
「マットレスの凹みが気になる・・・」
「なんとかしてへたりを復活させたい・・・」
マットレスを長年使っていると、凹み(へたり)が気になってくるタイミングが必ずありますが、実は残念ながら凹みを完全に復活させる方法はありません。
ですので、基本的には買い替えをする必要があります。
しかし、このページで紹介するマットレスの凹み対策によって応急的な処置をすることは可能です。
- 凹みができた時の対策
- 凹みができると何がだめなのか
- 凹みを防ぐ方法
- へたりにくいマットレスとへたりにくいマットレス
目次
マットレスの凹みができた(へたった)時の対策3つ
マットレスに凹みができたら、次の3つの対策を試してみましょう。
凹み対策①へたりのない面を使う
マットレスの裏面が凹んでいなければ、裏返して使ってみましょう。凹みを気にせずに使える可能性があります。
気付いていないだけで、裏面も使えるリバーシブル仕様になっているマットレスは多いので、一度試してみる価値はあります。
ウレタンマットレスであれば、両面使える場合がほとんどですし、ポケットコイルやボンネルコイルのベッドマットレスの場合も両面使えるものが多いです。
また、普段使っている時にも定期的(3ヶ月に1回程度)に裏返すことによってマットレスを長持ちさせることが可能です。
凹み対策②上下の位置を変える
マットレスの頭の位置と足の位置を変えてみるというのも凹み対策の一つの方法です。
一般的に凹みがあるのは腰やお尻の部分という場合がほとんどですが、上下を変えることで凹みの位置も変わります。
凹みの位置が変わることで、腰やお尻が沈み込まなくなり快適寝られることもあるので試してみましょう。
また、三つ折りウレタンマットレスの場合は凹んでいる部分のウレタンの位置を頭か足に交換することも対処できます。
凹み対策③タオルで凹みを埋め、トッパーやベッドパッドを敷く
凹みの位置にタオルや布を埋めるように敷き、その上から次のようなアイテムを敷きます。
- トッパー
- ベッドパッド
- 敷きパッド
トッパーは良いものを使えば大幅に寝心地を改善することができますし、ベッドパッドや敷きパッドでも厚みのあるものなら暫定対処には十分です。




トッパーやベッドパッドが手持ちにない方は、マットレスの買い替えと上記アイテムの出費を比べて検討してみてください。
マットレスに凹みができると腰痛に悪い
なぜ、腰痛に悪いかというと凹みの部分が無駄に沈み込んでしまい、正しい寝姿勢が保てず、腰に大きな負荷がかかってしまうからです。


腰痛だけでなく、体の疲れが取れないといった現象も起きる可能性があるので、凹みができてしまったら基本的には買い替えるのがおすすめです。
もし、どのマットレスが良いか分からない場合は、次を参考にしてみてください。
マットレスの凹みを防ぐ手入れ方法はローテーション
マットレスの凹みを防ぐのに有効なのは「ローテーション」です。


ローテーションは、マットレスを定期的に裏返したり、上下を逆にして負荷を分散する方法です。
マットレスの凹みを防ぐ詳しいローテーションの方法については、次の記事に詳しくまとめているので参考にしてみてください。



凹みやすい(へたりやすい)マットレスは2種類ある
へたりやすいマットレス
- 低反発マットレス
- 安価なマットレス
低反発マットレスは、反発力が低いので睡眠時は常に凹んでいる状態になりますので、そもそも腰に良くありません。
また、睡眠時は常に凹んでいるので凹みグセが付きやすくなり、へたりやすい特徴があります。
特にニトリや通販などで買える2万円以下の安価なマットレスは、総じて耐久性が低く、へたりやすいものが多いので注意が必要です。
凹みにくい(へたりにくい)マットレスは3種類ある
- 高反発マットレス
- ポケットコイルマットレス
- ボンネルコイルマットレス
高反発マットレスは、反発力が高く体重をかけても戻ろうとする力が強いのでへたりにくいと言えます。ただし、品質が良く密度が高いものに限ります。
密度はウレタンマットレスの耐久性を示す数値で、Dという単位で表すことができます。
密度が30D以上だと凹みにくいと言えるのですが、高反発マットレスの密度について詳しくは次の記事を参考にしてみてください。



ポケットコイルやボンネルコイルマットレスは、頑丈なスプリングで出来ているので基本的には凹みにくいと言えます。
ただし、一万円程度で買えるようなコイルマットレスはスプリングの品質も悪いものが多く、凹みやすいので注意が必要です。
当サイトマットレス大学が総力を挙げて全41メーカーを徹底比較し、スペックを数値化してランキングにしました。
コスパ抜群のマットレスはどれなのかが分かりますので、マットレス選びの参考にしてみてください。