
「高反発マットレスがいいって聞くけど実際にどんなメリットがあるの?」
「反対に高反発マットレスのデメリットも知りたい・・」
高反発マットレスを検討中の方は、やはりどんなメリット・デメリットがあるのかは気になっていることでしょう。
結論から言うと、高反発マットレスはメリットが多く当サイトとしても非常におすすめです。
しかし、当然高反発マットレス特有のデメリットもあるのでしっかりと把握しておきましょう。
ここでは、高反発マットレスを他種類のマットレスと相対的に比較したメリット・デメリットを詳しく解説していきます。
高反発マットレスとよく比べられる低反発マットレスとの特徴の違い(それぞれのメリット・デメリット)を知りたい方は次の記事をご覧ください。
- 高反発マットレスのデメリット全て
- 高反発マットレスのメリット全て
目次
高反発マットレスのデメリット2つ!欠点!
高反発マットレスのデメリットは、致命的ではないですが次の2点があります。
- 洗えない
- 油断するとカビが生えやすい
上記、高反発マットレスのデメリット2点を詳しく解説します。
デメリット①洗えない
高反発マットレスのデメリットの1つ目は、洗えないということです。
高反発マットレスには、ウレタン素材が使われることが多いですが、ウレタンは水にめっぽう弱いという性質があります。
もし、高反発マットレスが汚れてしまっても、丸洗いすることはできず、表面的に拭き取る程度しかできません。
そのため、高反発マットレスは、敷きパッドやマットレスプロテクターで保護しておくなどの対策をおすすめします。
例外として、エアウィーヴ、エアリーマットレス、カルファイバーなど、ファイバー素材でできたマットレスは洗うことができます。洗える高反発マットレスについては、次の記事を参考にしてみてください。
デメリット②油断するとカビが生えやすい
高反発マットレスのデメリットの2つ目は、湿気が溜まりやすいのでカビが生えやすいということです。(特にウレタン素材の製品)
カビが生える原因は、寝汗が床まで到達してしまったり、通気が悪く、床とマットレスの温度差で床に湿気が溜まることにあります。
溜まった湿気を放置しておくと、かなり高い確率でカビが生えてしまうので要注意です。カビ対策としては、次のようなものが考えられます。
高反発マットレスのカビ対策
- 除湿シートやすのこを使用する
- マットレス保護アイテムを使用する
- 定期的に陰干しする
除湿シートやすのこを使用すると、マットレスの下に湿気が溜まりにくくなります。
また、デメリット①で紹介したマットレスプロテクターや敷きパッドを使用するのもおすすめです。
上記のアイテムを使用しない場合は、3日に1回程度は陰干しをしておきたいところです。(3つ折りタイプなら、たてて干しやすくおすすめです。)
高反発マットレスのカビ対策については、次の記事も合わせてご覧ください。
高反発マットレスのメリット
高反発マットレスのメリットは次の4点です。
- 寝返りがしやすく腰に負担がかからない
- 体圧分散性が高く寝心地が良い
- 比較的リーズナブル
- ベッドフレームが不要
上記、高反発マットレスの4つのメリットについて詳しく解説します。
メリット①寝返りがしやすく腰に負担がかからない
高反発マットレスは、寝返りしやすく、腰に負担がかからないのがメリットのひとつです。
高反発マットレスは反発力が高いので、寝返りがしやすいです。寝返りをする際にマットレスの適度な反発力が体をサポートしてくれるので、少しの力で寝返りを打つことができます。
腰にも余計な負担がかかりませんし、余計な筋肉を使う必要もないので疲れにくいというメリットがあるのが高反発マットレスの大きな特徴です。
逆に寝返りがしにくいと、無駄に筋力を使うので寝たのに疲れてしまったり、腰が痛いという状況になりかねません。
メリット②体圧分散性が高く寝心地が良い
高反発マットレスのメリット2つ目は、体圧分散性に優れているものが多いところです。
特に、ウレタン素材を使っているものは体圧分散が優秀なものが多く、体の一箇所に負荷が集中しにくい構造になっています。
一部に負荷が集中しにくいので、ストレスがかからず寝心地が良く感じられます。
また、正しい姿勢も取りやすいため、腰に負担もかかりにくくなります。
ちなみに、正しい姿勢が取れていないと、次のように腰が曲がった状態になり非常に負担がかかりやすくなります。
寝て起きたら腰が痛かった・・というのは正しい姿勢が取れていないのが原因のことも多いです。
メリット③比較的リーズナブル
高反発マットレスのメリット3つ目は、比較的リーズナブルに高スペックのものが買えるところです。
ポケットコイルやボンネルコイルなどのスプリングマットレスですと、シングルで10万円程度出さないとトップレベルのマットレスは買うことができません。
しかし、高反発マットレスであれば4万円程度で極上の寝心地のトップレベルのアイテムを購入することも可能です。
メリット④ベッドフレームが不要
高反発マットレスのメリットの4つ目は、ベッドフレームがいらないことです。
フローリングや畳に直置きできるので、ベッドフレームを買うコストも不要なので、予算が少ない方でも高反発マットレスにお金をかけることができます。
さらに、ベッドフレームがあると部屋のスペースを大きく使ってしまいますが、高反発マットレスはクローゼットに収納したり、壁に立てかけて置いたりできるので、部屋のスペースを有効活用できます。
特に、三つ折りの高反発マットレスであればコンパクトにたためて、収納スペースに出し入れも簡単ですし、部屋の角に置いても邪魔になりません。
もちろん、高反発マットレスをベッドフレームに置いて使うこともできますが、使う使わないが選択できるのはメリットです。
ちなみに、ポケットコイルやボンネルコイル等のスプリングマットレスはベッドフレームが必須なので、寝具以外でベッドフレーム代だけでも、一般的に5万〜10万円程度コストがかかるというデメリットがあります。
→【全21メーカーを比較】高反発マットレスおすすめランキングを見る
高反発マットレスのメリット・デメリットを低反発マットレスと比較
高反発マットレスのメリット・デメリットを低反発マットレスと比較してみました。
高反発マットレス メリット・デメリットの内容 |
低反発マットレスの メリット・デメリット |
|
---|---|---|
メリット | ・寝返りがしやすく腰に負担がかからない ・体圧分散性が高く寝心地が良い ・比較的リーズナブル ・ベッドフレームが不要 |
・寝心地が良い ・冬は暖かい |
デメリット | ・洗えない(洗えるものもある) ・油断するとカビが生えやすい |
・寝返りしにくい ・正しい姿勢を保てない ・腰痛に悪影響 ・へたりやすい ・夏場は暑くて寝苦しい ・洗えない ・カビやすい |
高反発マットレスはデメリットもありますが、保護アイテムや手入れをしっかりすることでカバーすることができますので、致命的な欠点はありません。
リーズナブルに腰痛対策をできたり、良い寝心地を体験できるのは高反発マットレスの大きなメリットと言えます。
一方で、低反発マットレスは腰痛に悪影響という致命的なデメリットがあります。
高反発マットレス選びで迷っている場合は、次の21メーカーを徹底比較したランキングも参考にしてみてください。