
「エアーベッドってどうやって選べばいいの?」
「常用や車中泊でおすすめのエアーベッドが知りたい…」
エアーベッドは空気を入れることで膨らむマットレスのことです。使っていない間はコンパクトに畳めることができ、普段使いからアウトドアまで様々なシーンで活躍します。
そこで、ここではエアーベッドを実際に使用している方の口コミや批判について解説します。
- エアーベッドの3つの選び方
- 普段使いや来客用としておすすめのエアーベッド3選
- アウトドアや車中泊でおすすめのエアーベッド3選
- エアーベッドを使用している方の口コミやレビュー
目次
エアーベッドの選び方
エアーベッドの選び方は次の3つがポイントです。
- 空気の入れ方
- サイズ
- 耐久性
上記のポイントを、順番に解説します。
エアーベッドの選び方①空気の入れ方(メリット・デメリット)
エアーベッドは商品によって空気の入れ方が異なり、大きく分けて次の2種類があります。
- 手動ポンプ
- 電動ポンプ
それぞれ、メリット・デメリットが異なるため、自分の目的やシーンに合った空気の入れ方のエアーベッドを選択するようにしましょう。
手動ポンプ
手動ポンプで空気を入れるエアーベッドは、最もオーソドックスなタイプになります。電気が通っていない屋外でも使用できるメリットがありますが、膨らませるまでに時間と手間が掛かります。
なお、手動ポンプとありますが、手で空気を入れるタイプもあれば、足で踏む商品もあります。また、商品によっては手動ポンプが付いていない場合もあれば、エアーベッド内部に内蔵しているケースもあります。
メリット | 電源がない場所でも使用可能 電動ポンプを内蔵したエアーベッドよりも安価な傾向がある |
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デメリット | 空気を入れるまでに時間と手間が掛かる エアーベッドとは別にポンプを持ち運ぶ場合がある |
電動ポンプ
電動ポンプのエアーベッドは、手動ポンプの商品よりも空気を入れるのが早く済みます。商品にもよりますが、2分程度でエアーベッドが膨らむので、女性でも簡単に使用できます。
ただし、電動ポンプのエアーベッドは電力が必要になるので、電源を確保しなければなりません。屋外で使用する場合は、車のシガー電源から供給できるように、ソケットを準備するなどの手間が発生します。
メリット | 手動ポンプよりも素早く、楽に空気を入れられる ポンプが内蔵されているので、空気を入れる道具を別に用意する必要がない |
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デメリット | 手動ポンプのエアーベッドよりも高価な傾向がある 電源が必要なのでアウトドアには不向き |
エアーベッドの選び方②サイズ
エアーベッドを選ぶ時は、サイズにも注意しましょう。エアーベッドは商品ごとにサイズが異なり、利用したいシーンによって、適切な大きさも違ってきます。
常用・お客様用
エアーベッドを常用のマットレス、あるいはお客様用の寝具として使用する予定なら、シングルサイズやダブルサイズがおすすめです。使っていないときは畳んで収納できるので、部屋の広さに対して大きめのエアーベッドを使用することもできます。
また、身長が高いなら縦幅が長い、寝返りを多く打つなら横幅を広く取るなど、体型や寝方に合ったサイズを選ぶと熟睡しやすくなります。
車中泊・キャンプやアウトドア用
エアーベッドを車中泊やキャンプなどのアウトドア用として使用する場合は、テントや車に合ったサイズの商品を選ぶことが重要です。
まずは、テント内部や車内のサイズを測ります。次に、テントや車に収まるサイズの範囲内で、自分に合った大きさのエアーベッドを選ぶようにしましょう。
また、アウトドア用のエアーベッドを選ぶ時は、収納時のサイズや本体重量もチェックしておくことが大事です。コンパクトに折りたためないタイプのエアーベッドだと、持ち運びに苦労する場合があります。
エアーベッドの選び方③耐久性(空気漏れに注意)
エアーベッドは一定の耐荷重を超えてしまうと、破裂したり、空気漏れをしてしまう恐れがあります。そのため、エアーベッドを選ぶ時は、商品ごとの耐久性・耐荷重もチェックするべきです。
特に、エアーベッドを2人以上で使用するなら、耐久性の高い商品を選ぶのが望ましいです。
エアーベッドおすすめ【普段使い・来客向け】
普段使いや来客用としておすすめのエアーベッドを3種類紹介します。
INTEX エアーベッド67765 シェアNo1の人気マットレス
販売価格(税込) | シングル:8,480円 ダブル:8,980円 |
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空気の入れ方 | 電動ポンプ |
サイズ(縦×横×高さ) | シングル:191cm×99cm×33cm ダブル:191cm×137cm×33cm |
耐久性 | 約136㎏ |
INTEX はエアーベッドにおける世界シェアナンバーワンのメーカーです。米国特許を取得したファイバーテック構造により、エアーベッドでも身体が沈み込みすぎず、しっかりとサポートされます。そのため、寝返りが打ちやすいエアーベッドになります。
電動ポンプを内蔵しており、シングルサイズなら1分半~2分程で空気を入れることができます。ボタンで好みの方さに調節することもできるのもポイントです。コンパクトに収納できる収納バッグがセットになっているので、必要なときだけサッと取り出せて使用できます。
セーブル エアーベッド
販売価格(税込) | 9,999円 |
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空気の入れ方 | 電動ポンプ |
サイズ(縦×横×高さ) | 228cm×99cm×43cm |
耐久性 | 300㎏ |
セーブルのエアーベッドは、他メーカーの商品に比べて一回り大きく、頑丈な製品が多いです。本製品もシングルサイズながら、縦幅が200cm以上あり、耐荷重は300㎏までなので、体格の大きい方や、2人以上でも使用できます。
表面はフロック加工を施されているので柔らかくなっており、快適な寝心地を体験できます。また、フロック加工は保温性にも優れているので、冬場でも使用しやすいエアーベッドになります。
山善DXA-002エアーベッド(ドンキもOEMで販売)
販売価格(税込) | 9,800円 |
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空気の入れ方 | 電動ポンプ |
サイズ(縦×横×高さ) | 190cm×100cm×46cm |
耐久性 | 約100㎏ |
山善のエアーベッドは、従来品よりも厚みが約2倍アップしています。厚み約46cmは他メーカーのエアーベッドと比べても分厚く、立ち座りがしやすいサイズなので、常用のマットレスとしておすすめです。
表面にスリット型のコイルを使用しているため、身体をしっかりと受け止め、朝まで熟睡できます。また、約100秒で膨らむパワーポンプを内蔵しているので、必要な時にすぐに使用できるようになります。常用としても、お客様用としても活躍するエアーベッドになります。
エアーベッドおすすめ【車中泊・アウトドア・キャンプ向け】
車中泊やアウトドアにおすすめのエアーベッドを3種類紹介します。
コールマン エアーマット(エクストラデュラブル エアーベッド)ダブルサイズも有り
販売価格(税込) | シングル:8,415円 ダブル:14,970円 |
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空気の入れ方 | 手動ポンプ |
使用時サイズ(縦×横×高さ) | 185cm×97cm(ダブル:140cm)×20cm |
収納時サイズ(縦×横×高さ) | 36cm×30cm×14cm |
本体重量 | 約2.1㎏ |
コールマンのエアーベッドは、重量が軽く、簡単に折り畳めるので、アウトドアにおすすめの商品です。同じメーカーの同サイズの商品と比べて強度が約25%アップし、約30%の軽量化に成功しています。
本製品は車が乗ってもパンクしないと言われるほど強靭性が高いです。仮にパンクしてもダブルレイヤー構造のため、空気漏れが起きにくいです。長期に渡って使用できるので、コストパフォーマンスにも優れています。
INTEX エアーベッドC463
販売価格(税込) | 4,400円 |
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空気の入れ方 | 手動ポンプ(内蔵) |
使用時サイズ(縦×横×高さ) | 191cm×99cm×25cm |
収納時サイズ(縦×横×高さ) | 36cm×16cm×28cm |
本体重量 | 約2.51㎏ |
INTEXのエアーベッドC463は、足踏みポンプを内蔵しているため、空気入れを持ち運ぶ必要はありません。また、枕とセットになっているので、車中泊やアウトドアだけでなく、災害時など様々なシーンで活躍します。
エアーベッドの表面はベロア調加工を施されているので、屋外で冷え込むような日でも暖かさを維持します。また、専用の収納バッグが付くので、アウトドアやレジャーで持ち運びしやすいエアーベッドを探している方におすすめです。
アイリスオーヤマエアーベッドABD-1N・車中泊にもおすすめ(カインズでも販売)
販売価格(税込) | 2,756円 |
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空気の入れ方 | 手動ポンプ |
使用時サイズ(縦×横×高さ) | 191cm×73cm×22cm |
収納時サイズ(縦×横×高さ) | 37cm×35cm×12cm |
本体重量 | 約1.4㎏ |
アイリスオーヤマのエアーベッドABD-1Nは軽量で持ち運びしやすい商品です。最近はカインズにも置いてるお店があるようです。専用ポンプは女性でも楽に空気を入れることができ、折りたたむとコンパクトになるのでリュックに簡単に収まります。
横幅がシングルサイズで73cmと短いので、テントの中や車中といった限られたスペースで使用するのに向いています。厚みが22cmと分厚くクッション性も高いので、アウトドアにあると便利なエアーベッドです。
エアーベッドの口コミ
エアーベッドを実際に使用している方の口コミを分析すると、次のことが分かりました。
- 収納が便利
- 軽く取り扱いが楽
- 来客用にピッタリ
- 防災・車中泊用に購入
- 狭い部屋でも使える
上記の口コミを順番に解説します。
エアーベッドの口コミ①収納が便利
エアーベッドの口コミで多いのが、「収納しやすい」「仕舞いやすい」などの内容です。
エアーベッドは空気を抜くと小さく折りたたむことができます。スペースを取らず、商品によっては収納袋が付いてくるので、仕舞いやすい寝具になります。
エアーベッドの口コミ②軽く取り扱いが楽
エアーベッドの口コミでは、「軽くて持ち運びしやすい」「アウトドアの荷物として持ち運べる」などの内容もあります。
エアーベッドは内部が空気のため、スプリングマットレスに比べると軽量な商品です。空気を抜いた本体重量が5㎏以下という商品もあるので、軽くて取扱いが楽なマットレスになります。
エアーベッドの口コミ③来客用にピッタリ
エアーベッドを購入した方の理由として、「子供の友達が泊まる時のため」「親族用」などの内容も多いです。
エアーベッドは、使用していないときはコンパクトに畳めることが可能なため、収納スペースを取りません。また、スプリングマットレスに比べると安価な製品のため、コストパフォーマンスにこだわる方におすすめです。
エアーベッドの口コミ④防災・車中泊用に購入
エアーベッドを購入した口コミを分析すると、防災や車中泊を想定した方もいます。
災害が発生すれば、自宅から退避しなければならないケースもあります。万が一の事態を考えると、どこでも使用できるエアーベッドを購入しておくと安心できます。
エアーベッドの口コミ⑤狭い部屋でも使える
エアーベッドを購入した方の口コミで、「部屋が狭いからエアーベッドにした」「エアーベッドは使用後に仕舞える」などもあります。
狭い部屋にマットレスを置くと、他の物を置くスペースが無くなってしまいます。そのため、収納できるエアーベッドは狭い部屋でも使えるおすすめの寝具になります。
エアーベッドの口コミ⑥カインズやコメリなどのホームセンターでも気軽に購入できる
ベッドやマットレスは家具店などに出向く必要がありますが、エアーベッドは近所のホームセンター(カインズ・コメリなど)でも置いている場合があり、急に必要になった際は入手が容易です
エアーベッドの批判レビュー
エアーベッドを実際に使用している方の批判レビューを分析すると、次のことが分かります。
- 空気が抜ける
- ギシギシ音がうるさい
- 不安定
- 冬は寒い
エアーベッドを購入する前に、批判レビューをチェックしましょう。
空気が抜ける
エアーベッドの批判レビューで多いのが、「空気が抜ける」ことです。
ほとんどのエアーベッドは、ワンウェイエアバルブという空気が逆流しない栓がされています。しかし、使用している方の重みや周囲の温度などの理由により、どうしても内部の空気は減少してしまい、エアーベッドはしぼみます。
エアーベッドがしぼんでしまうと寝姿勢が悪くなり、身体に悪影響を及ぼす可能性があります。
ギシギシ音がうるさい
エアーベッドの批判レビューとして、「ギシギシ音が気になる」という内容もあります。
エアーベッドはマットレス自体が軽いので、寝返りを打つと床と擦れてしまい、音が発生する場合があります。この音が「ギシギシ音」の正体になります。
不安定
エアーベッドを使用している方で、「不安定」だと思っている方がいます。
エアーベッドは、商品によっては本体重量が5㎏前後と軽量です。そのため、人によっては寝返りを打つとエアーベッド自体が左右に揺れてしまうことがあります。
冬は寒い
エアーベッドの批判レビューで、「冬は寒い」などの内容も多いです。
エアーベッドの内部にある空気が室温によって冷やされ、寝ている身体に触れるため、冬になると寒く感じます。
エアーベッドQ&A
エアーベッドの良くある疑問をまとめました。
エアーベッドはカビが発生しやすい?
エアーベッドは、素材そのものの通気性が悪く、室温と中のエアーとの温度差で結露しやすく結果カビが発生しやすいようです。
マットレス自体はエアーで軽いので、使用したらこまめに立てかける事で、カビの発生を簡単に防ぐ事ができます。又は下に「すのこ」や「除湿シート」を敷くことでも予防できます。
エアーベッドは体に悪い?寝心地悪い?
エアーベッドは体に悪い事はありません。しかし、中材が空気のために、冬場は体が冷えやすいようですので、温かいシーツなどを使用してください。
寝心地はふわふわしていますので好みは分かれる所ですが、多少空気の量と、ベッドパッドを敷く事で調整は出来るので調整してみてください。
ニトリでエアーベッドのおすすめは?
ニトリでエアーベッドは販売されていないようです。
近くのニトリでエアーベッドの体験が出来たら便利ですよね、今後販売される可能性もあるので、ニトリのネットショップは定期的に見てみましょう。
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