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ウレタンマットレスの特徴とは?【他との違いや独自の欠点も完全解説】

「ウレタンマットレスと他のマットレスって何が違うの?」

ウレタンマットレスは、マットレスの中でもメジャーな種類ですが、実際にどんな特徴があるのか、他と何が違うのかハッキリと分かっていない方も多いと思います。

ここでは、ウレタンマットレスの特徴やメリット・デメリット、手入れ方法まで詳しく解説していきます。

教授
教授
ウレタンマットレスの全てが分かるぞい!

ウレタンマットレスとは?特徴やコイル系との違いを解説

ウレタンマットレスとは、ウレタンフォームという素材を中材として使用しているマットレスです。

ウレタンはスポンジのようにクッション性が高い素材です。加工の過程で反発力を変えられるためいわゆる「高反発ウレタン」「低反発ウレタン」の2種類に分かれます。

ウレタンの特徴とコイル(スプリング)マットレスとの違い

ウレタンマットレスの特徴と、ポケットコイルやボンネルコイルといったスプリングマットレスとの違いを表でまとめました。

なお、分かりやすくするために、ファイバーマットレス(エアウィーヴなど)、ラテックスマットレスも含めてまとめています。

種類 メリット デメリット
高反発ウレタン 腰痛対策できる
体圧分散性が高く寝心地が良い
価格がリーズナブル
ベッドフレーム不要
洗えない
カビが生えやすい
低反発ウレタン 体圧分散性が高く寝心地が良い
冬が暖かい
価格がリーズナブル
ベッドフレーム不要
腰に悪い
疲れが残る
洗えない
カビが生えやすい
へたりやすい
夏は暑い
ポケットコイル 体圧分散性が高く寝心地が良い
通気性が高い
耐久性が高い
クリーニング可能
価格が高め
ボンネルコイル 価格がリーズナブル
耐久性が高い
クリーニング可能
寝心地が硬い
横揺れする
ファイバー 洗える
通気性が良い
冬は寒い
ラテックス 体圧分散性が高い
耐久性が高い
カビやすい
重い
価格は高め

上記のウレタンマットレスのメリット・デメリットを掘り下げていきましょう。

ウレタンマットレスのメリット・デメリット

ウレタンマットレスのメリット・デメリットを詳しく解説していきます。

ウレタンマットレスには「高反発ウレタン」と「低反発ウレタン」の2種類があり、それぞれの良い点、悪い点は変わってきますので分けて解説します。

高反発ウレタンマットレスのメリット

高反発ウレタンマットレスの3つのメリットについて詳しく解説します。

メリット①腰痛対策できる

高反発ウレタンマットレスは、反発力が高いので寝返りが打ちやすいです。

人間は寝るときに20回ほどの寝返りを打つと言われており、寝返りが打ちにくいマットレスほど、体力や筋力が必要となり腰に負担がかかってしまいます。

その点、高反発ウレタンマットレスは反発力が寝返りをサポートしてくれるので寝ている間に腰に変な負荷がかからず腰痛に良いとされています。

メリット②体圧分散性が高く寝心地が良い

ウレタンの特性として、体圧分散性に優れるというものがあります。

体圧分散とは、体にかかる圧力を分散してくれる性質のことで、これが優秀ですと身体の一部に負担が集中することがなくなります。

これにより、どこかが圧迫されるような違和感もなくなり、寝心地が良く感じられるのです。

メリット③価格がリーズナブル

高反発ウレタンマットレスは、比較的価格がリーズナブルです。かなり高品質なものでも、5万円以下で購入することができます。

ポケットコイルマットレスですと高品質なものでは10万円以上するので、リーズナブルでスペックの高いマットレスが欲しい場合は高反発ウレタンマットレスはおすすめと言えます。

メリット④ベッドフレームがいらない

高反発ウレタンマットレスは、フローリングや畳などの床に直置きしても良く、ベッドフレームを使わなくても大丈夫なように作られています。

そのため、ベッドフレーム代もかからないので経済的です。

部屋のスペースを大きく取るベッドフレームが不要なので、就寝時以外はクローゼットなどにマットレスを仕舞い、部屋を大きく使うことができる点もメリットと言えます。

高反発ウレタンマットレスのデメリット

高反発ウレタンマットレスのデメリット2点を詳しく解説していきます。

デメリット①洗えない

高反発ウレタンマットレスは水に弱いので洗えません。

ですので、汚れが付いてしまったり、臭いが気になってきたら濡れたタオルに重曹を付けて表面を拭くなどの工夫が必要になります。

また、マットレスが汚れないように事前にプロテクターなどで保護することが大事です。

デメリット②カビが生えやすい

高反発ウレタンマットレスは、通気性が悪いのでマットレスと床に湿気が溜まりやすく、それが原因でカビが生えやすいです。

定期的な陰干しなどのカビ対策は必須で行う必要がある点はデメリットです。

 

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低反発ウレタンマットレスのメリット

低反発ウレタンマットレスのメリット4点について詳しく解説します。

メリット①寝心地が良い

低反発ウレタンマットレスは体圧分散性も高く、柔らかい包み込まれるような感覚で寝られるため、寝心地は非常に良く感じられます。

低反発ウレタンマットレスを使っている方の中には、この寝心地が辞められないという方が多いです。

メリット①冬が暖かい

低反発ウレタンマットレスは、柔らかく体が沈み込むため体に接している面積が多いので暖かく感じられます。

また、素材の密度が高いので、風を通しにくいというのも、暖かく眠れる理由です。

メリット①価格がリーズナブル

低反発ウレタンマットレスは、価格が安く通常は30,000円〜50,000円でそこそこのものが買えます。

ポケットコイルマットレスなどと比べると、リーズナブルに購入できる点がメリットです。

メリット①ベッドフレーム不要

低反発ウレタンマットレスは、高反発ウレタンと同様にベッドフレームなしでも眠れるように開発されています。

ベッドフレーム不要なので、経済的で部屋のスペースも有効活用できるのが良い点と言えます。

低反発ウレタンマットレスのデメリット

低反発ウレタンマットレスのデメリット5点について詳しく解説します。ちなみに当サイトでは、致命的なデメリットが多いので、低反発ウレタンマットレスは推奨していません。

デメリット①腰に悪い

低反発ウレタンマットレスは反発力が低く、腰が沈み込んだ格好で寝ることになります。

この状態ですと、沈み込んだ部分に負担が集中するので腰に悪いのです。また、寝返りも打ちにくく、寝返りの度に腰に負担がかかることになります。

低反発マットレスは腰に悪いと言われるのはこのためです。

デメリット②疲れが残る

低反発ウレタンマットレスは反発力がないので寝返りするのに大きな体力と筋力を使います。

人は睡眠中に平均20回も寝返りするため、その度に体力と筋力が消耗することになり、疲れが取れないのです。

低反発マットレスで寝ていて疲れが取れない原因はここにあります。

デメリット③洗えない

低反発ウレタンマットレスは高反発ウレタン同様に水洗いできません。

ウレタンは水に弱いため、汚れたら表面を拭くなどをするしかありません。クリーニングにも出せないので注意が必要です。

デメリット④暑い夏は対策が必要

低反発ウレタンマットレスは冬に暖かい反面、夏は暑いです。

これは、体が沈み込むのでマットレスに接触する面積が大きいのと、通気性が悪いためです。

夏は冷却敷きパッドを敷いたり、空調をコントロールするなどの対策が必要になります。

デメリット⑤カビが生えやすい

低反発ウレタンマットレスは通気性が悪いので非常にカビが生えやすいです。

寝汗やマットレスと床の温度差で溜まった湿気が原因で、少し敷きっぱなしにしてしまうとすぐにカビが生えてしまいます。

カビ防止の手入れをこまめにする必要があるのがデメリットです。

デメリット⑥へたりやすい

低反発ウレタンマットレスは、寝ている間は常に沈み込んでいる状態のため、その形を記憶しやすいのでへたりやすいという特徴があります。

早いと3年以内にへたってしまうものが多いです。

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ウレタンマットレスの手入れ方法!洗濯は不可

ウレタンマットレスは洗濯はできません。なので、こまめに手入れすることが重要です。

具体的な手入れ方法は次の通りです。

  • 3日に一度陰干しする
  • シーツや敷きパッドは2週間に一回取り替える
  • ベッドパッドは1ヶ月に一回程度取り替える
  • ローテーションする

ウレタンマットレスは、湿気が溜まりやすくすぐにカビが生えてしまうので、3日に一回程度の頻度の陰干しは徹底しましょう。

また、シーツや敷きパッドを使っている場合は2週間に一回は洗うか取り替えるようにします。

ベッドパッドを使っている場合は、1ヶ月に一回は取り替えるようにしましょう。

そして、ウレタンマットレスがへたりにくいように、定期的にローテーションをさせることもおすすめします。

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ウレタンマットレスはカビ対策が重要

ウレタンマットレスはカビが生えやすいので事前に対策することが重要です。

まず、定期的な陰干しは必須で行って欲しいのですが、それ以外にも以下のようなカビ対策があります。

  • 除湿シートを敷く
  • 敷きパッド・ベッドパッドを敷く
  • マットレスプロテクターを使う
  • すのこベッドを使う

上記の対策と陰干しを組み合わせると、カビが生える確率をグンと抑えることができます。

具体的なカビ対策方法は次の記事にまとめていますので、合わせてご覧ください。カビが生えた時の除去方法も解説しています。

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ウレタンマットレスのダニ対策

ウレタンマットレスは湿気がたまり蒸れやすいので、ダニが住みつく環境になってしまいやすいです。

こまめな陰干しは当然ですが、以下のダニ対策をおこなうのが有効です。

防ダニシーツを使う
マットレスプロテクターを使う

防ダニシーツやマットレスプロテクターを使うと、ウレタンマットレスへのダニの侵入を防ぐことができるので、快適に眠ることができます。

すでにダニの住処になっているウレタンマットレスからのダニ除去方法や詳しい防ダニについては、次の記事で詳しく解説しています。

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新品ウレタンマットレスの臭いの消し方

ウレタンマットレスは、開封後に独特の臭いをしばらく発することがあります。

数日経つと臭いは消えるのですが、その間臭くてウレタンマットレスが使えない!という方は以下の臭いの消し方を試してみましょう。

  • 掃除機をかける
  • 布団乾燥機を使う
  • 半日風通しの良いところで陰干しする
  • ベッド下に消臭剤を設置しておく

上からできるものを試していくようにしましょう。

上記臭いの消し方の詳細については、次の記事に詳しくまとめています。

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ウレタンマットレスの寿命は?

ウレタンマットレスの寿命は「高反発ウレタン」と「低反発ウレタン」で変わってきます。また、「高品質」か「低品質」かでも変わってきます。

次の表に目安の寿命をまとめました。

種類 品質(価格帯) 寿命
高反発ウレタン 高品質(シングルサイズ30,000円以上) 6〜8年
低品質(シングルサイズ30,000円以下) 3年程度
低反発ウレタン 高品質(シングルサイズ30,000円以上) 3〜5年
低品質(シングルサイズ30,000円以下) 1〜2年

あくまで目安ですが、参考になるはずです。

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ウレタンマットレスの捨て方・処分方法

ウレタンマットレスの捨て方は主に6種類あります。

  1. 自治体で粗大ゴミとして回収
  2. 廃品回収業者(不用品回収業者)を使う
  3. フリマアプリやジモティーを使う
  4. 新品購入時に引き取りしてもらう
  5. 解体して家庭ゴミとして廃棄←おすすめ
  6. 買取業者に依頼する

この中で、ウレタンマットレスは解体して家庭ゴミとして処分するのがおすすめです。

というのも、ウレタン素材はコイル系(スプリング系)のマットレスと比べて切断しやすいからです。

切断して解体するのが面倒な場合は他の方法で処分することになりますが、詳しくは次の記事をご覧ください。

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