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枕の干し方完全ガイド!家にあるもので干す方法や100均アイテムも紹介

枕の干し方完全ガイド【便利なアイデアアイテムも紹介】

「枕ってどうやって干すの?」

「枕素材によって干し方は変えるべき?」

枕は定期的に干すと清潔な状態を保てますが、使用している素材によって天日干しができる、できないという制限があったりします。

直射日光にさらしてはいけない枕を天日干ししてしまうと、枕が劣化する場合もあります。

ここでは、枕の干し方や、干さないとどうなるかなどを詳しく解説していきます。

教授
教授
枕の干し方で悩んでいる人は参考にするのじゃ!
この記事で分かること
  • 素材別の枕の干し方
  • 家であるもので干す方法
  • 枕を干すのに便利な100均アイテム
  • 枕を干す理由

枕の干し方は2種類

枕の干し方

枕の干し方は直射日光にさらす「天日干し」と、直射日光を避ける「陰干し」の2種類があります。

助手
助手
全ての枕を天日干しにしてはダメなんですか?
教授
教授
枕の素材によっては天日干しができないものがあるんじゃ!
劣化してしまう素材もあるから、要注意じゃぞ!

天日干しと陰干しの特徴などを順番に解説します。

「天日干し」のやり方

天日干しとは、枕を直射日光にあてる干し方です。天日干しをすると次のようなメリットがあります。

天日干しのメリット

  • カビやダニの繁殖を抑えられる
  • 枕の湿気が蒸発する
  • 殺菌・消臭が期待できる

天日干しのメリットは直射日光にあてることで枕内部の湿気が蒸発することにあります。枕内部に生息するダニや虫などは枕の湿度が低下することで水分不足になり死滅します。

また、湿気がなくなればカビの繁殖も抑えられ、枕がふんわりと柔らかく仕上がるため寝心地が快適になります。

直射日光に含まれている紫外線は大腸菌やブドウ球菌など様々な雑菌を殺菌できることから、殺菌・消臭も期待でき清潔に保てます。

天日干しできる枕素材

枕の素材の中で、天日干しできるものは次の種類です。

  • そば殻
  • ひのき
  • 小豆
  • ポリエチレンパイプ
  • ポリエステルわた
  • ウール

このなかで洗濯機などで丸洗いできる枕素材は次の2つです。

以下は丸洗いも可能

  • ポリエチレンパイプ
  • ポリエステルわた

上記の枕は丸洗いが可能なため、半年に1度のペースで丸洗いしてから天日干しをすると清潔な状態を長く保てます。

助手
助手
そば殻やウール枕は洗えないんですか?
教授
教授
丸洗いしてしまうと劣化する恐れがあるから、天日干しだけにしておくべきじゃ。

天日干しの方法

枕を天日干しする方法は次です。

  1. 日の当たる風通しの良い場所に枕を干す
  2. 昼間(10時~14時)の時間帯に、おおよそ1時間程度干す
  3. 時々ひっくり返したり、上下を入れ替えたりする
  4. 取り込んだら表面を掃除機で吸う

天日干しのポイントは、枕に湿気を残さないように完全に乾ききるまで干すことです。素材にもよりますが、昼間の紫外線が強い時間帯なら30分~1時間程度で乾きます

ただし、枕を丸洗いしている場合は、完全に乾くまで時間がかかります。

助手
助手
枕を干した後に掃除機をかけるのは、どうしてですか?
教授
教授
枕の表面には微細な人のフケや髪の毛、ダニの死骸などが付着してるからなんじゃ。

「陰干し」のやり方

陰干しとは、枕を直射日光にあてず、風通しの良い場所で干す方法です。陰干しには次のようなメリットがあります。

陰干しのメリット

  • 枕内部の素材を傷めずに湿気を乾燥できる
  • 湿気を飛ばすことでカビの繁殖を防ぐ

陰干しのメリットは、直射日光にあてられない枕素材でも風通しの良い場所におくことで湿気を取り除けることです。

また、天日干しだと気候や風向きにもよりますが、干している枕に花粉やPM2.5が付着してしまい部屋に入れてしまうというデメリットもあります、

天日干しができない、あるいは天日干しをしたくないというときは陰干しをしましょう。

陰干しすべき枕素材

陰干しすべき枕素材は次になります。

  • 高反発ファイバー(丸洗い可能)
  • マイクロビーズ
  • 羽毛
  • 羽根
  • ラテックス
  • 低反発ウレタン
  • 高反発ウレタン
  • スマッシュフォーム
教授
教授
これらの素材を天日干しすると劣化や変形をする恐れがあるんじゃ。

この中で丸洗いできる枕素材は空気を90%以上も含んでいる高反発ファイバーになります。陰干しをしても半日ほどで乾きます。

教授
教授
ほかの枕素材は陰干しだけでは完全に乾燥しないので、丸洗いは厳禁じゃ。

陰干しの方法

枕を陰干しする方法は次になります。

  1. ベランダや庭の日陰、室内などの風通しの良い場所を選ぶ
  2. 下に湿気取り用の新聞紙などをひき、3時間~6時間ほど干す
  3. 取り込んだら表面を掃除機で吸う

ポイントは直射日光をあてず、風通しの良い場所を選ぶことです。もし、風通しの良い場所が見つからない場合は、扇風機やエアコンの風をこまめに当てることでも湿気を蒸発できます

家であるものでOK!枕の干し方

枕を干すアイテムはさまざまなものが販売されていますが、わざわざ購入するのは面倒という方もいますよね。

枕は家にあるものを利用して干すことも可能。手軽なのでぜひ試してみてください。

ピンチハンガーではさむ

下着や靴下などの小物を挟むのに使う「ピンチハンガー」を使うのもおすすめ。枕の両端をピンチハンガーについた洗濯バサミでとめて固定しましょう。

もしカバーが伸びてしまう心配があるなら、洗濯ネットに入れるとカバーが痛むこともありませんよ

物干しスタンドに置く

マンションなどで物干し台や物干しラックを使っている人は、洗濯物をかける竿の部分に置いて干すのもいいでしょう。

ただし、洗濯を干した上に枕を置いてしまうと、洗濯物の水分で湿気てしまい逆効果。洗濯物と一緒に干すときには、衣類やタオルなど濡れたものがかかっていないところに干してください。

針金ハンガーで作る

形が自由に変えられる針金ハンガーを使って、枕を干すアイテムが簡単に作れます。

用意するものは「針金ハンガー2本」と「結束バンド」のみ。

作り方・使い方

  1. ハンガーの下部分が合わさるように対照に置く
  2. 重なり合った部分の中央を結束バンドで縛る
  3. 結束バンドで縛った部分を支店にして、両方のハンガーのかける部分を引っ張って伸ばす
  4. 片方のハンガーに枕をのせて折りたたむように、もう片方のハンガーで挟む
  5. そのまま竿にかける

木製ハンガーを利用する

木製のしっかりしたハンガー2本を竿にかけて、枕を挟むやり方。枕がちょうど良く入るなら安定するのでおすすめです。

ただしプラスチックのものや針金ハンガーは、枕の重みで曲がったり折れたりする可能性があるので、要注意です。

100均でも買える!枕を干すのが便利になるアイデアアイテム2選

100均でも買える!枕を干すのが便利になるアイデアアイテム2選家であるものでは使いにくいという方は100均アイテムを取り入れてみるのもおすすめです。便利アイテムが多く販売されているのでチェックしてみましょう。

  • 枕干し用ハンガー
  • 枕干し用ネット

枕干し用ハンガー

枕干しハンガーとは、衣服のように物干しざおやフックに引っかけて枕を吊るせるハンガーになります。

商品によってサイズやデザインは異なりますが、吊るすことで両面を一度に乾かせるため、枕をひっくり返したりする手間が省けます。天日干し・陰干し両方に対応しているのも便利です。

枕干し用ネット

枕干し用ネットは、枕を丸洗いしたらそのまま干せるネット付のアイテムです。商品にもよりますが、ネットに入れたまま枕を洗濯し、洗濯が終わったらそのまま枕を干せます。

枕を洗濯する以外にも、ネットに入れることで風が吹いて枕が落ちても汚れから守れるというメリットがあります。

丸洗いが可能な枕素材は次になります。

素材
天日干し推奨 ポリエチレンパイプ
ポリエステルわた
陰干し推奨 高反発ファイバー
助手
助手
丸洗いしてはいけない枕を洗ってしまったらどうすれば良いですか?
教授
教授
間違って洗ったら、まずは水分を取り除くべきじゃ。

丸洗いしてはいけない枕を洗ってしまたら、枕全体を優しく押して水分を出します。このとき、強く押し出すと枕が破けたり、素材が劣化してしまう恐れがあります。

次に、水分を取り除いたら風通しの良い場所で陰干しをします。天日干しだと直射日光による熱で素材の劣化を促進する可能性があります。ただし、陰干しのため、完全に乾くまでに1週間前後はかかります。

枕を干さなければいけない理由

枕を干さなければいけない理由枕を干さなければいけない理由は次の2つです。

  1. ダニが発生する
  2. カビが発生する

理由について、詳しく解説していきます。

ダニが発生する

枕を干す一つ目の理由はダニの発生を防ぐためです。次の3つの条件が揃うとダニが発生しやすくなります。

  • 20〜30℃の暖かい温度
  • 湿度が70%以上
  • 栄養源

人が使用した枕内部は、頭部の体温を吸収することで20〜30℃を保っています。寝汗や結露によって湿度もあり、人のフケや皮脂、髪の毛といった栄養源もあるのでダニにとっては絶好の場所。

枕内部ではダニが発生しやすくなる条件がそろっているため、ダニ対策は必須です。定期的に干して、ダニの発生する条件を消す必要があります。

カビが発生する

枕を干す二つ目の理由はカビの発生を防ぐためです。次の4つの条件が揃うとカビは発生しやすくなります。

  • 20〜30℃の暖かい温度
  • 湿度が80%以上
  • 栄養源
  • 少量の酸素

カビの発生条件はダニとほとんど同じです。ポイントは、部屋や外気の温度・湿度ではなく、枕内部の環境が条件を満たしていると、枕内部で発生するということにあります。

冬場で気温や湿度が下がっていても、こまめに枕を干さないと、カビが発生する可能性は十分に考えられます。

洗える素材を使用した枕なら、カビが発生したとしてもアルコール除菌スプレーと酸素系漂白剤に1時間ほどつけて自宅で丸洗いをすれば、カビを取り除くことも可能です。

しかし、洗えない枕だと買い替えるかクリーニング店に依頼するしか選択肢がありません。

枕に合った干し方で清潔さを保ちましょう

枕は厚みがあり細長い形をしていることが多いため、どうやって干せばいいか迷ってしまいますよね。使用している枕の素材や大きさに応じて、干し方を選んでみてください。自分なりの干し方を見つけて、きれいになった枕で気持ちよく眠りましょう!

枕選びで迷ったらどうすればいい?

当サイトマットレス大学が総力を挙げて全23メーカー28商品の枕を徹底比較し、スペックを数値化してランキングにしました。
最高の安眠枕はどれなのかが分かりますので、枕選びで迷っている方は参考にしてみてください。

 

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マットレス大学編集部@
日本最大級の寝具情報メディア「マットレス大学」編集部。 『寝具ソムリエ』資格所得 家具店に勤務・ベッド通販サイトの店長を12年努めた、担当者が記事作成・監修。 経験を活かし、全ての人々の睡眠の質が少しでも良くなるように、マットレスや枕などの寝具に関する情報を分かりやすく発信していきます。