
「マットレスやベッドがずれるからすごいストレス・・・」
「シーツや敷きパッドのずれ防止したい・・・」
寝返りを打つと、マットレスやベッドがずれてしまい、いちいち直すのが面倒・・・といった経験がある方も多いのではないでしょうか?
また、シーツや敷きパッドがずれてストレスを感じている方もいる思います。
マットレスやシーツ等がずれると快眠を阻害する原因になるので、ぜひ対処しておきたいところです。
ここでは、マットレスやベッド、シーツ等がずれる原因とずれ防止対策について、わかりやすく徹底解説していきます。
- マットレスがずれる原因
- マットレスのずれ防止対策
目次
ベッドでマットレスがずれる原因は主に3つ
多くの人が悩んでいるのは、ベッドに敷いたマットレスがズレてしまう現象でしょう。
ベッドに敷いてあるマットレスがズレる原因は、次の2点が考えられます。
ベッドでマットレスがずれる原因
- マットレスが軽い
- マットレスカバー(シーツ)がすべりやすい
- マットレスとベッドが壁に近い
マットレスがずれる原因について、それぞれ詳しく解説します。
マットレスがずれる原因①マットレスが軽い
厚みがあるベッドマットレスと比べると、低反発や高反発のウレタンマットレスなどの比較的薄いものは軽いので、寝返りなどで動きやすくなります。
さらに加えて、体重が重い方であればあるほど寝返り時の反動が大きいのでマットレスやパッドはズレやすくなるのです。
この場合、ずれ防止対策で紹介する「滑り止めシート」で対策すれば大丈夫です。
ずれる原因②マットレスカバー(シーツ)がすべりやすい
マットレスがズレるもうひとつの原因はカバー(シーツ)が滑りやすいということです。
シルクのようなテロテロで触り心地の良い生地は摩擦の抵抗が少ないのでどうしてもずれやすくなってしまいます。
マットレスのずれ対策で紹介する、滑り止めシートを使うのも有効ですが、シーツをタオル生地などに変えてみるのも有効な方法です。
ずれる原因③マットレスとベッドが壁に近い
マットレスとベッドが壁に近いと、寝ている間に気づかずに壁を蹴ったりし、マットレスとベッドを遠ざけようとしてずれている可能性もあります。
この場合、マットレスとベッドを壁から離すことで改善する可能性があります。もし、心当たりのある場合は、試してみても良いかもしれません。
ベッド・マットレス・敷布団のずれ防止対策!滑り止めシートは100均のダイソーで可能?ニトリには有るの?
敷布団やベッド・マットレスがずれる場合のズレ防止対策について、次のパターンで解説していきます。
マットレスだけでなく、ベッド自体がずれたり、そのほかのアイテムがずれる場合の防止対策も合わせてご紹介します。
以下から該当するズレをクリックし、ずれ防止対策を確認してみてください。
では、ずれ防止対策についてひとつずつ見ていきましょう。
ベッドの上のマットレスがずれる場合のずれ防止対策は「滑り止めシート」がおすすめ
ベッドの上でマットレスがずれる場合のズレ防止対策は、次のアイテムを使うと良いです。
メッシュ型の滑り止めシートです。
同じような商品はダイソーなどの100円均一でも販売していますが、100円均一のシートは滑り止め機能が弱くあまりおすすめはできません。
一方で、上記の滑り止めシートであれば高いズレ防止効果が期待できます。
使い方としては凄く簡単、マットレスとベッドの間に滑り止めシートを敷いて固定するだけです。
ベッドにほこりが溜まっていると、滑る原因になってしまうので一度綺麗に拭き取ってから敷くことをおすすめします。
全面に滑り止めシートを敷いてしまうと、マットレスの通気が悪くなるので、まずは、四隅から様子を見てください。すのこを敷いてる場合は、すのこに合わせて敷く事をおすすめします。
また、ウレタンマットレスや敷布団を直接床や畳に敷いている時に気になるズレも滑り止めシートで防止できます。
また、ニトリで売っている滑り止めシートもおすすめです。
ベッド自体がずれる場合のずれ防止対策は床に「滑り止めシート」
ベッド自体がズレてしまうという場合のズレ防止対策も、ベッドの四隅と床(フローリングや畳)の間に滑り止めシートを使うのが有効です。
滑り止めシートを小さくカットして、ベッドの脚と床の間に挟めばOKです。
脚のないタイプのベッドなら、上下や四隅に滑り止めシート敷いてズレを防止するようにしましょう。
ちなみに、壁にベッドをくっつけ過ぎててしまうと、密接した部分に湿気がたまりやすくなり、カビの原因になるので5cmは離してベッドを設置することを推奨しています。
すのこベッドで敷布団やマットレスがずれる場合のずれ防止対策は「滑り止めシート」
人気のすのこベッドを使っていて布団やマットレスがずれる場合も前述した滑り止めシートが役に立ちます。マットとの間や床との間の四隅に貼ってみてください。
滑り止めシートを横幅10cm程度に長めにカットしましょう。カットした滑り止めシートをすのこの4隅に巻きつけるように装着し、最後にテープで止めます。
画像の赤枠のあたりに滑り止めシートを巻きつければ高いズレ防止効果が期待できます。
ニトリにもずれ防止の滑り止めシートは売っている
ニトリでも「滑り止めシート」は売っています。
しかし、性能も他社製品と変わらないようですので、無理にニトリで買う必要はなさそうです。
連結したマットレスがずれる場合のずれ防止対策は「バンド」で固定する
「マットレスを連結したけど、ずれて困る・・」という場合にはマットレスバンド(ベルト)を使用するのが有効でガッチリ固定できます。
マットレスバンドがしっかりとマットレスを固定してくれるので、ずれがだいぶ改善されるはずです。マットレスバンドについては次の記事に詳しくまとめています。
ベッドパッド・敷きパッド・シーツがずれる場合のずれ防止対策は「クリップ」で固定する
ベッドパッドや敷きパッド、シーツがずれる場合のズレ防止対策は、次のアイテムを使うのが有効です。
ズレ防止クリップを四隅に取り付けることで、ベッドパッドや敷きパッドが固定されてズレなくなります。
基本的に、ベッドパッドや敷きパッドには四隅に最初からゴムが付いているので、ズレ防止機能がありますが、ゴムが付いていなかったり、長さが合わずにズレてしまうという場合は上記のクリップを使用してみてください。(注文の際は、長さを調節できる物が便利です。)
また、シーツの場合はボックスシーツがずれにくいのでおすすめです。
ベッド・マットレスがずれる原因とずれ防止対策まとめ
ベッド・マットレスがずれるといっても、様々なパターンがありますが、パターンとずれ防止対策のポイントを表にまとめると次のようになります。
ずれるパターン | ズレ防止対策の内容 |
---|---|
ベッドの上でマットレスがずれる場合 | 滑り止めシートをマットレスの下に敷く |
ベッド自体がずれる場合 | 滑り止めシートをベッドの下に敷く |
すのこベッドでマットレスがずれる場合 | 滑り止めシートをすのこに巻きつける |
連結したマットレスがずれる場合 | マットレスバンドを使用する |
敷きパッド・ベッドパッドがずれる場合 | ズレ防止クリップを四隅に取り付ける |
ベッド・マットレスがズレるパターンごとに、上記のズレ対策を行えばストレスは減るはずです。
裏面に滑り止めが付いたマットレスに買い替える(コアラマットレスなど)
最近のマットレスの中には、裏面が滑り止めになっているマットレスもあります。
それであれば、ずれる心配もなくなりますね。
コアラマットレス
くじらマットレス
等は裏面が滑り止めになっているようです。購入の際は参考にしてください。
当サイトマットレス大学が総力を挙げて全41メーカーを徹底比較し、スペックを数値化してランキングにしました。
コスパ抜群のマットレスはどれなのかが分かりますので、マットレス選びの参考にしてみてください。