「枕の寿命ってどれぐらいなの?」
「素材によって買い替えるサインはあるの?」
寿命を過ぎた枕を使い続けると、睡眠の質が悪くなり、肌荒れや疲れが取れない原因となります。そのため、寿命を過ぎた枕は買い替えるべきですが、枕の素材によって寿命は異なります。
- 枕の種類別の寿命と買い替えのサイン
- 寿命を過ぎた枕を使うデメリット
- 枕の寿命を伸ばす方法
目次
- 1 枕の寿命は2〜4年が一般的
- 2 【素材別】寿命の目安
- 3 【素材別】買い替え時期のサイン
- 3.1 「そばがら枕」の買い替え時期のサイン
- 3.2 「ラテックス枕」の買い替え時期のサイン
- 3.3 「羽毛枕」の買い替え時期のサイン
- 3.4 「羽根枕」の買い替え時期のサイン
- 3.5 「高反発ウレタン枕」の買い替え時期のサイン
- 3.6 「低反発ウレタン枕」の買い替え時期のサイン
- 3.7 「マイクロビーズ枕」の買い替え時期のサイン
- 3.8 「ポリエステルわた枕」の買い替え時期のサイン
- 3.9 「高反発ファイバー枕」の買い替え時期のサイン
- 3.10 「スマッシュフォーム枕」の買い替え時期のサイン
- 3.11 「ポリエチレンパイプ枕」の買い替え時期のサイン
- 3.12 「ウール枕」の買い替え時期のサイン
- 3.13 「ひのき枕」の買い替え時期のサイン
- 3.14 「小豆枕」の買い替え時期のサイン
- 4 枕の寿命を超えるとどうなる?
- 5 【メーカー別】枕の寿命
- 6 へたった枕を復活させる方法
- 7 枕の寿命を伸ばすお手入れ方法
- 8 使っている枕の寿命を知って対策しよう
枕の寿命は2〜4年が一般的
枕の寿命は2〜4年が一般的です。ただし枕に使用している素材や、使い方によっては1年程度、あるいは5年と寿命が長くなる場合もあります。
基本的に高価で質の高い枕であれば、寿命は長くなる傾向にあります。また、枕を定期的に手入れしていると、通常よりも寿命を延ばす可能性もあります。
【素材別】寿命の目安
枕に使われている素材によって寿命が異なります。目安にはなりますが、使っている枕の素材がどれの程度持つのかチェックしてみましょう。
素材 | 寿命 | 買い替え時期のサイン |
---|---|---|
そばがら枕 | 1〜2年 | そば殻が割れる |
ラテックス枕 | 2〜5年 | 反発力がなくなる |
羽毛枕 | 1〜年 | 枕が低くなる |
羽根枕 | 2〜4年 | 枕が低くなる |
高反発ウレタン枕 | 3〜5年 | 反発が弱い |
低反発ウレタン枕 | 2〜3年 | モチモチした感触がなくなる |
マイクロビーズ枕 | 1〜3年 | ビーズが潰れている |
ポリエステルわた枕 | 1〜3年 | 弾力性やボリュームがなくなる |
高反発ファイバー枕 | 3〜5年 | 枕が低くなる、形が変形する |
スマッシュフォーム枕 | 1〜3年 | 反発が弱い、弾力性が低くなる |
ポリエチレンパイプ枕 | 5年 | 潰れているパイプが増える |
ウール枕 | 2〜3年 | 枕が硬い、枕が低くなる |
ひのき枕 | 1〜2年 | 枕が低くなる、香りが消える |
小豆枕 | 半年 | 小豆が割れる、寝心地が悪くなる |
ここからは寿命・買い替え時期のサインについて詳しく解説します。
【素材別】買い替え時期のサイン
上の表で紹介した14種類の素材の買い替え時期のサインについて解説します。
「そばがら枕」の買い替え時期のサイン
そばがら枕の寿命は1〜2年です。買い替え時期のサインは次になります。
- そばがらが潰れて高さが低くなる
- 素材が偏って寝心地が悪くなる
- 潰れたそばがらの粉が出てくる
そばがらが割れると高さが低くなり、寝心地が悪くなります。また、割れて出来た粉が原因で喘息になる可能性もあります。土色に近いそばがらの粉が出てきたら買い替えましょう。
「ラテックス枕」の買い替え時期のサイン
ラテックス枕の寿命は2〜5年です。買い替え時期のサインは次になります。
- 反発力がなくなり柔らかくなる
- 頭が沈んで寝返りがしにくい
ラテックス枕の特徴は、天然ゴム特注の弾力さや反発力です。しっかりと頭を支えてくれる枕ですが、寿命が過ぎると反発力がなくなり、頭や首が安定しないため寝返りがしにくくなります。
反発力が無い、あるいは頭が沈むと感じるようになったら買い替えましょう。
「羽毛枕」の買い替え時期のサイン
羽毛枕の寿命は2〜4年です。買い替え時期のサインは次になります。
- 枕が低くなる
- 素材が偏って寝心地が悪くなる
羽毛枕とは、いわゆるダウン枕のことで、主に水鳥の羽毛を丸めたダウンボールを使用しています。
通気性が良いですが、使い続けると枕が低くなる、素材が偏ってへこんでしまうことがあります。寝心地が悪いと感じたら、買い替えましょう。
「羽根枕」の買い替え時期のサイン
羽根枕の寿命は2〜4年はです。買い替え時期のサインは次になります。
- 枕が低くなる
- 頭が沈んで寝返りがしにくい
羽根枕とは、いわゆるフェザー枕のことで、主に水鳥の羽根をそのまま使用した枕になります。通気性に優れていますが、枕が低くなる、頭が沈んで寝返りがしにくいと感じたら買い替えましょう。
「高反発ウレタン枕」の買い替え時期のサイン
高反発ウレタン枕の寿命は3〜5年です。買い替え時期のサインは次になります。
- 反発が弱い
- 枕が低くなる
- 形状が戻らない
高反発ウレタン枕は、しっかりとした柔らかさと共に、低反発ウレタン枕よりも高い弾性を兼ね備えた枕です。
しかし、寿命が過ぎると反発が弱くなっていきます。また、枕が低くなる、形状が戻らないといった状態になったら、買い替えを検討してみましょう。
「低反発ウレタン枕」の買い替え時期のサイン
枕の寿命は2〜3年です。買い替え時期のサインは次になります。
- モチモチした感触がなくなる
- 形状が戻らない
低反発ウレタン枕は、弾性が低く粘性が高くなっている枕です。押し返す力は弱く、体重・体圧がかかると反発せずに沈み込みます。
寿命が過ぎると、特徴的なモチモチした感触がなくなり、形状が元に戻りません。また、品質によっては半年で劣化する場合もあるため、使い心地が変わったら買い替えましょう。
「マイクロビーズ枕」の買い替え時期のサイン
マイクロビーズ枕の寿命は1〜3年です。買い替え時期のサインは次になります。
- ビーズが潰れている
- 枕が低くなる
- 形状が崩れる
マイクロビーズは発砲ビーズを使用した枕ですが、寿命が過ぎるとビーズが潰れている、あるいはビーズが飛び出して横に広がってしまい枕が低くなります。購入時よりも形が崩れたら買い替えましょう。
「ポリエステルわた枕」の買い替え時期のサイン
ポリエステルわた枕の寿命は1〜3年です。買い替え時期のサインは次になります。
- 弾力性やボリュームがなくなる
- 枕が低くなる
ポリエステルわた枕は一般的な枕で、弾力性やボリュームが無くなってくるのを目安に買い替えましょう。
「高反発ファイバー枕」の買い替え時期のサイン
高反発ファイバー枕の寿命は3〜5年です。買い替え時期のサインは次になります。
- 枕が低くなる
- 形状が変形する
- 寝心地が悪くなる
高反発ファイバーは枕が低くなる、形が変形して元に戻らなくなったら買い替えの目安です。また、メーカーによって品質が大きく異なり、熱に弱いため直射日光に当てないようにしましょう。
「スマッシュフォーム枕」の買い替え時期のサイン
スマッシュフォーム枕の寿命は1〜3年です。買い替え時期のサインは次になります。
- 反発が弱い
- 弾力性が低くなる
スマッシュフォーム枕は素材同士が擦れ合って劣化すると、反発が弱くなり硬さが目立つようになります。フィット感や硬さが気になるようになったら、買い替えましょう。
「ポリエチレンパイプ枕」の買い替え時期のサイン
ポリエチレンパイプ枕の寿命は5年です。買い替え時期のサインは次になります。
- 潰れているパイプが増える
- 寝心地が悪くなる
ポリエチレンパイプ枕は硬い素材ですが、パイプの潰れが目立つようにになり、寝心地が悪くなったら買い替えるべきです。
「ウール枕」の買い替え時期のサイン
ウール枕の寿命は2〜3年です。買い替え時期のサインは次になります。
- 枕が硬い
- 枕が低くなる
ウール枕は羊の毛を球状に加工した枕で、復元力に優れています。しかし、寿命が過ぎると毛が固まってしまい、枕が硬くなる、厚みが減ってしまうというサインがでるようになったら買い替えましょう。
「ひのき枕」の買い替え時期のサイン
ひのき枕の寿命は1〜2年です。買い替え時期のサインは次になります。
- 枕が低くなる
- 素材が偏って寝心地が悪くなる
- 香りが消える
ひのき枕は汗や皮脂を吸って劣化する枕です。割れや変色が生じるため、ほかの枕と比べても買い替えのサインは見つけやすいです。
「小豆枕」の買い替え時期のサイン
小豆枕の寿命は半年です。買い替え時期のサインは次になります。
- 小豆が割れる
- 素材が偏って寝心地が悪くなる
小豆は天然素材のため、劣化が早いです。毎日使うなら半年に1回を目安に交換しましょう。
枕の寿命を超えるとどうなる?
寿命を過ぎた枕を使い続けると、次の3つのデメリットが起こる可能性があります。
枕の寿命を超えると起きること3つ
- 高さが変わり寝心地が悪くなる
- へたるので寝返りがしづらくなる
- 汚れが蓄積しすぎる
これらのデメリットは体に悪影響なため、寿命を過ぎた枕は買い替えを検討しましょう。3点について詳しく解説します。
高さが変わり寝心地が悪くなる
寿命を過ぎた枕は、頭を置いている部分がへこんでしまい、元に戻らなくなります。枕がへたる・へこむと高さが合わなくなり、寝心地が悪くなる可能性があります。
睡眠の質が悪くなると、以下の悩み・トラブルが発生する確率が上昇します。
- 睡眠時間を確保しているのに疲れが抜けない
- 肩回りの筋肉がこってしまう
- 集中力が低下してしまう
人間は1日のうち25%~30%は睡眠にあてています。睡眠の質は日常の生活に直結するため、枕を始めとした寝具は定期的に見直す・買い替えを検討するべきです。
へたるので寝返りがしづらくなる
枕の寿命を超えると、へたるので寝返りがしにくくなります。
人間は1日のうちに20〜40回ほど寝返りをしており、日中の活動でズレた体のバランスを調整したり、睡眠中に上がった体温調節などを行っています。
頭や首が枕で固定されていると、寝返りは打ちやすくなります。しかし、寿命を過ぎた枕はへたってしまい、寝返りが打ちづらくなるというデメリットがあります。
寝返りが少ないと体のバランスを整えられず、体温調節が難しくなり、体に負担がかかってしまいます。
寝返りのしやすさ・しにくさは枕だけが原因ではありませんが、頭を置く部分がへたってしまうと寝返りがしにくくなるため、枕の買い替えをすべきです。
汚れが蓄積しすぎる
枕の寿命を超えると、汚れが蓄積しすぎてしまう可能性があります。
人の体は寝ている間に、コップ一杯分の汗をかきます。主に背中や上半身に集中していますが、人によっては頭からも大量の汗をかき、その汗を枕が吸います。
また、空気中に浮かぶホコリや、マットレスや衣服についたダニなどが枕に付着することもあり、干したり叩いたりするだけでは取り切るのは難しいです。
枕カバーを使用していればある程度の汗やホコリ、ダニを防ぐことは出来ますが、繊維の奥に入り込んだ汚れを完全にキレイにするのは困難です。
不衛生な枕を使用していると、頭皮が荒れる原因となり、ダニやホコリが体内に入ると体に悪影響もあります。
【メーカー別】枕の寿命
枕の中には特殊な素材を使用しているため、寿命がわからない製品もあります。その場合は、メーカーが発表している買い替えの目安を参考にしましょう。
テクノジェル枕の寿命
価格 | サイズ7:29,500円 サイズ9:29,500円 サイズ11:29,500円 |
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サイズ | サイズ7:66×40×7cm サイズ9:66×40×9cm サイズ11:66×40×11cm |
素材 | ウレタンフォーム、綿100% |
厚み | サイズ7:7cm サイズ9:9cm サイズ11:11cm |
重さ | 2.3㎏ |
テクノジェル枕(Contour Pillow II)の寿命は公式発表によれば10年以上です。11万回の圧縮テストを実施したところ、復元率99%以上を計測しているため、非常にへたりにくい枕になります。
日本人の体形に合いやすいコンパクト設計で、どんな体格・寝方でもフィットする動くジェルにより自然な寝姿勢を体験できます。
マニフレックス枕の寿命
価格 | 17,076円 |
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サイズ | 70×45×12cm |
素材 | エリオセル・マインドフォーム |
厚み | 12cm |
重さ | 0.75㎏ |
マニフレックス枕(ピローグランデ)の寿命は3年です。中材には水で発砲し生成する独自素材エリオセルを採用しており、優しく包み込みながらしっかりと支えるという2つの特性を兼ね備えた枕になります。
エアウィーヴ枕の寿命
価格 | 15,180円 |
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サイズ | 56×40×7〜11cm |
素材 | ポリエチレン |
厚み | 7〜11cm |
重さ | 1㎏ |
エアウィーヴ枕(エアウィーヴ ピロー スタンダード)の寿命は1年です。カバー内部は複数枚のシートで構成されており、中のシートを取り出して高さの調節が可能になっています。通気性が高く、中材も含めてすべて水洗いができます。
テンピュール枕の寿命
価格 | JR:9,900円 XS:14,300円 S:15,400円 M:16,500円 L:17,600円 |
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サイズ | JR:40×26cm XS:50×31cm S:50×31cm M:50×31cm L:50×31cm |
素材 | TEMPUR |
厚み | JR、XS:7cm S:8cm M:10cm L:11.5cm |
重さ | 1.31kg |
テンピュール枕(オリジナルネックピロー)の寿命は3年です。ボリュームを持たせた波のような独特の形状が特徴で、頭部から首筋に沿うようにフィットします。首や肩の筋肉がリラックスしやすい安眠スタイルを生み出しやすいことから、世界中に愛用者がいます。
ムアツ枕の寿命
価格 | 11,550円 |
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サイズ | 約60×37cm |
素材 | ウレタン |
厚み | センター部分:約6cm(高さ調整シートを入れた状態で約9cm) 両サイド部分:約8cm(高さ調整シートを入れた状態で約11cm) |
重さ | 0.80㎏ |
ムアツ枕の寿命は7〜8年です。仰向けも横向けもしやすいように両サイドが高い独特な形状をしており、内部のウレタンは頭部と首筋の負担を和らげるデコボコ構造となっています。高さ調節シートが2枚入っており、高さの微調整が可能なのも特徴です。
トゥルースリーパー枕の寿命
価格 | シングル:23,600円 セミダブル:26,600円 ダブル:28,600円 |
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サイズ | シングル:68×90×9cm セミダブル:68×115×9cm ダブル:68×140×9cm |
素材 | ウレタンフォーム |
厚み | 9cm |
重さ | シングル:1.4㎏ セミダブル:1.7㎏ ダブル:2.1㎏ |
トゥルースリーパー枕(トゥルースリーパー セブンスピロー シングルサイズ)の寿命は1年です。首や肩だけでなく背中まで支える特殊な形状をした枕で、頭・首・両肩・背中・両腕という7つの部位を大きく支えます。シングルベッドとほぼ同じ横幅のため、寝返りが大きい方にもおすすめです。
ロフテー 枕の寿命
価格 | 11,000円 |
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サイズ | 62×39 |
素材 | ポリエステル85%、綿15% |
厚み | 女性用、男女兼用あり |
重さ | – |
ロフテー枕(ロフテー 快眠枕 ホテル仕様)の寿命は1年~5年です。高さの違う5分割構造によって快適な眠りを実現してくれます。
お手入れも簡単なので、清潔に眠れるのも特徴です。
無印枕の寿命
価格 | 40×60cm:3,990円 47×67cm:4,990円 |
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サイズ | 40×60×3.5cm・5cm 47×67×3.5cm・5cm |
素材 | ポリエステルわた |
厚み | 3.5cm・5cm |
重さ | 0.65㎏ |
無印枕(頭を支える沈み込み過ぎないふっくら枕)の寿命は1〜3年です。人の手で中わたを一つずつ詰めているため、柔らかくも沈み込みすぎないふっくら感を実現しており、包み込まれるような感触が好みの方におすすめです。
へたった枕を復活させる方法
へたってしまった枕を復活させるには、洗うのが一番です。洗濯することでふんわりが戻り、清潔にもなります。例えば、ブレインスリープピローはへたりが気になる場合45~50度のシャワーすることを推奨しています。
ただし枕の種類によっては洗えない枕もあります。特にそばがらや低反発ウレタンなどは洗えないことが多いです。洗えない枕を洗濯などで洗ってしまうと、中材が偏ってしまったり使えなくなってしまったりすることもあるので注意しましょう。
また、洗えるものであっても洗い方が異なるので、ホームページなどで確認してみてください。
枕の寿命を伸ばすお手入れ方法
枕を少しでも長く使いたいという人は、寿命を伸ばすお手入れを行いましょう。方法は、主に次の3つです。
- プロテクターを使う
- 使い終わったら湿気を飛ばす
- 髪はしっかり乾かしてから寝る・よだれを付けない
詳しく解説します。
プロテクターを使う
枕の寿命を伸ばすには、プロテクターを使うのが有効です。
枕プロテクターとは、枕カバーよりも生地が厚く、防水・防ダニ効果に優れたアイテムです。生地と防水膜の二重構造になっているのがポイントで、寝汗やダニといった汚れを枕内部に通さないです。
水洗いが出来ない枕を使っている方は、枕カバーよりも枕プロテクターを使用してみましょう。
使い終わったら湿気を飛ばす
枕の寿命を伸ばすには、使用後に湿気を飛ばすのも有効です。
枕内部でカビやダニ、雑菌が繁殖する原因は枕内部にある湿気です。定期的に風通しの良い場所に置く、直射日光にさらすなどをして湿気を発散させましょう。
ただし、素材によっては天日干しよりも陰干し推奨の枕もあります。自分の使っている枕の素材に合った手入れをしましょう。
素材 | |
---|---|
天日干し推奨 | そば殻 ひのき 小豆 ポリエチレンパイプ ポリエステルわた ウール |
陰干し推奨 | 高反発ファイバー マイクロビーズ 羽毛 羽根 ラテックス 低反発ウレタン 高反発ウレタン スマッシュフォーム |
髪はしっかり乾かしてから寝る
枕の寿命を伸ばすには、水分をつけないことも意識しましょう。枕内部に湿気が溜まる最大の要因は、風呂上がりの髪やよだれ、寝汗です。
寝汗は体質や室温・湿気などが関係しているためコントロールするのは難しいですが、風呂上がりの髪やよだれなどは対策が立てられます。
髪はしっかりとドライヤーで乾かし、よだれをつけないように睡眠しましょう。
使っている枕の寿命を知って対策しよう
一般的に枕の寿命は2〜4年ほどですが、素材によって違うのでつかている枕を確認してみましょう。洗うことでヘタリが復活することもありますが、洗えないものは逆効果になってしまうため要注意。長く使うためには、耐久性の高い枕を選んで、今回紹介した対策をしっかり行ってみてください。
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最高の安眠枕はどれなのかが分かりますので、枕選びで迷っている方は参考にしてみてください。