
「モットンの使い方ってどうすればいいの?」
「フローリングに敷くのが良いの?ベッドの上に敷くのが良いの?」
腰痛対策マットレスモットンの使い方は、結論から言うとフローリングや畳の上にそのまま敷いて寝るだけでOKです。ベッドは必ずしも必要ではありません。
また、ベッドの上にモットンを敷いて使っても問題ありません。
このページでは、さらに具体的なモットンの使い方について解説していきます。あわせて、モットンのNGな使い方や長持ちさせる使い方についても紹介していきます。
- モットンの使い方
- モットンのやってはいけない使い方
- モットンを長持ちさせる使い方
目次
モットンマットレスの使い方は3種類
モットンマットレスの使い方
- 直接床に敷く
- ベッドの上に敷いて使う
- トッパーとして使う
直接床(フローリング・畳)に敷く


モットンをフローリングや畳の上に敷く場合、基本的にそのまま敷いて寝るという使い方をすれば問題ありません。
モットンマットレスは厚みが10cmあるため、フローリングや畳の上に直置きしても底つき感を感じにくいのです。
カバーも取り外して洗えるので、特に追加でシーツやカバーも敷かずにそのまま寝られます。
モットンマットレスの上に枕を置いて、掛け布団を敷いて寝るだけです。


この時、できるだけ仰向けに寝て使うようにすると、しっかり体圧が分散されてます。体に負荷がかかりにくくなり、腰痛にも良い影響を与えるのでおすすめです。
また、モットンなどのウレタンマットレスは敷きっぱなしにするとカビが生えやすいので、定期的に(3日に一回程度)陰干して、湿気を溜めないようにしましょう。
ベッドフレームの上に敷いて使う
モットンマットレスをベッドで使う場合も基本的にベッドフレームの上にそのまま敷いて寝るという使い方をすれば問題ありません。


ベッドの上に、モットンを敷いて使う場合、すのこ型のものを使うと通気性が良くなり、カビが生えにくいのでさらにおすすめです。
また、すでに使っている厚めのベッドマットレスがある場合は、その上にモットンを敷くという使い方もできます。
トッパーとして使う


モットンをトッパーマットレスとして敷いて、寝心地を改善する使い方もあります。
トッパーマットレスとは・・・
手持ちのマットレスの寝心地を改善するために用いるマットレスのこと。
例えば、寝心地が悪くなった分厚いベッドマットレスの上にモットンを敷いて、寝心地を改善するといった使い方があります。
参考:マットレストッパーのおすすめランキング7選【失敗しない選び方も解説】
注意点としては、柔らかいマットレスの上にモットンを敷くという使い方をしてしまうと、せっかくのモットンの反発力が失われてしまい、睡眠の質が悪くなるので避けた方が良いです。


モットンは、厚みが10cmあるので一枚でも十分底つき感なく眠ることができます。
モットンを長持ちさせる使い方5つ
モットンマットレスを長持ちさせる使い方5つ
- 三日に一回は陰干しする
- モットンを保護するアイテムを使う
- モットンを定期的に裏返す
- すのこベッドで湿気対策
- 除湿シートを使う
モットンマットレスは、6〜8年ほどの寿命になると言われています。丁寧に使えば、10年ほど持つ可能性もあるので、ここで紹介する手入れ方法を参考に、定期的に手入れしてみてください。
では、それぞれの使い方を解説します。
三日に一回は陰干しする
モットンマットレスを長持ちさせる上で、一番重要な使い方は定期的な陰干しです。
陰干しの方法は、風通しの良いところで、モットンを立てかけて、湿気を飛ばしてあげましょう。


この手入れをやらないと、モットンと床の間に湿気が溜まってしまい、高い確率でカビが生えてしまいます。
頻度は三日に一回が理想です。
特に梅雨の時期だと陰干ししないと、ほぼ確実にカビが生えてしまうので、必ず実施するようにしましょう。
モットンマットレスを保護するアイテムを使う
モットンマットレスを保護(カバー)するアイテムを使うのも長持ちさせる使い方のひとつです。
具体的には次のアイテムを使います。
- マットレスプロテクター
- 敷きパッド
- ベッドパッド


上記のアイテムを使うことで、マットレスに寝汗や皮脂の浸透を防げます。
寝汗や皮脂が浸透するとマットレスが劣化する原因となるので、アイテムを使用してモットンを長持ちさせましょう。






モットンを定期的に裏返す(ローテーション)
モットンを長持ちさせる使い方の3つ目は、定期的なローテーションです。
モットンマットレスを長期間使っていると、お尻や腰などの体重がかかりやすいところに負荷が集中してきます。
モットンは非常にへたりにくいのですが、やはり何年も使っていると少しずつ負荷がかかる部分だけ凹んでしまいます。
そこで、裏面表面両方使えるモットンマットレスを定期的に裏返すように手入れするとマットレスへの負荷が一部に集中するのを、避けられます。
さらに、頭の位置と足の位置を入れ替えるのもおすすめです。上下、裏表を定期的に変えることをローテーションと言います。


ローテーションの方法について詳しくは次の記事をご覧ください。



すのこベッドで湿気対策
モットンの下に、すのこベッドを設置して湿気対策をするのも長持ちさせる有効な方法です。




すのこベッドを敷くことによって、モットンマットレスの下に空気の通り道ができ、カビを生えにくくすることができます。
モットンがダメになるのは、湿気によるカビが原因の場合も多いのですのこベッドはおすすめです。



除湿シートを使う
モットンの下に除湿シートを敷いて、湿気対策するのも長持ちに有効な方法です。


除湿シートは、湿気を吸い取ってくれるシートのことで、上記のようなアイテムを指します。
除湿シートを敷いたからといって、ずっと陰干ししなくても良いということではありませんが、確実にカビが生える可能性を減らしてくれます。



※返品保証・硬さ交換可能は公式サイトのみ
高反発マットレスモットンのNGな使い方5つ
モットンのNGな使い方
- モットンの上に敷布団を敷く
- 柔らかいマットレスの上に敷く
- モットンを敷きっぱなしにする
- 天日干ししてしまう
- 水洗いしてしまう
なぜNGな使い方なのか解説します。
モットンマットレスの上に敷布団を敷く
敷布団を使わないと落ち着かないという方は、より敷布団に近い雲のやすらぎを検討すると良いでしょう。
モットンを柔らかいマットレスの上に敷く


モットンをベッドマットレスの上に敷いても良いと前述しましたが、例外があり、低反発のような柔らかいマットレスの上に敷く使い方はおすすめできません。
柔らかいマットレスの上に敷くと、モットンの反発力・寝心地が損なわれてしまうからです。
反発力が損なわれることで、寝返りがしにくく寝姿勢も悪くなり、腰痛にも悪影響を与える可能性も出てきます。
柔らかいマットレスの上にモットンを敷くのであれば、そのまま敷いてしまった方が反発力も損なわれないのでおすすめです。
モットンを敷きっぱなしにする


モットンを敷きっぱなしにすると、高い確率でカビが生えてしまいます。モットンの下に溜まった寝汗や湿気がカビが生えやすい環境を作ってしまうからです。
カビが生えないようにできるだけ3日に1回程度、陰干しして使うようにしましょう。敷きっぱなしにする使い方はNGです。
モットンのカビ問題の対処法については次の記事で詳しく解説しています。



天日干ししてしまう


モットンは敷きっぱなしにするとカビが生えるので、定期的に干さなくてはなりません。この時に、天日干しをするのは絶対に避けて陰干しにしましょう。
天日干しにしてしまうと、モットンに使われている熱に弱い素材のウレタンが劣化してしまうからです。
ウレタンが劣化すると、マットレスの寿命が短くなってしまうので、絶対に天日干しはやめましょう。
※ちなみに、電気毛布や湯たんぽは使って良いとされていますが、熱すぎない温度で使用するのが無難です。
水洗いしてしまう


高反発マットレスモットンに使われているウレタン素材は水に非常に弱いという性質を持っています。そのため、もしモットンが汚れても水洗いするのは絶対にやめるようにしましょう。
モットンのウレタン部分が汚れてしまった場合は、濡れたタオルで拭き取るくらいしかできないので、しっかりカバーを付けて使用するのをおすすめします。
※返品保証・硬さ交換可能は公式サイトのみ
モットンの収納方法は折りたたみがおすすめ
モットンを使ったあと、どこかに収納する場合は折りたたんでしまうのがおすすめです。
高反発マットレスモットンは、付属のバンドを使えば、次のように折りたためます。


コンパクトにできれば、クローゼットや押入れにもしまいやすくなりますよ。
もし、折りたたむのが面倒という場合は、部屋の壁に立てかけて置くのが良いでしょう。
モットンに最適な寝方は仰向け
横向きやうつ伏せで寝ても良いのですが、仰向けが一番体圧が分散され、体に負担がかかりにくくなり、腰痛にも良いです。
また、モットンには以下の3種類の硬さがあり、それぞれ腰痛に最適な適正体重が変わります。
硬さ | 腰痛に良い適正体重 |
---|---|
140N(やらわかめ) | 45kg以下 |
170N(ふつう) | 46kg〜80kg |
280N(かため) | 81kg以上 |
体重に合わない硬さだと、正しい仰向け姿勢が取れないので、腰痛の原因にもなります。自分に合った硬さを選ぶようにしましょう。


モットンの使い方に関するQA
Q.床暖房や電気カーペットの上で使える?
モットンは床暖房や電気カーペットの上でも使えます。
確かに、モットンに使われるウレタンは熱に弱いという性質がありますが、床暖房や電気カーペット程度の温度であれば敷いても大丈夫です。
Q.二段ベッドでも使える?
モットンは、二段ベッドでも基本的に使えます。
モットン自体の重さは次のようになっており、基本的に平均体重の方であれば、問題はないでしょう。
モットンの重さ | |
---|---|
シングルサイズ | 7.5kg |
セミダブルサイズ | 9.0kg |
ダブルサイズ | 10.7kg |
ただし、二段ベッドの耐荷重は必ず確認し、自身の体重とモットンの重さを合わせて超えないようにしてください。
また、二段ベッドの上に敷く時の作業も注意しながら、なるべく複数人で行うようにしましょう。
Q.湯たんぽや電気毛布も使える?
モットンに湯たんぽや電気毛布は使えます。
ただし、温度が高すぎるとウレタンが変形してしまう可能性があります。人肌で熱いと感じない程度に温度を下げて使うように心がけましょう。
Q.使い始めは臭う?くさい?
モットンに限らず、ウレタンマットレスの使い始めはウレタン集が多少するようです
気になる方は、2・3日陰干ししておく事で薄くする事ができます。
※返品保証・硬さ交換可能は公式サイトのみ
腰痛対策マットレスモットンについてさらに詳しく知りたい方は、次の記事を合わせてご覧ください。
モットンの枕の使い方は?
モットンは枕も販売しています。モットンの枕は50通りの高さに調節でき、自分にあった高さに設定しやすいです。
しかし、どのように調節すればいいかわからないということも。次の記事で、モットン枕の口コミや使い方を詳しく解説しているので、気になった方はチェックしてみてください。



モットンマットレスの正しい使い方で快適に眠ろう
モットンのマットレスは寝心地がよく、人気のアイテムです。しかし誤った使い方をすると、良さを実感できない可能性もあります。今回の記事を参考に、せっかく手に入れた最高のマットレスをベストな状態で使いましょう!
モットンの口コミ・評判【マットレス辛口レビュー!悪評からデメリット3つが判明】
