「マットレスが暑い!寝苦しくて全然寝付けない・・・」
「ベッドに熱がこもるのをなんとか対策したい・・・」
夏はマットレスが蒸れてしまい、暑くて眠れないという方は多いと思います。
特に「高反発ウレタン」やトゥルースリーパーなどの「低反発ウレタン」は通気性が悪く、熱がこもりやすいので暑さ対策はなるべくしておきたいところです。
ここでは、マットレスが暑い時の対策から、暑い夏でも涼しく快適に眠れる、マットレスの種類について詳しく解説していきます。
- マットレスが暑い時の対策
- 特に暑くなりやすいマットレスの種類
- 暑い夏でも快適に眠れるおすすめマットレス
マットレスが暑い時の対策6つ!
マットレスでが暑い時の対策は主に6点あります。
マットレスが暑い場合の対策
- 敷きパッドを使う
- 冷感シーツを使う
- すのこベッドを使う
- 扇風機・サーキュレーターを使う
- 大きめベッドマットレスを使う
一つの対策だけでは不十分なこともありますが、複数の対策を組み合わせるとより暑さを撃退し、快適に眠れます。
では、マットレスが暑い時の対策についてひとつずつ詳しく見ていきましょう。
【暑い時の対策1】敷きパッドを使う
マットレスの暑さ対策で一番簡単でおすすめな方法は、敷きパッドを使うことです。
敷きパッドをマットレスに敷くことにより、汗を吸い込んで放出してくれます。暑い夏でも蒸れにくく、サラサラとした寝心地で快適に眠れますよ。
敷きパッドを選ぶ際は、「吸放湿性の優れたもの」を選ぶのが鉄則です。一般的に、吸放湿性が優れているのは綿やポリエステルなどの素材。麺やポリエステルを使った式パッドを選ぶとより効果を感じやすいでしょう。
西川夏用敷きパッド
素材 | 綿100%(2重ガーゼ) |
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価格 | シングル:5999円 セミダブル:7,999円 ダブル:8,999円 |
西川の敷きパッドは、綿100%で吸湿性が良く、サラサラした感触で涼しく快適。綿100%使用なので、子どもにも安心して使える敷きパッドです。
吸放湿性の低いものを選んでしまうと、蒸れ感が抑えられないので要注意。次の記事を参考にしてみてください。
【暑い時の対策2】冷感シーツや敷きパッドを使う
マットレスが暑い時は、冷感のシーツや敷きパッドも有効です。体にこもる熱をシーツや敷パッドに移動させることにより、気温が暑い中でもひんやりした感触を感じさせてくれます。
冷感シーツや敷パッドを選ぶ時は、Q-MAXという単位を確認してください。Q-MAXは人が冷たく感じる度合いを表した単位で、Q-MAX0.2以上が目安です。
ナイスデイ Q-MAX
素材 | 【敷きパッド】 表地:ナイロン100% 中綿:ポリエステル100% 裏地:ポリエステル100% 4隅ゴムバンド 【一体型敷きパッド】 表地:ナイロン100% 中綿:ポリエステル100% 裏地:ポリエステル100% マチ:ナイロン100% |
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価格 | 【敷きパッド】 シングル:2,480円〜 セミダブル:2,980円〜 ダブル:3,580円〜 【一体型敷きパッド】 シングル:3990円 セミダブル:4,490円 ダブル:4,990円 |
リバーシブルタイプとボックスシーツ一体型の2パターン選べる冷感マットです。Q-MAXが0.5なので、しっかりとしたひんやり感です。カラーも豊富で、自分の好きな色を選択できるのも魅力です。
【暑い時の対策3】すのこベッドを使う
マットレスが暑い時の対策として、すのこベッドも有効です。すのこベッドを使うことによって通気性が良くなりマットレスに熱がこもりにくくなります。
また、すのこベッドは自然な風合いでお部屋のインテリアにもあいやすいです。ベッドの購入を検討している方で、暑さがきになっているならすのこベッドがおすすめです。
タンスのゲンすのこベッド
素材 | パイン無垢材 LVL |
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耐荷重 | 200kg |
価格 | シングル:9,999円 セミダブル:13,999円 ダブル:16,999円 |
脚付きで高さもあり通気性が良く、涼しく気持ちよく寝ることができます。お部屋に合わせて高さ調整も可能で、耐荷重も200kgと丈夫なのもおすすめポイントです。
ただし、すのこベッドだけでは暑い時の対策としては不十分なので、敷きパッドや冷感シーツ、扇風機と併用するようにしましょう。
【暑い時の対策4】扇風機・サーキュレーターを使う
マットレスが暑い時の対策として、扇風機も有効です。エアコンの風が苦手だけど、扇風機の風なら大丈夫という方にはおすすめの暑さ対策です。
首を自動で回してあげれば、ずっと風が当たるのを避けられるので体の冷えすぎも防げます。また、機能を選ばなければリーズナブルに購入できるので、対策として導入しやすいです。
また、エアコンが隣の部屋にあるのであれば、サーキュレーターを使って冷たい空気を部屋に流すという手もあります。「寝室にエアコンがなくて暑い」という場合に有効な方法です。
アイリスオーヤマ サーキュレーター
サイズ | 幅約24.1×奥行約17.7×高さ約28.6cm |
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質量 | 約1.6kg |
価格 | 2,990円 |
【暑い時の対策5】大きめのベッドマットレスを使う
マットレスが暑い原因のひとつに、複数で寝ていてベッドが狭いという場合があります。
例えば、大人2人と子ども2人でダブルベッドで寝ている場合は密集しすぎているので、クイーンやキングなどの購入を検討しても良いでしょう。
また、夫婦2人でセミダブルやダブルサイズで寝ている場合も同様です。ゆったり寝ることで熱がこもるのを避けられます。
ただし、マットレスを買い換えると費用もかさむので、あくまで一つの対策として覚えておきましょう。
通気性の良いマットレスに変える
費用はかかりますが、買い替え時期なら通気性の良いマットレスにするのも一つの手段です。
通気性の良いマットレスを選ぶことで、熱がこもるのを防げ涼しく眠れます。また蒸れを抑えられるため、カビやダニ対策にもなりますよ。
マットレスの通気性は、使われている素材によって異なります。特に通気性が良いのは「コイルマットレス」と「ファイバーマットレス」なので、この2種類のマットレスを選ぶと安心です。
下でも詳しく紹介するのでチェックしてみてください。
低反発・高反発ウレタン・ラテックスマットレスは熱がこもりやすく特に暑い
マットレスの種類ごとのメーカーは次のとおり。
マットレスの種類 | イメージ | 主なマットレスメーカー |
---|---|---|
高反発ウレタンマットレス | 西川エアー モットン エムリリー 雲のやすらぎ ニトリ高反発マットレス 等 |
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高反発ファイバーマットレス | エアウィーヴ エアリーマットレス ブレスエアー 等 |
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ポケットコイルマットレス | シモンズ サータ 等 |
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ボンネルコイルマットレス | フランスベッド等 | |
低反発ウレタンマットレス | トゥルースリーパー テンピュール 等 |
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ラテックスマットレス | ボディードクター等 |
ウレタンとラテックスは内部の密度が高く、通気性が悪いので熱がこもりやすいため、暑いのです。
高反発ウレタンマットレスは寝心地が良く、価格もリーズナブルで人気の高いマットレスですが、夏場が暑いのはデメリットと言えます。
とはいえ、当ページで紹介したマットレスが暑い時の対策を行えば、夏でも快適に眠ることが可能なので、購入の際はメリット・デメリットを見て判断するのが良いでしょう。
トゥルースリーパーなどの低反発マットレスは特に暑い
トゥルースリーパーに代表される低反発マットレスは、寝ている時に包みこまれるような寝心地が人気です。
しかし沈み込みが激しく、体に触れる面積が大きくなるので熱がこもり暑いです。
また、低反発マットレスは寝返りがしにくく腰に負担をかけやすい(腰痛に悪い)ため当サイトではおすすめしていません。
暑い夏でも涼しく眠れるおすすめマットレス
2種類とも、通気性が良く熱がこもりにくいので、暑い夏でも比較的涼しく眠れます。それぞれのマットレスについて、暑さ対策の観点で詳しく見て行きましょう。
コイルマットレス(ポケットコイル ・ボンネルコイル)
ポケットコイルはシモンズ、ボンネルコイルはフランスベッドが有名です。マットレスの中身がスプリングになっているので、風の通り道が多く熱がこもりにくいです。10万円以上する高級マットレスに多く、安いものは寝心地や耐久性に難があるものもあるので注意が必要です。
一方、ボンネルコイルマットレスは、硬めの寝心地が特徴。またリーズナブルなのもメリットです。熱がこもりにくい低価格マットレスを探している方におすすめです。
ポケットコイルマットレスについては次の記事をご覧ください。
ボンネルコイルマットレスについては次の記事に詳しくまとめています。
ファイバーマットレス
空気の通り道が多いので、通気性抜群で夏でも快適に寝ることができるマットレスです。
一方で、ファイバーマットレスは通気性が良すぎて冬に寒いというデメリットもあるので、その点も含めて判断をするのをおすすめします。
ファイバーマットレスについて詳しくは次の記事にまとめていますので参考にしてみてください。
「マットレスが暑い」は対策できる
マットレスが暑いと寝苦しく、快適な睡眠がとれません。今回紹介した対策を行えば、以前よりも眠りの質が向上します。また、掛け合わせるとより効果的なので試してみてください。マットレスを買い替える余裕のある方は、「コイルマットレス」や「ファイバーマットレス」を検討してみてください。
当サイトマットレス大学が総力を挙げて全41メーカーを徹底比較し、スペックを数値化してランキングにしました。
コスパ抜群のマットレスはどれなのかが分かりますので、マットレス選びの参考にしてみてください。