「足枕でむくみが良くなるって本当?」
「足枕って何を選べばいいのかわからない…」
一度は聞いたことのある足枕。しかし実際にどんな効果があるのかよくわからないという方も多いものです。実は、足枕はむくみ解消や腰痛対策などにおすすめ。足を高くすることで、血液の循環が良くなり疲労を軽減します。
ただし、一般的な枕と形状が異なるので、選ぶ際のポイントや使い方が異なります。そこで、今回はおすすめの足枕や選ぶ際のポイントなどを分かりやすく解説。おすすめの足枕も紹介するので参考にしてみてください。
- 足枕の効果
- 足枕の選び方
- タイプ別足枕のおすすめ15選
- 足枕の使い方
- 人気メーカーで足枕を販売しているかどうか
- 足枕を売っている場所
- 足枕を使っている方のアンケート
目次
足枕とは?どんな効果がある?
足枕は横になった時に、足を乗せて使用する寝具のこと。フットピローとも呼ばれ、頭を乗せる枕に似ているアイテムです。足枕には3つの効果があります。
リンパの流れが良くなりむくみを解消
足枕で足を上げて寝ると、心臓の位置より高くなることで、血液やリンパの流れが良くなります。これにより、足に溜まった血液や水分が流れやすくなり、むくみの解消につながります。
また、仰向けになって寝るだけでもむくみ解消になります。足枕を使うことで、自然と仰向け寝になるので総合的にむくみを解消できます。
腰痛を改善
足全体を高くする足枕は、腰が丸まり反り腰が起こりにくいのもメリット。自然なカーブを保てるので、腰痛にも効果が期待できます。
踵の床ずれを軽減
足枕は足が浮いた状態になり、布団に付かないため踵の床ずれを予防できます。体重が踵に集中するのを防げ、褥創対策にもおすすめです。
足枕のデメリット
むくみを解消したり、疲労感を軽減したりできる足枕ですが、実はデメリットもあります。購入するかどうか悩んでいる方は次の2点をチェックしておきましょう。
- 選び間違えると身体を痛める
- 違和感がある
選び間違えると身体を痛める
足枕はさまざまな商品があるため選び方を間違えると、逆に身体を痛めてしまいます。高すぎる足枕は腰に負担がかかり腰痛を悪化させたり、膝に負担がかかる可能性も。足の痺れの原因にもなります。自分の身体に合ったものを選ぶのが重要です。
違和感がある
普段使用していないアイテムのため、寝る時に違和感を感じて寝つきにくくなることもあります。また、横向きで寝る方は足枕を使用しにくいでしょう。
足枕は眠る時だけでなく、足を休めたい時や寝る直前まで使用するというだけでも効果があります。違和感がある方は無理に挑戦しようとせずに短時間から始めるのがおすすめです。
足枕の選び方
足枕を選ぶ時のポイントは以下のとおりです。
- 症状に合わせて形状を選ぶ
- 場所によってサイズを選ぶ
- 高さで選ぶ
上記のポイントを順番に解説します。
症状に合わせて形状を選ぶ
足枕は「円柱・半円タイプ」「波形タイプ」「傾斜タイプ」「巻き付けタイプ」の4つの形状あり、特徴が異なります。
タイプ | 特長 | 効果のある症状 |
---|---|---|
円柱・半円タイプ | 筒形、あるいは筒を半分にした形状 丸みがあって足にフィットしやすい 円柱タイプは転がりやすいので注意が必要 |
|
波形タイプ | 枕の上部に波のような凹凸がある 凹凸により足を固定しやすい 足を固定すると寝姿勢を維持しやすい |
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傾斜タイプ | 枕の上下で高さが異なり、傾斜が付いている 足を置く面は平面が多い 足全体を置けるので安定感が高い |
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巻き付けタイプ | 足首に巻き付けて固定する 寝相が悪くても外れにくい 仰向け寝・横向け寝のどちらにも対応する |
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症状と最適な形状の組み合わせを順番に解説します。
腰痛持ちなら膝を曲げるタイプ(円柱・三角形・傾斜型)
腰痛持ちの方は、膝を曲げるタイプの足枕を購入すると良いでしょう。
寝起きに腰が痛くなるのは、長時間同じ姿勢で寝ているため、体圧がかかり、筋肉が凝ってしまうためです。また腰が前に反っている方は重心がズレてしまい、腰痛の原因になります。
仰向け寝をしている時に膝を曲げると、腰への負担を減らしつつ、反りも抑えることができるので、腰痛が楽になります。
そのため、腰痛持ちの方は円柱や三角形、傾斜型のような、膝を曲げて寝るタイプの足枕がおすすめです。
足のむくみにはふくらはぎを上げるタイプ(円柱・波型・巻き付け型・傾斜型)
足のむくみに悩んでいる方は、ふくらはぎやかかとを上げるタイプの足枕がおすすめです。
足のむくみは、水分が溜まることで起きます。血液や水分が足に溜まっているので、寝ている最中にふくらはぎを心臓よりも高い位置にすると、むくみの解消につながる場合があります。
そのため、足がむくんでいる方は円柱や波形、巻き付け型、傾斜型のようなふくらはぎやかかとを上げるタイプの足枕を購入してみましょう。
場所によってサイズを選ぶ
足枕を選ぶときは、サイズも重要です。寝ている時に足が枕から落ちてしまうと、寝姿勢が安定せず、睡眠の質が悪くなる可能性があります。
足枕のサイズについて順番に解説します。
寝室では大きめで寝返りも安心
足枕を寝室で使用する場合は、寝返りを打った時に足が落ちないぐらい、大きめのサイズの商品がおすすめです。
横幅が60cm~80cm程度あると、寝返りが激しくても足は落ちにくいです。ふくらはぎを含めた足全体が乗って安定する大きさの足枕を選ぶようにしましょう。
昼寝など休憩程度なら小さめ
昼寝や仮眠などの休憩程度の時に使用するなら、小さいサイズの足枕でも問題ありません。短時間の使用なので、足が落ちたとしても体に悪影響を及ぼす可能性は少ないです。
また、サイズが小さいと持ち運びがしやすく、収納するときもスペースをあまり取りません。
高さで選ぶ
足枕を選ぶ時の最後のポイントは高さです。足枕は症状によって最適の高さが異なります。
症状 | 最適の高さ |
---|---|
むくみ | 15cm程度 |
腰痛 | 10cm程度 |
症状と足枕の最適な高さについて、順番に解説します。
むくみ対策なら15cm程度の高めの物を選ぶ
むくみ対策で足枕を購入するなら、15cm程度の高めの商品を選ぶようにしましょう。
足がむくむ理由は、水分や血液が溜まっているためです。仰向け寝だと足が心臓よりも低い位置にあるため、溜まった水分(リンパ液)や血液が流れにくくなります。
10cmの足枕でも一定の効果を期待できますが、むくみ対策を重視するなら15cm程度の高さの足枕を購入すると良いです。
腰痛など体圧分散なら10cm程度の物を選ぶ
腰痛対策で足枕を購入するなら10cm程度の商品を選ぶようにしましょう。
腰痛は、寝ている時にかかる体圧が腰に集中すると発生しやすくなります。そのため、体圧分散性に優れた寝具を購入したり、寝返りが打ちやすい商品を使用すると、腰痛に良い影響を与えます。
足枕の場合、高さがあると寝返りをスムーズに打てない場合があるので、10cm程度の商品を選ぶと良いです。
【形状別】足枕のおすすめ11選!
「円柱・半円タイプ」「波形タイプ」「傾斜タイプ」「巻き付けタイプ」それぞれのおすすめの足枕紹介します。
円柱・半円タイプ
フィットしやすい丸い形状は、足枕としてだけでなく抱き枕に使用することも可能。体を安定させてゆっくり眠りたい方に適しています。大きさや素材が異なるので自分に合ったものを選びましょう。
王様の足枕 円柱タイプ
販売価格(税込) | 2,980円 |
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サイズ(縦×横×高さ) | 16cm×50cm×12cm~16cm |
重さ | 約350g |
中材 | ポリエステル |
タイプ | 円柱タイプ |
王様の足枕は両足をふんわりと包み込むタイプ。丸みを帯びた形状なのでフィットしやすく、上部にくぼみがあるので足が落ちにくく安定します。かかとや足首、ふくらはぎ、膝下など、自分が楽な姿勢を取れる位置に置いて使用しましょう。
カラーバリエーションが4色あるので、部屋の雰囲気に合った色を選ぶるのもポイント。中材はポリエステルの超極小ビーズと綿を混ぜているため、ふんわりさらさらしつつ、もっちりとした独特の感触を楽しめます。肌触りの良いものを使いたい方におすすめです。
わたし足まくらマイクロビーズ入り
販売価格(税込) | 2,980円 |
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サイズ(縦×横×高さ) | 20cm×60cm×16cm~20cm |
重さ | 約600g |
中材 | ポリエステル |
タイプ | 円柱タイプ |
わたし足まくらはもっちりふんわりとした感触を楽しめて、疲れた体をリラックスできる商品です。独特の感触の秘密は中材のクレアビーズで、後から量の調節が可能です。ビーズを出し入れすればボリュームを変えられ、高さや硬さの調節も行えます。
パイル生地のカバーは伸縮性に優れており、洗濯が可能で衛生的。またサイズの大きい円柱形タイプの足枕なので、横向き寝の方は片足だけ乗せて眠たり、抱き枕として利用したりも可能。さまざまな使い方をしたい方にぴったりです。
整形外科医の膝下枕(20日間返金保証付き足枕)
販売価格(税込) | 7,150円 |
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サイズ(縦×横×高さ) | 縦幅:不明 横幅:58cm 高さ:17cm(SS)、20cm(S)、22.5cm(M)、25cm(L) |
重さ | SS:約1.2kg S:約1.4kg M:約1.8kg L:約2・2kg |
中材 | オックス綿 ウレタン |
タイプ | 円柱タイプ |
山田朱織枕研究所が開発した足枕は、腰痛対策におすすめ。1日15分程度、膝下に入れて大腰筋を緩めるリラックスポーズを取ることで、太もも周りの力が抜け身体をしっかり休める効果があります。
サイズが4種類あり、体重が軽い方はSSやS、体格が大きい方はMやLがおすすめです。返送にかかる費用は自己負担ですが、商品到着後20日以内なら返品が可能なので、気軽に試せます。
足用半円ロングマクラ
販売価格(税込) | 2,040円 |
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サイズ(縦×横×高さ) | 15.5cm×58cm×8cm |
重さ | 不明 |
中材 | 不明 |
タイプ | 半円タイプ |
足用半円ロングマクラはかかとや膝の下に入れることで、むくみ解消やリラックスなどが期待できる足枕です。底が平面の半円タイプなので、使用中に転がることはありません。しっかりと足を持ち上げてサポートします。
高さが8cmと低いのもポイントで、足枕だけでなく、背中やお尻などのストレッチ用としても使用可能。低いタイプが好みの方におすすめです。
フットレストクッションReLarela youtubeでも話題!
販売価格(税込) | 3,480円 |
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サイズ(縦×横×高さ) | 43cm×25cm×13cm |
重さ | 不明 |
中材 | 低反発ウレタン |
タイプ | 半円タイプ |
フットレストクッションは半円タイプの足枕です。足枕の使い方もできますが、主にチェアー使用時の「フットレスト」としての使い方が主な足枕となります。
独特のカーブが足首やふくらはぎの負担を軽減させ、むくみやだるさの軽減につながります。長時間座って作業する方におすすめです。
波型タイプ
ウェーブが心地よい波形タイプは足にフィットしやすく楽に使えるのが特徴。足が落ちてしまう心配が少ないので安定して眠れます。寝返りや動きの少ない方におすすめです。
マシュマロフィットピロー
販売価格(税込) | 8,500円 |
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サイズ(縦×横×高さ) | 50cm×80cm×12cm |
重さ | 不明 |
中材 | ポリエステル ウレタン |
タイプ | 波形タイプ |
EMOOR(エムール)のマシュマロフィットピローは波形タイプの足枕です。足の形状に合わせて波のような緩やかなカーブを描いております。そのため、足全体を柔らかくサポートしつつ、腰の反りを軽減でき、リラックスできる姿勢を維持できます。
国産の極小ビーズを使用しているため、体圧に対して包み込むように支えるので、足枕では味わえないようなとろける気持ちよさが特徴です。また、横幅が80cmと大きいのもポイントで、寝返りを打っても足が落ちにくい商品になります。
足まくら エムール
販売価格(税込) | 2,980円 |
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サイズ(縦×横×高さ) | 18cm×54cm×12cm~15cm |
重さ | 約400g |
中材 | ポリエステル ポリウレタン |
タイプ | 波形タイプ |
EMOOR(エムール)の足まくらは、2つのくぼみがあるアーチ形状の商品です。2つのくぼみが足にフィットするので、ゆったりとリラックスした時間を過ごせます。また、適度な硬さと柔軟性を兼ね備えたビーズにより、包み込むようなフィット感を味わえます。
カラーバリエーションは4つあり、部屋や家具の雰囲気に合わせて選択しましょう。また、エムールから出ている座椅子やビーズクッションと一緒に使用すれば、ちょっとしたリゾート気分を楽しめます。
トゥルースリーパー ラクラク足まくら(低反発チップ入り)
販売価格(税込) | 8,580円 |
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サイズ(縦×横×高さ) | 53cm×42cm×12cm |
重さ | 約1kg |
中材 | ポリエステル綿 ウレタンチップ |
タイプ | 波形タイプ |
トゥルースリーパーは低反発チップを使用した足枕を販売しています。ラクラク足まくらは、トゥルースリーパーならではの包み込むような感触を味わうことが可能です。
奥行き(縦幅)が53cmと十分あるので、かかとからふくらはぎまでしっかりとサポートされます。そのため、腰痛対策を考えている方におすすめの商品です。また、公式サイトで購入すると、使用後でも39日間の返品保証が付くので、寝心地を試せます。足の広い範囲をカバーしたい方におすすめです。
coolzon BlueBloodチップ足まくら Cloud
販売価格(税込) | 6,500円 |
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サイズ(縦×横×高さ) | 20cm×60cm×16cm |
重さ | 不明 |
中材 | ポリエステル ウレタン |
タイプ | 波形タイプ |
BlueBloodチップ足まくら Cloudはふわっと軽い寝心地を体験できる商品です。2層構造で、下部と上部で中材を変えているため、足をしっかりと支え、ふんわりと柔らかい使い心地となっています。また、重い中材を使用しているので転がりにくいのもポイントです。
カバーには植物由来のテンセルを使用し、シルクのような肌触りと高い速乾性を兼ね備えています。16cmと厚みはありますが、柔らかい仕上がりなので足枕だけでなく、膝枕としても使用可能です。
傾斜タイプ
膝から下を楽に上げられる傾斜タイプ。足全体の疲れを軽減したいという方におすすめです。足を置く範囲も安定感も抜群。広いタイプも紹介するのでチェックしてみてください。
ふくらはぎ枕
販売価格(税込) | 3,950円 |
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サイズ(縦×横×高さ) | 56cm×55m×13cm~17cm |
重さ | 約1.6kg |
中材 | ポリエステル |
タイプ | 傾斜タイプ |
ふくらはぎ枕は、足枕を初めて使用する方におすすめの商品です。手前から奥に向けて高さが異なるので、かかとからふくらはぎ、太ももまでを全体的にサポートします。また枕の表面にくぼみがあり、ふくらはぎに優しくフィットして、リラックスできます。
国内工場で生産されているので安心して使用でき、比較的価格が安いのも特徴。コスパのいいものを探している方にはぜひおすすめしたい足枕です。
首狩り族のフットマットレス
販売価格(税込) | 6,980円 |
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サイズ(縦×横×高さ) | 60cm×50cm×15cm |
重さ | 約900G |
中材 | ウレタン |
タイプ | 傾斜タイプ |
首狩り族のフットマットレスは硬めの寝心地の足枕です。他の商品はポリエステルのビーズや綿を使用していることが多く、寝心地は柔らかい傾向があります。本商品は硬めのウレタンを使用しているので、足全体をしっかりとサポート。
傾斜が付いているので、腿からかかとまでを乗せることができ、寝返りを打ったとしても落ちにくいサイズです。また、寝る前にスマホを見たり、本を読んだりする時にも役立ちます。カラーバリエーションが豊富なのも特徴で、自分好みの色を選択しましょう。
アテックス足枕 AX-BDA270
販売価格(税込) | 13,200円 |
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サイズ(縦×横×高さ) | 30cm×80cm×8cm |
重さ | 約1.5kg |
中材 | ウレタン |
タイプ | 傾斜タイプ |
アテックスの足枕は心地よい振動とヒーターによって快眠できる商品になります。振動モーターとヒーターを内蔵しており、睡眠中にかすかな振動を与えつつ、ヒーターによって足を温めるので、他の足枕とは違った睡眠体験を期待できます。
振動モーターやヒーターはリモコンで操作可能。使い方は簡単で、使用していない時は足枕のサイドに収納できるので、失くす心配もありません。横幅は80cmとワイドタイプで、足が乗せやすく、寝返りを打ちやすい足枕となります。寒がりな方や足が冷えやすい方におすすめです。
ミネルヴァの梟 足まくら
販売価格(税込) | 9,780円 |
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サイズ(縦×横×高さ) | 80cm×70cm×15cm |
重さ | ポリエステル ウレタン |
中材 | 不明 |
タイプ | 傾斜タイプ |
BlueBloodシリーズのミネルヴァの梟は、特殊な形状をした足枕です。枕の表面には細やかな山型が続いており、寝ている方の足を線で支えます。山の部分が足を支えつつ、出っ張っているかかとを谷部分が収めるので、ストレスを感じずに快適に寝れます。
厳しい国際基準をクリアしているため、肌の弱い方や子どもでも安心して使用できます。また、奥行きが80cm、横幅が70cmと大きめなサイズなので、寝返りを打っても足が落ちる心配はありません。
整体師さんの楽寝マット
販売価格(税込) | 10,175円 |
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サイズ(縦×横×高さ) | 60cm×60cm×11cm |
重さ | 約630g |
中材 | ウレタン |
タイプ | 傾斜タイプ |
整体師さんの楽寝マットは4つのゾーンに分かれており、腰痛対策を考えている方におすすめの足枕です。18度の傾斜が腰椎の角度を整え、丸みを帯びた曲線が膝を軽く曲げるので、腰や筋肉への負担を軽減します。
ふくらはぎは山型によって指圧され、最後の曲線によりかかとが浮くので余計な力がかかりません。足全体がマッサージを受けているかのようにリラックスできます。足枕ですが、高さが11cmとあまり厚みがないので、クッション代わりとして使用するのも可能です。
巻き付けタイプ
巻きつけタイプはふくらはぎ全体をカバーしてくれるタイプ。暖かく冷えを解消する効果もあります。ただし暑がりの方は蒸れてしまう可能性があるので注意しましょう。
美脚マクラ
販売価格(税込) | 2,980円 |
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サイズ(縦×横×高さ) | 15cm×35cm×15cm |
重さ | 約300g(1個) |
中材 | 微粒子ビーズ |
タイプ | 巻き付けタイプ |
美脚マクラは、持ち運びがしやすいサイズとなっている商品です。足首に巻き付けて使用するので、どれだけ寝返りを打っても心臓より高い位置をキープできます。また、足首に密着するので、着用している部分が温められて、血流が良くなる可能性もあります。
足に付けたまま移動できるので、睡眠中以外の時間帯でも使用可能です。コンパクトなので旅行や外出先にも持っていきたい方におすすめです。
レグぽか
販売価格(税込) | 5,500円 |
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サイズ(縦×横×高さ) | 35cm×15cm×3cm~6.5cm |
重さ | 約360g |
中材 | ポリスチレン |
タイプ | 巻き付けタイプ |
レグぽかは熱源不要で、使用しているだけで足が温かくなる足枕です。伸縮性の良い側地の中にはマイクロエアビーズが詰まっており、体温を逃しません。自分の体温により足を温められ、足のむくみや冷えの対策を考えている方におすすめの商品になります。
電源や燃料が不要なので、場所を選ばず、家事や勉強中などの時間帯に使用することも可能です。また、適度な締め付けにより、足のだるさを和らげます。ただし、ふくらはぎ周りが50cm以上ある方は、使用できないので注意しましょう。
足枕はどこで売ってる?
足枕は次のような場所で購入できます。
- 病院・整骨院
- 店舗
- ネット通販
足枕を売っている場所について、順番に解説します。
病院・整骨院で医療用を購入
足枕は商品にもよりますが、病院や整骨院で購入できるケースがあります。
例えば、足専用枕『キュアレのTHE MAKURA』は特定の整骨院で購入できます。整骨院で正しい使い方を教えてもらい、寝心地を体験できるのが魅力的です。
店舗で購入
足枕を購入するなら、店舗が一般的です。寝心地を確かめつつ、複数の商品を比較することができます。また、店舗によっては別の寝具を購入することも可能です。
足枕を売っている代表的な店舗は以下のとおりです。
- 家具・インテリア店
- 枕専門店
- 雑貨店
上記を順番に解説します。
家具・インテリア店
ニトリやカインズなど、家具やインテリアを扱っている店舗で足枕を購入できます。
上記以外にも、次のような店舗でも購入できます。
- ドン・キホーテ
- loft
- 東急ハンズ
- イオン
店舗にもよりますが、コストパフォーマンスに優れた足枕を購入することも可能です。ただし、枕専門店に比べると販売している足枕の種類が少ない傾向はあります。
枕専門店
枕を専門的に扱っている店舗では、さまざまな種類の足枕を販売しています。
複数の足枕を比較できるほかに、睡眠に関する知識が豊富なスタッフに相談できる、マットレスや普通の枕なども一緒に購入できるなどのメリットがあります。
ただし、家具・インテリア店に比べると販売価格が高い可能性があるので、注意しましょう。
雑貨店
雑貨店でも足枕を購入できるケースがあります。
家具・インテリア店や枕専門店に比べると種類は少ないかもしれませんが、デザイン性に優れた足枕を購入できる可能性はあります。
ネット通販購入
足枕はアマゾンや楽天などのネットショップでも販売されています。人件費や店舗の維持費などがかからないため、店舗で購入するよりも安くなる場合があります。
また、ネットショップによっては独自のセールをおこなっており、さらに安く手に入る可能性もあります。そのため、コストパフォーマンスにこだわるなら、ネット通販で購入する方法がおすすめです。
100均ショップで代用品
100均ショップで足枕を販売していませんが、代用品を購入できる場合があります。
例えば、ダイソーでは折りたたみが可能なレッグクッション、セリアでは足首につけて使用できるリラックスミニ枕を販売しています。
寝具にお金をかけたくない方は、100均ショップで販売されている代用品をチェックしてみましょう。
ニトリ・カインズ・無印・しまむらは足枕を販売している?
足枕は2018年頃から注目され始めた寝具。比較的新しいので、次のような人気メーカーでも足枕の取扱いは分かれています。
メーカー | 取扱い |
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ニトリ | ボルスター・くつろぎ枕として販売 |
カインズ | リラックスまくらを販売 |
無印良品 | 販売していない |
しまむら | 販売していない |
ニトリやカインズなどの、人気メーカーの足枕について順番に解説します。
ニトリ ボルスター
足枕として使用できる商品としてボルスターが販売されています。ボルスターとは、ヨガで使う補助道具の一つで、細長い円筒形の枕です。
片手で持ち運びがしやすいサイズで、ヨガの最中に使用したり腰当てやクッションとしても使えます。デザインもおしゃれで、リビングに置いて使用することも可能。さまざまな用途で使用したい方に向いています。
ニトリ くつろぎ枕(カジュアル IK006)
ニトリでは、枕や足枕、腰にあててクッションなどいろいろ使えるくつろぎ枕もあります。低反発チップのソフトパイプ入りで、ゆっくり沈み込みながらフィットする構造になっており、使い勝手も良好です。
日本の工場でひとつひとつ手作りされているのもポイント。1,290円(税込)とニトリらしい良心的な価格も魅力です。
カインズ 足首リラックスまくら
出典:cainz.com
カインズでは足枕のシリーズとして、「足首リラックスまくら」を販売しています。「足首リラックスまくら」は凹凸のついた足枕で、コストパフォーマンスに優れています。ベージュとピンク・ブラウンの3種類があり、好みの色を選択できます。
ただし、「足首リラックスまくら」は店舗限定販売となっており、タイミングによっては売り切れていることがあります。
無印・しまむらには足枕が無い
無印良品やしまむらでは、通常の枕の販売は行なっていますが、足枕に限定した商品は販売していません。通常の枕は足枕よりも厚みが低く、使用すると寝姿勢が悪くなって体に負担を与える恐れがあるので足枕には使用しない方が良いでしょう。
しまむらでは抱き枕やクッションなどは販売しているため、高さや触り心地などを確認して代用してみるのもありです。
足枕の正しい使い方
足枕は普通の枕と違った形状や役割をしているので、使い方や意味を知らない方もいるかもしれません。
足枕の正しい使い方と、使用する意味について順番に解説します。
足を心臓より高い位置に上げる
足枕を使用する意味は、足を心臓より高い位置に上げることで、体に良い影響を与えることを目的としています。
心臓はポンプのような役割をしており、血液の循環やリンパ液(水分)が全身に移動するのを促す働きをします。しかし、足は心臓から遠い位置にあるため、血液の流れが悪くなりやすいです。
また、重力の関係により血液やリンパ液は足に溜まりやすいので、長時間立っているとむくみが起きる原因となります。
足枕を使用して寝れば、足を心臓より高い位置に上げることができるので、血液や水分の循環が促されます。
血液や水分が循環するようになれば足のむくみは解消でき、商品によってはリラックスした状態で睡眠が取れるので、腰痛を軽減することも可能です。
寝返りで落ちない大きめの物を使う
足枕を使う際のポイントは、寝返りを打っても落ちない大きめの商品を使うことです。足全体が乗せられるサイズの足枕がいいでしょう。
睡眠中の寝返りは体圧を分散できるので、腰痛に効果的。しかし足枕を使用中に寝返りで足が落ちてしまうと、寝姿勢が崩れてしまい体に悪い影響を与える可能性があります。
足枕を使う際は、寝返りで落ちない大きめの物を選ぶと良いです。
足全体をサポートする物が望ましい(特に高齢者)
足枕は商品によって形状が異なり、足の一部だけを支えるタイプもあります。
しかし、足の一部だけを支える商品は不自然な寝姿勢となり、血液の循環が悪くなったり、体に余計な負担を与えたりすることがあります。
足枕を使う際は、足全体をサポートできる形状の商品を選ぶようにしましょう。
足枕の使用について男女672名にアンケート実施!
マットレス大学では、672名の男女に「足枕の利用」についてアンケートを実施しました。
足枕の利用経験
足枕を使ったことがある方は以下の通りです。
ある・・57.3%
ない・・42.7%
足枕は最近普及したアイテムですが、利用した事がある方が多いという結果になりました。一般的な寝具として認知されているようです。
足枕を利用して効果は有ったか
足枕を利用しての効果が有ったかは以下のようになりました。
効果があると答えた方が多く全体の38.5%でした。使用すると何かしらの効果が見込めるので、使用したことのない方は一度チャレンジしてみても良いでしょう。
足枕利用で軽減した症状
足枕を利用して軽減した症状は以下です。
軽減した症状で多かったのは
むくみ・・26.5%
疲労軽減・・20%
腰痛・・5.9%
となりました。
むくみの効果が大きく疲労軽減にも役立っているようです。効果なしと答えた方も7.9%あり、人によって効果は異なるようです。
使用中の足枕のタイプ
使用した足枕のタイプは以下のようになりました。
最も多いのは、一般的な形状の物で17.3%
つぎに多いのは、クッションの11.3%となりました。
足枕の購入金額
足枕の購入金額は以下の通りです。
購入金額は、1,001円~5,000円が多く57.1%が最も多く次に0円15.4%でした。
手軽に試したい方が多いようです。0円などは景品やプレゼントなどで入手したと考えられます。
足枕の購入先
足枕の購入先は以下の通りです。
足枕の購入先は、家具・インテリアの店舗が多く19.2%
次に、ネット通販12.8%でした。
足枕のメリット
足枕を使ってみてのメリットをフリー回答でお答えて頂きました。
多かった意見としては
- 足の疲れが取れるようになった
- 睡眠の質が上がった
- 疲労感が取れた
- 腰痛(反り腰)のため足枕で楽になった
- 腰への負担が軽減された
少数意見としては
- 筋肉痛の軽減に役立った
- 足をまっすぐに投げ出した時に楽になる
- むずむず脚症候群が一時的に緩和される
- 寝つきがよくなった
- リラックス効果有り
- 寝始めは気持ちいい
- 足の冷えが改善されたのと同時に寝心地が良くなった
などがありました。
足枕のデメリット!違和感あり?
足枕を使ってみてのデメリットをフリー回答で答えて頂きました。
多かった意見としては
- 違和感で快眠できない
- 変化なし
- 使わない時に邪魔
- 寝ているうちにどこかへ行ってしまう
- 長時間はきつくなる
- 寝返りがうてない
少数意見としては
- 寝返りを打ったとき位置を変えるために軽く目が覚める
- 長時間使用すると、起き上がりがしずらくなる
- 寝相悪い人は向いてない
- 夜中に起きた時につまずかないか不安
- たまに膝の裏がいたいときがある
- 丸洗いが出来ないので衛生面が不安
- 腰とお尻に負担がかかるため長時間使用はきつい
- 腰痛を和らげようとしてかえって悪くなった
などがありました。
普段使用しないものを急に使い出すと不快感を感じることもあります。徐々に始めていくのもおすすめです。
足枕に関するアンケート総括
今回、足枕の利用状況を672名への調査により、次のことがわかりました。
- 足枕の使用率は57.3%
- 足枕の効果が有ったのは38.5%
- 足枕で軽減した症状は、むくみ26.5%
- 使用している足枕のタイプは一般的な形状17.3%
- 足枕の購入金額は1,001円~5,000円
- 足枕の購入先は店舗(家具・インテリア店)19.2%
- 足枕のメリットは足の疲れが取れる
- 足枕のデメリットは違和感で快眠できない
この結果から、足枕は睡眠の質を上げる重要なアイテムである事がわかりました。
使用者は30~40代女性が多いという特徴があります。女性は男性より筋力が弱いので疲労が蓄積しやすく、足のむくみや疲労感が強く出る可能性があります。
まずは、タオルやクッション代用でも良いので使用してみても良いでしょう。
足枕使用時のデメリットの中に、「長時間はきつくなる」とありました。
リラックスして眠る事が大切なので、寝返りや寝相で外れてしまってもいいでしょう。
眠るまでの数十分でも、体が心地良いと感じれば、睡眠の質は上がります。
足がだるい・腰が痛いと感じたら、足枕を是非使用してみてください。
「腰痛を和らげようとしてかえって悪くなった」との意見は、足枕が合わなかった場合もありますが、「マットレス」が体に合っていない可能性もあります。
最近のマットレスは、腰の部分だけ硬さを調整した物や「腰痛マットレス」として販売する商品も多いので、腰痛の方はマットレスを買い替えるのもおすすめです。
当サイトマットレス大学が総力を挙げて全41メーカーを徹底比較し、スペックを数値化してランキングにしました。
コスパ抜群のマットレスはどれなのかが分かりますので、マットレス選びの参考にしてみてください。