
「マットレスが暑い!寝苦しくて全然寝付けない・・・」
「ベッドに熱がこもるのをなんとか対策したい・・・」
夏はマットレスが蒸れてしまい暑くて眠れないという方は多いと思います。
特に高反発や低反発のウレタンマットレスは通気性が悪く、熱がこもりやすいので暑さ対策はなるべくしておきたいところです。
ここでは、マットレスが暑い時の対策から、暑い夏でも涼しく眠れるマットレスの種類について詳しく解説していきます。
- マットレスが暑い時の対策
- 特に暑くなりやすいマットレスの種類
- 暑い夏でも快適に眠れるおすすめマットレス
目次
マットレスが暑い時の対策6つ
マットレスが暑い時の対策は主に5点あります。
マットレスが暑い場合の対策
- 敷きパッドを使う
- 冷感シーツを使う
- すのこベッドを使う
- 扇風機を使う
- サーキュレーターをうまく使う
一つの対策だけでは不十分な場合が多いですが、複数の対策を組み合わせることによって暑さを撃退し、快適に眠ることができます。
では、マットレスが暑い時の対策についてひとつずつ詳しく見ていきましょう。
暑い時の対策①敷きパッドを使う(おすすめ)
マットレスの暑さ対策で一番簡単でおすすめな方法は、敷きパッドを使うことです。
敷きパッドをマットレスに敷くことにより、汗を吸い込んで放出してくれるので暑い夏でも蒸れにくくサラサラとした寝心地を実現してくれます。
敷きパッドを選ぶ際は、「吸放湿性の優れたもの」を選ぶのが鉄則です。
吸放湿性の低いものを選んでしまうと、蒸れ感が抑えられないので注意しましょう。

暑い時の対策②冷感シーツや敷きパッドを使う
マットレスが暑い時は冷感のシーツや敷きパッドも有効です。
体にこもる熱をシーツや敷パッドに移動させることにより、気温が暑い中でもひんやりした感触を感じさせてくれます。
この冷感シーツや敷パッドを選ぶ時は、Q-MAXという単位を見ると良いです。
Q-MAXは人が冷たく感じる度合いを表した単位で、Q-MAX0.2以上が「冷たい」と感じると言えます。
次の敷きパッドであればQ-MAXが0.4なので、十分にひんやりと感じるはずです。
暑い時の対策②すのこベッドを使う
マットレスが暑い時の対策として、すのこベッドも有効です。すのこベッドを使うことによって通気性が良くなりマットレスに熱がこもりにくくなります。
ただし、すのこベッドだけでは暑い時の対策としては不十分なので、敷きパッドや冷感シーツ、扇風機と併用するようにしましょう。



暑い時の対策③扇風機を使う
マットレスが暑い時の対策として、扇風機も有効です。エアコンの風が苦手だけど、扇風機の風なら大丈夫という方にはおすすめの暑さ対策です。
首を自動で回してあげれば、ずっと風が当たるのを避けられるので体の冷えすぎも防ぐことができます。
また、機能を選ばなければリーズナブルに購入できるので対策として導入しやすいです。
次の扇風機であれば、デザイン性も高く4,000円以下で購入できます。
暑い時の対策④サーキュレーターをうまく使う
マットレスが暑い時の対策として、エアコンが隣の部屋にあるのであれば、サーキュレーターを使って冷たい空気を部屋に流すという手もあります。


「エアコンの風は平均だけど、寝室にエアコンがなくて暑い」という場合に有効な方法です。
次のアイテムであれば、3,000円以下で購入できリーズナブルです。
暑い時の対策⑥大きめのベッドマットレスで寝る
マットレスが暑い原因のひとつに、複数で寝ていてベッドが狭いという場合があります。


例えば、大人2人と子供2人で寝ている場合、ダブルサイズで眠ている場合はかなり密集しますので、クイーンやキングなどの購入を検討しても良いでしょう。
また、夫婦2人でセミダブルやダブルサイズで寝ている場合も同様です。ゆったり寝ることで熱がこもるのを避けることができます。
ただし、マットレスを買い換えると費用もかさみますので、あくまで一つの対策として覚えておきましょう。
ウレタン・ラテックスマットレスは熱がこもりやすく特に暑い
マットレスの種類 | イメージ |
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高反発ウレタンマットレス | ![]() ![]() |
高反発ファイバーマットレス | ![]() ![]() |
ポケットコイルマットレス | ![]() ![]() |
ボンネルコイルマットレス | ![]() ![]() |
低反発ウレタンマットレス | ![]() ![]() |
ラテックスマットレス | ![]() ![]() |
ウレタンとラテックスは内部の密度が高く、通気性が悪いので熱がこもりやすいため、暑いのです。
高反発ウレタンマットレスは、体圧分散性が高く寝心地も良く、価格もリーズナブルで腰痛対策にもなるため非常に人気の高いマットレスですが、この夏場が暑いというのはデメリットと言えます。
とはいえ、当ページで紹介したマットレスが暑い時の対策を行えば、夏でも快適に眠ることが可能なので、購入の際はメリット・デメリットを見て判断するのが良いでしょう。



トゥルースリーパーに代表される低反発マットレスは、寝ている時に包みこまれるような寝心地が人気です。
しかし、次のようにかなり沈み込んでしまい、体に触れる面積が大きくなるので熱がこもり暑いです。


また、低反発マットレスは寝返りがしにくく腰に負担をかけやすい(腰痛に悪い)ため当サイトではおすすめしていません。
暑い夏でも涼しく眠れるおすすめマットレス
2種類とも、通気性が良く熱がこもりにくいので、暑い夏でも比較的涼しく眠ることができます。
それぞれのマットレスについて、暑さ対策の観点で詳しく見て行きましょう。
暑い夏におすすめ①コイルマットレス(ポケットコイル ・ボンネルコイル)
ポケットコイルはシモンズ、ボンネルコイルはフランスベッドが有名です。マットレスの中身がスプリングになっているので、風の通り道が多く熱がこもりにくいです。
10万円以上する高級マットレスに多いのがこのコイルマットレスです。一方で、安いコイルマットレスは寝心地や耐久性に難があるものが多いので注意が必要です。
ポケットコイルマットレスについては次の記事をご覧ください。



ボンネルコイルマットレスについては次の記事に詳しくまとめています。



暑い夏におすすめ②ファイバーマットレス
ファイバーマットレスは、ポリエチレン樹脂をチューブ状にして、複雑にからみ合わせて作られた洗えるマットレスを指します。
有名どころでは、エアウィーヴやエアリーマットレスが該当します。
空気の通り道が多いので、通気性抜群で夏でも快適に寝ることができるマットレスです。
一方で、ファイバーマットレスは通気性が良すぎて冬に寒いというデメリットもありますので、その点も含めて購入の判断をすることをおすすめします。
ファイバーマットレスについて詳しくは次の記事にまとめていますので参考にしてみてください。



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コスパ抜群のマットレスはどれなのかが分かりますので、マットレス選びの参考にしてみてください。