「折りたたみベッドにはどんなメリットやデメリットがあるの?」
「おすすめの折りたたみベッドが知りたい…」
折りたたみベッドはコンパクトなサイズになるので収納しやすく、来客用や看護用など様々なシーンで活躍するベッドフレームです。ただし、商品によってはマットレスが付属しない、電動ではないなどの違いがあります。
そこで今回は、折りたたみベッドのメリットやデメリット、選び方などを解説します。
- 折りたたみベッドでセミシングルおすすめ3選
- 折りたたみベッドでシングルおすすめ5選
- 折りたたみベッドでセミダブルおすすめ3選
- 折りたたみベッドのメリット
- 折りたたみベッドのデメリット
- 折りたたみベッドの選び方
目次
折りたたみベッドの魅力は?
折りたたみベッドはその名の通り折りたためるベッドのこと。折りたたみベッドには、普通のベッドとは違った魅力があるので確認してみましょう。
- コンパクトに収納できる
- 部屋を広く使える
- すのこの通気性が抜群
- 布団干しにも使える
- 移動も簡単で来客用や介護用にも便利
上記のメリットを順番に解説します。
コンパクトに収納できる
折りたたみベッドの最大のメリットは、使用していない時はコンパクトに収納できることです。大抵の折りたたみベッドは山型に二つ折りできるので、折りたたむとサイズが5分の1程度になります。
収納スペースや押し入れ、クローゼットなどに仕舞っておくことができ、必要になったら取り出して広げれば簡単に使用できます。そのため、一般的なベッドよりもコンパクトで収納しやすいというメリットがあります。
部屋を広く使える
折りたたみベッドはコンパクトに収納できるので、部屋を広く使えるというメリットもあります。
使用していない時に収納しておけば、寝室や部屋を広々と活用できます。部屋が狭い方や、ワンルームで暮らしている方に折りたたみベッドはおすすめです。
すのこの通気性がバツグン
折りたたみベッドでは、フレーム部分にすのこを採用していることが多いです。すのこは木の板を一定の間隔で並べたもので、隙間があります。そのため、風が通りやすく、通気性が抜群に高いです。
ベッドフレームの通気性が高いとマットレス内部に湿気が溜まりづらく、カビが生えにくくなるなどのメリットがあります。夏は涼しくなりやすいので、寝苦しい夜が苦手な方は検討してみましょう。
布団干しにも使える
折りたたみベッドは布団干しにも使えます。折り畳んだときに山型になる商品なら、布団をかけて室内で陰干しが可能です。
また、すのこの折りたたみベッドなら通気性が抜群なので、効率よく布団を干すことができます。
移動も簡単で来客用や介護用にも便利
折りたたみベッドはコンパクトに収納できて、商品によっては簡単に移動できるので、来客用や介護用としても活躍します。
例えば、キャスター付きなら、部屋の好きな位置に折りたたみベッドを動かすことができます。また、商品によっては電動マットレスもあるので、ベッドから起き上がれない方を介護する際に役立ちます。
折りたたみベッドのデメリット
魅力たっぷりの折りたたみベッドですが、残念な点もあります。デメリットは以下のとおりです。
- 薄いふとんだとすのこが痛い
- 安いものが多く質の悪い物がある
- すのこがきしむ
- サイズのバリエーションが少ない
上記のデメリットを順番に解説します。
薄いふとんだとすのこが痛い
折りたたみベッドの1つ目のデメリットは、薄い布団だとすのこが背中や腰に触れてしまい痛い可能性があることです。
睡眠中に背中や腰に底つき感を覚えると、睡眠の質が低下してしまい、身体に悪影響を及ぼします。そのため、折りたたみベッドを使用するなら、厚みのある布団や反発力の高い薄型マットレスを使用するようにしましょう。
安いものが多く質の悪い物がある
折りたたみベッドのデメリットとして、安いものが多く、質の悪いものが含まれていることも挙げられます。
特にマットレスが一体化している折りたたみベッドの寝心地はあまり良くありません。そのため、寝心地にこだわる方は、別の商品を検討してみましょう。
すのこがきしむ
すのこの折りたたみベッドは寝返りを打ったりすると、きしむというデメリットがあります。木の板を重ね合わせているため、体格の大きい方や体重のある方には不向き。
また、すのこ以外の折りたたみベッドも作りが華奢なことがあるので、きしみやすいです。ベッドフレームのきしむ音が気になる方は、折りたたみベッドはやめておいた方が良いです。
サイズのバリエーションが少ない
折りたたみベッドの最後のデメリットは、サイズのバリエーションが少ないことです。
大抵の折りたたみベッドはセミシングル~セミダブルが中心です。そのため、ダブルサイズ以上の大きいベッドフレームを探している方は、別の商品を検討してみましょう。
折りたたみベッドの選び方
折りたたみベッドの選び方は以下のとおりです。
- 生活スタイル
- サイズ
- 種類
- 価格
上記の選び方を順番に解説します。
生活スタイルに合わせて選ぶ
折りたたみベッドを選ぶ時は、生活スタイルに合った商品を選ぶようにしましょう。
例えば、1人暮らしをしている方や、単身者で部屋が狭い方なら、折りたたみベッドの中でもコンパクトに収納できるタイプの商品がおすすめです。
一方、来客用や介護用で折りたたみベッドが必要なら、ある程度の強度があるものがベスト。キャスター付きや電動式など、目的に合った機能が搭載されている商品を選ぶと良いでしょう。
まずは、生活スタイルから、どんな折りたたみベッドが必要なのか考えてみましょう。
サイズを選ぶ
折りたたみベッドを選ぶ時は、サイズに注意しましょう。
折りたたみベッドは特殊な商品のため、基本的にシングルサイズが中心です。メーカーによってはセミシングルやセミダブルを販売していますが、バリエーションは多くありません。
ベッドフレームのサイズは寝返りの打ちやすさに影響を与えます。一般的には肩幅より40cm~50cmの幅があると、寝返りを打ちやすいとされています。
折りたたみベッドを購入する前に自分の肩幅を計測して、寝返りを打ちやすいサイズを調べておきましょう。
種類で選ぶ
折りたたみベッドを選ぶ時は、種類や機能を確認しましょう。折りたたみベッドは商品によって次の表のように種類が分かれています。
概要 | |
---|---|
パイプタイプ | スチールパイプで構成されている折りたたみベッド マットレスと一体化のケースが多い |
キャスター付き | 上記のパイプタイプにキャスターが付いている折りたたみベッド キャスターがあるので、ベッドを好きな場所に移動できる |
すのこ単体 | すのこの折りたたみベッド 商品によって畳み方が異なる マットレスが付属していないケースがある |
上記の種類に加えて、マットレスが電動で傾くタイプや、ソファベッドタイプの折りたたみベッドもあります。商品によって種類や機能が異なるので、自分の使いたいシーンに合った商品を選びましょう。
価格で選ぶ
折りたたみベッドの最後の選び方は価格です。一般的に、折りたたみベッドは1万円~3万円で購入できます。マットレスとベッドフレーム込みの価格と考えると、コストパフォーマンスに優れています。
ただし、商品によってはベッドフレームのみとなっている場合があります。また、電動式だと3万円以上するケースもあります。そのため、折りたたみベッドを選ぶ時は、マットレスが付くのか、電動式なのかしっかりと確認して、価格を比較しましょう。
折りたたみベッドのおすすめ3選!セミシングル
選び方がわかったところで、実際に折りたたみベッドを探してみましょう。折りたたみベッドのサイズの中で一番小さいセミシングルで、おすすめの3選を順番に解説します。
折りたたみベッド(neruco)
販売価格(税込) | 18,490円 |
---|---|
サイズ(縦×横) | 192cm×86cm |
床までの高さ | 35cm |
折りたたみ方 | 二つ折り |
マットレスの有無 | 付属なし |
nerucoの折りたたみベッドは、二つ折りが可能な商品です。厚みが31cmまで小さくなるので、簡単に収納できます。全部で5つのキャスターが付いており、収納だけでなく掃除も気軽に行えます。
床板がすのこの為通気性が良くカビやダニを防ぎ、重量も軽く。簡単に折りたためるので、力の弱い方や女性にもオススメの折りたたみベッドです。
折りたたみベッド(リコメン堂)
販売価格(税込) | 12,480円 |
---|---|
サイズ(縦×横) | 190cm×65cm |
床までの高さ | 43cm |
折りたたみ方 | 二つ折り |
マットレスの有無 | 付属する 厚み7cm |
リコメン堂の折りたたみベッドは厚み7cmのウレタンマットレスが付属したベッド。ウレタンは反発力が高いため、寝ていても沈み込みが少なく、理想的な寝姿勢を維持しやすいです。また、通気性に優れたメッシュ生地により、夏場でも快適な寝心地となっています。
二つ折りすると、厚みが14cm程度になるので、ちょっとした隙間や空間に収納可能です。また、キャスターと裏側に付いてるバネのおかげで、女性でも簡単に折りたためます。6段階のリクライニング付きなので、ベッド以外の使い方もできます。
折りたたみソファーベッド(暮らしのeショップ)
販売価格(税込) | 29,999円 |
---|---|
サイズ(縦×横) | 182cm×88cm |
床までの高さ | 29cm |
折りたたみ方 | ソファに変形できる |
マットレスの有無 | 付属する クッションも付属する |
暮らしのeショップは折りたたみソファーベッドを販売しています。普段はソファとして使用でき、状況に応じてセミシングルサイズのベッドに早変わりします。また、座面や背もたれは細かくセッティングできるので、寝椅子や2人掛けソファとして使用可能です。
座面や背もたれ部分は低反発ウレタンを採用しています。そのため、ボリュームのあるふっくらとした肌触りを感じつつ、包み込まれるような寝心地を味わえます。全部で6色あるので、部屋のカラーに合った商品を選ぶことができます。
折りたたみベッドのおすすめ5選!シングル
シングルサイズは折りたたみベッドで一番メジャーな大きさ。種類も多いので自分にあったものが見つけやすいでしょう。シングルサイズでおすすめ5選を順番に解説します。
折りたたみすのこベッド(ニトリ)
販売価格(税込) | 15,990円 |
---|---|
サイズ(縦×横) | 208cm×98cm |
床までの高さ | 45cm |
折りたたみ方 | 二つ折り |
マットレスの有無 | 付属しない |
ニトリの折りたたみすのこベッドは、シンプルなデザインの商品です。床板面はすのこを採用しているため、通気性が高くなっています。また、ベッドの下には30cm以上のスペースがあるので、収納ケースを置いておけます。
利用していない時は二つ折りにたため、山型なので布団を干しておくことも可能です。ただしマットレスが付いていないため、薄型マットレスや布団などを自分で購入する必要があります。
檜4つ折りすのこベッド(ニトリ)
販売価格(税込) | 9,990円~ |
---|---|
サイズ(縦×横) | 212cm×97cm |
床までの高さ | 2.2cm |
折りたたみ方 | 四つ折り |
マットレスの有無 | 付属しない |
ニトリの檜4つ折りすのこベッドはロータイプのベッドフレームになります。床までの高さが2.2cmと低いので、部屋を広々と演出できます。使用していない時は四つ折りに畳めるのもポイントで、布団や薄型のマットレスを陰干しできます。
四つ折りに畳むかなりコンパクトなサイズとなるので、家具の隙間やクローゼットに簡単に収納しやすいです。また、裏面にすべり止め床保護材が付いているため、寝返りを打っても床が擦れるような音がしません。お客様用にもおすすめ。
折りたたみソファーベッド(ニトリ)
販売価格(税込) | 29,990円 |
---|---|
サイズ(縦×横) | 196cm×97m |
床までの高さ | 14cm |
折りたたみ方 | ソファに変形できる |
マットレスの有無 | 付属している |
ニトリの折りたたみソファーベッドは、マットレス、ソファ、カウチの3パータンに変形します。マットレスとして使用する場合の腰部と脚部にはポケットコイルを採用し、頭部には高反発ウレタンがあり、細かくフィットするため寝心地が良いのが特徴です。
マットレスのパーツを入れ替えると、ソファやカウチになります。マットレスの固定はバンドで行うため、女性や子どもで簡単に行えます。部屋が狭い方にもおすすめです。
耐荷重300kg!折りたたみベッド(タンスのゲン)
販売価格(税込) | 15,999円 |
---|---|
サイズ(縦×横) | 208cm×108m |
床までの高さ | 25cm |
折りたたみ方 | 二つ折り |
マットレスの有無 | 付属しない |
タンスのゲンの折りたたみベッドは、耐荷重300kgと耐久力の高い商品です。第三者試験で証明しているため、大柄な方や子どもと一緒に寝る方でも安心して使用できます。また、バランスが崩れないようにWサイドストッパーを採用しているので、安全性が高いです。
また、両サイドのグリップは高さが15cmのハイタイプスクエアグリップを採用しているので、立ち座りがしやすいです。折りたたみベッドを諦めていた体の大きな方にもぜひ試してほしいモデルです。
折りたたみ電動ベッドAX-BE560(ATEX)
販売価格(税込) | 29,800円 |
---|---|
サイズ(縦×横) | 200cm×100cm |
床までの高さ | 41cm |
折りたたみ方 | 二つ折り |
マットレスの有無 | 付属する 電動式で厚みは10cm |
ATEXの折りたたみ電動ベッドは、マットレスにつなぎ目がありません。つなぎ目がないため、腰部分はへこみにくく、快適な寝心地を味わえます。また好みの角度に調節可能で、背もたれを最大75度まで調整でき、リラックスした体制でくつろぐことも可能。
一緒に脚の部分も持ちあがるため、腰がズレにくく楽な姿勢で起き上がれます。電動のマットレスは厚みが10cmあり、チップウレタンやポリエステル綿を採用しているため、柔らかめの寝心地が好みの方におすすめです。
折りたたみベッドのおすすめ3選!セミダブル
ゆったり眠りたいという方にぴったりなのがセミダブル。少々大きなタイプにはなりますが、寝心地重視の方にぴったりです。セミダブルサイズでおすすめ3選を順番に解説します。
桐折りたたみベッド(ゲキカグ)
販売価格(税込) | 21,480円 |
---|---|
サイズ(縦×横) | 200cm×114cm |
床までの高さ | 29cm |
折りたたみ方 | 二つ折り |
マットレスの有無 | 付属しない |
ゲキカグの桐折りたたみベッドは天然の桐材を用いています。天然の桐材は他の木材に比べて軽量なので、組み立てたり、収納したりするのが簡単に行えます。また、吸湿発散性に優れているため、湿気やカビから守ってくれます。
二つ折りにすると厚さが約47cmとコンパクトになります。家具の隙間や収納スペースに入りやすいサイズなので、来客用のベッドフレームとして取っておくことが可能です。また、7個のキャスターが付いているので女性でも簡単に動かせます。
折りたたみすのこベッドセミダブル(タンスのゲン)
販売価格(税込) | 19,999円 |
---|---|
サイズ(縦×横) | 201cm×120cm |
床までの高さ | 35cm |
折りたたみ方 | 二つ折り |
マットレスの有無 | 付属しない |
タンスのゲンでは、セミダブルサイズの折りたたみベッドで耐荷重300kgの商品を販売しています。耐荷重300kgは折りたたみベッドの中では高い数値で、大柄な方やパートナーと一緒に寝たい方におすすめです。
天然の桐すのこを床板面に採用しているのもポイントで、夏場のムレ感やジメジメとした湿気をスッキリと解消できます。また桐材は保温断熱も期待できるので、一年中使用できるベッドフレームです。
折りたたみ電動ベッド(ライフインテリア)
販売価格(税込) | 35,800円 |
---|---|
サイズ(縦×横) | 202cm×130cm |
床までの高さ | 31cm |
折りたたみ方 | 二つ折り |
マットレスの有無 | 付属する 電動式で厚みは8cm |
ライフインテリアの折りたたみ電動ベッドがあると、生活が快適になります。背もたれ部分は最大80度までのリクライニングが可能で、ちょうど良い硬さのウレタンフォームによりテレビを見たり、本を読んだりする時間を快適に過ごせます。
二つ折りにすれば、厚みが約42mまで小さくなるので、僅かなスペースでも収納できます。キャスターが付いているので、掃除の時にもすぐに動かすことが可能です。組立品ですが、足とキャスターを取り付ければ使えます。
折りたたみベッドで部屋を有効活用しよう!
折りたたみベッドは、しようしない時はコンパクトにたため場所を取らない便利なアイテム。ただし、寝心地のいいものを選ばないと後悔してしまう可能性もあります。自分にぴったりのサイズや、生活スタイルに合ったものを選んでみてください。
当サイトマットレス大学が総力を挙げて全41メーカーを徹底比較し、スペックを数値化してランキングにしました。
コスパ抜群のマットレスはどれなのかが分かりますので、マットレス選びの参考にしてみてください。