マットレスの使い方・手入れ方法 PR

マットレスを上手につなげる方法!連結アイテムやサイズもチェック

マットレスをつなげる方法【ベッド2つ連結時の疑問をまるっと解決】

「マットレス2台をつなげる場合はどうすれば良い?」
「ベッドを2つ連結させるとズレそうだけど、何か良い方法はある?」

ベッドマットレスの連結を検討している方は、次の点に注意する必要があります。

マットレスを繋げる時の注意点

  • 連結したマットレスサイズとベッドサイズを合わせる
  • 繋げたマットレスがずれる場合がある
  • 連結部分の隙間が気になる場合がある

連結(結合)時は特に「ベッドマットレスがずれる」「マットレス同士の隙間が気になる」という悩みも出てきやすいのでその対策も解説していきます。

この記事で分かること
  • 連結したマットレスのサイズに関する注意点
  • マットレスがずれない方法
  • マットレス同士の隙間を無くす方法
  • マットレスをつなげるメリット・デメリット
  • マットレスはつなげるすべきか?アンケート調査の結果

マットレス(ベッド)2つをつなげる時の注意点

マットレス(ベッド)を繋げる際のサイズに関する注意点3つマットレスをつなげる場合、選ぶサイズに気をつけなければいけません。注意点が3つあるので一つずつ確認していきましょう。。

【注意点1】つなげるマットレスとベッドサイズを合わせる

つなげるマットレスとベッドフレームは、サイズを必ず合わせる必要があります。
以下の表は、マットレスを2台繋げるとどのサイズに相当するかが分かる表になります。

サイズ 1台幅 2台繋げた時の幅
セミシングル 80cm 160cm
※クイーンサイズに相当
90cm 180cm
※キングサイズに相当
シングル 97cm 194cm
※ワイドキングサイズに相当

上記の表のように、セミシングルは80cm幅と90cm幅の2種類があるので注意しましょう。

セミシングルは80cm
セミシングルは90cm

80cm幅のセミシングルであればクイーンサイズのベッドを、90cm幅のセミシングルであればキングサイズのベッドを用意してくださいね。

【注意点2】セミダブル以上のマットレスはベッドフレームごと連結

セミダブルマットレスをつなげると、横幅が240cm(120cm×2)になります。しかし、横幅が240cm以上のベッドフレームはほとんどありません。

セミダブル以上のマットレスをつなげる場合は、枠のないベッドフレームでベッドごと連結すると良いでしょう。

出典:https://item.rakuten.co.jp/

例えば、上記のようなサイドの枠がないベッドフレームであれば、ベッドごと連結できます。サイドの枠があるとうまくくっつかないので注意しましょう。

マットレスを並べて広々使える!「ファミリーベッド」も便利です。

セミシングル2台やシングル2台など、組み合わせて広々使える。
ファミリーベッドも人気です

価格 クィーン:40,536円~
キング:45,629円~
ワイドキング:50,722円~
スーパーキング:55,814円~
ウルトラキング:60,907円~
超ウルトラキング:66,000円~
素材 化粧繊維板
備考 コンセント付き

幅172cm(クィーン)~292cm(超ウルトラキング)まで、様々なサイズのマットレスを連携して使えるように、バリエーションが豊富なファミリーベッド。
子どもが落ちても安全なように、高さも低めなのも嬉しいポイントです。

 

【注意点3】部屋の大きさでつなげるサイズを選ぶ

つなげるマットレスが部屋のサイズ感に合っているのかにも注意しましょう。
部屋の大きさに対して、置いても余裕のあるマットレスの目安は次の通りです。

部屋の大きさ 置けるマットレスのサイズ
6畳の部屋 シングル2台(幅194cm)まで
8畳の部屋 セミダブル2台(幅240cm)まで
10畳の部屋 ダブル2台(幅280cm)まで

マットレスを連結する場合、部屋の大きさに対して上記を目安にサイズを決めると良いでしょう。

ただし、部屋のや窓、クローゼットの位置などを考慮し、つないだマットレスを置けるかを最終判断するようにしてください

2枚の連結したマットレスがずれる時の対処法

2枚の連結したマットレスがずれる時の対処法マットレスを2つ連結する場合、つなげた2台がずれてしまう可能性があります。つなげるマットレスがずれない対処法を3つ紹介します。

  • ボックスシーツを使う
  • マットレスバンドを使う
  • 滑り止めシートを使う

詳しく解説します。

ボックスシーツを使う

ボックスシーツを使うつないだマットレスには、すっぽりとボックスシーツを被せるのが有効です。ボックスシーツである程度固定できるため、大きく動かない限りズレる心配もないでしょう。

選ぶポイントは、つないだマットレスのサイズとボックスシーツのサイズを合わせることです。ぴったりあっていることでずれを防げます。

特に伸びるタイプのボックスシーツであれば、つないだマットレスを固定する力が強いのである程度ずれを軽減できるでしょう。

マットレスバンドを使う

マットレスバンドを使う

出典:https://item.rakuten.co.jp/

もし、ボックスシーツだけでつないだマットレスがずれてしまうという場合は、マットレスバンドを使うのも有効です。

マットレスバンドはマットレスの側面を一周させて固定するアイテムで、ボックスシーツよりも安定します。

マットレスバンド10m

価格 1,491円
素材 ポリエステル100%
長さ 10m〜

ベルトの幅が広く取り付けしやすいタイプです。ワンタッチバックル付きで、取り外しも簡単に行なえます。

 

マットレスバンドについては次の記事に詳しくまとめているので合わせてご覧ください。

マットレスバンドの用途・選ぶポイントを徹底解説【ニトリ・100均で買える?】 「マットレスバンドが欲しいけど、どんなのを選べば良いの?」 「マットレスの隙間を埋めるにはバンドだけで十分なの?」 ...

滑り止めシートを使う

つないだマットレスのずれ防止には、マットレスの下に敷く滑り止めシートを使うのも有効です。

滑り止めシートをマットレスとベッドフレームの間に敷くことで、ずれにくくなります。もし、マットレスバンドを使っても全体的にずれてくるという場合は、滑り止めシートを使うようにしましょう。

ずれ防止の3つを組み合わせることでより強固に固定できますよ。

次の記事も合わせて参考にしてみてください。

マットレス・ベッドのずれ対策5選!100均やニトリのアイテムも 「マットレスやベッドがずれるからすごいストレス・・・」 「シーツや敷きパッドのずれ防止したい・・・」 寝返りを打...

結合したマットレスの隙間が気にならなくなる方法

結合したマットレスの隙間が気にならなくなる方法マットレスを連結する場合、結合した2台の隙間が気になることがあります。

マットレスを繋げる場合、2台の隙間が気になる

ボックスシーツやマットレスバンドを使えば隙間はなくなりますが、縫い目が硬かったり膨らんだりして寝る時に違和感を感じてしまう可能性があります。

ここからは、結合したマットレスの隙間が気にならなくなる方法を2つご紹介します。

ベッドパッドを使う

ベッドパッドを使うマットレスを結合する場合は、まず1枚もののベッドパッドを使うようにしましょう。

ベッドパッドは、マットレスとシーツの間に敷くアイテムで、厚みがありマットレスの寝心地を向上させて寝汗などからマットレスを守ってくれる役割があります。

そしてベッドパッドを使うことにより、マットレス同士の隙間をフラットにできます。

大体の場合、ベッドパッドを使うことで繋いだマットレス同士の隙間は気にならなくなるでしょう。

ベッドパッドと敷きパッドの違い・使い方【マットレスに両方必要?シーツとの順番は?】 「敷きパッドやベッドパッドってマットレスに必要なの?」 「そもそも、敷きパッドとベッドパッドの違いが分からない・・」 「...

隙間パッドを使う

隙間パッドを使う

出典:https://item.rakuten.co.jp/

マットレス結合時に、ベッドパッドを使ってもまだ隙間が気になる場合は、隙間パッドを使うと良いでしょう。

隙間パッドを繋いだマットレス同士の間に挟むことでフラットになり、隙間が気にならなくなります。

あくまで、ベッドパッドで効かなかった場合に使用するのがおすすめです。

マットレスの隙間を埋める方法については、次の記事も参考にしてみてください。

ベッドの隙間はすきまパッドで埋める!マットレスを動かなくする方法も 「ベッドマットレスの隙間が気になる・・・」 「隙間にはやっぱりすきまパッドが必要なの?」 ベッドマットレスを...

マットレスを2つつなげるメリット・デメリット

マットレスは繋げるよりも一枚物の方がおすすめマットレスは「2台を連結する」のと「一台で大きいサイズを買う」のであれば1台で大きいサイズを買うのがおすすめです。

寝てみると分かりますが、やはり隙間を気にしなくても良いというのは大きなメリットになります。

ただし、人によって好みがあるので、連結した場合と一台で購入する場合のメリット・デメリットを見ていきましょう。

2つ連結する場合のメリット・デメリット

マットレスを2台をつなげるメリット、デメリットをご紹介します。

連結するメリット

マットレスを2つ連結するメリットは次の通りです。

  • 分割して動かせるので手入れが楽
  • 2人で寝ても振動が伝わらない
  • 1台ずつ硬さが変えられるので、好みに合わせられる
  • キングサイズよりも大きなサイズも作れる

マットレス一台分の重量が比較的軽いので、動かしやすく手入れが楽というのが最大のメリットです。

また、振動も伝わらないので一人が起きて振動で起こされるということもありません。2人で寝る場合は、それぞれの好みの硬さのマットレスに変えて使うことも可能です。

連結するデメリット

一方で、マットレスを2つ連結するデメリットは次の点です。

  • 繋げたマットレスがずれる可能性がある
  • 真ん中にも寝る場合、隙間対策が必要

繋げたマットレスがずれたり、隙間ができやすいので対策しないと寝心地に影響を与えてしまうのは2台連結するデメリットです。1台購入するよりも手間がかかってしまいます。

一台で大きいサイズを買うメリット・デメリット

マットレスをつなげず、一台で大きいサイズ(クイーンやキング)などを使うメリット・デメリットは次の通りです。

一台にするメリット

マットレスを一台で済ませるメリットは次の点です。

  • マットレス同士の隙間ができないのでどこにでも寝れる
  • 一般的に価格が安い

隙間ができないので、寝心地が悪くならないのが最大のメリットです。一般的に2台買うよりも価格は安いですが、マットレスによって変わります。

一枚台にするデメリット

マットレスをつなげずに一台にするデメリットは次の点です。

  • 重いので、動かしにくく手入れが大変
  • サイズラインナップがないことが多い
  • 家の入り口の大きさによって搬入できない可能性がある

2台で使うよりも1台分が重いので、特に女性は持ち上げるのが大変なのが最大のデメリットです。
また、マットレスメーカーによっては、そもそもクイーンやキングといったサイズがないのもデメリットです。

教授
教授
基本は大きいサイズのマットレスを使いたいなら、2台連結するのがおすすめだが、メリット・デメリットを理解して自分に合った方を選択するのじゃ!

マットレスはつなげるべきか?アンケート調査の結果

実際にマットレスを連結している73名を対象に調査を行いました。

その結果、マットレス2台を連結して良かったと思うと答えた方は全体の74%、連結しなければ良かったと答えた方は26%という結果となりました。

2台連結して良かったかを調査

この結果から、マットレスを連結しても大半の方は不便なく眠れたのがわかります。ただ、およそ4分の1の方は連結したことを後悔しているため、隙間やずれが気になっていることが分かります。

もし、心配な場合は連結はせずに一台で購入するのが無難と言えるでしょう。

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日本最大級の寝具情報メディア「マットレス大学」編集部。数十種類以上のマットレスを実際に使用した担当者が記事作成・監修。 全ての人々の睡眠の質が少しでも良くなるように、マットレスや枕などの寝具に関する情報を分かりやすく発信していきます。