「マットレスやベッドがずれるからすごいストレス・・・」
「シーツや敷きパッドのずれ防止したい・・・」
寝返りを打つと、マットレスやベッドがずれてしまい、いちいち直すのが面倒・・・といった経験がある方も多いのではないでしょうか?
また、シーツや敷きパッドがずれてストレスを感じている方もいる思います。
マットレスやシーツ等がずれると快眠を阻害する原因になるので、ぜひ対処しておきたいところです。
ここでは、マットレスやベッド、シーツなどがずれる原因とずれ防止対策について、わかりやすく徹底解説していきます。
- マットレスがずれる原因
- マットレスのずれ防止対策
目次
マットレスがずれる原因とは?【ベッド・敷布団共通】
多くの人が悩んでいるのは、ベッドに敷いたマットレスがズレてしまう現象でしょう。
ベッドに敷いてあるマットレスがズレる原因は、次の2点が考えられます。
ベッドでマットレスがずれる原因
- マットレスが軽い
- マットレスのカバー(シーツ生地)がすべりやすい
- マットレスとベッドが壁に近い
マットレスがずれる原因について、それぞれ詳しく解説します。
マットレスが軽い場合
厚みがあるベッドマットレスと比べると、低反発や高反発のウレタンマットレスなどの比較的薄いものは軽いので、寝返りなどで動きやすくなります。
また、体重が重い方であればあるほど寝返り時の反動が大きいのでマットレスやパッドはズレやすいです。
この場合、ずれ防止対策で紹介する「滑り止めシート」又は、「ベッドガード」で対策すれば大丈夫です。
マットレスカバー(シーツ生地)が滑りやすい場合
マットレスカバーはさまざまな種類がありますが、シルクやサテンなどの生地はやすくなります。サラッとした触り心地の良い生地は、摩擦の抵抗が少ないのでどうしてもずれやすいです。
マットレスのずれ対策で紹介する、滑り止めシートを使うのも有効ですが、シーツをタオル生地などに変えてみるのも有効な方法です。
マットレスとベッドが壁に近い場合
マットレスとベッドが壁に近いと、寝ている間に気づかずに壁を蹴って、マットレスが動いてしまう可能性もあります。
マットレスとベッドを壁から離すことで改善する可能性があります。もし、心当たりのある場合は、試してみても良いかもしれません。
マットレスのずれを防止する効果的な方法【簡単にできる5つの対策】
敷布団やベッド・マットレスがずれる場合のズレ防止対策について、さまざまなパターンで対策方法を解説していきます。マットレスだけでなく、ベッド自体のずれやそのほかのアイテムがずれる場合の防止対策も、合わせてご紹介します。
以下から該当するズレをクリックし、ずれ防止対策を確認してみてください。
- 滑り止めシート
- バンド
- クリップ
- 滑り止め付きのマットレス
- ボックスシーツ
では、ずれ防止対策についてひとつずつ見ていきましょう。
滑り止めシートを活用する(簡単)
滑り止めシートであれば高いズレ防止効果が期待できます。使い方は非常に簡単。マットレスとベッドの間に滑り止めシートを敷いて固定するだけです。
敷くポイントとしては、ベッドにホコリをとっておくこと。ホコリが溜まっていると、滑る原因になってしまうので、一度きれいにしてから敷くことをおすすめします。
ただし、全面に滑り止めシートを敷いてしまうと、マットレスの通気が悪くなります。まずは、四隅から様子を見てください。
やり方は、滑り止めシートを横幅10cm程度に長めにカットし、ベッドの4隅に巻きつけるように装着し、最後にテープで止めます。
画像の赤枠のあたりに滑り止めシートを巻きつければ高いズレ防止効果が期待できます。
また、ベッド自体がずれてしまうという場合でも、ベッドの四隅と床(フローリングや畳)の間に滑り止めシートを使うのが有効です。滑り止めシートを小さくカットして、ベッドの脚と床の間に挟めばOKです。脚のないタイプのベッドなら、上下や四隅に滑り止めシート敷いてズレを防止するようにしましょう。
100均一やニトリにもずれ防止の滑り止めシートは売っている
100均やニトリでも「滑り止めシート」は売っています。100均の滑り止めは種類が豊富で、カラーなども選べます。ただし、クッションやランチョンマットなどの軽いものの滑り止めとしてはいいですが、マットレスのような大きなものは役割を果たせない可能性もあります。
一方ニトリの滑り止めシートは他社製品と比較してもほぼ変わらないので、近くの店舗で手軽に手に入れることができて便利です。
マットレス固定用バンドを使用する
「マットレスを連結したけど、ずれて困る・・」という場合にはマットレスバンド(ベルト)を使用するのが有効でガッチリ固定できます。
マットレスバンドがしっかりとマットレスを固定してくれるので、ずれが改善されます。マットレスバンドについては次の記事に詳しくまとめています。
専用クリップでしっかり固定する
ベッドパッドや敷きパッド、シーツがずれる場合のずれ防止対策は、次のアイテムを使うのが有効です。
ずれ防止クリップを四隅に取り付けることで、ベッドパッドや敷きパッドが固定されてずれなくなります。
基本的に、ベッドパッドや敷きパッドには四隅に最初からゴムが付いているので、ずれ防止機能があります。ただし、ゴムが付いていなかったり長さが合わなかったりするとずれてしまうこともあるので、上記のクリップを使用してみてください。注文の際は、長さを調節できる物が便利です。
また、シーツの場合はボックスシーツがずれにくいのでおすすめです。
ベッドガードを利用して動きを抑える
滑り止め付きマットレスを選ぶ
最近のマットレスの中には、裏面が滑り止めになっているマットレスもあります。
元々滑り止めがついている場合は滑り止めを別で用意する手間もかからず、ずれる心配もなくなります。
コアラマットレス
くじらマットレス
上の二つのマットレスは裏面が滑り止めになっています。購入の際は参考にしてみてください。
ボックスシーツで包んで固定する
ずれ防止のためのマットレス選び【失敗しないポイント】
ずれるパターン | ズレ防止対策の内容 |
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ベッドの上でマットレスがずれる場合 | 滑り止めシートをマットレスの下に敷く ベッドガードを使う |
ベッド自体がずれる場合 | 滑り止めシートをベッドの下に敷く |
すのこベッドでマットレスがずれる場合 | 滑り止めシートをすのこに巻きつける |
連結したマットレスがずれる場合 | マットレスバンドを使用する |
敷きパッド・ベッドパッドがずれる場合 | ズレ防止クリップを四隅に取り付ける |
ベッド・マットレスがズレるパターンごとに、上記のズレ対策を行えばストレスは減るはずです。
マットレスのずれは防げる!
マットレスがずれる原因はさまざまですが、それぞれに合った対策を行うことでズレは防げます。まずは「滑り止めシート」が一番気軽に対策できるので試してみましょう。ずれ対策が面倒な方は、滑り止めのついたマットレスを選んだり、ベッドフレームを買い替えたりすることも視野に入れておきましょう。今回の記事を参考に対策してみてください。
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