になります。

マットレスの寝心地を本格的に改善したいという方はトッパーをおすすめします。

ベッドパッドはすぐに洗えるので、マットレスを清潔に使いつつ、寝心地も整えたいという方におすすめできます。

敷きパッドをマットレスに敷く順番と使い方・役割

敷きパッドをマットレスに敷く目的や順番、使い方出典:amazon

敷きパッドの、マットレスに敷く目的や順番について詳しく見ていきましょう。

敷きパッドは肌触り向上・温度調節を目的とした使い方

敷きパッドをマットレスに敷く場合、次を目的とした使い方をしましょう。

敷きパッドをマットレスに敷く目的

  • 肌触りの向上
  • 体温調節
  • マットレス保護

マットレスに敷きパッドを敷くのは、肌触りの向上と体温調節の目的が大きいです。

体温調節は、暑くて寝苦しい夏は冷感効果のある敷きパッド、寒い冬は保温効果のある敷きパッドを敷くことによって温度調節して、寝苦しさを改善するなどがあります。

また、直接の目的ではありませんが、敷きパッドを敷くことによってマットレスの保護もしてくれます。

寝汗を吸収してくれるため、マットレスに寝汗が浸透するのを防ぐことができるのです。

敷きパッドを敷く順番はシーツの上

敷きパッドを敷く順番はシーツの上敷きパッドはシーツの上(一番上)に敷くもので「直接肌に触れるパッド」と覚えておきましょう。

直接肌に触れることで、寝るときの肌触りを向上させ、体温調節をしてくれます。

ベッドパッドの選び方とおすすめ人気メーカー2選

ベッドパッドの選び方とおすすめ人気メーカー2選ベッドパッドのおすすめの選び方のポイントは1点です。

中綿の量を確認する

中綿とは、ベッドパッドの中の綿(わた)のことです。

ベッドパットは寝心地アップが主な目的ですが、この中綿の量が寝心地を左右すると言っても過言ではありません。

目安は1kg以上の中綿が入っていることです。1kg以上入っていれば、寝心地アップを実感できるはずです。

おすすめのベッドパッド2選

マットレスにおすすめのベッドパッドをご紹介します。中綿が1kg以上のものに絞って選びました。

羊毛100%ベッドパッド

価格 シングル:6,600円
セミダブル:7,920円
ダブル:9,240円
クイーン:10,560円
素材 羊毛
中綿の重量 1kg〜
家庭洗濯

中綿にフランス産の羊毛が1kg以上入っており、しっかりとした厚みがあるベッドパッドです。ウール100%なので、温度調節・吸湿力も高くさらさらとした寝心地も実現してくれます。
家庭で洗えるので、お手入れも楽々のベッドパッドです。

 

西川リビング ウール100%ベッドパッド

価格 シングル:10,780円
セミダブル:12,980円
ダブル:15,180円
クイーン:19,580円
素材 羊毛
中材の重量 1.2kg〜
家庭洗濯

寝具大手の西川リビングから販売している、ウール100%のベッドパッドです。中綿の量はシングルで1.2kgなので寝心地もかなり改善できます。
保湿性、吸湿性、発散性に優れているので、夏も冬も快適に眠ることができます。
家庭で丸洗いできるタイプなので、汚れにも気にせず使用できるのも魅力です。
家庭で丸洗いもできるので衛生的です。日本製。

 

敷きパッドの選び方とおすすめ2選

敷きパッドの選び方とおすすめ2選マットレスに使う敷きパッドの選び方とおすすめアイテムをご紹介します。

敷きパッドの選び方!冷感性や保温性重視

マットレスの敷きパッドの選び方は、次のポイントがあります。

①季節に合わせて選ぶ

まずは、使う季節に合わせて選ぶ必要があります。夏は「冷感性」が高いもの、冬は「保温性」が高いものを選びましょう。

冷感性はq-maxという数値で判断できます。0.3以上を選べば十分ひんやりするはずです。

②吸汗性の良さ

吸汗性の良いものを選びましょう。吸汗性が悪いと、冷感性や保温性の持続力が悪くなります。
吸水性の高い「綿、麻、絹、レーヨン」といった生地を使っているものから選ぶのをおすすめします。

③消臭・抗菌力

消臭・抗菌効果の高いものを選ぶようにしましょう。敷きパッドの中では、消臭・抗菌と言っているだけで、実際にはなんの効果もないものもあります。

信頼度を見極めるポイントは、JISマークがあるかないかです。製品にJISマークがあるかどうかは見ておくようにしましょう。

おすすめの敷きパッド3選

マットレスにおすすめの敷きパッドを夏用、冬用、オールシーズン、それぞれでご紹介します。

夏におすすめ!ひんやりマット冷感敷きパッド

価格 90☓90:3,990円
75☓140:4,490円
90X140:4,990円
素材 ポリ塩化ビニール
洗濯 不可
(中性洗剤を含んだタオルで拭き、除菌スプレーをかけて対応)
備考  Q-MAX(冷感度合)0.58

使用開始から2分で急速に体を冷やしてくれて、さらにひんやり感が持続する敷きパッドです。蒸し暑い夏にも、体をしっかりと冷やしてくれるので、エアコンが苦手な人にもおすすめです。
防水になっているので、寝汗をガードしてくれてマットレスを保護してくれるのにも一役買っています。

 

冬におすすめ!西川リビング 吸湿発熱アクリル敷きパッド

価格 シングル:8,999円
セミダブル:9,998円
ダブル:10,999円
クイーン:14,999円
素材 アクリル
家庭洗濯
備考 吸湿発熱機能搭載

吸水率が高いアクリルを使用した敷きパッドです。湿気を取り込んで発熱する機能を備えており、冬でも快適に眠ることができます。
しっとりとした肌触りも抜群で、寝心地も上昇します。寝具大手の西川リビングが販売しているアイテムなので品質も高く安心して使うことができます。

 

一年中使える!西川リビング オールシーズン マットレス敷きパッド

価格 シングル:4,980円
セミダブル:5,980円
ダブル:6,980円
クイーン:7,980円
素材 アクリル
家庭洗濯
備考 カラー全10色

肌触りの良い綿素材を使った敷きパッド。その為、サラサラしていてオールシーズン気持ちよく使えます。キルティング加工してあり、洗ってもヨレがでる事が少なく丈夫で、10色から選べるのでお部屋に合わせてチョイスできます。

 

敷きパッドとベッドパッドはクイーンサイズに注意

敷きパッドとベッドパッドはクイーンサイズに注意敷きパッドとベッドパッドはマットレスのサイズに合わせなければいけません。しかし、クイーンサイズはメーカーによってサイズが違うので注意が必要です。

マットレスサイズ 長さ
セミシングル 80cm
または90cm
195cm
シングル 97cm 195cm
セミダブル 120cm 195cm
ダブル 140cm 195cm
ワイドダブル 150cm 195cm
クイーン 160cm
または170cm
195cm
キング 180cm 195cm

上記のように、マットレスのクイーンサイズはメーカーによって、横幅が160cmと170cmがあるのです。

クイーンサイズのマットレス用に敷きパッドやベッドパッドを購入する際は、必ず横幅が160cmなのか、170cmなのかを確認し、それに合ったものを選ぶようにしましょう。

敷きパッドとベッドパッドは両方必要?どちらかで良い?

敷きパッドとベッドパッドは両方必要?どちらかで良い?

「そもそも、敷きパッドやベッドパッドはマットレスに必要なの?」

という疑問もあると思いますが、結論から言うと必須ではありません。

ベッドパットについてはマットレスにへたりがなければ使用する必要はありませんし、敷きパッドも温度調節が必要なければ無理に使用する必要はありません。

ただし、マットレスを保護し、長持ちさせるという意味では、次の3種類のアイテムのうち、どれかは使用することをおすすめします。

アイテム 使う目的 必要な時
敷きパッド ・肌触り向上と温度調節
・マットレス保護
寒かったり暑かったりする睡眠環境を改善したい時
ベッドパッド ・寝心地改善
・マットレス保護
寝心地を改善したい時
マットレスプロテクター ・マットレス保護(寝汗だけでなく、ダニやカビもガードできる) マットレスを汚れから保護したい時

シーツ(カバー)だけだと、寝汗をガードするには弱すぎるので、上記のアイテムがマットレスを守るのには有効です。

ひとつだけ使うならマットレスプロテクターがおすすめ!代用としても可

マットレスを使う上で、もしひとつだけアイテムを使うとしたら「マットレスプロテクター」をおすすめします。

 

マットレスプロテクターはマットレスを保護する目的で装着するシーツ(カバー)のようなもので、これを付けているだけで、寝汗や皮脂、カビやダニなどあらゆる汚れを防ぐことができます。

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まとめ

マットレスに敷く、敷きパッドとベッドパッドについて詳しく解説しました。

敷きパッドやベッドパットそれぞれの違いをしっかりと理解し、自分に必要なアイテムはどれなのかを見極めるようにしましょう。

マットレス選びで迷ったらどうすればいい?

当サイトマットレス大学が総力を挙げて全41メーカーを徹底比較し、スペックを数値化してランキングにしました。
コスパ抜群のマットレスはどれなのかが分かりますので、マットレス選びの参考にしてみてください。

 

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マットレス大学編集部@
日本最大級の寝具情報メディア「マットレス大学」編集部。 『寝具ソムリエ』資格所得 家具店に勤務・ベッド通販サイトの店長を12年努めた、担当者が記事作成・監修。 経験を活かし、全ての人々の睡眠の質が少しでも良くなるように、マットレスや枕などの寝具に関する情報を分かりやすく発信していきます。