「フローリングで痛くならない敷布団ってある?」
「一枚で寝れる敷布団がほしい・・・」
寝室の床がフローリングの場合、敷布団で寝るのを躊躇してしまうこともありますよね。敷布団だけだと底つき感があったり、寝心地が悪いことも。
しかし、フローリングに合った敷布団を選べば、一枚敷きしても快適に眠れます。
ここでは、フローリングにおすすめの敷布団と、一枚敷きの際の注意点を解説していきます。
- フローリングに敷く敷布団の選び方
- フローリングにおすすめの敷布団
- フローリングに一枚敷きする際の注意点
目次
フローリングに適した敷布団を選ぶ3つのポイント
フローリングにおすすめの敷布団の選び方は、次の条件に当てはまるものを選びましょう。
フローリングにおすすめの敷布団の選び方のポイント
- 高反発素材の敷き布団であること
- 厚みが8cm以上であること
- 通気性に優れていること
この2点に注意すればフローリングに敷いても底つき感がなく、気持ちよく眠れますよ。
高反発素材の敷布団がベスト
フローリングにおすすめの敷布団の選び方一つ目は、高反発素材を選ぶことです。
反発力が低いと、次の点でフローリングに敷く敷布団としては不適切です。
- 底つき感が出る
- 寝返りがしにくい
低反発にしてしまうと、体が沈み込んでしまい固いフローリングを感じやすくなってしまいます。
また、寝返りがしにくく、寝返りのたびに余計な筋肉や力を使ってしまうので疲れやすかったり腰に負担をかけることになり、腰痛にも悪影響です。
高反発素材なら体をしっかり支えるため、沈み込まずに底つき感を感じにくいでしょう。
厚みが7cm以上の敷き布団であること
フローリングにおすすめの敷布団の選び方の2つ目は、7cm以上の厚みを選ぶことです。
厚みが薄いの敷布団は、フローリングにそのまま敷くと底つき感があり、寝心地が悪くなります。
厚み7cm程度なら、横向きに寝たり寝返りをうったりしても、体が床に当たりにくいです。
通気性に優れていること
フローリングに直接敷布団を敷く場合、気になるのが湿気の問題。布団から出る湿気で、敷布団やフローリングが傷んでしまう可能性があります。
できるだけ通気性に優れたものを選び、湿気がこもりにくいようにする必要があります。通気性で選ぶなら「ファイバー(樹脂製)」が良いでしょう。糸状にして固めた素材のため、風が通りやすくむれを防げます。また、へたりにくい性質もあるので、長く使えるのもメリットです。
他にも、吸湿性の高い「羊毛製」もおすすめ。放湿製にも優れ、水分を発散しやすく乾きやすいため、湿気が溜まりにくいです。弾力がある柔らかい素材なので、寝心地も抜群。
ただし、へたりやすいこともあるので、異素材と組み合わせているマットレスや厚みのあるタイプを選ぶと、底つきを感じにくいでしょう。
フローリングにおすすめの敷布団10選!一枚敷きもOK
ここからはフローリングに適した敷布団を紹介します。全て、フローリングに適した7cm以上の厚みと高反発素材なので問題なく一枚敷きできますよ。
昭和西川ムアツふとんスタンダード
素材 | ウレタンフォーム |
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厚み | 9cm |
価格 | シングルサイズ:77,000円(税込) セミダブルサイズ:99,000円(税込) ダブルサイズ:121,000円(税込) セミダブルサイズ:143,000円(税込) ダブルサイズ:165,000円(税込) |
保証 | なし |
昭和西川のムアツふとんの適度な反発力のある人気モデルです。厚みも9cmあるので、フローリングでも底つきを感じにくい仕様になっています。レギュラータイプとハードタイプの2種類から選べ、自分の好みに合わせられるのもポイントです。むれにくい高通気ウレタンを採用しているため、湿気の心配も減らせますよ。
見た目もマットレスに近いので、フローリングでも違和感なく使用できます。収納時は三つ折り収納でき、お部屋を圧迫しません。お客様ようにもぴったりです。
雲のやすらぎプレミアム敷布団
素材 | 高反発ウレタンフォーム 羊毛 |
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厚み | 17cm |
価格 | シングルサイズ:39,800円(税込) セミダブルサイズ:49,800円(税込) ダブルサイズ:59,800円(税込) |
保証 | 100日間返金保証あり ※公式サイト限定 |
雲のやすらぎプレミアム敷布団の厚みは17cm。底つき感がなく、フローリングでも雲のような寝心地を体感できます。
高反発のウレタンフォームに羊毛も使われているため、保温性が高く底冷えにも対応しているので、フローリングにおすすめです。耐久性もあり、コスパの良いマットレスです。
モットン
素材 | 高反発ウレタンフォーム |
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厚み | 10cm |
価格 | シングルサイズ:39,800円(税込) セミダブルサイズ:49,800円(税込) ダブルサイズ:59,800円(税込) |
保証 | 90日間返金保証あり(硬さ変更も可能) ※公式サイト限定 |
モットンは敷布団というよりマットレス寄りのアイテムですが、厚みも十分で高反発なのでフローリングにはぴったりです。
自分に合った硬さも選べて変更も可能なので、体重に合った硬さ・寝心地を手に入れやすく腰痛持ちの方にも非常に人気でおすすめです。
エアウィーヴ四季布団
素材 | エアファイバー |
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厚み | 8cm |
価格 | シングル:104,500円(税込) セミダブル:124,300円 (税込) ダブル:114,100円 (税込) シングルロング:112,200円 (税込) |
保証 | 3年保証 30日間返金保証あり ※公式オンラインショップ限定 |
エアウィーヴの四季布団も8cmと意外と厚みがあるので、フローリングでも一枚敷きできます。エアウィーヴは通気性がいいのが特徴。冬は寒いと思われがちですが保温性も抜群で、夏は涼しく冬は暖かい仕様になっています。フローリングでもおしゃれに見える外観も魅力でおすすめです。
安眠工場 日本製キャメル敷布団
素材 | キャメル 50% 帝人・防ダニポリエステル 50% |
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厚み | 記載なし |
価格 | シングル:28,710円(税込) セミダブル:34,590円(税込) ダブル:35,424円(税込) クイーン:41,800円(税込) キング:46,224円(税込) |
保証 | なし |
安眠工場のキャメルを50%使ったボリューミーな敷布団です。羊毛の約2倍の放湿力があるラクダの毛を使用し、暖かく蒸れにくいのが魅力。
また分厚いのに加え、耐久性も高いので底つきを感じずに長く使い続けられます。価格も品質から見るとリーズナブル!日本製なので安心です。昔ながらの敷布団をフローリングで使いたいという方におすすめです。
大東寝具 プロファイル固わた敷布団(四層)
素材 | ウール50% 吸汗ポリエステル50% |
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厚み | 11cm |
価格 | シングル:27,000円(税込) セミダブル:32,400円(税込) ダブル:37,800円(税込) |
保証 | なし |
大東寝具の敷布団ですが、11cmとしっかり厚みがあるので、フローリングでも問題なく使えておすすめです。
ウールが50%入っているため、ややへたりに弱い部分はありますが手入れをちゃんとすれば長期間使えます。
エアリー敷き布団(7cm)ASF-S
素材 | エアロキューブ |
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厚み | 7cm |
価格 | シングル:23,960円(税込) セミダブル:30,010円(税込) ダブル:36,080円(税込) |
保証 | 30日間返品保証 ※アイリスプラザのみ |
エアリー敷布団はアイリスオーヤマが販売するエアリーマットレスシリーズの製品です。本体もシャワーで洗えるのが特徴で、常に清潔に使えます。3次元スプリング構造により、体圧分散に優れ、通気性も抜群です。
厚みが7cmあるため、フローリングでも底つき感が出る可能性は少ないですが、ややへたりやすい点には注意しましょう。
ニトリ カバーが洗えるボリューム敷布団
素材 | ポリエステル |
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厚み | 13cm |
価格 | シングル:12,990円(税込) セミダブル:14,990円(税込) ダブル:19,990円(税込) |
保証 | – |
ニトリのカバーが洗えるボリューム敷布団は、4層構造で13cmというかなりずっしりとした厚みが特徴。カバーが洗えることで清潔に使用できます。また、価格もリーズナブルなのも魅力です。
品質自体は特別高くありませんが、価格を抑えて厚みのある敷布団が欲しい場合におすすめです。
東京西川超軽量ボリューム敷布団
素材 | ポリエステル ウレタン |
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厚み | 8cm |
価格 | シングル:16,999円(税込) セミダブル:25,999円(税込) |
保証 | – |
東京西川の超軽量ボリューム敷布団は、軽さが特徴の製品です。中綿はシングル2.9kgで軽く、女性でも簡単に持ち運べます。布団を干したり、移動したりするのに便利!
中層にウレタンを使っており、フローリーングで寝ても寝心地が良いです。抗菌防臭&防ダニ加工庵野も嬉しいポイント。西川の日本製という点も魅力の敷布団です。
お布団工房 日本製敷布団APHRODITA
価格 | シングルサイズ:7,600円(税込) セミダブル:10,900円(税込) ダブル:11,900円(税込) |
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素材 | ポリエステル100%(内、帝人アクフィット約40%) |
厚み | 約10cm |
重量 | シングル:5kg セミダブル:6kg ダブル:7kg |
APHRODITAは帝人の素材を使ったへたりにくさと、体圧分散性が追求された日本製の敷布団です。帝人のマイティトップとポリティを掛け合わせたアクフィットECOを使用しており、高いこだわりを見せています。
敷布団をフローリングに敷くなら湿気対策は必須
敷布団をフローリングに一枚敷きする際は、湿気・カビ対策は必ずしてください。具体的には次の対策で湿気の除去を行いましょう。
- 定期的に天日干しする
- すのこを使う
- 除湿シートを使う
フローリングに敷布団を敷きっぱなしにすると、湿気が溜まりカビが生える可能性が非常に高いので、定期的な天日干しは必ず行うようにしましょう。
定期的な天日干しに加えて、すのこや除湿シートを使えばカビが生える可能性がかなり低くなります。
さらに詳しいフローリングに敷いた敷布団のカビ対策については、次の記事も参考にしてみてください。
フローリングがびしょびしょにならない!布団の下に敷くアイテム
フローリングに布団を敷くと、体から出た汗や湿気によって床がびしょびしょに濡れてしまうことがあります。
湿気がつくとカビやフローリングの痛みにもつながるためしっかり対策するのが重要です。対策方法として布団の下に敷くものを検討してみましょう。
布団の下に敷くもの
- すのこ
- 防湿シート
この2つのアイテムは、マットレスの下に敷くのにもおすすめです。
すのこ
すのこは、フローリングと敷布団の間に空間をつくれるアイテム。通気性がいいため、湿気が溜まりにくくなります。
ただし重さがあるタイプは、床を傷つけてしまう可能性や持ち運びが不便な面もある為要注意。逆に、軽いタイプは耐久性に不安が残るため、分割できるタイプや耐久性の高いものを選ぶようにしましょう。
防湿シート
防湿シートは、湿気を吸い取るシートのことです。布団の下にさっと敷くだけなので手軽なのが特徴。汗や湿気をしっかり吸い取れるので、なかなか布団を干せない方にもおすすめです。
洗ったり干したりが手軽にでき、長く使い続けられるのも魅力。湿度がチェックできる湿度センサーがついているものもあり、目で見て乾かす時期を確認できます。
価格も手頃なので、手間のかからないものを探している方にぴったりです。
底つき感があるならアンダーマットレスやトッパーがおすすめ
フローリングに敷布団を一枚敷きする際は、紹介した敷布団の選び方を元に選べば底つきを感じる可能性は低いです。
しかし、もし底つきを少しでも感じて痛いという場合は、アンダーマットレスを下に敷くのがおすすめです。
また、薄型のマットレス(マットレストッパー)を上に敷いて対策すしてもいいでしょう。
敷布団を2枚重ねて使うのも有効ですが、より湿気が溜まりやすいので湿気対策はしっかり行いましょう。
フローリングが寒くて冷える場合の対策
フローリングは畳よりも冷気が伝わりやすいため、敷布団を一枚敷きして冷える場合は以下の対策を行いましょう。
- 断熱シートを敷布団とフローリングの間に敷く
- 敷布団の上に温感パッドを敷く
断熱シートを敷布団の下(床の上)に敷くことにより、冷気をシャットアウトし寒さ対策することができます。
また、敷布団の上に温感パッドを敷くのも寒さ対策には有効です。
次の記事で上記敷布団について詳しく、厚みや素材が書いてあるので参考にしてみてください。
→敷布団おすすめ人気ランキング2021【腰痛対策もできる16選比較】
フローリングでも敷布団で快適に眠ろう
フローリングの上に敷布団を敷いて寝ようとすると「寝心地が悪い」と思われることもありますが、適切な敷布団を選ぶことで十分快適に眠れます。ただし、直置きする場合は湿気が溜まりやすくなることは覚えておきましょう。今回紹介したアイテムを取り入れてみてもいいですね。ぜひ参考にしてみてください。