最近、世間にも浸透し始めたマットレスプロテクターですが次のような疑問がある方も多いと思います。
「マットレスプロテクターって必要なの?」
「どんなマットレスプロテクターを使えば良いの?」
このページでは、マットレスプロテクターの必要性や使い方、おすすめの選び方やランキングなどを詳しくご紹介していきます。
- マットレスプロテクーターの必要性
- マットレスプロテクターの使い方
- マットレスプロテクターの選び方
- おすすめのマットレスプロテクター
目次
マットレスプロテクターとは?そもそも必要?
マットレスプロテクターとは、次の目的で使用するカバーのようなものです。
マットレスプロテクターを使う目的
- 寝汗や皮脂からマットレスを守る
- その他のあらゆる汚れからマットレスを守る
- ダニの侵入を防ぐ
- カビからマットレスを守る
マットレスプロテクターは以下のように、ボックスシーツやカバーのような形状をしていますが、ボックスシーツとは違い防水加工や防ダニ・防カビ加工がされているのが特徴です。

そして結論を言うと、マットレスプロテクターの使用は必須ではありませんが、マットレス保護としてはかなりおすすめで、寝具の中でも重要アイテムです。
マットレスプロテクターは、カバー(シーツ)をかぶせるよりも、寝汗や汚れを防ぐ力が抜群に高いので、マットレスアイテムの中で非常に優先度としては高いものになります。
「マットレスは極力劣化させたくない!」と思っているのであれば、マットレスプロテクターは必ず使うのがおすすめです。
マットレスプロテクターの使い方!敷く順番は?
マットレスプロテクターを使うときに、一番悩むのは、使い方や敷く順番ではないでしょうか?
正しいマットレスプロテクターの使い方としては、「マットレスとベッドパッドの間に敷く」になります。詳しい順番は次の通りです。

アイテム | 敷く順番 | 使用目的 |
---|---|---|
敷きパッド | 一番上 | 肌触りや温度の調整 |
シーツ(カバー) | ↑ ↑ ↑ ↑ ↑ | マットレスの汚れを防ぐ |
ペッドパッド | 寝心地アップ、マットレス保護(寝汗から守る) | |
マットレスプロテクター | 汚れを防ぐ、マットレス保護(寝汗、皮脂、ダニ、カビから守る) | |
トッパー | 寝心地改善 | |
マットレス本体 | 寝心地を大きく左右 | |
除湿シート | 一番下 | カビを防ぐ |
マットレスプロテクターは防水に特化しており、肌触りには特化していないため、プロテクターの上にシーツや敷きパッドを敷くことによって肌触りを向上させるというのが正しい使い方になります。
ベッドパッドの下というのは意外かもしれませんが、ベッドパッドは洗濯できるのでこの順番で大丈夫です。(トッパーは洗濯できないので下に敷く)
逆に言うと、肌触りの良いマットレスプロテクターを使っていれば、マットレスプロテクターだけで使えてしまうということになります。

マットレスプロテクターの選び方!防水は必須!
マットレスプロテクターは防水のものを選ぶのが必須です。
防水のマットレスプロテクターを選ぶ前提にすると、選び方のポイントは次の5つになります。
マットレスプロテクターを選ぶポイント
- 吸水力が高い
- 通気性が高い
- 伸縮性が高い
- 高温に強い
- 速乾性がある
上記の選び方のポイントについて、詳しく解説します。
マットレスプロテクターを選ぶポイント①吸水力が高い
マットレスプロテクターそのものの吸水性が高いものを選ぶのが良いです。
吸水性が高い素材としては「綿(コットン)」や「テンセル」という化学繊維などがあります。
マットレスプロテクターを選ぶポイント②通気性が高い
防水なのに通気性が高いというと、矛盾しているようにも聞こえますが、水は通さずに水蒸気は通すという素材が理想です。
なぜなら、そういった素材でないと、ムレてしまうからです。
マットレスプロテクターを選ぶポイント③伸縮性が高い
せっかくマットレス本体の寝心地が良いのに、マットレスプロテクターのせいで寝心地が悪くなったということがないように伸縮性が高いものを選びましょう。
マットレスプロテクターを選ぶポイント④高温に強い
ダニは50度以上の熱でほとんどが死滅しますので、高温に強いマットレスプロテクターを選んで高温洗濯ができるようにするのが望ましいです。
マットレスプロテクターを選ぶポイント⑤速乾性がある
これはマットレスプロテクターを洗った後に乾きやすい方がお手入れが楽だからです。できるだけ乾きやすいものを選ぶようにしましょう。
マットレスプロテクターのおすすめランキング3選


マットレスプロテクターのおすすめ3選を、上記で紹介した選ぶポイントを踏まえてランキング化しました。


防水効果は抜群なのに、水蒸気は通してくれる設計になっているので常にサラサラの寝心地を実現できます。
伸縮性も高く、マットレス本来の寝心地が阻害されることもありません。
また、当然耐熱性も高いので高温洗濯が可能というメリットもあります。
肌触りが良いので、このマットレスプロテクターがあればシーツは不要というコスパも良いおすすめできるアイテムです。
総合評価 | 5.0 |
---|---|
価格 | シングル:5,500円 セミダブル:6,050円 ダブル:6,600円 |
吸水性 | 5.0 |
通気性 | 5.0 |
伸縮性 | 5.0 |
耐熱 | 5.0 |
速乾性 | 5.0 |
素材 | ポリエステル100% |


吸水性、通気性、伸縮性ともに、ハイレベルなマットレスプロテクターのひとつです。
ダニを通さない層、防水してくれる層を含む、三層構造になっており汚れやダニをしっかりとガードしてくれます。
液体だけでなく、臭いの元まで完全に防いでくれるので嘔吐やおねしょにも安心です。
総合評価 | 4.0 |
---|---|
価格 | セミシングル:6,490円 シングル:6,710円 セミダブル:7,370円 ダブル:7,920円 クイーン:8,580円 |
吸水性 | 4.0 |
通気性 | 4.0 |
伸縮性 | 4.0 |
耐熱 | 4.5 |
速乾性 | 4.0 |
素材 | 綿80%、ポリエステル20% |


有名なメーカー商品のため、安心感があります。
価格は比較的安めではありますが、通気性や速乾性が高いのが特徴です。
ただ、吸水性については少々低めですのでその点は留意してください。
また計上はボックスシーツではなく敷きパッド型ですので、側面の汚れはガードすることができないことにも注意が必要です。
総合評価 | 3.5 |
---|---|
価格 | セミシングル:6,088円 セミダブル:6,290円 ダブル:9,688円 クイーン:7,888円 |
吸水性 | 3.0 |
通気性 | 4.0 |
伸縮性 | 3.0 |
耐熱 | 3.0 |
速乾性 | 4.0 |
素材 | リヨセル50%、ポリエステル50% |
マットレスプロテクターがおすすめの人
マットレスプロテクターがおすすめの方
- 高価なマットレスを使っており、極力劣化させたくない方
- ダニやカビを極力避けて清潔に使いたい方
- ウレタン素材など湿気でカビやすいマットレスを使っている方
- お子様のおねしょが気になる方
マットレスプロテクターは特に、上記のような方におすすめですが、あらゆる汚れから守ってくれるので一枚持っておいて損ではありません。
安価でいつ買い換えても良いというマットレスを使っているのであれば特に不要ですが、マットレスを大事に使いたいという場合は検討してみることをおすすめします。
マットレスプロテクターについて、必要性や使い方、おすすめの選び方やランキングまでご紹介してきました。
マットレスプロテクターを導入すると、マットレスの劣化が格段に遅くなるので、ここで紹介した選び方を参考にぜひ導入してみてください。
当サイトマットレス大学が総力を挙げて全41メーカーを徹底比較し、スペックを数値化してランキングにしました。
コスパ抜群のマットレスはどれなのかが分かりますので、マットレス選びの参考にしてみてください。