「畳におすすめの敷布団ってどれ?」
「畳におすすめの敷布団の選び方も知りたい・・・」
一般的に、敷布団は畳の上で使うことが多い寝具ですが、適当に選んでしまうと上質な睡眠を得ることはできません。
そこで、ここでは畳におすすめの敷布団や選び方、注意点などについて解説します。
- 畳におすすめの敷布団の選び方
- 畳におすすめの敷布団
- 畳の上で敷布団を使う際の注意点
- 畳の上で敷布団を使う際のカビ防止方法
畳におすすめの敷布団の選び方
畳におすすめの敷布団の選び方は次の4つです。
- 通気性が良い素材のものを選ぶ
- 防ダニ・抗菌性が高いものを選ぶ
- なるべく軽量のものを選ぶ
- 価格と品質のバランスで選ぶ
敷布団の選び方を順番に解説します。
畳におすすめの敷布団選び方①通気性が良いものを選ぶ
畳におすすめの敷布団の選び方で最も大事なことは、通気性が良い素材ものを選ぶことです。
なぜなら、通気性の悪い敷布団を使っていると畳にカビが生えてしまう可能性があるからです。
人は寝ている間にコップ一杯分の汗をかくと言われています。敷布団は睡眠の間にかいた汗や熱を吸収するため、通気性の悪い商品だと湿気を溜め込み、カビが生えやすくなります。
通気性が良い敷布団を使用していれば、湿気が溜まりにくくなるので、カビが生えにくくなります。
通気性が良い敷布団の中材(素材)は次になります。
- ポリエステル
ポリエステルを使用している敷布団は、内部が立体構造となっており、多くの空気穴があるので通気性が抜群となっています。また、価格も安価なため、コストパフォーマンスに優れています。
敷布団を選ぶ時は、通気性が良い中材を使用している商品を選ぶようにしましょう。
畳におすすめの敷布団選び方②防ダニ・抗菌性が高いものを選ぶ
畳におすすめの敷布団の選び方として、防ダニ・抗菌性が高い素材のものを選ぶことも重要です。
畳は空気中の湿気が多いと水分を吸収し、乾燥しているときに放出するという特徴があります。しかし、梅雨の時期や台風の頃は放出が上手くいかず、畳の中に残った湿気によりダニが発生しやすくなります。
放置していれば、ダニの死骸やフンが敷布団に残り、身体に悪影響を及ぼします。そのため、防ダニ加工がされている敷布団を選ぶことが重要になるのです。
防ダニ加工とは…
防ダニ加工とは、ダニの発生、侵入を防ぐ加工が施されていることを指す。加工方法は3種類あり、商品によって加工方法が異なる。
また、抗菌加工がされている敷布団は、ニオイの原因になる雑菌の繁殖を抑えます。雑菌はカビやダニが成長する餌にもなるため、防カビ・防ダニ対策としても期待できます。
防ダニ・抗菌性が高い敷布団なら、ダニが発生したり侵入してくることを防げて、清潔な状態を長持ちできます。敷布団を選ぶ時は防カビ・抗菌加工が施されている商品を検討しましょう。
畳におすすめの選び方③なるべく軽量のものを選ぶ(上げ下ろし軽減)
畳におすすめの敷布団の選び方として、なるべく軽量のものを選ぶことも検討してみましょう。
敷布団を敷いたままにすると、畳との間に湿気が溜まりカビやダニが発生しやすくなります。そのため、敷布団は使ってないときは畳んで仕舞っておくべきです。
しかし、敷布団が重たいものだと、上げ下ろしが大変になってしまいます。敷布団を選ぶ時は、なるべく上げ下ろしが簡単な軽量な商品を選ぶようにしましょう。
畳におすすめの選び方④価格と品質、機能性のバランスで選ぶ
畳に合う敷布団の選び方として、価格と品質、機能性のバランスで選ぶことも挙げられます。
敷布団は使用している素材によって価格が異なります。キャメル(らくだ)や真綿(シルク)を使用している商品は価格が高く、綿混紡や木綿は安い傾向にあります。
次の表は敷布団で使用している中材ごとの相場になります。
相場の目安 | |
---|---|
木綿 | 数千円~3万円 |
羊毛 | 1万円~3万円 |
羽毛 | 1万円~3万円 |
ポリエステル ウレタン (化学繊維) |
1万円~5万円 |
キャメル | 5万円~7万円 |
真綿 | 3万円~10万円 |
表にあるようにキャメルや真綿を使っている敷布団は、他の中材を使用している商品よりも高額です。
しかし、価格が高いことが、そのまま良い敷布団になるとは限りません。リーズナブルでも、軽量で通気性が良く防ダニ・抗菌で耐久性に優れたものがあれば優秀です。
価格に対して品質や機能性が高いものを選ぶようにしましょう。
畳におすすめの敷布団5選
畳におすすめの敷布団5選を紹介します。
畳におすすめ①エアリー敷布団
価格 | シングルサイズ:23,960円(税込) セミダブルサイズ:30,010円(税込) ダブルサイズ:36,080円(税込) |
---|---|
素材 | エアロキューブ |
通気性 | 高い |
防ダニ・抗菌性 | 抗菌加工 |
重さ | シングル:約5.9㎏ セミダブル:約7.1㎏ ダブル:約7.9㎏ |
保証 | 30日間返品保証 ※公式サイトのみ |
エアリー敷布団は、密度の濃いエアロキューブにより高い反発力と優れた体圧分散性を兼ね備えています。身体の沈み込みをあらゆる方向からサポートし、高反発のため寝返りがしやすいので、快適な睡眠を味わえます。
また、中材のエアロキューブは体積の約95%が空気のため、通気性が非常に高くカビにくいです。カバーを外せば中材をシャワーで丸洗いできるので、いつでも清潔な状態を保てます。
敷布団カバーはメッシュ面とニット+綿生地のリバーシブルとなっています。裏返すだけで季節に合わせて使用できるようになっているので、オールシーズン使えるおすすめの人気の敷布団です。
畳におすすめ②雲のやすらぎプレミアム敷布団
価格 | シングルサイズ:39,800円(税込) セミダブルサイズ:49,800円(税込) ダブルサイズ:59,800円(税込) |
---|---|
素材 | 高反発ウレタンフォーム |
通気性 | 高い |
防ダニ・抗菌性 | 防ダニ・抗菌加工 |
重さ | シングル:約6.7kg セミダブル:約8.1kg ダブル:約9.5kg |
保証 | 100日間の返金保証 ※公式サイトのみ |
雲のやすらぎプレミアムは敷布団としては珍しく、厚さが17cmもあります。厚さ17cmのため畳に敷いても底つき感が無く、まるで身体が浮いているような寝心地が体験できます。
雲のやすらぎプレミアムでは寝ている身体を点で支える新クロスクラウド製法を採用しており、理想的な寝姿勢をサポートします。また、肌に当たる面の凹凸アルファマットは液体や気体の透過性が高いため、通気性が抜群です。
公式サイトで購入した場合、100日間の返金保証が付いているのも魅力的です。雲のやすらぎプレミアムを長期間お試しできるので、自分に合うかどうか分かります。また、防ダニ・抗菌加工がしっかりと施されているので、安心して眠れるおすすめの敷布団です。
畳におすすめ③モットン!フローリングでも快適!
価格 | シングルサイズ:39,800円(税込) セミダブルサイズ:49,800円(税込) ダブルサイズ:59,800円(税込) |
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素材 | ウレタンフォーム |
通気性 | 高い |
防ダニ・抗菌性 | 防ダニ |
重さ | シングルサイズ:7.5kg セミダブルサイズ:9.0kg ダブルサイズ:10.7kg |
保証 | 90日間の返金保証 ※公式サイトのみ |
モットンの敷布団は、寝心地・耐久性・腰痛対策の三拍子が揃って快適です。身体を均等に持ち上げてくれるので、仰向き寝でも横向き寝でも理想的な寝姿勢をキープできます。また、硬さが3種類あるので、自分の体重に合ったものを選べて交換も可能です。
モットンの中材は高反発ウレタンを使用していますが、他のウレタンと比べて抜群に通気性が良いです。第三者機関の試験でもお墨付きを貰っており、ダニやノミが住みにくい敷布団になります。
公式サイトで購入した場合、最大104日間のお試し期間があるのもポイントです。最低お試し期間90日間が過ぎたら、14日間が返品可能な保証期間になります。お試しできる敷布団を探している方にもおすすめです。
畳におすすめ④エアウィーヴ四季布団
価格 | シングルサイズ:99,000円(税込) シングルロングサイズ:106,700円(税込) セミダブルサイズ:118,800円(税込) ダブルサイズ:138,600円 (税込) |
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素材 | エアファイバー |
通気性 | 高い |
防ダニ・抗菌性 | なし |
重さ | シングルサイズ:約8.5kg シングルロングサイズ:約9kg セミダブルサイズ:約10kg ダブルサイズ:約11.5kg |
保証 | 品質保証:3年 返金保証:30日間 ※公式サイトのみ |
エアウィーヴ四季布団はエアウィーヴシリーズならではの体圧分散性の高さや、寝返りのしやすさがそのままに敷布団になった快眠商品です。敷布団らしい、ふっくら柔らかな感触を実現しています。
カバーはリバーシブルで、キルト地はふっくらボリュームある冬用、メッシュ地はさらっとした夏用となっており、名前のとおり四季を通じて快適に使用できます。また、エアウィーブ四季布団は耐熱強化モデルなので、布団乾燥機や湯たんぽなども使用できます。
エアファイバーはシャワーで水洗いが可能なため、使用していて汚れたと思ったらすぐに清潔にできます。通気性が高いため、夏場に快適に眠りたい方におすすめです。
畳におすすめ⑤ニトリ抗菌防臭防ダニ敷布団
価格 | シングルサイズ:4,990円 (税込) セミダブルサイズ:4,990円(税込) ダブルサイズ:5,990円(税込) |
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素材 | 綿混紡(綿+ポリエステル) |
通気性 | 普通 |
防ダニ・抗菌性 | 防ダニ・抗菌加工 |
重さ | シングルサイズ:約4.03kg セミダブルサイズ:約4.75kg ダブルサイズ:約5.45kg |
保証 | 1年品質保証 |
ニトリ抗菌防臭防ダニ敷布団は防ダニ・抗菌加工が施された清潔な敷布団です。中材に繊維業界で有名なテイジンの抗菌・防ダニわたを使用しているため、一般的な中わたと比べて非常に優れた性能を発揮します。
また、今回紹介している敷布団の中では軽量という特徴もあります。三つ折りにして収納できるので、起きてすぐに簡単に仕舞えます。コストパフォーマンスにも優れているので、敷布団を安く購入したい方にもおすすめです。
畳の上で敷布団を使う際の注意点
畳の上で敷布団を使う際の注意点は次の2つです。
- 敷きっぱなしは避ける
- すのこやベッドフレームは極力使わない
畳の上で敷布団を使う際の注意点について詳しく解説します。
注意点①敷きっぱなしは避ける
畳の上で敷布団を使う際の注意点1つ目は、敷きっぱなしは避けることです。
イグサを用いた畳は湿気に弱いため、敷布団を敷きっぱなしにするとカビが発生しやすくなります。そのため、敷布団を使用していない時間帯はこまめに仕舞っておくべきです。
押し入れや収納スペースが無くて仕舞うことができない場合は、三つ折りに畳んで端に置いておきましょう。重要なのは、敷布団が敷いてあったスペースを空けて、溜まっていた湿気を放出することです。
注意点②すのこやベッドフレームは極力使わない
畳の上で敷布団を使う際の注意点の2つ目は、すのこやベッドフレームは極力使わないことです。
なぜなら、すのこやベッドフレームを使うと、寝返りの際にずれて畳が傷ついたり、重さで凹んだりしてしまうからです。
畳の上ですのこやベッドフレームは極力使わないようにしましょう。
畳の上で敷布団を使う際のカビ防止方法
畳の上で敷布団を使う際のカビ防止方法は次の4つになります。
- 3日〜1週間に一回は干す
- 除湿シートを使う
- 部屋の換気はこまめにする
- 掛け布団は端に畳んでおく
畳の上で敷布団を使う際のカビ防止方法について詳しく解説します。
方法①3日〜1週間に一回は干す
畳の上で敷布団を使う際のカビ防止方法の1つ目は、3日~1週間に一回は干すことです。
敷布団は寝汗を吸い込んでいるので、定期的に干して、湿気を乾燥させる必要があります。
基本的に敷布団は天日干しで乾燥させましょう。ただし、中材によっては天日干しでは無く、陰干しが望ましい場合があります。また、敷布団は中材によって干す時間が異なります。
次の表は中材ごとの干す時間の目安になります。
夏 | 冬 | 備考 | |
---|---|---|---|
綿・木綿 | 片面2時間 | 片面約4時間 | 湿気が溜まりやすいため、こまめに干す必要がある |
ポリエステル ポリエチレン |
片面1.5時間 | 片面約3時間 | 湿気がこもりにくいため、陰干しでもOK |
ウレタン | 3時間~4時間 | 3時間~4時間 | 天日干しはNG 風通しの良い部屋に立てかけて陰干し |
羊毛 キャメル(ラクダ) |
片面約1時間 | 片面約2時間 | 天日干しは可能だが、長時間はNG |
梅雨の長雨や台風が続くような、天日干しができない時期は布団乾燥機やコインランドリーの使用も検討してみましょう。
方法②除湿シートを使う
畳の上で敷布団を使う際のカビ防止方法として、除湿シートを使うことも有効です。除湿シートがあれば、敷布団と畳の間に湿気が溜まることを防げるので、カビが発生する確率をグンと減らすことができます。
除湿シートを敷くときは、敷布団の下に敷きましょう。なぜなら、寝汗や湿気は敷布団を通り過ぎて、畳との間の空間に溜まりやすいからです。
方法③部屋の換気はこまめにする
畳の上で敷布団を使う際のカビ防止方法の3つ目は、部屋の換気をこまめにすることです。
畳は部屋の中の湿気も吸い込んでしまうので、天気の良い日は窓を開けて換気・除湿をするようにしましょう。
一般的な部屋の大きさなら、5分程度で空気が入れ替わります。時期にもよりますが、湿度が低くなる12時~16時頃に換気をするのがおすすめです。
ただし、梅雨の時期は湿気が入ってきてしまうので、窓を開けずに除湿をしましょう。
方法④掛け布団は端に畳んでおく
畳の上で敷布団を使う際のカビ防止方法として、掛け布団は端に畳んでおくことも重要です。
敷布団の上に掛け布団を放置しておくと、湿気が放出されず滞留してしまいます。湿気が滞留すれば、カビが発生する原因になってしまいます。
朝起きたときは掛け布団を敷布団の上に放置せず、足元や端に畳んで置いておきましょう。また、敷布団や除湿シートと一緒に天日干しをすることも忘れないようにしましょう。
当サイトが総力を挙げて人気15メーカー(16商品)を徹底比較し、スペックを数値化してランキングにしました。
「寝心地」「耐久性」「腰痛対策」「価格・保証」を総合してどれがおすすめなのか分かりますので、敷布団選びの参考にしてみてください。