マットレスの選び方・基礎知識 PR

社会人で1日6時間は足りない?平均睡眠時間を調査【日本全体から年齢別まで】

「社会人で1日6時間睡眠って少ないの?」

「男女別・年代別の平均睡眠時間はどれぐらいなの?」

他人の平均睡眠時間がどれくらいなのか、気になっている方は多いと思います。

そこで、当サイトにて760名に平均睡眠時間に関するアンケート調査を実施しました。

この記事では、実施した平均睡眠時間に関するアンケートの結果をグラフを交えて紹介していきます。 

この記事で分かること
  • 社会人の平均睡眠時間
  • 日本全体の平均睡眠時間
  • 男女別・年代別の平均睡眠時間
  • 平均睡眠時間と満足度
  • マットレスの価格と満足度

社会人の平均睡眠時間をアンケート調査

社会人の平均睡眠時間をアンケート調査760名中593名の社会人に対して、平均睡眠時間に関するアンケート調査を実施しました。

  • 仕事がある日の平均睡眠時間
  • 休日の平均睡眠時間
  • 理想的な睡眠時間
  • 職業別の睡眠時間

アンケート結果の詳細について順番に紹介します。

社会人の仕事がある日の平均睡眠時間

社会人の仕事がある日の平均睡眠時間についての調査では、6時間台と答えた方が48.2%と最も多く、7時間台が22.4%、5時間台が18.2%と続きます。

平均睡眠時間 人数 パーセンテージ
3時間未満 6人 1.0%
4時間台 23人 3.9%
5時間台 108人 18.2%
6時間台 286人 48.2%
7時間台 133人 22.4%
8時間台 32人 5.4%
9時間台 5人 0.8%
10時間以上 0人 0%

社会人593名中286人が、仕事がある日の平均睡眠時間は6時間台と回答しており、5割近くを占めて最も多い割合のため、社会人で6時間寝ていたら平均的な睡眠時間と言えます

社会人の休日の平均睡眠時間

社会人の休日の平均睡眠時間についての調査では、7時間台と答えた方が38.1%と最も多く、6時間台が23.4%、8時間台が22.4%と続きます。

平均睡眠時間 人数 パーセンテージ
3時間未満 3人 0.5%
4時間台 1人 0.1%
5時間台 49人 8.3%
6時間台 139人 23.4%
7時間台 226人 38.1%
8時間台 133人 22.4%
9時間台 31人 5.2%
10時間以上 11人 1.9%

7時間台以上の睡眠時間を見ると、仕事のある日は「29.2%」でしたが、休日は「67.6%」と70%近くとなっています。

やはり休日の方が睡眠時間を多く確保できるようです。

社会人が考える理想的な睡眠時間

社会人の理想的な平均睡眠時間についての調査では、8時間台と答えた方が42.5%と最も多く、7時間台が41.1%、6時間台が9.4%と続きます。

平均睡眠時間 人数 パーセンテージ
3時間未満 0人 0%
4時間台 1人 0%
5時間台 7人 1.2%
6時間台 56人 9.4%
7時間台 244人 41.1%
8時間台 252人 42.5%
9時間台 21人 3.5%
10時間以上 12人 2.0%

アンケートに回答してくださった90%近くの社会人が、理想的な睡眠時間は7時間台以上必要だと考えています。

一方で、休日の平均睡眠時間は6時間台以下が約30%、仕事がある日だと6時間台以下が全体の約70%を占めているため、多くの社会人が理想的な睡眠時間を確保できていないということになります。

職業別の睡眠時間

次のグラフはアンケートに回答してくださった社会人593名の平均睡眠時間を職業別にまとめたものになります。

※表は左右にスクロール可能

会社員 契約社員・
派遣社員
自営業・
フリーランス
公務員 経営者・役員 医療関係者
3時間未満 3人(1,2%) 0人(0%) 2人(0.7%) 0人(0%) 0人(0%) 1人(5.0%)
4時間台 16人(6.2%) 2人(6.5%) 4人(1.5%) 0人(0%) 0人(0%) 1人(5・0%)
5時間台 52人(20.1%) 6人(19.4%) 47人(17.3%) 2人(28.6%) 0人(0%) 1人(5.0%
6時間台 117人(45.2%) 17人(54.8%) 136人(50.2%) 1人(14.3%) 3人(60.0%) 12人(60.0%)
7時間台 63人(24.3%) 5人(16.1%) 57人(21.0%) 2人(28.6%) 2人(40.0%) 4人(20.0%)
8時間台 8人(3.1%) 0人(0%) 21人(7.7%) 2人(28.6%) 0人(0%) 1人(5.0%)
9時間台 0人(0%) 1人(3.2%) 4人(1.5%) 0人(0%) 0人(0%) 0人(0%)
10時間以上 0人(0%) 0人(0%) 0人(0%) 0人(0%) 0人(0%) 0人(0%)

職業によって人数にバラツキはありますが、各職種で平均睡眠時間が6時間台の人が大きな割合を占めています。

平均睡眠時間をアンケート調査【日本人全体・成人男女別・年齢別】

平均睡眠時間をアンケート調査【日本人全体・成人男女別・年齢別】10代〜70代までの男女760名に対して、平均睡眠時間に関するアンケートを実施し、以下を調査しました。

  • 日本人全体の平均睡眠時間
  • 成人男性・女性別の平均睡眠時間
  • 年齢別の平均睡眠時間(10代、20代、30代、40代、50代、60代、70代)

アンケート結果の詳細について順番に紹介します。なお、表やグラフは仕事がある日を基準に作成しています。

日本人全体の平均睡眠時間

日本人全体の平均睡眠時間は、6時間台が46.3%と最も高く、7時間台が23.6%、5時間台が19.1%と続きます。

人数 パーセンテージ
3時間未満 7人 0.9%
4時間台 27人 3.6%
5時間台 145人 19.1%
6時間台 352人 46.3%
7時間台 179人 23.6%
8時間台 45人 5.9%
9時間台 5人 0.7%
10時間以上 0人 0%

社会人の仕事がある日の平均睡眠時間のアンケート結果と似たような割合となっています。やはり、日本人全体の睡眠時間は6時間台前後が主流のようです。

成人男性・女性別の平均睡眠時間

成人男性371名、成人女性385名(10代男女は除く)の平均睡眠時間をまとめました。順番に解説します。

成人男性の平均睡眠時間

成人男性の平均睡眠時間は、6時間台が48.8%と最も高く、7時間台が24.0%、5時間台が17.5%と続きます。

人数 パーセンテージ
3時間未満 5人 1.3%
4時間台 15人 4.0%
5時間台 65人 17.5%
6時間台 181人 48.8%
7時間台 89人 24.0%
8時間台 15人 4.0%
9時間台 1人 0.3%
10時間以上 0人 0%

やはり、成人男性の平均睡眠時間でも最も多いのは6時間台で、半数近くを占めています。

成人女性の平均睡眠時間

成人女性の平均睡眠時間は、6時間台が43.6%と最も高く、7時間台が23.4%、5時間台が20.8%と続きます。

人数 パーセンテージ
3時間未満 2人 0.5%
4時間台 12人 3.1%
5時間台 80人 20.8%
6時間台 168人 43.6%
7時間台 90人 23.4%
8時間台 29人 7.5%
9時間台 4人 1.0%
10時間以上 0人 0%

成人女性の平均睡眠時間でも最も多いのは6時間台です。

今回のアンケート結果では、男性・女性で平均睡眠時間に大きな差は無いと分かりました。

年齢別の平均睡眠時間(10代、20代、30代、40代、50代、60代、70代)

アンケートに回答してくださった男女760名の平均睡眠時間を年齢別にまとめたものが次になります。

※表は左右にスクロール可能

10代 20代 30代 40代 50代 60代 70代
3時間未満 0人(0%) 2人(1.9%) 3人(1.3%) 1人(0.4%) 1人(0.8%) 0人(0%) 0人(0%)
4時間台 0人(0%) 6人(5.6%) 6人(2.5%) 10人(3.9%) 5人(3.8%) 0人(0%) 0人(0%)
5時間台 0人(0%) 11人(10.2%) 37人(15.7%) 55人(21.6%) 39人(29.5%) 3人(13.0%) 0人(0%)
6時間台 3人(75.0%) 54人(50.0%) 115人(48.7%) 111人(45.3%) 57人(43.2%) 11人(47.8%) 0人(0%)
7時間台 0人(0%) 21人(19.4%) 63人(26.7%) 61人(23.9%) 26人(19.7%) 7人(30.4%) 1人(14.3%)
8時間台 1人(25.0%) 12人(11.1%) 11人(4.7%) 15人(5.9%) 4人(3.0%) 2人(8.7%) 6人(85.7%)
9時間台 0人(0%) 2人(1.9%) 1人(0.4%) 2人(0.8%) 0人(0%) 0人(0%) 0人(0%)
10時間以上 0人(0%) 0人(0%) 0人(0%) 0人(0%) 0人(0%) 0人(0%) 0人(0%)

サンプル数が少ない10代と70代を別にしても、各年代で平均睡眠時間が6時間台の人の割合が高いです。

一方で20代から50代にかけて平均睡眠時間がやや少なくなる傾向も見られます。

これは加齢とともに職場での立場が上がり、仕事量や接待、責任が増えたことで睡眠時間を確保できなくなったのかもしれません。

平均睡眠時間が長いほど睡眠満足度は高い?

平均睡眠時間が長いほど睡眠満足度は高い?男女760名にアンケートを実施した結果、平均睡眠時間が長いと睡眠の満足度が高くなると分かりました。

睡眠時間別の満足度

次のグラフと表は、平均睡眠時間別の満足度をまとめたものになります。


※表は左右にスクロール可能

かなり満足 まあまあ満足 どちらとも言えない 少し不満 かなり不満
3時間未満 0人(0%) 1人(14.3%) 0人(0%) 1人(14.3%) 5人(71.4%)
4時間台 0人(0%) 2人(7.4%) 2人(7.4%) 10人(37.0%) 13人(48.1%)
5時間台 1人(0.7%) 20人(13.8%) 27人(18.6%) 68人(46.9%) 29人20.0(%)
6時間台 5人(1.4%) 98人(27.8%) 79人(22.4%) 143人(40.6%) 27人(7.7%)
7時間台 5人(2.8%) 82人(45.8%) 39人(21.8%) 44人(24.6%) 9人(5.0%)
8時間台 4人(8.9%) 23人(51.1%) 9人(20.0%) 7人(15.6%) 2人(4.4%)
9時間台 0人(0%) 3人(60.0%) 1人(20.0%) 0人(0%) 1人(20.0%)

グラフを見て分かる通り、平均睡眠時間が短いと睡眠満足度は低くなる傾向にあります。反対に、平均睡眠時間が長くなるにつれ、睡眠満足度は高くなる傾向にあるようです。

平均睡眠時間が5時間台以下だと、「少し不満」「かなり不満」と回答した方の割合が50%を超え、「まあまあ満足」「かなり満足」の割合を上回ります。

一方、平均睡眠時間が7時間台になると、「まあまあ満足」「かなり満足」の割合の方が「少し不満」「かなり不満」の回答を上回ります。

このことから、7時間以上寝ると睡眠に満足できる可能性が高いと言えそうです。

マットレスの価格別の睡眠満足度

次のグラフと表は、マットレスの価格別の満足度をまとめたものになります。


※表は横にスクロール可能

かなり満足 まあまあ満足 どちらとも言えない 少し不満 かなり不満
1万円未満 7人(2.1%) 105人(31.5%) 67人(20.1%) 114人(34.2%) 40人(12.0%)
1〜3万円未満 5人(1.9%) 83人(30.9%) 61人(22.7%) 92人(34.2%) 28人(10.4%)
3〜5万円未満 1人(1.1%) 28人(31.5%) 15人(16.9%) 36人(40.4%) 9人(10.1%)
5〜7万円未満 0人(0%) 5人(16.7%) 6人(20.0%) 13人(43.3%) 6人(20.0%)
7〜9万円未満 1人(6.7%) 1人(6.7%) 4人(26.7%) 8人(53.3%) 1人(6.7%)
9〜11万円未満 0人(0%) 3人33.3(%) 1人(11.1%) 4人(44.4%) 1人(11.1%)
11万円以上 1人(6.7%) 4人(26.7%) 3人(20.0%) 6人(40.0%) 1人(6.7%)

アンケートに回答した男女760名中359名と47%の人が現在使用しているマットレスに対し「少し不満」「かなり不満」と感じているようです。

今回のアンケート調査ではマットレスの価格と睡眠満足度に相関関係は見つかりませんでした。

睡眠満足度を上げたい場合、マットレスの価格帯を上げるよりも、睡眠時間を長く確保するの方が有効と言えそうです。

睡眠負債を抱えやすい業種をアンケート調査

新たに、睡眠不足から来る「睡眠負債」について700名にアンケートを実施致しました。

平均睡眠時間

睡眠の平均時間は以下の結果でした。

1日に必要な睡眠時間の7時間取れている人は全体の約46%
約54%が睡眠負債を抱えている事になります。

睡眠を取る時間帯

就寝時間は以下のようになりました。

全体の48%が24時以降に就寝しています。

寝付きは良いか

寝付きは良いか調査しました。

全体の59.6%が寝付きは良いと回答しています。

夜中に何回くらい目覚めるか

夜中に目が覚める回数は以下の結果でした。

一番多かったのは1回の42.4%
次が、目覚めず朝まで寝る29.4%でした。

睡眠に不満はあるか

睡眠に関して不満があるか調査した結果はいかの通り

全体の58.9%は睡眠に不満があると回答しています。

職業

アンケートに協力頂いた方の業種は以下の通りです。

事務職・専門職の方に多く答えて頂いているようです。

睡眠負債を抱えがちな職業

睡眠時間と職業のデータより、睡眠不足がちな職業をだしてみました

郵便・倉庫・配達などの、配達業務の職業が睡眠時間が短い傾向にあるようです。
次に、生産職と保安職(自衛や警察など)の職業が短いようでした。

睡眠の悩み

最後に、睡眠の悩みをフリー回答で答えていただきました。

多い回答としては

  • 寝付きが悪い
  • 朝スッキリ起きれない
  • 眠りが浅い
  • 枕が合わない

などの回答がありました。

また、少数意見としては、

  • 息が止まることがあって苦しい
  • 手足が寒いと寝れない

などがありました。

今回、睡眠に関する700名へのアンケート調査により、次のことがわかりました。

  • 全体の半数以上がが7時間以下の睡眠時間の為、睡眠負債をかかえている
  • 23時以降に寝る人が全体の約7割もおり、全体的に夜型傾向
  • 睡眠に不満をもっている人は全体の58.9%
  • 睡眠の悩みでは、寝付きが悪いと悩む人が多い

この結果から、睡眠時間が短いうえに、不眠で悩んでいる人も多く
睡眠の質がかなり悪くなっているなと感じます。

睡眠の質が悪くなると、仕事のパフォーマンスにもかなりの悪影響が有ると予想されます。
カウンセリングが必要な方もいるかと思いますが、まずは、体に有ったマットレスや枕で
睡眠の質を上げる工夫をしてみてはいかがでしょうか。

ABOUT ME
マットレス大学編集部@
日本最大級の寝具情報メディア「マットレス大学」編集部。 『寝具ソムリエ』資格所得 家具店に勤務・ベッド通販サイトの店長を12年努めた、担当者が記事作成・監修。 経験を活かし、全ての人々の睡眠の質が少しでも良くなるように、マットレスや枕などの寝具に関する情報を分かりやすく発信していきます。