「湿気に強いマットレスってある?」
「マットレスの湿気対策はどうすればいい?」
マットレスの湿気を放っておくとカビやダニの原因になるので、対策することは必須です。
特に、フローリングや畳にそのまま置いている場合はマットレスと床の間に湿気が溜まりやすいので要注意です。
ここでは、マットレスの湿気対策を7つ、そしてカビが生えてしまった場合の取り方も紹介します。
- 湿気に強いマットレス
- マットレスの湿気対策
- 湿気取りに有効な除湿シートの使い方
- カビが生えた場合の取り方
目次
湿気に強いマットレスのおすすめ2選!カビない・カビにくい素材は?
湿気に強い・カビにくいマットレスは4種類あります。
湿気が溜まりにくいマットレス | イメージ |
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高反発ファイバーマットレス | |
ポケットコイルマットレス | |
ボンネルコイルマットレス | |
脚付きマットレス |
ポケットコイルとボンネルコイルはいわゆるスプリングマットレスと呼ばれ、ベッドで使う用のマットレスです。中がスプリングになっているので、通気性が良く湿気に強くカビも生えにくいです。
ファイバーマットレスはエアウィーヴに代表される丸洗いできるマットレスです。ポリエチレンを細いチューブ状にしたものを中材として使っており、通気性が抜群に良いので湿気に強くカビも生えにくいです。万が一カビが生えてしまっても洗い流すことができます。
また、脚付マットレスは下に空間があるため、湿気が溜まることはほぼありません。
湿気に強いマットレスをご希望の場合は、上記の種類から選ぶと良いでしょう。
湿気に強いマットレス①エアウィーヴ スマートZ01
価格 | シングル:77,000円(税込) セミダブル:93,500円(税込) ダブル:110,000円 (税込) |
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素材 | 中材:ポリエチレン樹脂、ポリエステル100% 外カバー:ポリエステル100% |
折りたたみ可否 | 可 |
重量 | シングル:8.5kg セミダブル:10.5kg ダブル:12kg |
厚み | 9cm |
エアウィーヴ スマートZは丸洗いできるエアファイバーとウレタンの組み合わせで構成されたマットレスです。
エアファイバーの通気性が抜群に良いので、湿気が溜まりにくく、カビも生えにくいので快適に使えるマットレスです。
フランスベッド脚付きマットレス
素材 | 高密度連続スプリング(ボンネルコイル) |
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厚み | 23.7cm |
体圧分散性 | 高 |
耐久性 | 高 |
反発力(硬さ) | 硬め |
価格 | シングル:44,900円 セミダブル:59,900円 ダブル:69,900円 |
保証 | 2年保証 |
フランスベッドの脚付きマットレスです。脚部分に空洞があるので、風通しが良く湿気には非常に強くカビが生えにくいです。足の高さが選べるのもポイントです。脚付きマットレスの中では比較的高額ですが、機能性、デザイン性など含めてコスパの良いマットレスと言えます。
マットレスの湿気対策7つ!必須なのは?
マットレスの湿気対策を7つご紹介します。
全部おこなう必要はありませんが、カビを防止するためにも一番目で紹介する「定期的に陰干しする」は必ず行うべきです。
「定期的に陰干しする」をベースに他の湿気対策も行うとさらにカビが生えにくくなります。では、マットレスの湿気対策7つを詳しく解説していきます。
湿気対策①マットレスを定期的に陰干しする【必須でやる】
マットレスの湿気対策で必ず実施して欲しいのが「この定期的に陰干しする」です。
マットレスに溜まった湿気を定期的に干して飛ばすことでカビが生えるのを防ぐことができます。
なぜ天日干しではなく陰干しかというと、マットレスは日光に弱いものが多いからです。マットレスの劣化が早まってしまうので必ず陰干しで湿気除去するようにしましょう。
干す頻度は次を目安にしてください。
種類 | 陰干し頻度 |
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ベッドマットレス (ポケットコイルやボンネルコイル) |
2週間に1回程度 |
ウレタンマットレス | 2〜3日に1回程度 |
マットレスの干し方については、次の記事に詳しくまとめています。
湿気対策②掛け布団はそのままにしない!通気重視!
寝ている時に、マットレスには大量の寝汗が付いていることになりますが、掛け布団をそのままマットレスの上に放置してしまうと、その寝汗が外に放出されないので湿気が滞留してカビが生えやすくなってしまうことになります。
掛け布団は必ずマットレスに放置せず、足元にたたんだりするようにしましょう。
湿気対策③マットレスと壁を接触させない
マットレスの接触部分には、湿気が溜まりやすくなるので壁と接しているとカビの原因になります。
細かいですが、マットレスは壁から離して設置するようにしましょう。
湿気対策④ベッドパッド・敷きパッド
ただし、すのこ同様にベッドパッドや敷きパッドを敷けば完璧というわけではないので、注意してください。
ベッドパッド・敷きパッドについては次の記事で詳しくまとめています。
湿気対策⑤防水マットレスプロテクターを使う!(最強アイテム)
マットレスプロテクターは、シーツのようなもので、様々な汚れからマットレスを守ってくれるアイテムです。
この防水マットレスプロテクターを使うと、マットレスに寝汗が浸透することがないので湿気・カビからも守ってくれるわけです。
ただ、マットレスの下には湿気が溜まってしまう可能性は残っているので、注意しましょう。
マットレスプロテクターについては、次の記事で詳しくまとめています。
湿気対策⑥除湿シートを使う
ただし、除湿シートにも吸湿量の限界値があるので、敷きっぱなしにし過ぎるとやはりカビが生えてしまうので注意しましょう。
除湿シートについてはこちらで詳しく解説しています。
湿気対策⑦すのこベッド
ただし、すのこベッドを敷けば湿気は完全にシャットアウトできるかというと、そうではありません。
マットレスとすのこベッドが接している部分は湿気でカビてしまう可能性があるので、陰干しは必須です。
すのこベッドに関しては、次の記事に詳しくまとめています。
マットレスの湿気取りができる除湿シートはこう使う
出典:amazon
マットレスの湿気対策に有効な除湿シートの正しい使い方をご紹介します。
除湿シートの敷き方・使い方
除湿シートは「マットレスと床の間、もしくはマットレスとベッドの間」に敷きます。全てのアイテムの一番下になるイメージです。
除湿シートの使い方は以下を繰り返します。
- 敷く
- 湿気が溜まる
- 干す
除湿シートは製品によって湿気の吸湿量が変わります。色センサーで満タンを教えてくれるものもありますが、センサーの無いものは事前に何日くらい持つのか商品説明を読んで確認しておきましょう。
限界まで湿気を吸い込んだらマットレスにカビの生える確率が高まりますので、余裕を持って干すようにしましょう。
湿気除去用の除湿シートの選び方
除湿シートはマットレスによって選び方を変えるのもおすすめです。
除湿シートの選び方 | |
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ベッドマットレス | 吸湿量の多い高額なものを選ぶ |
ウレタンマットレス | 安価なものを選ぶ |
ベッドマットレスは動かすのが大変なので、できるだけ吸湿量の多い除湿シートを選んでなるべく長期間放置できるようにするのがベストです。
ウレタンマットレスに関しては、どちらにせよ頻繁に陰干しするので除湿シートは安価で吸湿量の少ないものでも大丈夫です。
フローリングにマットレスを敷く場合は特に湿気に注意
マットレスを床に敷く場合、次の3点の原因により、湿気が溜まりやすくなります。
- 空気の通り道がない
- 床とマットレスの温度差で湿気ができやすい
- 床置きマットレスは通気性の悪いものが多い
マットレスをベッドの上に敷く場合、空気の通り道がある場合が多いので通気性が良く湿気は溜まりにくいです。
また、床に敷くタイプのマットレスは、ウレタンで作られて通気性が悪いものが多いです。
ですので、床にマットレスを敷く場合は特に湿気対策をしっかりおこなうようにしましょう。
マットレスにカビが生えた場合の取り方
マットレスの湿気対策が足りず、カビが生えてしまった場合は次の方法で取り除くようにしましょう。
使うアイテム | カビの取り方 |
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エタノール |
※繰り返す |
カビ取りスプレー |
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オキシクリーン |
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上記のカビの取り方をさらに詳しく以下の記事で紹介しています。
当サイトマットレス大学が総力を挙げて全41メーカーを徹底比較し、スペックを数値化してランキングにしました。
コスパ抜群のマットレスはどれなのかが分かりますので、マットレス選びの参考にしてみてください。