
「マットレスの上に敷くものは何が正解?」
「上に敷布団って敷いて良いの?」
「マットレスカバーなしでそのまま寝るのってあり?」
こんな疑問を持っている方も多いのではないでしょうか。
結論としては「マットレスの上に布団(敷布団)を敷いて寝るのはNGですし、カバーを付けずにそのまま寝るのもNG」です。
このページでは「なぜマットレスの上に敷布団を敷いて寝る&そのまま寝るのはNGなのか?」と「マットレスの上に敷くものは何が正解なのか?」を詳しく解説してきます。
- マットレスの上に敷くものは何が正解か
- マットレスの上に布団(敷布団)はいらない理由
- マットレスの上にそのまま寝るのはNGの理由
目次
ベッドマットレスの上に敷くものはパッド類やシーツ・プロテクターが必要です!布団は敷かない
「マットレスの上に敷くものは何が正解?」
結論を言うと、マットレスの上に敷くものの正解は次の4つです。
マットレスの上に敷くもの4つ
マットレスの上に敷くアイテムについて詳しく解説します。
マットレスの上に敷くもの①敷きパッド(汗から守り寝心地もアップ)
マットレスの上に敷くアイテムとして、敷きパッドがおすすめです。
敷きパッドは、一番上に敷くアイテムで、マットレスを汚れや寝汗から守ってくれる役割をします。
また、敷きパッドは表面の素材で肌触りを向上させてくれて、温度調節もしてくれるので寝心地もアップする優れものです。
敷きパッドについては、次の記事で詳しく解説しています。
マットレスの上に敷くもの②ベッドパッドで寝心地アップ
マットレスの上に敷くアイテムとして、ベッドパッドもおすすめです。ベッドパットはシーツの下に入れてマットレスの寝心地をアップしてくれるアイテムです。
特に分厚いベッドマットレスにはベッドパッドを敷くことがほとんどです。
中に「わた」が入っているので、へたったマットレスの上に使うとふかふかの寝心地を復活してくれます。
また、マットレスに汚れがついたり、寝汗が侵入するのを防いでくれる、プロテクターの役割もあります。敷きパッドとベッドパットについては次の記事に詳しくまとめています。
マットレスの上に敷くもの③マットレストッパー(特に腰痛持ちの場合はおすすめ・へたりと寝心地改善にも)
マットレスの上に敷くものとしては、マットレストッパーというアイテムもあります。
マットレスの上に布団を敷かないと腰が痛い、という人も中にはいると思いますが、そんな人にマットレストッパーはおすすめです。
マットレストッパーとは、寝心地を向上するためにベッドマットレスの上に置く用に作られた薄型のマットレスのことです。
※参考:マットレストッパーとは?【使い方を解説!トッパーだけで寝るのはあり?】
古くへたってしまったベッドマットレスの上に敷いて寝心地を回復させる時なんかに使われます。ベッドパッドにも寝心地改善の目的はありますが、マットレストッパーの方が寝心地向上の目的が強いです。
例えば、有名なエアウィーヴなどもマットレスの上に敷いて寝心地を改善するトッパーと言えます。
マットレスの上に敷くのにぴったりな寝具であるトッパーについて、詳しくは次の記事をご覧ください。
上に敷くもの④防水マットレスプロテクター!(そのまま敷く事で汚れ防止に)
マットレスの上に敷くものというよりは、装着するものになりますが、シーツやカバーの代わりに防水マットレスプロテクターもおすすめです。
マットレスプロテクターを付けると、寝汗や皮脂、ダニなどのあらゆる汚れをガードしてくれて快適な眠りをサポートしてくれます。
カビ対策やダニ対策など様々な場面で活躍する万能な寝具です。
次の記事で、マットレスプロテクターについて詳しく解説しているので参考にしてみてください。
ベッドマットレスの上に敷布団はいらない理由3つ
マットレスの上に布団を敷くのがNGの理由
- マットレスの寝心地が台無しになる
- 疲れが取れなくなる
- カビが生えやすい
上記の理由について、詳しく解説していきます。
上に敷布団はいらない理由①マットレスの寝心地が台無し
マットレスの上に分厚い布団を敷いてしまうと、マットレスのせっかくの素材やスプリングが何の意味も持たなくなり、寝心地が大きく低下してしまうんです。
布団がずれる事もあるぞい。
ベッドマットレスというのは、直接寝るのが一番寝心地が良いように設計されています。寝心地を確保する意味でも、マットレスの上に布団を敷くのは止めましょう。
※介護ベッドのマットレスの上に布団を敷くと、正常に稼働しなくなる恐れがあり、角度を変えた際に布団がずれて危険です。
マットレスの上に敷布団はいらない理由②疲れが取れなくなり・腰痛の原因にも
マットレスの上に布団(敷き布団)を敷くと、腰の沈みが敷き布団を敷いている分深くなります。
そうすると、睡眠中の姿勢も悪くなり、寝返りも大変になり、疲れが取れなくなってしまい、腰痛の原因にもなるんです。
マットレスの上に布団の代わりに敷くなら、トッパーという薄型のマットレスがおすすめです。
トッパーについては次の記事で詳しく解説しています。
上に敷布団はいらない理由③カビが生えやすい
マットレスの上に布団(敷布団)を敷きっぱなしにしていると、マットレスと布団の間に湿気が溜まってしまい、カビが生えやすくなります。
マットレスだけでも、床との間に湿気が溜まりやすくカビやすいのに、布団を敷いてしまうと手入れの手間が増えてしまいます。
カビが生えやすく、手入れの手間が増えるという観点からもマットレスの上に布団を敷くのはおすすめできません。
マットレスの上にシーツ(カバー)なしでそのまま寝るのはNG
マットレスの上にシーツ(カバー)も何も敷かずにそのまま寝るのはおすすめできません。
マットレスの上にそのまま寝るのが非推奨な理由は次の2つです。
- 汚れがマットレスにつく
- マットレスが劣化しやすい
詳しく解説します。
そのまま寝るのがNGな理由①汚れがマットレスにつく
マットレスの上にそのまま寝てしまうと、汚れがつきやすいです。
最低限カバーは付けていないと寝汗やよだれ、その他の汚れも付き放題です。
ボックスシーツやカバーを使えばある程度の汚れはガードできますが、それだけでは万全とはいえません。
マットレスを汚れから保護するという意味でシーツ以外の何かしらのアイテム(敷きパッドやベッドパッド、マットレスプロテクター)を敷いて寝たいところです。
そのまま寝るのがNGな理由②マットレスが劣化しやすい
マットレスの上にそのまま寝ると、マットレスは劣化しやすいです。
寝ている時に、人は200ml(コップ一杯)分の汗をかくと言われています。マットレスにそのまま寝てしまうと、そのコップ一杯分の汗が毎晩染み渡ることになりますね。
また、やはりシーツだけでも汗を完全にはシャットアウトできません。
マットレスの素材が早く劣化してしまう原因にもなってしまい、寝汗がそのままマットレスに浸透して床まで到達すると、カビが生えやすくなる原因にもなってしまいます。
上記を避けるため、ベッドパッドや敷きパッド、マットレスプロテクターを敷くのがおすすめです。
マットレスの上に低反発マットレスを敷くのもおすすめしない
マットレスの上に低反発マットレス(トゥルースリーパーなど)を敷くのは次の理由からやめた方が良いでしょう。
- 寝返りがしにくくなり、体や腰に負担を掛けてしまうから
- 腰が沈み込み過ぎて腰に負担がかかる体勢になってしまうから
マットレスの上にさらにマットレスを敷くのであれば、腰痛対策を考えて高反発のものを敷くことを推奨します。
→【21商品比較】高反発マットレスおすすめ人気ランキングをみる
マットレスの上に布団を敷きたいならアンダーマットレスを使うのがおすすめ
マットレスの上に布団(敷布団)をどうしても敷きたいのであれば、アンダーマットレスの上に敷くという手があります。
アンダーマットレスは、布団の下に敷く用に開発されたマットレスです。
手持ちの布団の寝心地を改善するために作られたマットレスなので、厚みは少なく高反発のものが多いです。
また、通常のマットレスに比べて比較的安価なのが特徴の寝具です。
布団の上にマットレスを敷くのはアリ
布団(敷布団)の上にマットレストッパー(3〜5cm程度の薄いマットレス)を敷くのはアリです。
マットレストッパーは、他のマットレスの寝心地を改善する目的のアイテムなので、一枚で使うことを想定して作られていません。
そのため、一枚で使うとどうしても底つき感が出てしまいます。そこで、薄いマットレスを布団の上に敷くと、底つき感無く快適に眠ることができます。
マットレスの上に布団(敷布団)は敷かないようにしましょう。
その代わりとして、汚れ防止には敷きパッド、ベッドパッドやプロテクター、マットレスだけでは腰が痛いという場合にはトッパーを敷くと良いでしょう。
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