マットレスの使い方・手入れ方法

マットレスの下には何かを敷くべきなのか【すのこだけでも良い?】

マットレスの下にすのこは必要?【すのこベッドのおすすめ4選】

「マットレスの下にすのこベッドは必要なの?」
「すのこはベッドを買うとしたらどれがおすすめ・・・?」

マットレスのカビ対策にすのこベッドを検討している方も多いと思います。

ここでは、マットレスの下にすのこベッドは必要なのか?買うとしたらどんなすのこがおすすめか?について詳しく解説していきます。

教授
教授
すのこベッドについて詳しくなるんじゃ!
この記事で分かること
  • すのこベッドの必要性
  • すのこベッドを選ぶポイント
  • すのこベッドのおすすめ
  • すのこベッドの使い方と注意点

目次

マットレスの下には何か敷くべき?すのこがおすすめ

マットレスの下に何かを敷くべきかは、次の種類によって変わってきます。

  • 分厚いベッドマットレス
  • 厚み15cm以下の比較的薄型のマットレス

分厚いベッドマットレスについては、ベッドフレームの上に敷くことをおすすめします。頻繁に陰干しできない 分厚いベッドマットレスを直置きしてしまうと、カビのリスクが増えますし、中のコイルが錆びる可能性もあるからです。

一方で、厚み15cm以下マットレスの下には必ずしも何かを敷く必要はありません。床に直置きでも頻繁に陰干しなどの手入れをすれば問題ありません。

マットレスをフローリングに直置きして良いか迷った時は、厚み15cmを基準に考えると良いでしょう。

マットレスの下に敷くすのこは絶対必要なの?

マットレスの下にすのこは絶対必要なの?

マットレスの下にすのこは必須ではないが、あると良いです。

マットレスの下にすのこを敷くことで、通気性が良くなるのでカビが生えにくくなります。

しかし、すのこは必ずしも必須という訳ではありませんし、すのこがあればカビ対策が万全というわけでもありません。

すのこがあるからといって、寝具やマットレスを敷きっぱなしにしているとすのことの接触面からカビが生えてきてしまいます。

必ず、すのこ以外のカビ対策と併用するようにしましょう。

マットレスの下に敷くすのこベッドを選ぶと除湿・カビ防止になるおすすめポイント2つ

マットレスの下に敷くすのこベッドを選ぶカビ防止になるポイント2つマットレスの下に敷くすのこベッドの選び方のポイント2点をご紹介します。

すのこベッドを選ぶポイント

  • マットレスの下の空間が大きなものを選ぶ
  • カビにくい素材を選ぶ

絶対にこの選び方の通り選ばないといけないというわけではありませんが、ひとつの目安として詳しくみていきましょう。

すのこベッドを選ぶポイント①マットレスの下の空間が大きなものを選ぶ

すのこベッドを選ぶポイント①マットレスの下の空間が大きなものを選ぶ引用:rakuten.co.jp

マットレスと床の間の空間が大きな(高さの有る)すのこベッドを選ぶと、通気性がとても良くなるためカビが生えにくくなります。

脚付マットレスにカビが生えないのと同じ理屈です。
※下の空間には荷物を入れすぎないようにしてください。

すのこベッドを選ぶポイント②カビにくい素材を選ぶ

すのこベッドを選ぶポイント②カビにくい素材を選ぶマットレスの下に敷くすのこは、カビにくい素材を選ぶと良いです。

例えば、吸水性があるすのこであれば、常に湿気を除去してくれるので、カビにくくジメジメした寝床から解放されます。

マットレス用すのこベッドのおすすめ4選!安いものも紹介

マットレス用すのこベッドの選び方のポイントは2点ありました。

この選び方のポイントを踏まえ、当サイト「マットレス大学」でおすすめのすのこベッド4点ご紹介します。

すのこベッドおすすめ①シンプルでリーズナブル「天然木すのこベッド」

価格 シングル:12,980円
セミダブル:16,980円
ダブル:12,980円
素材 天然木
特徴 ・ヘッドボードあり
・高さ調節可能

こちらはマットレス下の空間が大きい、天然木素材のすのこベッドタイプです。通気性が高くカビが生えにくい上に、非常にシンプルなデザインで簡単に組み立てられるので、女性にもおすすめです。ヘッドボードにコンセントが付いている点も魅力です。
高さを調節できるので、足腰の弱った方に合わせて設置が可能です。

 

すのこベッドおすすめ②ベッドフレームなしが良いなら安い「すのこ型吸湿マット」が便利!すのこ代用としてもGOOD!

価格 シングル:7,980円
ダブル:16,800円
素材 ベルオアシス
特徴 ・軽い
・直置きに最適

マットレスと床の間に直接挟むタイプのすのこベッドです。吸水力、吸湿力に優れた素材である、ベルオアシスを使ったすのこです。すのこ状になっていることに加え、素材自体吸湿してくれるのでサラサラとした寝心地を維持してくれます。

マットレスを直置きするのであれば、このすのこ型吸湿マットをは非常におすすめです。通常の木のすのこのイメージとは違うと思いますが、フローリングに床置きすのこの中ではもっともカビが生えにくいものです。また、急な泊まり客でも、敷布団の下に敷く事もできるので、1セット有れば便利な商品です。

 

すのこベッドおすすめ③機能的でおしゃれ「Camiveすのこベッド(マットレス付き)」

価格 シングル:49,800円(税込)
セミダブル:69,800円(税込)
ダブル:93,800円(税込)
素材 天然木
特徴 ・ヘッドボードあり(2口コンセント)
・スマートな脚付き
・お得なマットレス付き

ヘッドボード付きで、デザイン性と機能性を兼ね備えたすのこベッドです。6色のパターンがあるのでどんな部屋にもマッチさせることができます。すのこベッドでカビ対策しつつ、おしゃれな部屋にすることができます。マットレス付きなので、ベッドフレームとマットレスのトータル費用を抑えたい方にもおすすめです。

 

すのこベッドおすすめ④デザイン重視なら「天然木ロータイプベッド」

価格 シングル:39,800円
セミダブル:44,800円
ダブル:49,800円
素材 天然木
特徴 ・おしゃれ
・コンセント付きヘッドボード
・ロータイプ

おしゃれなロータイプのすのこベッドです。すのこの隙間部分が少ないため、通気性という意味ではそこまで高くありませんが、デザイン性が非常に高いベッドになります。どちらかというと、カビ対策よりもデザイン性重視の方におすすめです。(除湿シートを一緒にご使用をオススメします)

 

マットレスの下に敷く物はニトリにはある?

価格 シングル:9,490円
素材 天然木
特徴 ・通気性の良い脚付き
・ロータイプ

通気性の良い、脚付きのすのこベッドです。脚の高さも2段階選んで組み立てる事ができます。色もホワイト/ナチュラル/ウォールナットの三種類から選べます

 

ニトリ 4つ折りすのこは収納も出来て便利!

価格 シングル:7,490円
素材 天然木
特徴 ・収納簡単な4つ折り
・耐荷重100kgで安心

桐素材で出来ており、軽く扱いやすく、桐の持つ優れた湿度調整でムレなどを防ぎます。4つ折り仕様でコンパクトな為、押入れでも場所をとりません。

 

マットレスの下に敷くすのこベッドの使い方

マットレス用すのこベッドの使い方マットレス用すのこベッドの使い方を以下の種類別にご紹介します。

  • 床置きすのこ
  • すのこベッド

それぞれ解説します。

マットレスを直置きする場合の【床置きすのこ】の使い方!除湿シートも一緒に使う

直置きする場合の【床置きすのこ】の使い方

出典:amazon

フローリング、床に直置きする場合の、床置きすのこの使い方です。

すのことはいっても、マットレスと床の間に空間があまりないので、通気性は良いとは言えません。

油断すると、思いのほか早くマットレスにカビが生えてしまうので、こまめに壁に立てかけて陰干しするのが良いです。

また、マットレスとすのこの間に除湿シートを敷くのもかなり有効です。

【すのこベッド】の使い方

【すのこベッド】の使い方

出典:amazon

すのこベッドでも、床置き用の使い方とほぼ変わりません。ただ、床とマットレスの間の空間が広いため、通気性は良いです。

通気性が良いとは言え、すのこに面したマットレス部分はカビる可能性があるので、1週間に一回は陰干しをするようにしましょう。(同様にすのこがカビる場合もあります)

すのこベッドはマットレスがズレやすいので、ずれる場合は滑り止めシートをマットレスの下に敷くようにしましょう。

マットレスにすのこベッドを使用する際の注意点

マットレスにすのこベッドを使用する際の注意点マットレスにすのこベッドを使用する際の注意点は次の3つです。

  • 和室(畳)で使うのはNG
  • 敷布団の下にすのこを敷くのはおすすめできない
  • マットレス表面にできるカビには効かない

3つの注意点について詳しく解説します。

すのこベッド使用の注意点①和室(畳)で使うのはNG

すのこ使用の注意点①和室(畳)で使うのはNG

マットレスにすのこベッドを使用する際には、和室(畳)で使うのはNGです。

すのこを和室(畳)で使った場合、すのこが寝返りのタイミング等でずれてしまうと、すのこと畳がこすれて畳に傷が付いてしまうからです。

そのため、和室(畳)ですのこは使用しないほうが無難です。

どうしても使いたい場合は、すのこの下にシートなどを敷くようにしましょう。

すのこベッド使用の注意点②敷布団の下にすのこを敷くのはおすすめできない

すのこ使用の注意点②敷布団はおすすめできない

すのこにマットレスではなく、敷布団を使おうと考えている人もいるかもしれませんが、おすすめできません。

なぜかと言うと、敷布団は厚みがないため、すのこの感覚を背中で感じやすくなってしまうからです。寝心地が非常に悪くなるため、布団ですのこはおすすめできません。

すのこの感覚を背中で感じやすくなってしまう

敷布団を使う場合は、すのこ以外のカビ対策をしましょう。

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すのこベッド使用の注意点③マットレス表面にできるカビには効かない

すのこベッドを使用する際には、マットレス表面にできるカビには効かないことを理解しておきましょう。

マットレスは、湿気が多い部屋で寝ていると表面にカビが生えることがあります。この表面のカビはすのこベッドでは防止することはできません。

表面のカビ防止には、すのこではなく敷パッドやベッドパッドを使うようにしましょう。

敷パッドやベッドパッド

すのこベッドに敷くマットレスは何がおすすめ?ベストな厚みは?

すのこベッドに敷くマットレスは何がおすすめ?ベストな厚みは?すのこベッドにマットレスを敷く場合、「どのようなタイプでどのくらいの厚みが良いの?」と疑問に思う方もいるかもしれません。

しかし、すのこベッドに敷くマットレスタイプや厚みは特に決まりもなく、何を敷いても問題ありません。

強いて言うのであれば、以下のようなタイプのマットレスはカビが生えやすいため、すのこを利用する意味は大きいと言えます。

すのこベッドの利用価値が高いマットレス

  • 高反発ウレタンマットレス
  • 低反発ウレタンマットレス

上記のようなマットレスを使う場合、カビ対策としてすのこベッドは積極的に使うと良いでしょう。

すのこベッドだけでは不十分!マットレスのカビ対策にぴったりな方法

すのこだけでは不十分!マットレスのカビ対策にぴったりな方法</p> <h3>マットレスのカビ対策は、すのこだけで十分というわけではありません。すのこ以外でのカビ対策も重要になってきます。

そこで、すのこベッド以外のカビ対策方法をご紹介します。

すのこ以外のカビ対策①マットレスをこまめに陰干しをする

すのこを使わないカビ対策①マットレスをこまめに陰干しをするすのこを使っても使わなくともマットレスの陰干しは、基本的には必ずやっていただきたいカビ対策です。

すのこや除湿シートや敷きパッドなどの対策をしていていも、そのまま放置していればカビが生える可能性は当然あります。

週一回程度は、数時間は窓際で壁に立てかけて陰干しするのがおすすめです。もし、難しい場合は、本などをマットレス下に挟み、間に扇風機などで風を送り込むようにすると良いです。

すのこを以外のカビ対策②除湿シートを敷く(マットレスの下に敷く)

すのこを使わないカビ対策②除湿シートを敷くすのこを使わない場合、除湿シートを敷くとマットレス下に溜まった湿気を除去してくれるので、非常に有効なカビ対策になります。

もちろん、すのこ+除湿シートならさらに強力なカビ対策になります。

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すのこを以外のカビ対策③敷きパッドやマットレスプロテクターで汗を遮断

すのこを使わないカビ対策③敷きパッドやマットレスプロテクターで汗を遮断

すのこ以外のカビ対策として、敷きパッドやマットレスプロテクターを使うことも挙げられます。

敷きパッドやマットレスプロテクターを装着すれば、寝汗がマットレスを通って床に到達するのを防ぐことができます。

また、マットレスに汗が浸透しないことによりマットレスそのものの老朽化も防ぐことができるのでおすすめです。

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カビ対策について、さらに詳しくは次の記事をご覧ください。

すのこ以外のカビ対策④すのこベッドの下に敷くもの使用例

当サイト「マットレス大学」スタッフのカビ対策例を動画にしてみました、参考に御覧ください。

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まとめ

マットレスの下にすのこは必須ではありませんが、カビ対策の上で有効なアイテムです。

すのこと合わせて、除湿シートや陰干しを行うと、毎日気持ちの良い睡眠ができるはずです。

マットレス選びで迷ったらどうすればいい?

当サイトマットレス大学が総力を挙げて全41メーカーを徹底比較し、スペックを数値化してランキングにしました。
コスパ抜群のマットレスはどれなのかが分かりますので、マットレス選びの参考にしてみてください。

 

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