マットレスの使い方・手入れ方法

マットレスを直置きでおしゃれに見せる【カビ問題の解決策も解説】

マットレスを直置きでおしゃれに見せる【カビ問題の解決策も解説】

「マットレスを直置きするとおしゃれに見えない・・・」

「直置きしてもおしゃれに見えるようにする方法を知りたい・・・」

特に一人暮らしの方や限られた部屋数しかない方は、マットレスを直置きしたいと考えている場合が多いと思います。

ここではマットレスを直置きしてもおしゃれに見える方法や直置きする時のカビ対策などを詳しく解説していきます。

この記事で分かること
  • マットレスを直置きしてもおしゃれに見えるコツ
  • マットレスを直置きする際に必須のカビ対策方法
  • どうしても分厚いマットレスを直置きしたい時の対処法

目次

マットレスを直置き(フローリングや畳)でおしゃれに見せるコツ

マットレスを直置きしてもおしゃれに見えるコツマットレスを直置きすると、ベッドフレームに敷くよりも生活感が出てしまい、おしゃれになりにくい傾向にあります。

しかし、次のコツを守ると、マットレスを床に直置きしてもおしゃれさがグッと引き立ちます。

マットレスを床に直置きしてもおしゃれに見せるコツ

  • カバー(シーツ)の色を部屋に合わせる
  • 敷きパッドは使用しない
  • なるべく部屋をシンプルにする

直置きでおしゃれに見せるコツを詳しく解説します。

マットレス床に直置きでおしゃれに見せるコツ①カバー(シーツ)の色を部屋やカーペット・インテリアに合わせる

マットレスを直置きでおしゃれに見せようとする際、カバー(シーツ)がキーポイントになります。

ベッドマットレスはホワイトのイメージがありますが、カバーの色を変えれば部屋に色を合わせることができます。

マットレスカバーの色を部屋に合わせる

部屋の色と同系色のカバーを使うのが直置きしてもおしゃれに見えるコツです。

マットレス直置きでおしゃれに見せるコツ②敷きパッドは使用しない

マットレスを直置きする際に、おしゃれに見せようとするなら敷きパッドの使用はおすすめできません。

敷きパッドはベッドマットレスの触り心地をアップしたり、温度調節、汗からマットレスを守ってくれます。

しかし、特に直置きしたマットレスに使用する場合は、見た目的におしゃれとは決して言えません。

敷きパッドを使う代わりに、カバーの下につけられるマットレスプロテクターやベッドパッドを使うとおしゃれさと防カビを共存させることができるのでおすすめです。

マットレス直置きでおしゃれに見せるコツ③なるべく部屋をシンプルにする

マットレスを直置きでおしゃれに見せるコツ3つ目は、部屋をシンプルにすることです。

相当センスのある方は、部屋がゴチャゴチャしていても、おしゃれに見せることはできますが、大半の方はそうはいきません。

なるべく物を減らし、部屋に余白を持たせることがポイントです。

部屋がシンプルだと直置きでもおしゃれ引用:rakuten

上記はイメージですが、ものが散乱せず、マットレスを直置きしてもスタイリッシュでおしゃれなイメージを持たすことができます。

マットレスを直置きする時に必須のカビ対策5つ!

マットレス(敷布団)を畳や床に直置きする時の注意点を洗い出しましたマットレスを直置きするなら、おしゃれに見せることも大事ですが、カビ対策は必須です。おすすめのカビ対策を5つピックアップしました。

  1. 定期的な陰干し(必須)
  2. すのこを敷く
  3. 除湿シートを使う
  4. 敷きパッドやベッドパッドを使う
  5. マットレスプロテクターを使う

この中で、「定期的な陰干し」は床に直置きするなら必須でして欲しいカビ対策です。

それぞれについて詳しく解説します。

マットレスを直置きする時のカビ対策①定期的な陰干し!まずは除湿・通気(できれば毎日立てる)

マットレスを直置きする場合に、必ずして欲しいのが定期的な陰干しです。

マットレス自体にも湿気が溜まりやすいですし、直置きしているとマットレスと床の間も湿っぽくなってしまいます。

特に通気性の悪いウレタンマットレスであれば、3日に一回は陰干しして、湿気を放湿することをおすすめします。

ベッドマットレスの干し方については、次の記事に詳しくまとめています。

マットレスの干し方【干す時間は?天日干しでOK?干せない時の対処法も】 「マットレスの干し方ってどうやるの?」 「布団と同じように天日干しで干すの・・?」 ベッドマットレスを干すのが面...

マットレス直置きする時のカビ対策②すのこベッドを敷く

マットレスを床に直置きする時のカビ対策におすすめなのは「すのこベッド」です。

マットレスの下にすのこを敷くと、床とマットレスの間に空気の通り道ができるので通気性がよくなり、カビが生えるのを防止してくれます。

ただし、すのこベッドに面している部分はカビが生える場合もあるので、定期的に陰干しするようにしましょう。

すのこベッドに関しては、次の記事に詳しくまとめていますので参考にしてみてください。

マットレスの下には何かを敷くべきなのか【すのこだけでも良い?】 「マットレスの下にすのこベッドは必要なの?」 「すのこはベッドを買うとしたらどれがおすすめ・・・?」 マットレス...

直置きする時のカビ対策③除湿シートを敷く(湿気対策)

マットレスを直置きする際のカビ対策として、除湿シートも有効です。

除湿シートはマットレスの下に敷いて、湿気を吸収してくれるアイテムです。

床に直置きしたマットレスをこまめに陰干ししなくとも、除湿シート自体を週1程度で干してあげればOKになります。

同時にマットレスも干してあげれば完璧です。

除湿シートのおすすめ4選【どこに敷く?マットレスの下?すのこベッドにも必要?】 「マットレスに除湿シートって絶対必要なの?」 「どんな除湿シートを買えばいいんだろう?」 「除湿シートの正しい敷き方も知...

直置きする時のカビ対策④敷きパッドやベッドパッドを敷く

マットレスを床に直置きする際のカビ対策には敷きパッドやベッドパッドも有効です。

敷きパッドというのは、マットレスの上に敷くアイテムで、肌触りを良くし、寝る時の温度を調整してくれるので寝心地もアップしてくれます。

本来の機能である寝心地アップと同時に、マットレスへの寝汗の浸透を防いでくれるので、直置きしたマットレス下に湿気がたまりにくくなって、カビを生えにくくしてくれるんです。

また、ベットパットはシーツの中に入れて、寝心地をアップさせてくれるアイテムです。
汗を吸収してくれるので、床に直置きしたマットレスをカビからも守ってくれます。

ベッドパッドと敷きパッドの違い・使い方【マットレスに両方必要?シーツとの順番は?】 「敷きパッドやベッドパッドってマットレスに必要なの?」 「そもそも、敷きパッドとベッドパッドの違いが分からない・・」 「...

直置きする時のカビ対策⑤マットレスプロテクターを付ける

直置きする時のカビ対策⑤マットレスプロテクターを付けるマットレスを直置きする際のカビ対策として、マットレスプロテクターは有効です。

マットレスプロテクターはシーツの下に装着する、マットレスを汚れから守るアイテムです。

防水性のものを選ぶと、マットレスへの寝汗の侵入を防ぐことができるので、水分が下に溜まるのを抑えてカビが生えにくくなります。

カビ対策に留まらず、マットレスをしっかり守ってくれて寿命を伸ばすのにも役立つのでおすすめのアイテムです。

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分厚いベッドマットレスを直置きしたい時の対処法

ベッドマットレスを直置きしたい時の対処法分厚いベッドマットレスは床に直置きすることを想定して作られていませんので、できれば安価でもベッドフレームを使って欲しいのが本音です。

しかし、どうしてもベッドフレームは使わずに、床に直置きしたい場合は次の方法を試してみましょう。

分厚いベッドマットレスをどうしても床に直置きしたい場合の対処法

  • すのこベッドをベッドマットレスの下に置く
  • やむおえず直置きする場合は陰干しは必ずする

詳しく解説します。

対処法①すのこベッドをベッドマットレスの下に置く

すのこをベッドマットレスの下に敷くと、通気性がグンと上がり床にカビが生えにくくなります。

 

安価に売っているすのこもあるので、次の記事を参考にしてみてください。

マットレスの下には何かを敷くべきなのか【すのこだけでも良い?】 「マットレスの下にすのこベッドは必要なの?」 「すのこはベッドを買うとしたらどれがおすすめ・・・?」 マットレス...

対処法②やむおえず直置きする場合は必ず定期的に干す

ベッドフレームも、すのこも使えず、どうしてもそのままベッドマットレスを直置きしなくてはいけない場合は必ず2週間に一回ほどはマットレスを立てかけて陰干ししましょう。

陰干しすることでカビが生えにくくなります。

また、合わせて除湿シートも敷くとさらにカビが生えにくくなるのでおすすめです。

ベッドマットレスが重く立てかけるのが難しい場合は、マットレスと床の間に本を挟んで扇風機やドライヤーを当ててあげて湿気を飛ばすようにしましょう。

畳(和室)にマットレスを直置きする場合の注意点

畳(和室)にマットレスを直置きする場合の注意点畳にマットレスを直置きする場合は、次の4つの注意点に留意しましょう。

  • カビ対策を必ずする
  • すのこは畳を傷つけるので使わない
  • ファイバーマットレスを子供に使う場合は防水必須
  • ベッドマットレスはなるべく敷かない

さらに詳しい畳でのマットレス直置きの注意点は、次の記事に詳しくまとめているので参考にしてみてください。

畳の上にマットレスを敷く注意点【和室におすすめの2選も紹介】 「畳部屋の場合、どんなマットレスがおすすめ?」 「畳でマットレスを使う時に気を付ける点があれば知りたい・・・」 ...

直置きできるマットレスの見分け方

直置きできるマットレスの見分け方直置きできるマットレスは、厚みが8cm〜14cmのものです。そもそもマットレスは、厚みによって用途や使い方が違います。

厚み 用途 使い方
15cm以上 ベッドマットレスとして使う ベッドフレームの上に敷く
8cm〜14cm ベッドマットレスまたは直置きマットレスとして使う ベッドフレームの上に敷く
または、床に直置きする
7cm以下 手持ちのベッドマットレスの寝心地改善(トッパー) 手持ちのベッドマットレスの上に敷く

15cm以上のマットレスは直置きを想定して作られていません。

また、7cm以下のマットレスは直置きすると底つき感が出る可能性が高いので、一枚で使うのには向いていません。

絶対に表の通りに使わないといけないというわけではありませんが、目安として参考にしてください。

直置きできるマットレスのおすすめ4選

直置きに適したマットレスのおすすめは?直置きできるおすすめのマットレスの特徴は次の通りです。

直置きにおすすめのマットレスの特徴

  • それなりの厚みがある(10cm〜15cm程度)
  • 重量が軽い(10kg以下)
  • 収納性が高い

薄いマットレスを床に直置きで使ってしまうと、背中に底つき感が出てしまう場合があります。最低8cm、できれば10cm〜15cm程度の厚みがあるものがおすすめです。

床に直置きする際はカビ対策でマットレス自体をこまめに陰干しをするというのが重要になってきます。

ですので、ある程度持ち運びやすい重さの、マットレスを選ぶのがおすすめです。

また、部屋を広く使えるように、クローゼットにしまったり部屋の隅に置けるように収納性の高い折りたたみタイプだと、なおおすすめです。

直置きにおすすめマットレス①モットン

価格 シングル:39,800円
セミダブル:49,800円
ダブル:59,800円
素材 高反発ウレタンフォーム
重量 7.5kg〜
厚み 10cm
収納性
保証 ・90日間返品保証
・硬さ変更可能

モットンは厚み十分で、重量もシングル7.5kg以下なので直置きにも適したマットレスです。硬さを選べて、合わなければ変更もできるので、マットレスで失敗する可能性がとても低いのが特徴です。
高反発で寝返りも打ちやすく、体圧分散性も高いので快眠しやすい直置きマットレスです。

 

直置きにおすすめ②エムリリー優反発(三つ折り8cm)

価格 セミシングル:25,980円
シングル:27,980円
セミダブル:34,980円
ダブル:40,980円
素材 優反発ウレタンフォーム
厚み 8cm
重さ 6kg〜
収納性
保証 3年保証

エムリリーの優反発シリーズである三つ折り8cmモデルは、折りたたみ可能なので収納しやすいのがポイントです。
また、厚みも8cmと十分で底つき感も感じにくく、重さも6kgと持ちやすいので直置きマットレスとしては非常に優秀です。

 

直置きにおすすめ③雲のやすらぎプレミアム(マットレスタイプ)

価格 シングル:39,800円
セミダブル:49,800円
ダブル:59,800円
素材 ポリエステル、羊毛、高反発ウレタン
厚み 17cm
重さ 6.7kg〜
収納性
保証 100日間返金保証

雲のやすらぎプレミアムのマットレスタイプも直置きに適しています。厚みは17cmと底つき感は一切感じないので、硬いフローリングで寝ても寝心地は抜群です。
折りたたみがしにくいので、収納性は低い点は注意が必要ですが、それ以外の部分では直置きにおすすめできるマットレスです。

 

直置きにおすすめ④ニトリ三つ折り高反発マットレス(日本製)

ニトリには厚み10cmで厚みが十分なマットレスがあります。

三つ折りマットレスなので、軽く収納も簡単なのでお手入れも楽に済みます。

 

以下のフローリングに直置きできるおすすめのマットレスも参考にしてみてください。

フローリングにおすすめのマットレス13選【床に直置きできる条件とは?】 「フローリングに敷けるマットレスってどれがあるの?」 「直接フローリング(床)に敷くマットレスのおすすめが知りたい」 ...
マットレス選びで迷ったらどうすればいい?

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コスパ抜群のマットレスはどれなのかが分かりますので、マットレス選びの参考にしてみてください。

    

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