
「マットレスの上に布団(敷布団)って敷いて良いの?」
「マットレスの上にカバーなしでそのまま寝るのってあり?」
こんな疑問を持っている方も多いのではないでしょうか。
結論としては「マットレスの上に布団を敷いて寝るのはNGですし、カバーを付けずにそのまま寝るのもNG」です。
このページでは「なぜマットレスの上に布団(敷布団)を敷いて寝る&そのまま寝るのはNGなのか?」と「代わりに上には何を敷けば良いのか?」を詳しく解説してきます。
- マットレスの上に布団を敷いていけない理由
- マットレスの上にそのまま寝るのもNGの理由
- マットレスの上に敷くおすすめアイテム
目次
マットレスの上に布団を敷くのは基本NGの理由3つ

マットレスの上に布団を敷くのがNGの理由
- マットレスの寝心地が台無しになる
- 疲れが取れなくなる
- カビが生えやすい
上記の理由について、詳しく解説していきます。
上に敷布団はいらない理由①マットレスの寝心地が台無し
マットレスの上に分厚い布団を敷いてしまうと、マットレスのせっかくの素材やスプリングが何の意味も持たなくなり、寝心地が大きく低下してしまうんです。
マットレスというのは、直接寝るのが一番寝心地が良いように設計されています。寝心地を確保する意味でも、マットレスの上に布団を敷くのは止めましょう。
上に敷布団はいらない理由②疲れが取れなくなる
マットレスの上に布団(敷き布団)を敷くと、腰の沈みが敷き布団を敷いている分深くなります。

そうすると、睡眠中の姿勢も悪くなり、寝返りも大変になり、疲れが取れなくなってしまうんです。
マットレスの上に布団の代わりに敷くなら、トッパーという薄型のマットレスがおすすめです。
トッパーについては次の記事で詳しく解説しています。

上に敷布団はいらない理由③カビが生えやすい
マットレスだけでも、床との間に湿気が溜まりやすくカビやすいのに、布団を敷いてしまうと手入れの手間が増えてしまいます。
カビが生えやすく、手入れの手間が増えるという観点からもマットレスの上に布団を敷くのはおすすめできません。
マットレスの上にシーツ(カバー)だけでそのまま寝るのもNG
そのまま寝るのが非推奨な理由は次の2つです。
- 汚れがマットレスにつく
- マットレスが劣化しやすい
詳しく解説します。
そのまま寝るのがNGな理由①汚れがマットレスにつく


マットレスの上にそのまま寝てしまうと、汚れがつきやすいです。
ボックスシーツやカバーを使えばある程度の汚れはガードできますが、それだけでは万全とはいえません。
マットレスを汚れから保護するという意味でシーツ以外の何かしらのアイテムを敷いて寝たいところです。
そのまま寝るのがNGな理由②マットレスが劣化しやすい


マットレスの上にそのまま寝ると、マットレスは劣化しやすいです。
寝ている時に、人は200ml(コップ一杯)分の汗をかくと言われています。マットレスにそのまま寝てしまうと、そのコップ一杯分の汗が毎晩染み渡ることになりますね。
シーツではやはり汗を完全にはシャットアウトできないため、マットレスの素材が早く劣化してしまう原因にもなってしまうのです。
また、寝汗がそのままマットレスに浸透して床まで到達すると、カビが生えやすくなる原因にもなってしまいます。
マットレスの上に低反発マットレスを敷くのも止めた方が良い
- 寝返りがしにくくなり、体や腰に負担を掛けてしまうから
- 腰が沈み込み過ぎて腰に負担がかかる体勢になってしまうから
マットレスの上にさらにマットレスを敷くのであれば、腰痛対策を考えて高反発のものを敷くことを推奨します。
→【21商品比較】高反発マットレスおすすめ人気ランキングをみる
マットレスの上に敷くものでおすすめはコレ!
「じゃあ、マットレスの上には何を敷けばよいの?」
と言う話ですが、ぜひ上に敷きたいおすすめアイテムは次の4つです。
マットレスの上に敷くアイテム
マットレスの上に敷くアイテムについて詳しく解説します。
上に敷くもの①敷きパッド
敷きパッドは、一番上に敷くアイテムで、マットレスを汚れや寝汗から守ってくれる役割をします。
また、表面の素材で肌触りを向上させてくれて、温度調節もしてくれるので寝心地もアップする優れものです。
敷きパッドについては、次の記事で詳しく解説しています。



上に敷くもの②ベッドパッド
特に分厚いベッドマットレスにはベッドパッドを敷くことがほとんどです。
中に「わた」が入っているので、へたったマットレスに使うとふかふかの寝心地を復活してくれます。
また、マットレスに汚れがついたり、寝汗が侵入するのを防いでくれる役割もあります。敷きパッドとベッドパットについては次の記事に詳しくまとめています。



上に敷くもの③マットレストッパー(特に腰痛持ちの場合はおすすめ)
そんな人は、トッパーがおすすめです。トッパーとは、寝心地を向上するためにベッドマットレスの上に置く用に作られた薄型のマットレスのことです。
※参考:マットレストッパーとは?【使い方を解説!トッパーだけで寝るのはあり?】
古くへたってしまったベッドマットレスの上に敷いて寝心地を回復させる時なんかに使われたりもします。
例えば、有名なエアウィーヴなどもマットレスの上に敷いて寝心地を改善するトッパーと言えます。
マットレスの上に敷くのにぴったりなトッパーについて、詳しくは次の記事をご覧ください。



上に敷くもの④防水マットレスプロテクター
マットレスプロテクターを付けると、寝汗や皮脂、ダニなどのあらゆる汚れをガードしてくれて快適な眠りをサポートしてくれます。
カビ対策やダニ対策など様々な場面で活躍する万能な寝具です。
次の記事で、マットレスプロテクターについて詳しく解説しているので参考にしてみてください。



マットレスの上に布団を敷きたいならアンダーマットレスを使うのがおすすめ
アンダーマットレスは、布団の下に敷く用に開発されたマットレスです。
手持ちの布団の寝心地を改善するために作られたマットレスなので、厚みは少なく高反発のものが多いです。
また、通常のマットレスに比べて比較的安価なのが特徴の寝具です。



布団の上にマットレスを敷くのはアリ


布団(敷布団)の上にマットレストッパー(3〜5cm程度の薄いマットレス)を敷くのはアリです。
マットレストッパーは、他のマットレスの寝心地を改善する目的のアイテムなので、一枚で使うことを想定して作られていません。
そのため、一枚で使うとどうしても底つき感が出てしまいます。そこで、薄いマットレスを布団の上に敷くと、底つき感無く快適に眠ることができます。
マットレスの上に布団(敷布団)は敷かないようにしましょう。
その代わりとして、汚れ防止には敷きパッド、ベッドパッドやプロテクター、マットレスだけでは腰が痛いという場合にはトッパーを敷くと良いでしょう。
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コスパ抜群のマットレスはどれなのかが分かりますので、マットレス選びの参考にしてみてください。