【23商品比較】高反発マットレスおすすめ人気ランキング!腰痛対策に効果的な選び方 PR

高反発マットレスのニュートン数(硬さ)の全知識【選ぶ目安になる】

高反発マットレスのニュートン数(硬さ)の全知識【選ぶ目安になる】

「高反発マットレスの硬さってどれを選べばいいんだろう・・?」
「硬さを調べると出てくるニュートンってそもそも何なの?」

高反発マットレスを調べていると、ニュートンという単語をよく聞くようになると思います。

このニュートンは、高反発ウレタンマットレスを選ぶ上で非常に重要な指標で、硬さを表しています。

ここでは、高反発マットレスのニュートン(硬さ)について、詳しい内容と、選び方について解説していきます。

この記事で分かること
  • 高反発マットレスのニュートン数(硬さ)の意味
  • ニュートン数(硬さ)が体に与える影響
  • ニュートン数(硬さ)の選び方

高反発マットレスのニュートン(N)数とは硬さの単位

高反発マットレスのニュートン数(硬さ)とは?高反発マットレスのニュートン数とは、そのウレタンマットレスの「硬さ(反発力)」を表す単位です。

寝心地が「柔らかく感じる」「硬く感じる」といった硬さのことです。

硬さは反発力のことですので、次のように3つの言葉はほとんど同じ意味を表しています。

ニュートン数 = 硬さ = 反発力

ニュートンは「N」で表すことができ、例えば、200N(ニュートン)と表記されるのが普通です。

ニュートンの値が高ければ高いほど、そのマットレスは硬いということになります。

マットレスが硬いというのは、反発力が高いと言い換えることもできます。

例えば、低反発のウレタンでできたマットレスはニュートン数は低く、反発力も低く、硬さも「柔らかい」と言うことができます。

 

高反発マットレスは110ニュートン(N)以上が目安

高反発マットレスは110ニュートン以上を指すのが一般的です。

次の消費者庁のホームページを見ると、110ニュートン以上を硬めと定義しています。

110ニュートン(11重量kg)以上 かため
75ニュートン(7.5重量kg)以上110ニュートン(11重量kg)未満 ふつう
75ニュートン(7.5重量kg)未満 やわらかめ
消費者庁ホームページ

75以上110ニュートン以下は、中反発、75ニュートン未満は低反発と読み取ることができます。

ただし、メーカーによっては、110ニュートン以下でも高反発として販売しているものもあるため、はっきりとした基準はないのが実情です。

高反発マットレスのニュートン(N)数が体に与える影響

高反発マットレスのニュートン数が体に与える影響高反発マットレスのニュートン数という数値は、「腰や体に負担がかかるか、かからないか」という影響があります。

例えば、ニュートン数が低い(柔らかい)低反発ウレタンマットレスであれば、体が沈み込み過ぎてしまって、次のように負荷が腰やお尻などの一点に集中してしまいます。

負荷が腰やお尻などの一点に集中

また、ニュートン数が低い(柔らかい)と、寝返りをする時に、筋力が必要になってきてしまい、体や腰に負担がかかります。

このニュートン数の低さ(反発力の低さ)が腰痛や睡眠疲労の原因になったりするのです。

一方で、ニュートン数(硬さ)がある程度高い高反発マットレスであれば、次のように正しい姿勢で眠ることができ、腰にも負担がかかることがありません。

正しい姿勢で眠れる

当サイトで、低いニュートン数の低反発マットレスをおすすめせず、高反発マットレスを推奨しているのは、こういった理由があるためです。

体重に合ったマットレスのニュートン数(硬さの数値)はどれくらい?190Nや210Nは?

高反発マットレスのニュートン数(硬さの数値)は高ければ良いわけではない「高反発マットレスはニュートン数、つまり硬さの数値が高ければ高いほど良いんだ!」と勘違いされている方もいますが、実は硬ければ硬いほど良いというわけではありません。

硬すぎてしまうと(反発力が強過ぎてしまうと)、次のように出っ張っている部分に痛みを感じたり、圧迫感を感じてしまう可能性があるからです。

固すぎると圧迫感を感じてしまう

ですので、自分の体重に合ったニュートン数(硬さ)を選ぶのが一番重要になってきます。

教授
教授
高反発マットレスのニュートン数は、次のように体重に沿って選ぶのが良いのじゃ。
50kg以下の人 100〜150N
50kg〜80kg未満の人 150N前後
80kg〜100kg未満の人 180N前後
100kg以上の人 190Nや210Nなどの高い反発力

上記はあくまで目安ではありますが、この表のとおり選んでおけば、大きな失敗はないはずです。
(ただし、メーカーが独自に適正体重を出している場合があるので、そこはその基準に従いましょう。)

自分の体重にちょうど良いニュートン数を選ぶことによって、次のように歪みのない寝姿勢を維持して眠ることができます。

歪みのない姿勢
教授
教授
高反発マットレスは合わない硬さを選ぶと、腰痛の原因になってしまうので要注意じゃ!

150ニュートン程度が標準的で万人受けしやすい

高反発マットレスのニュートンは表をみて分かるとおり、硬さが150ニュートンあたりが万人受けしやすい硬さで安心です。

どれくらいの体型の方が合うかというと、50kg〜80kg未満の標準的な体型くらいの方に合う反発力です。

標準的な体型の方は、150ニュートンあたりで検討してみるのがおすすめです。

高反発マットレスのニュートン値の表記例

高反発マットレスのニュートン(硬さ)表記の例を、実際に販売されている商品で紹介します。

体重 ニュートン数 合う体重の目安
西川air 130N(ふつう)
150N(かため)
130N:50〜70kg
150N:60〜90kg
モットン 140N(やわらかめ)
170N(ふつう)
280N(かため)
※独自基準
140N:45kg以下
170N:46〜80kg
280N:81kg以上
雲のやすらぎ 150N(ふつう) 50〜100kg程度
マニフレックス(メッシュウィング)マニフレックス 170N(ややかため) 65〜100kg程度
エムリリー 表面45/中心140N(やや柔らかめ) 45〜70kg程度

人気の高反発マットレスはこのようなニュートン数になっています。

ほとんどのメーカーは、こちらで紹介した基準に合った表記をしていますが、モットンは独自の基準を持っているので注意しましょう。

また、エアウィーヴのようなファイバー素材を使っているマットレス製品はニュートン数で硬さを表すことができません。

 

210N(ニュートン)程度の高反発マットレスは体重100kg以上の人におすすめ

200ニュートン以上の高反発マットレスは体重100kg以上の人におすすめ中には、210ニュートン程度というかなり硬い高反発マットレスも存在します。

210ニュートン程度の高反発マットレスを推奨するのは次のような方です。

  • 硬いマットレスが好きな人
  • 体重が100kg以上ある人

体重で選ぶのがベストではありますが、中には硬めが好きだったり、柔らかめが好きだったりと譲れない硬さの好みがある方もいると思います。

もし、硬いマットレスが好きな場合には200ニュートン程度を選ぶと良いです。

200ニュートンは一般的な高反発マットレスよりもかなり硬いため、硬めマットレスが好きな方、体重が重い方は満足できる可能性は高いです。

100kg以上ある方や、硬いマットレスが好きな方は190N、200N、210Nあたりを選ぶと良いでしょう。

高反発マットレスのニュートン数はあくまで指標!実際に寝てみるのがベスト

高反発マットレスのニュートン数はあくまで指標!実際に寝てみるのがベスト高反発マットレスのニュートン数について詳しく解説してきましたが、ニュートン数を完全に信頼するのはNGです。

数値はあくまで目安であり、メーカーや製品ごとに測り方が違ったり、間違えて掲載しているようなものもあるので注意が必要です。

やはり、実際に寝てみて硬さ(反発力)を確かめてみるのが一番確かな方法です。

最近のマットレスは、長期間の返金保証が付いているものもあり、じっくり試せることも多いので、まずは実際に寝てみることをおすすめします。

次の高反発マットレスのランキングは、「硬さ(ニュートン)」「厚み」「密度」全てを考慮して21商品を比較しています。

教授
教授
高反発マットレス選びに迷っている場合は、ぜひ参考にしてみてみるのじゃ!

 

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マットレス大学編集部
日本最大級の寝具情報メディア「マットレス大学」編集部。数十種類以上のマットレスを実際に使用した担当者が記事作成・監修。 全ての人々の睡眠の質が少しでも良くなるように、マットレスや枕などの寝具に関する情報を分かりやすく発信していきます。