
「畳部屋の場合、どんなマットレスがおすすめ?」
「畳でマットレスを使う時に気を付ける点があれば知りたい・・・」
マットレスを畳の部屋で使いたいという方は、和室にマットレスを敷く際の注意点を4つ知っておく必要があります。
また、これからベッドマットレスを購入しようという方は、畳で使うのにおすすめのマットレスの選び方を知っておくことも重要です。
このページでは、「マットレスを畳の上に敷く時の注意点」と、「畳におすすめのマットレスの選び方」について詳しく解説していきます。
- 畳にマットレスを使う際の注意点
- 畳の上で使うマットレスを選ぶポイント
- 畳におすすめのマットレス
目次
和室の畳の上にマットレスを直置きする際の注意点4つ!カビに注意!
まずは、マットレスを畳の上に直接敷く場合に注意しなければならない点を確認しておきましょう。
畳の上にマットレスを直置きする際の注意点は主に次の4点です。
- カビ対策は必ず行う
- すのこは畳にダメージを与えるので使わない
- ファイバーマットレスを子供に使う時は防水必須
- 厚みは7cm以上のものを選ぶ
上記、注意点について詳しく解説します。
畳の上にマットレスを直置きする際の注意点①カビ対策は必ず行う
マットレスを畳に直置きする場合、カビ対策は必ず必要になってきます。フローリングに直接敷く場合もそうですが、特に畳に敷く場合はカビが生えやすいからです。
畳とマットレスの間は湿気が溜まりやすく、カビが生える絶好の環境になるので、次のカビ対策は必ずおこなうようにしましょう。
畳でマットレスを使う時のカビ対策
- 定期的に陰干しする
- マットレスの保護アイテム(プロテクターやベッドパッド)を使用する
- 除湿シートを使う
特にウレタン系のマットレスは特にカビが生えるスピードが早いので、3日に一回は必ず立て掛けて、陰干ししたいところです。
また、マットレスを保護するプロテクターや、敷きパッド、ベッドパッドなどのアイテムを使用すると、湿気の原因となる寝汗をガードできるのでカビが生えにくくなります。
さらに、マットレスと畳の間に除湿シートを敷いて湿気を吸収させてあげることも有効なカビ対策です。
マットレスのカビ対策について詳しい内容は次の記事をご覧ください。
畳の上にマットレスを直置きする際の注意点②すのこは畳にダメージを与えるのでおすすめしない
マットレスを畳の上に敷く時にすのこを使うのは基本的にNGです。
なぜかというと、寝返りの度にすのこがずれてしまい、畳を過剰に傷つけてしまうからです。
人間は夜寝る時に20回ほど寝返りをすると言われているので、高い確率で畳にダメージを与えてしまうのでおすすめはできません。どうしても、すのこが必要な場合は、すのこの裏に、傷防止のフェルト等を貼る事をおすすめします。
畳に直置きする際の注意点③子どもにエアウィーブなどのファイバーマットレスを使う場合は防水必須
ファイバーマットレスとは、エアウィーヴなどの洗えるマットレスを指しますが、子どもがおねしょをしてしまうと、ダイレクトで畳に浸透してしまいます。
これは、ファイバーマットレスの通気性が良すぎるため、おねしょがマットレスを素通りしてしまうからです。
フローリングであれば拭けばある程度何とかなりますが、畳だと拭ききれずに劣化に繋がっていきます。
もし、ファイバーマットレスを子ども用に畳で使わせる場合は、防水シートなどを必ず敷くようにしましょう。
畳の上にマットレスを直置きする際の注意点④厚みは7cm以上を選ぶ
畳にマットレスを使用する際は、敷布団のように簡単に上げ下げできるものを選びたいと思う方も少なくないと思います。
確かに、コンパクト性も大事にしたいのですが、収納性以上に大事にしたいのは厚みです。
7cm未満の厚みのマットレスを畳に敷いてしまうと、底つき感を感じてしまい寝心地が悪くなってしまう可能性があるからです。
畳にマットレスを選ぶ際は、7cm以上のものを選ぶように心がけましょう。
畳の上にベッドフレームやマットレスを使うのは基本NG(おすすめしない)
畳の上にベッドフレームを置いてしまうと、次のような弊害が発生します。
- 畳がベッドフレームの形に凹む
- 畳に傷が付く
ベッドフレームと畳の接する部分に体重がかかり凹んでしまったり、寝返りで少しずつベッドフレームがずれてしまった際に畳が傷ついたりするのです。
もし、どうしても畳の上にベッドフレーム+マットレスを置くということであれば、凹み対策として間にコルクマットやカーペットなどを敷いてあげると良いでしょう。
畳の上に敷くマットレスを選ぶおすすめポイント4つ
マットレスを畳の上に敷く方のために、選ぶポイントを4つに絞ってご紹介します。
畳の上で使うマットレスを選ぶポイント
- 厚みは8cm以上欲しい
- 高反発マットレスである
- 収納しやすい折りたたみ
- 通気性の良いもの
詳しく解説していきます。
畳用に選ぶポイント①マットレスの厚みは8cm以上あるとベスト
マットレスを畳に直接敷く場合、7cm以上を選ぶべきとお伝えしましたが、8cm以上あるとベストです。
畳に限らず、フローリングでもそうなのですが、薄すぎるマットレスはどうしても底つき感で寝心地が悪く感じられるのです。しかも、腰に負担をかけてしまいます。
理想としては厚みは8cm以上あると底つき感は感じにくいと覚えておきましょう。
畳用に選ぶポイント②高反発マットレスである(コアラマットレスなど)
高反発マットレスであることも、畳に敷く際に重要なポイントです。
反発力がある程度ないと、体が沈み込み過ぎてしまい正しい姿勢が保てなかったり、底つき感を感じて腰に負担がかかってしまうからです。
よほど柔らかいマットレスが好きという場合や低体重(45kg以下)でない限り、高反発のマットレスを選ぶことをおすすめします。
畳用に選ぶポイント③和室でも収納しやすい折りたたみ(三つ折りマットレス)のおすすめ
マットレスを畳の上で使うのなら、折りたたみタイプがおすすめです。
畳で敷布団を使う時のように、押入れに簡単にしまうことができるので、折りたたみマットレスは畳での使用に向いていると言えます。
また、押入れなどの収納がない場合でも、部屋の端に畳んで置いておけるのでスペースを取らないという意味でも折りたたみマットレスはおすすめです。
折りたたみマットレスは次の記事でおすすめを紹介しているので参考にしてみてください。
畳用に選ぶポイント④通気性の良いもの(エアウィーブなど)
畳で使うマットレスには通気性の良いもの、つまりカビが生えにくいマットレスを選ぶのがベターです。
具体的には、ウレタンの中でも通気性の良いものや、エアウィーヴのようなファイバー素材を使ったマットレスなどです。
通気性の良いマットレスであれば、畳とマットレスの間に湿気が溜まりにくく、カビも生えにくいというわけです。(ただし、注意点で述べたとおり子どもにファイバーマットレスを使う場合は防水シートなどの使用は必須です。)
畳の上に直置きする時のおすすめマットレス2選
畳の上に直置きする際のおすすめマットレスを2つ紹介します。
畳におすすめ①エアウィーヴスマートZ01
価格 | シングルサイズ:77,000円 セミダブルサイズ:93,500円 ダブルサイズ:110,000円 |
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素材 | エアファイバー |
厚み | 9cm |
保証 | 30日間返金保証あり(公式ショップ限定) |
畳で使うマットレスのおすすめの選び方を踏まえ、当サイトのおすすめはエアウィーヴのスマートZ01です。
エアウィーヴのスマートZ01がおすすめの理由としては、次の3点です。
- 厚みが9cmで十分
- 折りたたみタイプで収納も簡単
- 通気性も抜群に良い
このように、畳に合うマットレスの条件に全て当てはまっています。
その他の折りたたみマットレスを見たい方は次のランキングを参考にしてみてください。
畳におすすめ②モットン(和室でも敷布団感覚で使える)
価格 | シングルサイズ:39,800円 セミダブルサイズ:49,800円 ダブルサイズ:59,800円 |
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素材 | ウレタンフォーム |
厚み | 10cm |
保証 | 90日間返金保証あり(公式ショップ限定) |
モットンは折りたたみではないもの、次の点で和室の畳におすすめのマットレスです。
- 厚みが10cm
- 高反発で硬さも選べて交換も可能
- バンドで折りたたむことも可能
- 90日間の返金保証があるので失敗しにくい
モットンは、硬さを3種類から選べて交換可能、しかも返金保証も付いているので失敗しにくいマットレスです。厚みも10cmと十分あるので畳に直置きしても底つき感はありません。和室にもおすすめできるマットレスです。
畳におすすめ③コアラフトンOASIS(季節ごとに裏返して快適)
価格 | シングルサイズ:49,900円 |
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素材 | ウレタンフォーム(硬さ:180N・100N) |
厚み | 8.5cm |
保証 | 120日間返金保証あり(公式ショップ限定) |
コアラフトンOASISはコアラマットレスが作成した三つ折りマットレスです、返金保証も120日間と長いので、安心して試す事ができます。カバーは夏は涼しく、冬暖かいリバーシブル仕様、硬さも100Nと180Nを好みで入れ替えられる為体型に合わせて変更できます。
当サイトマットレス大学が総力を挙げて全41メーカーを徹底比較し、スペックを数値化してランキングにしました。
コスパ抜群のマットレスはどれなのかが分かりますので、マットレス選びの参考にしてみてください。