マットレスの選び方・基礎知識

マットレスと敷布団の違いは?【どっちが優秀かメリット・デメリットを解説】

マットレスと敷布団の違いは?【どっちが優秀かメリット・デメリットを解説】

「マットレスと敷布団の違いって何?」
「マットレスっぽいのに敷布団って呼ばれていたり、よく分からない・・」

マットレスと敷布団、どちらも別々の寝具ですが、現代ではその境目がだんだん曖昧になってきています。

マットレス型の敷布団が開発されたり、敷布団型のマットレスが開発されたり、メーカーによって呼び方が変わったりと違いが不明瞭になってきているのです。

ですので、ここでは「一般的な」マットレスと敷布団の違い、そしてそれぞれのメリット・デメリットを詳しく解説していきます。

この記事で分かること
  • マットレスと敷布団の違い
  • ベッドマットレス・マットレス・敷布団それぞれのメリット・デメリット
  • マットレスと敷布団それぞれ合うのはどんな人か

マットレスと敷布団の違いは大きく4つ

マットレスと敷布団の違い!大きく4つマットレスと敷布団の違いは主に4つ存在します。これは「一般的な」違いであり、必ずしも当てはまる訳ではありません。

違い①形状

マットレスと敷布団の一番の違いは形状です。

形状の違いイメージ
マットレス直方体マットレス
敷布団側面がなく上面と下面が縫い合わさっている敷布団

マットレスは6つの長方形で囲まれた直方体の形状をしています。

しかし、敷布団は側面が無く、綿などの素材を上面と下面で囲むように縫い合わせている形状をしています。

違い②中材に使われる素材

マットレスと敷布団は、一般的に中材に使われる素材も違います。
マットレス、敷布団それぞれに使われる中材を表にまとめました。

中材の違い
マットレス
  • 高反発ウレタン
  • 低反発ウレタン
  • ポケットコイル
  • ボンネルコイル
  • ラテックス
  • ファイバー
敷布団
  • 羊毛
  • 木綿
  • ポリエステル
  • キャメル
  • トルマリン
  • ウレタン
  • 綿混紡(綿+ポリエステル)
  • 真綿(シルク)
  • ポリエチレ

ウレタンなど共通して使われる素材もありますが、羊毛、木綿、キャメル、綿混紡、真綿は敷布団のみ、コイルに関してはマットレスのみの中材になります。

違い③厚み

マットレスと敷布団は、一般的に厚みも違います。

厚みの違い
マットレス10cm以上が多い
敷布団10cm未満が多い

一般的にマットレスは厚みが10cm以上あるものが多く、敷布団は10cm未満のものが多いです。
マットレスの中にも薄いマットレストッパーというものがありますが、ここでは除外して考えるものとしています。

教授
教授
敷布団は側面が縫い合わさっているから、必然的に薄くなるんじゃな。

違い④使い方

マットレスと敷布団は、一般的に使い方も違います。

形状の違い
マットレスベッドと床の利用の両方に対応している
敷布団畳の上で使う

マットレスはベッドの上に敷くのと、床の上に敷くどちらのタイプもありますが、敷布団は基本的に畳の上で敷くことを想定されています。

マットレスとベッドマットレスでも違う

マットレスの中にも、ベッドマットレスとマットレスの2種類があります。

違いは簡単で、次のようになります。

違い
ベッドマットレスベッドマットレス
  • ベッドで使用する
  • 厚みは一般的に16cm以上
マットレスマットレス
  • ベッド、床両方で使用できる
  • 厚みは16cm未満

こちらも全てに当てはまるわけではなく、一般的な違いになります。

ベッドマットレス、マットレス、敷布団それぞれ違いがある分、良い点・悪い点もそれぞれ別に存在します。

ここからは、ベッドマットレス、マットレス、敷布団それぞれのメリット・デメリットの違いを見ていきましょう。

ベッドマットレスのメリット・デメリット

ベッドマットレスのメリット・デメリットベッドマットレスの良い点・悪い点をそれぞれ詳しく見ていきましょう。

ベッドマットレスのメリット

ベッドマットレスのメリットは次の2点です。

①上げ下ろし不要(手入れに手間がかからない)

ベッドマットレスはベッドに敷きっぱなしで良いので、布団のように上げ下ろし不要です。

2週間に一回など、定期的に陰干しする必要はありますが、ある程度敷きっぱなしにしてもカビが生えたりする可能性はかなり低いです。

②耐久性が高い

ベッドマットレスは、中材にはコイルを使っているポケットコイルかボンネルコイルを使っていることがほとんどです。
コイルはマットレスに使われるウレタンや敷布団の素材などと比べると耐久性が高いです。

品質の良いものになると、10年以上持つこともあります。

教授
教授
スプリングはへたりにくいので、耐久性は高いのじゃ。

ベッドマットレスのデメリット

一方で、ベッドマットレスには次のようなデメリットがあります。

①部屋のスペースを取る

ベッドマットレスは、ベッドに敷きっぱなしにしているため常に部屋のスペースを取ることになります。

必然的に、ベッドがある部屋は寝る以外のスペースが限定的になってしまうことがデメリットです。

②移動が難しい

ベッドマットレスはベッドを伴いますし、マットレス自体が重いので移動が難しいです。

模様替えしたいという時や、引っ越しの時なども気軽に動かせないというのもデメリットになります。

③高さがあるので落下する可能性がある

ベッドマットレス自体に高さがあるのと、ベッドの高さもあるので、落下には注意しなくてはなりません。

特に、小さいお子さんを寝かせる場合は落ちても大丈夫なように下にクッションを置いたりと工夫しなくてはならないのがデメリットです。

④品質の良いものは高額

ベッドマットレスは品質の良いものになると、10万円を超える価格のものがほとんどです。

さらに、ベッドフレームにもお金がかかるので、出費がかさむというのがデメリットになります。

教授
教授
シモンズなどの高級ベッドブランドはマットレスではなく、ベッドマットレスを販売していることがほとんどなのじゃ。

マットレスのメリット・デメリット

マットレスのメリット・デメリットマットレスの良い点・悪い点を詳しくチェックしていきましょう。

マットレスのメリット

マットレスのメリットは次の4点です。

①品質の良いものでもリーズナブル

マットレスは、ベッドマットレスと比べて品質の良いものでもリーズナブルなものが多いです。

特に高反発ウレタンマットレスは、3万円〜4万円台でも寝心地が良く、耐久性も高いものが手に入ります。

あまりお金を掛けずとも良いものが手に入りやすいのがメリットです。

②床でもベッドでも使える

マットレスはフローリングでも畳でもベッドでも自由に使えるように設計されています。

部屋の環境に関係なく使用できるという使い勝手の良さがメリットと言えます。

③移動が楽で収納もしやすい

マットレスは重量がそこまで重くないです。また、折りたたみ式のものもあるので移動や収納がしやすく、部屋のスペースを有効活用できます。

また、部屋間の移動や引っ越しの際も比較的簡単に持ち運べるのもメリットです。

④処分が簡単

マットレスの素材は、ウレタンなど自分で解体できるものが多いです。家庭ゴミでも比較的簡単に出せるので、処分が楽なのがメリットです。

教授
教授
マットレスは小回りが効くので使い勝手が良いのじゃ。

マットレスのデメリット

マットレスのデメリットは次の2点です。

①カビが生えやすく手入れに手間がかかる

マットレスの主流であるウレタンマットレスは通気性が悪く、敷きっぱなしにするとすぐにカビが生えたりダニが発生してしまいます。

なので、3日に1回ペースで頻繁に陰干ししなくてはいけません。カビやダニ防止のための手入れに手間がかかるのがデメリットです。

②汚れに弱い

マットレスの素材は水洗いできないウレタンのものが多く、クリーニング業者にも断られてしまうことがほとんどです。

洗えないので、汚れが付かないように気を遣う必要があります。

このように、汚れに弱いのでマットレスを守るために、シーツはもちろんですが、防水マットレスプロテクターをつけたり、ベッドパッドや敷きパッドを装着するなど工夫をする必要があります。

ちなみに、ベッドマットレスや敷布団はクリーニングしてもらえることが多いです。

敷布団のメリット・デメリット

敷布団のメリット・デメリット敷布団の良い点・悪い点を詳しくご紹介します。

敷布団のメリット

敷布団のメリットは次の3点です。

①部屋のスペースを有効活用できる

敷布団はたたんで押入れに収納するのが普通ですので、寝ていない間は部屋のスペースを有効に使うことができます。

敷布団はマットレスよりも収納性が高く、この点に関しては大きなメリットになります。

②天日干し可能

敷布団はベランダなどで天日干しすることが可能です。マットレスは天日干しできないものがほどんどですので敷布団独自のメリットと言えるでしょう。

③クリーニングに出しやすい

敷布団はクリーニングにとても出しやすいと言えます。マットレスはクリーニングに出せないものがほとんどですし、ベッドマットレスはクリーニング料金が10,000円程度はかかります。

その点、敷布団であれば安ければ3,000〜4,000円でクリーニングに出すことも可能です。

敷布団のデメリット

反対に、敷布団のデメリットは次ん2点です。

①毎日の上げ下ろしが手間

敷布団は毎日押入れに上げ下ろしをしなくてはいけません。敷きっぱなしにすると寝床にカビが生えてしまいます。

押入れに毎日しまうことで、敷布団の下に湿気が溜まるのを防ぎ、カビを防止するわけです。しかし、その毎日上げ下ろししなくてはいけないのが手間でデメリットとも言えます。

②へたりが早い

敷布団は一般的にへたりが早く、せんべい布団と呼ばれる薄い布団になってしまいます。

せんべい布団になると、当初のふかふかの寝心地を失ってしまい、底つき感も感じやすく体の痛みなどが出てきやすくなってしまうのです。

マットレスと敷布団の違いまとめ!どっちが良い?

マットレスと敷布団の違いをまとめると次のようになります。
青がメリット赤がデメリット

部屋の大きさ違いメリット・デメリット
ベッドマットレス・形状が直方体
・素材はコイルが中心
・厚みは16cm以上
・ベッドで使う
・上げ下ろし不要
・耐久性高い
・部屋のスペース取る
・移動難しい
・落下すると危険
・品質の良いものは高額
マットレス・形状が直方体
・素材はウレタンが中心
・厚みは10cm以上16cm未満
・ベッド、床で利用可能
・品質の良いものもリーズナブル
・移動も収納も楽
・処分も楽
・手入れが手間
・汚れに弱い
敷布団・側面がなく上面と下面が縫い合わさった形状
・素材は羊毛やキャメルなど多岐に渡る
・厚みは10cm未満
・畳の上で使う
・部屋を広く活用可能
・天日干しできる
・クリーニングしやすい
・上げ下ろしが手間
・へたりが早い

ベッドマットレス、マットレス、敷布団それぞれどれが一番優れているということはありません。

良い点、悪い点で違いがある分、それぞれに合う人が存在します。

ベッドマットレスがおすすめの人

ベッドマットレスが合う人

ベッドマットレスは次のような方が合うと言えます。

  • 予算が10万円以上ある方
  • 頻繁にマットレスの手入れをしたくない
  • 10年以上の長期スパンで使いたい
  • 見た目が豪華な方が良い

ベッドマットレスで品質の良いものを、ベッドフレームと合わせて買おうとすると、10万円の予算は欲しいところです。

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マットレスがおすすめの人

マットレスが合う人そのまま床に置けるマットレスが合う方は次のとおりです。

  • 予算が10万円以下の方
  • 部屋のスペースを有効活用したい
  • まめな手入れが必要でも、軽くて移動しやすい方が良い

一枚物のマットレスは、予算が10万円以下でも品質の良いものが買えるのがポイントです。

マットレスが合っていると思う場合は、次のランキングを参考にしてみてください。

 

敷布団がおすすめの人

敷布団が合う人敷布団が合うのは次のような方です。

  • 敷布団に慣れ親しんでいる方
  • 天日干し出来る寝具が良い方

長年敷布団を使ってきて、特に不満のない方は敷布団を継続するのが良いでしょう。

敷布団が合っていると思う場合は、次のランキングを参考にしてみてください。