シモンズのマットレスってどうして人気なの?
スペックや選び方とか知りたい…
シモンズのマットレスが気になっているけれど、「種類が多すぎてどれを選べばいいか分からない」「高額だから絶対に失敗したくない」と感じている方は多いのではないでしょうか。![]()
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シモンズはカタログ掲載モデルだけでも20種類以上あり、コイルの高さや線径、表面の仕上げの違いによって寝心地が大きく変わります。
そこで今回は、シモンズが150年以上にわたり支持されてきた理由から、硬さ・インチ数・線径といった選び方の具体的なポイント、人気モデルのスペック比較、さらには他社ブランドとの違いまでを解説します。
- 世界が認めるシモンズ(SIMMONS)マットレスの魅力
- シモンズが「最高級」と呼ばれる3つの独自のこだわり
- シモンズマットレスの選び方
- 理想の寝心地を見つける「寝姿勢測定システム」の活用法
- シモンズのおすすめ人気マットレスランキングTOP5
- シモンズの寿命とメンテナンス
- シモンズとサータ・シーリー・日本ベッドの違い
- シモンズに関するよくある質問
目次
マットレス大学では、編集部が実際に商品を使用・検証したうえでレビュー記事を制作しており、評価は使用感や品質などを総合的に判断し、メリット・デメリットの両面を公平に掲載しています。 読者目線を最優先に、中立・公正な情報提供を行うことを編集方針としています。
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世界が認めるシモンズ(SIMMONS)マットレスの魅力とは?
シモンズは1870年にアメリカで創業した、150年以上の歴史を持つ老舗ベッドメーカーです。
世界で初めてポケットコイルマットレスの商業化に成功した技術力、国内外の一流ホテルに選ばれ続ける信頼性、そして静岡県の自社工場で一貫製造される品質管理体制が、高価格帯であっても支持される理由の核になっています。
150年以上の歴史を誇る「世界のベッド」としての歩み
1870年、ザルモン・シモンズがアメリカ・ウィスコンシン州ケノーシャに会社を設立したのが始まりです。
当初は木製品の製造を手がけていましたが、やがてスプリングマットレスの大量生産に成功し、1925年にはジョン・フランクリン・ゲイル氏によってポケットコイル製造機が発明され、世界初となるポケットコイルマットレスの商業化を実現しました。
日本市場への進出は1964年で、以降は日本人の体格や住環境に合わせた製品開発を国内工場で続けています。現在は工業部品大手の株式会社ニフコ傘下で、米シモンズとライセンス契約のもと製造・販売を行う体制です。
「世界のベッド」と称されるのは、単に歴史が長いからではなく、100年近くにわたってポケットコイルの研究・改良を重ねてきた技術蓄積が背景にあります。
「ビューティレスト(Beautyrest)」ブランドに込められた想い
シモンズのマットレスは「ビューティレスト(Beautyrest)」というブランド名で展開されています。米国では「シモンズ」よりもこの名前のほうが広く知られているほど、製品そのものを象徴する存在です。![]()
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名前には「美しい休息」という意味が込められており、快適な眠りを届けるというブランド思想が反映されています。
ビューティレストの開発軸は、「寝心地の良さ」と「体をしっかり支える機能性」の両立です。素材選びから内部構造、表面の仕上げにいたるまで睡眠の質を基準に設計されており、すべてのシモンズマットレスの基盤となっています。
高級ホテルへの導入実績が物語る圧倒的な信頼性
シモンズのマットレスは、帝国ホテル東京やウェスティンホテル東京をはじめ、国内外の数多くのホテルに採用されています。
導入先はラグジュアリーホテルだけにとどまらず、ビジネスホテルチェーンにまで幅広く及んでいるのが特徴です。
ホテルが寝具を選ぶ際には、宿泊客の満足度に直結する快適性、連日の使用に耐える耐久性、そして幅広い体格に受け入れられやすい汎用性が求められます。これらの条件をクリアしていることが、多くの宿泊施設で選ばれている理由といえます。
なお、ホテル向けと一般向けでは仕様が異なりますが、「旅先で体験した寝心地を自宅でも再現したい」という動機でシモンズを検討する方は少なくありません。
シモンズが「最高級」と呼ばれる3つの独自のこだわり
シモンズが高級マットレスとして評価されている理由は、ブランドイメージだけではありません。ポケットコイルの技術、スプリング主体で耐久性を確保する設計思想、そして国内工場での一貫生産体制という3つの柱に、価格に見合う品質の裏付けがあります。
独自開発の「ポケットコイル」が実現する点でのサポート
シモンズの最大の特徴は、コイルスプリングを一つずつ特殊な不織布の袋で包んだ「ポケットコイル構造」です。各コイルが独立して動くため、体の凹凸に合わせてきめ細かく沈み込み、面ではなく点で体を支えます。
重い部分は深く、軽い部分は浅く沈むことで自然な寝姿勢を保ちやすく、隣で寝ている人の寝返りが伝わりにくい静かな寝心地も実現しています。
現在ではポケットコイル自体は多くのメーカーが採用していますが、シモンズは商業化のパイオニアとして100年近く研究・改良を続けてきた蓄積があり、コイルの品質や精度に独自の優位性を持っています。
国産大手製鉄メーカー製の「超硬鋼線」による高い弾力性
シモンズのポケットコイルには、国内大手製鉄メーカーとオリジナル開発した鋼材が使われています。
一般的なマットレスでは「硬鋼線」が主流ですが、シモンズはJIS規格のピアノ線と同等の「超硬鋼線」を採用しています。不純物が少なく弾性・耐久性に優れた素材で、柔らかく沈み込むだけでなくしっかり押し返す力がある点が強みです。
この反発力が寝返りのしやすさにつながり、長年使っても弾力が失われにくいマットレスを実現しています。
バネの動きを最大化する「並行配列」へのこだわり
シモンズではポケットコイルを「並行配列」で配置しています。コイル同士の間にわずかな隙間が生まれることで、それぞれが独立して伸縮しやすくなり、体の荷重差にきめ細かく反応できる構造です。
コイル同士の摩擦が少ないためバネの形状が崩れにくく、耐久面でもメリットがあります。
なお、配列方法の評価はメーカーによって見解が分かれる点もありますが、シモンズは高品質なコイルの動きを最大限活かすために並行配列を選択しています。
詰め物に頼らない「スプリングの強さ」が生む圧倒的な耐久性
一般的なマットレスでは、ウレタンや綿などの詰め物で硬さや寝心地を調整するのが主流です。
しかし、詰め物に依存した設計では、使い続けるうちに表面がへたって購入時の感触を維持しにくくなる場合があります。
シモンズはこれとは異なり、コイルスプリング自体の弾力で寝心地を作る設計を重視しています。線径1.7mm・1.9mm・2.1mmの3種類の主要なコイルを使い分けることで、詰め物に頼りすぎずに硬さのバリエーションを実現しているのが特徴です。
※シモンズカタログより引用
スプリングが寝心地の核を担っているため、表面のへたりによる性能低下が起きにくく、長期間にわたって安定した使用感を保ちやすい構造になっています。
徹底した「Made in Japan」品質と富士小山工場の技術力
シモンズはアメリカ発祥のブランドですが、日本向けのマットレスは静岡県小山町の富士小山工場で製造されています。鋼線の調達からスプリングの加工、マットレスの組み立てまでを国内で一貫管理し、トレーサビリティを確保した生産体制が整っています。
この工場で作られた製品はアジア各国にも輸出されており、ポケットコイルマットレスの生産拠点としては国内最大級のマットレス製造工場です。
さらに、日本向け製品は欧米仕様よりやや硬めに調整されており、日本人の体格や寝姿勢の傾向に合わせた設計がなされている点も見逃せません。
シモンズマットレスの選び方!失敗しないための5つのポイント
シモンズにはカタログ掲載モデルだけでも20種類以上のマットレスがあり、小売店限定モデルを含めると選択肢はさらに広がります。
人気モデルを選べば間違いないと考えがちですが、体格や寝姿勢によって合うマットレスは一人ひとり異なるため、自分の条件に合う一枚を見極めることが大切です。
体型や寝姿勢に合わせた「硬さ」の選び方
マットレス選びで最も重要なのが硬さです。シモンズではコイルの線径とインチ数の組み合わせで硬さのバリエーションを作っており、体重・体格・寝姿勢・好みによって合う硬さは異なります。
体重が軽い方は柔らかめでも十分に支えられることが多く、体格がしっかりした方にはある程度の支持力があるモデルのほうが腰の沈み込みを抑えやすい傾向にあります。
「硬いから腰に良い」「柔らかいから高級」といった思い込みで選ぶのではなく、自分の体型と寝姿勢を基準に検討することが失敗を避ける第一歩です。
仰向け寝が多い日本人には「やや硬め」が合う理由
仰向けで寝る場合、体の中で最も重い腰部が沈み込みすぎると背骨のS字カーブが崩れ、腰への負担が大きくなりやすいとされています。
やや硬めのマットレスであれば腰の過度な沈み込みを防ぎつつ、背中全体をバランスよく支えることが可能です。
ただし、体格や筋肉のつき方には個人差があるため、あくまで一般的な傾向として参考にしつつ、最終的には試し寝で判断するのがおすすめです。
横向き寝の方には「ピロートップ」仕様がおすすめ
横向きの姿勢では肩と腰の2点に体重が集中しやすく、硬めのマットレスだと肩が十分に沈み込めず圧迫感を覚える場合があります。
ピロートップ仕様はマットレス表面に追加のクッション層を設けた構造で、体の凹凸に沿ってやわらかく包み込むのが特徴です。![]()
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肩まわりの圧迫を和らげやすいため、横向き寝が多い方との相性が良い傾向にあります。高級ホテルのアッパールームでも多く採用されている仕上げですが、詰め物が多い分、タイトトップ仕様より表面のへたりが早く出る可能性がある点も理解しておくとよいです。
インチ数(コイルの高さ)による寝心地とサポート力の変化
シモンズでは主に、5.5インチ・6.5インチ・7.5インチ・8.25インチの4種類のコイル高さが採用されています。コイルが高いほどストローク(たわみ幅)が大きくなり、体を包み込むようなクッション性のある寝心地になります。
逆に短いモデルは支持力が高く、すっきりとした硬めの寝心地です。6.5インチが標準的な高さで、定番のゴールデンバリューやニューフィットに使われています。
5.5インチはエントリーモデルに多く、7.5インチはエグゼクティブ、8.25インチはカスタムロイヤルやリュクスシリーズに搭載されるぜいたくな仕様です。
コイルの線径(太さ)がもたらす弾力性の違い
シモンズでは線径1.7mm・1.9mm・2.1mmの3種類のコイルが使い分けられています。線径が太いほど反発力が強くしっかりした硬めの寝心地に、細いほどしなやかに沈み込むソフトな寝心地になります。
代表例では、ゴールデンバリューが1.9mmで程よい硬さ、ニューフィットが1.7mmでやわらかめ、エクストラハードが2.1mmで硬めです。「太いほうが良い」「細いほうが高級」という単純な優劣はなく、体格や好みによって向き不向きが分かれます。
同じインチ数でも線径が異なればまったく違う寝心地になるため、比較検討の際にはインチ数とセットで確認することが大切です。
サイズ選びの注意点(シングルからキングまで)
シモンズではシングル(幅97cm)、セミダブル(幅120cm)、ダブル(幅140cm)、クイーン(幅152cm)などのサイズが展開されています。
1人用はシングルが基本ですが、体格が大きい方や寝返りが多い方はセミダブルのほうがゆとりを持って眠れます。2人で使う場合はダブルよりもクイーン以上を選ぶか、シングル2台を並べるほうが互いの睡眠を妨げにくくなります。
また、シモンズはモデルによって厚みや重量がかなり異なるため、搬入経路(階段・エレベーター・ドアの幅)とベッドフレームとのサイズの相性も事前に確認しておきましょう。
理想の寝心地を見つける「寝姿勢測定システム」の活用法
高価格帯のマットレスを感覚だけで選ぶのはリスクがあります。店頭で数分間横になった印象と、毎日使い続けたときの感覚は異なることが多いためです。
シモンズでは自分に合う硬さを科学的にサポートする独自の測定システムを用意しており、高額な買い物で後悔しないための有力な手段になっています。
信州大学と共同開発した「アジャスタブルメジャーベッド」とは
「シモンズアジャスタブルメジャーベッド」は、信州大学の上條正義教授と共同開発された寝姿勢測定システムです。2018年にシモンズギャラリー東京で初導入されました。
可変スプリングとセンサーを内蔵した特殊マットレスに横になると、硬さが段階的に変化し、ニューフィット(1.7mm)・ゴールデンバリュー ピロートップ(1.9mm)・ゴールデンバリュー(1.9mm)・エクストラハード(2.1mm)の4種類の硬さを体感できます。所要時間は10〜15分で、測定結果に基づいて相性のよいモデルが提案される仕組みです。
2023年からは3Dセンサーカメラを活用した新システム「スリープ フィッティング マットラボ」も展開されており、立ったまま3つのポーズを撮影するだけでAIが最適なマットレスを提案してくれるようになっています。
測定ができる全国の導入店舗一覧
寝姿勢測定システムやマットラボは、シモンズの直営ギャラリーおよび一部の取扱店舗で体験可能です。
直営ギャラリーは東京・札幌・名古屋・大阪・京都・福岡・広島・神戸・横浜の全国9か所に展開されており、東京のシモンズギャラリー東京はフラッグシップ店として展示台数が最も充実しています。
このほか、神宮前には直営店舗「シモンズビューティレスト神宮前」も設けられています。来店前には予約の要否・展示モデルの種類・測定システムの設置状況を確認しておくのがおすすめです。
特に寝姿勢測定は人気が高く満席になりやすいため、WEB予約を活用しましょう。最新の導入店舗情報はシモンズ公式サイトで確認できます。
シモンズのおすすめ人気マットレスランキングTOP5
ここからはシモンズのなかでも人気が高い代表モデルを5つ紹介します。各モデルのスペックに加え、「どんな人に向いているか」の視点も添えているので、前章の選び方ポイントと照らし合わせながら参考にしてください。
第1位:ゴールデンバリュー(永遠のスタンダードモデル)
| コイル高さ | 6.5インチ |
|---|---|
| 線径 | 1.9mm |
| 厚さ | 約28cm |
| 表面仕上げ | タイトトップ・タック&ジャンプキルト |
| シングル価格(税込) | 209,000円 |
シモンズの「永遠のスタンダード」と称される定番モデルです。硬すぎず柔らかすぎないバランスの取れた寝心地で、体格や寝姿勢を問わず幅広い方に受け入れられやすい設計になっています。
初めてシモンズを検討する方の基準として最も候補にしやすく、ホテルライクな寝心地を自宅で求める方にも適した一台です。
第2位:ニューフィット(体型に合わせてフィットする柔らかさ)
| コイル高さ | 6.5インチ |
|---|---|
| 線径 | 1.7mm |
| 厚さ | 約28cm |
| 表面仕上げ | タイトトップ・タック&ジャンプキルト |
| シングル価格(税込) | 209,000円 |
ゴールデンバリューと同じ6.5インチコイルを使いながら、線径を1.7mmに細くしたモデルです。わずか0.2mmの差ですが、しなやかに沈み込むフィット感は大きく異なります。
ふわっとした柔らかさではなく、もっちりと体を包み込む弾力が特徴で、体重が軽めの方や横向き寝が多い方、肩まわりの圧迫が気になる方に向いています。
第3位:エグゼクティブ(ワンランク上の重厚なサポート力)
| コイル高さ | 7.5インチ |
|---|---|
| 線径 | 1.9mm |
| 厚さ | 約30.5cm |
| 表面仕上げ | タイトトップ・タック&ジャンプキルト |
| シングル価格(税込) | 258,500円 |
ゴールデンバリューと同じ線径1.9mmですが、コイルが7.5インチと1インチ高くなっています。ストロークが長い分だけクッション性がアップし、コイルの安定感と表面のソフトな感触のバランスが絶妙です。
ニューフィットでは柔らかすぎるがGVよりもう少し柔らかさが欲しいという方や、体格がしっかりした方にも十分な支持力を発揮します。
第4位:カスタムロイヤル(贅沢なボリューム感と至高の寝心地)
| コイル高さ | 8.25インチ |
|---|---|
| 線径 | 1.9mm |
| 厚さ | 約35.5cm |
| 表面仕上げ | ピロートップ・タック&ジャンプキルト |
| シングル価格(税込) | 412,500円 |
シモンズで最も長い8.25インチのポケットコイルを搭載した上位モデルです。
ストロークが最大となる豊かなクッション性に加え、ピロートップ仕様で高級ホテルのアッパールームにも多く採用されています。寝心地を最優先に考え、予算に余裕がある方に向いた一台です。
なお、全サイズ受注生産で納期は約3週間かかります。カスタムロイヤル ニューフィット(線径1.7mm)もラインナップされているため、よりソフトな寝心地を求める方はそちらも選択肢に入ります。
第5位:ゴールデンバリュー ピロートップ(セレクションシリーズ)
| コイル高さ | 6.5インチ |
|---|---|
| 線径 | 1.9mm |
| 厚さ | 約31cm |
| 表面仕上げ | ピロートップ |
| シングル価格(税込) | 258,500円 |
セレクションシリーズは、詰め物やカバーを簡略化して価格を抑えたエントリーラインですが、ポケットコイルの仕様はプレミアムシリーズと同等です。
ゴールデンバリューの安定した支え感にピロートップのやわらかな当たりが加わり、ホテルに納入されているモデルに近い寝心地を手軽に楽しめます。
標準のゴールデンバリューでは少し硬いと感じる方や、横向き寝が多い方、「ホテルで寝たシモンズの感触が好き」という方にとくに向いています。
気になる寿命とメンテナンス:20年使えるって本当?
シモンズは高価なマットレスだけに、「どれくらい長く使えるのか」を気にする方は多いはずです。
超硬鋼線を使ったコイルの耐久性は確かに高いものの、詰め物のへたりは使い方次第で避けられません。現実的な寿命の目安と、長く快適に使うためのケア方法をあわせて確認しておきましょう。
シモンズマットレスの平均寿命と買い替えサイン
シモンズマットレスの寿命は、一般的に10〜15年が目安です。コイル自体は長持ちしやすいものの、表面の詰め物やウレタン層は使い続けるうちに劣化が進みます。
買い替えのサインとしては、以下のような変化が挙げられます。
- マットレス表面にくぼみができている
- 寝ていて腰や肩に違和感を覚える
- 起床時に体の疲れが取れにくくなった
「20年使えた」という声もありますが、これはコイルの耐久性に限った話である場合が多く、快適性全体で考えると10〜15年が一つの区切りです。年数だけでなく、日々の体感の変化に注意して状態を見極めることが大切になります。
ヘタリを防ぐ!「ローテーション」と「裏返し」の基本
同じ場所に荷重がかかり続けると特定の部分だけが早くへたりやすくなります。これを防ぐのが、3〜6か月に一度の頻度で頭と足の向きを入れ替える「ローテーション」です。
負荷が分散されるだけでへたりの進行を緩やかにできます。シモンズには両面使用可能なモデルもあるため、裏返しを併用すればさらに寿命を延ばしやすくなります。
※シモンズ公式より引用
ただし、ピロートップ仕様のモデルは表面にクッション層が追加されている構造のため、裏返して使うことができません。タイトトップ仕様であれば両面使用に対応しているケースが多いものの、モデルによって異なるため購入時に確認しておくのが確実です。
なお、シモンズは重量があるモデルが多いので、ローテーションや裏返す際に家族の協力が必要になる場合もある点は覚えておきましょう。
ベッドパッドとシーツの活用で清潔さを保つ方法
マットレス本体に汗や皮脂が直接付着すると素材の劣化を早める原因になります。ベッドパッドで汚れや湿気からマットレスを保護し、シーツで肌触りと衛生面を整えるのが基本のケアです。
夏場は吸湿速乾性に優れた素材、冬場は保温性のある素材を選ぶと季節を問わず快適に眠れます。
シーツやベッドパッドはこまめに洗濯し、マットレス本体も定期的に立てかけて通気させることで湿気のこもりを防ぎやすくなります。こうした日常的なケアの積み重ねが、マットレスの清潔さと寝心地を長く保つことにつながります。
他社メーカーとの比較:シモンズとサータ・シーリー・日本ベッドの違い
高級マットレスを検討する際には、他ブランドとの比較も欠かせません。ここでは「どれが上か」ではなく、寝心地や設計思想の方向性の違いを整理します。
「3S(シモンズ・サータ・シーリー)」それぞれの特徴比較
シモンズ・サータ・シーリーは「3S」と呼ばれ、高級マットレスの代表格として比較されることが多いブランドです。
| ブランド | 特徴 |
|---|---|
| シモンズ | 独立ポケットコイル中心で、線径の違いで硬さを調整するシンプルな設計。安定感と静かな寝心地が持ち味 |
| サータ | コイルの太さ・高さ・配列を部位ごとに変える「ゾーニング」設計が特徴。比較的しっかりした寝心地で、日本ではドリームベッド社がライセンス製造 |
| シーリー | 独自のポスチャーテックコイル(連結コイル)を使用し、3Sのなかでは比較的やわらかめ。整形外科医の協力による科学的アプローチの開発が特徴 |
3社ともアプローチが異なるため、可能であれば同じ店舗で各ブランドを試し寝して比較するのが最も確実です。
日本ベッド「シルキーポケット」との寝心地の違い
日本ベッドは国内の高級マットレスブランドとしてシモンズとしばしば比較される存在です。代表シリーズ「シルキーポケット」は通常より細いコイルを高密度に配列した構造で、繊細できめ細かなフィット感に定評があります。![]()
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方向性の違いを一言でまとめると、日本ベッドは「体に沿う繊細なフィット感」、シモンズは「しっかり支えられる安定感」です。
どちらが優れているということではなく、好みの寝心地がどちらに近いかで合うブランドが分かれるため、最終的にはショールームで両方を試すのがベストな判断方法になります。
価格とコストパフォーマンスで選ぶならどのブランド?
シモンズの中心価格帯はシングルで10万円台後半〜30万円程度で、上位モデルは80万円を超えるものもあります。
ただし、サータやシーリーのスタンダードモデルと並べると大きな差はありません。コスパを考える際には本体価格だけでなく「何年快適に使えるか」という耐久性の視点が重要で、10年以上使用できるのであれば1日あたりのコストは決して高くないという見方もできます。
予算を重視するなら型落ちモデルやセレクションシリーズが狙い目ですし、寝心地を最優先するならプレミアムシリーズ以上を軸に選ぶのが合理的です。
シモンズに関するよくある質問(FAQ)
次項より、シモンズに関するよくある質問を順番に解説します。
「底付き感」や「バネ当たり」を感じることはある?
通常の使用ではほとんど感じません。ポケットコイルの上に詰め物層が設けられているためです。
ただし、詰め物が少ないモデルを体重の重い方が使った場合や、長期使用で詰め物がへたってきた場合にはコイルの存在を感じやすくなるケースもあります。購入前にショールームで試し寝し、自分の体格に合ったクッション層があるか確認しておくのが確実です。
腰痛持ちには硬めのモデルが良い?
「腰痛には硬いマットレスが良い」とは限りません。硬すぎると腰が浮いて体圧が分散されにくくなり、柔らかすぎると腰が沈み込みすぎて寝姿勢が崩れる原因になります。
大切なのは、腰が過度に沈まず背骨の自然なカーブが保たれる硬さを選ぶことです。腰に不安がある方こそ、寝姿勢測定システムを活用して客観的に合う硬さを確認することをおすすめします。
なお、マットレスは医療機器ではないため、腰痛の改善を保証するものではない点は理解しておく必要があります。
安く買う方法やセール・アウトレット情報は?
シモンズをお得に購入する方法としては、いくつかのルートがあります。
| 購入ルート | 特徴 |
|---|---|
| 家具店・百貨店の催事セール | 展示品や型落ちモデルが割引価格で出ることがある |
| 小売店限定モデル | 小売店が独自スペックで展開しており、通常ラインより価格が抑えられている場合がある |
| Amazon | 公式とは異なるスペックの製品がAmazon限定で販売されている |
| アウトレット・展示現品 | ショールームの入替品などが安く出回ることがある |
どのルートで購入する場合でも、保証の適用範囲や商品の状態は事前に確認しておくことが重要です。
ふるさと納税でシモンズは手に入る?
シモンズのマットレスは、富士小山工場が所在する静岡県小山町のふるさと納税返礼品として取り扱われることがあります。
ただし、出品される商品やサイズは時期によって変動する可能性があり、寄付金額もマットレスの価格に応じて高額です。利用する際は自分の控除上限額を事前に確認しておく必要があります。
最新の取り扱い状況は、ふるさと納税の各ポータルサイトや小山町の公式ページでチェックするのが確実です。
ふるさと納税でシモンズマットレスを見てみる![]()
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