
「ベッドマットレスの隙間が気になる・・・」
「隙間にはやっぱりすきまパッドが必要なの?」
ベッドマットレスを2台並べて使っていると、どうしても隙間が気になる・・という方は多いと思います。


ここではマットレスの隙間を埋める対策方法やおすすめのすきまパッドなどを実際の経験から詳しく解説していきます。
- ベッドマットレスの隙間を埋める対策方法
- 隙間パッドを選ぶ注意点
- おすすめの隙間パッド
- 100均グッズ等で隙間パッドを自作できるか
目次
ベッドを並べると隙間ができる原因とは?


ベッドを並べて使うと、さまざまな理由で隙間ができてしまいます。ここでは大きな3つの理由について解説します。
マットレスの種類が違うため
マットレスは、メーカーや種類によって厚みが異なります。ベッドフレームも同じで、アイテムによって足の長さや高さが異なるため、違うものを並べると段差が生じやすくなります。
ベッドのサイドフレームが干渉するため
ベッドには左右にサイドフレームがあるものも。サイドフレーム同士がぶつかってぴったり並べられません。


また、マットレスが滑らないようにサイドフレームが盛り上がっているものもあります。フレームが邪魔になり、くっつけても隙間ができてしまいます。
マットレスが動いて隙間ができるため
マットレスはぴったりくっつけていても、寝返りなどを繰り返すと動いてしまいます。2つのマットレスが同じように動くわけではないため、自然とマットレスが離れていってしまいます。
ベッドマットレスの隙間を解消するための隙間パッドとは?
ベッドマットレスをくっつけてつかうと、どうしても気になるのが隙間です。ぴったりくっつけても寝返りなどで徐々に隙間が開いてしまい寝にくく感じることも。そこで活躍するのが「すきまパッド」。
マットレスとマットレスの隙間に挟むことでフラットになり、凹凸を感じにくくなります。隙間パッドを利用することで、家族など複数人で寝るときにも快適です。また、隙間ができないことでホコリなども溜まりにくく、スマホなど物を落としてしまうのも防げますよ。
ベッドの隙間パッドを選ぶ際のポイント


ベッドとベッドの隙間を埋めるパットですが、さまざまな種類がありどれを選べばいいのか迷ってしまいますよね。ここからは隙間パッドの選び方を詳しく解説します。
サイズを確認する重要性
使っているマットレスのサイズを測り、適切なサイズを選ぶことで役割をしっかり果たしてくれるでしょう。
また、パッドの幅が短いとずれやすく、隙間に沈んでしまう可能性があります。一般的にパッドの幅は20cm程度ですが、心配な方は30cmほどの幅広タイプを選ぶと安心です。
固定ベルト付きならさらに安心
ベッドマットレスの隙間パッドには、固定ベルトがついたタイプもあります。固定ベルトとは、マットレスの周囲に巻きつけて、隙間パッドとも連結できるアイテムです。
マットレスが動くのを防止し、隙間パッドも一緒に固定できるので、ずれる心配がありません。ずれて直す手間を軽減できるので、一つのマットレスのように使用したいという方にはぜひおすすめしたいアイテムです。
洗濯可能なパッドで衛生面も安心
衛生面が気になる方は、洗えるかどうかもチェックしておきたいポイントです。洗濯できると、汗や汚れなど気になったときにすぐに洗えます。カバーだけ洗えるというものも多くあるので、確認しておきましょう。
ベッドマットレスの隙間パッドを選ぶ時の注意点!
隙間パッドを選ぶ際の注意点
- 必ずしも隙間パットが必要なわけではない
- ペラペラの隙間パッドは選ばない
- 固すぎる素材の隙間パッドも選ばない
それぞれ詳しく解説していきます。
隙間パッドが必ずしも必要ではない場合も
一度、「ベッドパッド」をシーツ(カバー)の下に敷いて隙間が気になるか試してみると良いでしょう。特に、厚みのあるベッドパッドを敷くと隙間が気にならない場合もありますよ。チェックしてみてください。



ベッドパッドは隙間対策以外にも、ベッドマットレスを保護してくれたり、寝心地を向上させてくれるので隙間パッドだけ使うよりも実用的です。
薄すぎる隙間パッドのデメリット
また、連結したマットレスが動くたびに隙間の中に吸い込まれていき、頻繁に直す必要もあり手間もかかります。薄いタイプはなるべく避けた方が良いでしょう。
固すぎる隙間パッドの違和感について
隙間パッドの材質が硬いものを選んでしまうと、しっかりしていていいのですが違和感を感じやすいです。特にマットレスとの質感の違いがわかりやすいために、寝ている時にストレスになってしまう可能性があります。
特にネット通販で隙間パッドを購入する場合は、硬そうな隙間パッドを選ぶのはやめておきましょう。
おすすめのベッドマットレス隙間パッド3選
ベッドマットレスを並べる際に使う隙間パッドのおすすめアイテムをご紹介します。上で紹介したパッドの選び方と、注意点を考慮してピックアップしています。ぜひ参考にしてみてください。
Bed & Mattress すきまパッド
価格 | 3,499円 |
---|---|
素材 | ウレタン |
サイズ | 幅30cm × 長さ190cm × 厚み2cm(高さ12cm) |
洗濯 | 不可 |
カラー | きなり |
シンプルな隙間パッドです。 表面の角度が完全な曲線になっており、マットレスの隙間を極めて感じにくくしています。
洗えるカバー付きすきまパッド
価格 | 3,580円~ |
---|---|
素材 | ポリエステル |
サイズ | 幅20cm × 長さ196cm × 高さ6cm |
洗濯 | カバーは可 |
隙間パッドとマットレスの固定用ベルトがセットになっているタイプです。がっちりと固定して、隙間を埋めるために安定感があります。
ウレタン素材を使っているので、違和感を感じることなくベッドマットレスを繋げられ、価格もリーズナブルです。手軽に試してみたい方にもおすすめ!
西川 洗える隙間用パッド
価格 | 2,750円 |
---|---|
素材 | 側地:ポリエステル65% 綿35% 詰めもの:ポリエステル100% 詰めもの重量:約0.25kg |
サイズ | 幅30cm × 長さ190cm |
洗濯 | 可 |
布団で有名な西川の隙間用パッドは、ウレタンを使用していないので、使いはじめのにおいがほとんどありません。薄く作られており、上に寝ても違和感がな少ないです。また、さばらないので、宿泊先のホテルへ持って行って使用するなどの使い方もできます。丸洗いも可能で、清潔に使えますよ。
ニトリの隙間パッド「スペーサー」はどう?
ニトリでも、ベッドマットレス用に隙間パッドが販売されています。ニトリではスペーサーと呼ばれています。
価格 | 9,990円 |
---|---|
素材 | ポリエステル |
洗濯 | 不可 |
カラー | アイボリー |
マットレスの隙間に入り込みにくい人気アイテムです。違和感なく眠れて、子どもを親の間に挟んで寝たいという方にもおすすめ。寝相が悪くてもずれにくく、使いやすいと人気。
ただし、コスパのいいニトリにしては価格が9,990円とやや高めなのが気になるところです。それなりの値段がするので、実際に店舗で確かめて購入することをおすすめします。
隙間パッドを100均グッズで自作したり代用してもいい?
隙間パッドを自作するのはおすすめできない理由
- 簡単に代用できるものがない
- 自作は材料費と手間がかかる
隙間パッドはタオルやクッションで代用できそうですが、逆に背中に違和感を感じます。
また、手作りもできないことはありませんが、材料費や作る手間を考えると、市販の隙間パッドを使った方がコスパも良いでしょう。
隙間パッドを選ぶ時の注意点さえ抑えれば、無理に高いものを買う必要はありません。安くてもいいものはたくさん販売されているので、通販や市販で探して購入するのをおすすめします。
マットレスバンドを併用すればマットレスが動かない
マットレスがズレると、隙間パッドも安定しないので、マットレス自体を固定しなければいけません。
そんな時は、マットレスバンドを使うのが有効です。マットレスバンドは、次のように繋げたマットレスを固定するバンドのことを指します。


出典:rakuten
このバンドを使うことで、マットレスのズレを抑制し、隙間パッドも安定して使用することが可能です。また、下のようなセットもあるのでチェックしてみましょう!
すきまパッド マットレスバンド セット
価格 | 5,980円 |
---|---|
素材 | ウレタン |
2枚のベッドマットレスをしっかり固定するベルトと、間を埋めるスキマパッドがセットになった商品。スキマパッドがバンドに固定されるので、隙間パッドが落ちたり、パッドが移動する事を防げます。
マットレスバンドについては、次の記事に詳しくまとめています。



ベッドマットレスの隙間パッドに関するQ&A
ベッドマットレスに使う隙間パッドに関してのその他の疑問点をまとめてみました。
Q.隙間パッドはカインズで売ってる?
ベッドマットレスに使う隙間パッドは現在カインズでは販売されていません。
カインズで購入できるのは、ベッドパッドや敷きパッドのみになります。
Q.隙間パッドは無印良品で売ってる?
ベッドマットレス用の隙間パッドは無印良品では現在販売されていません。
以下のように開発を検討したこともあるようですが、実現には至っていません。
リクエストをありがとうございました。ご投稿いただいた内容は以前にも検討しており、現在のところ見送りとなっています。そのため、今回は次期商品開発に取り入れとはなりませんでしたが、貴重なご意見ありがとうございました。
引用:無印IDEA PARK
Q.西松屋の隙間パッドはどう?
子どものグッズを安く販売している西松屋でも「ふとんのすき間にメッシュパッド」という商品名で隙間パッドが販売されています。赤ちゃんや子どもが2台のマットレスの真ん中に寝るために作られており、1,000円以内で購入でき非常にリーズナブルです。
しかし、生地がぺらぺらなので、あまり隙間パッドの役割を果たせないと推定できます。
「体重が軽い子どもなら大丈夫では?」と思うかもしれませんが、体の小さな子どもの場合少しの隙間でも気になり、寝心地も悪く感じます。また大きくずれてしまった場合、子どもが落ち込んでしまう可能性もあり危険です。
よく検討してから選ぶようにしましょう。
マットレスを繋げて使う方は、次の記事も参考にしてみてください。



Q.マットレスと壁の隙間はどうすれば?
当マットレス大学では「マットレスと壁の隙間はなるべく塞がない」ことを推奨しています。マットレスは下やサイドから換気しているので、壁との隙間を塞いでしまうと湿気がたまり、マットレスの寿命を短くしてしまう可能性があるからです。
子どもが小さくベッドから落ちないようにしたいという場合は、スツールや薄めのマットレスを挟んで隙間を埋めるようにしましょう。湿気を溜め込まないように、マットや布団を干すときには一緒に外して、換気するようにしてみてください。
Q.すきまパッド以外につなぎ目を無くす方法は?
シングル2つを並べたサイズ194cm(約97センチ2台)なので「ワイドキング」サイズの大きさの「マットレスパッド」を敷く方法もあります。
ベッドに隙間パッドを敷いて家族で安眠しよう
ベッドマットレスの隙間パッドは、二つのマットレスをくっつけることで起こる隙間を解消するアイテム。最適なものを選ぶことで、隙間が気にならずのびのび眠れ、マットレスの繋ぎ目部分で寝ることがあっても気になりにくいでしょう。今回の記事を参考にぴったりのマットレスパッドを探してみてください。
当サイトマットレス大学が総力を挙げて全41メーカーを徹底比較し、スペックを数値化してランキングにしました。
コスパ抜群のマットレスはどれなのかが分かりますので、マットレス選びの参考にしてみてください。
