
「ソファーで寝ることのメリットやデメリットは?」
「ソファーで寝るのに向いている商品が知りたい…」
ちょっとした昼寝や隙間時間にソファーで寝てしまうことは珍しくありません。しかし、ソファーで長時間寝ていると身体に悪影響を及ぼす可能性があります。
そのため、ソファーで寝ようと考えている方は、メリットやデメリットを理解して、ベッド並みに寝ることができる商品を選ぶべきです。
そこで今回は、ソファーで寝ることのメリットやデメリットなどをわかりやすく解説します。
- ソファーで寝ることのデメリット
- ソファーで寝ることのメリット
- ベッド並みに寝れるソファーのおすすめ7選
ソファーに寝る事のデメリット【体に悪い?】
ソファーで寝ることのデメリットは以下のとおりです。
- 腰や肩が痛くなる
- 正しい寝姿勢が取れない
- 血流が悪くなる
上記のデメリットを順番に解説します。
デメリット①腰や肩が痛くなる
ソファーで寝ることの最大のデメリットは、腰や肩が痛くなる可能性があることです。
本来、ソファーは座るために設計されているので、体重がかかると柔らかく、沈み込むようになっています。そのため、ソファーで寝てしまうと腰や背中、肩などの重たくて出っ張っている部分が沈んでしまい、体圧が集中する可能性があります。
体圧が集中すると負担が増すため、起きたときに腰や肩が痛くなりやすいです。
デメリット②正しい寝姿勢が取れない
ソファーで寝ることのデメリットとして、正しい寝姿勢が取れないことも挙げられます。
正しい寝姿勢とは、立っているときと同じように背骨が自然なS字カーブを描いて仰向けで寝ている、あるいは頭から首の骨や背骨までが真っすぐになっている状態で横向き寝をしていることを指します。
マットレスは種類にもよりますが、寝ている身体をしっかりと支えるので、上記の正しい寝姿勢を維持することが可能です。正しい寝姿勢を維持できれば、身体にかかる負担を軽減でき、睡眠の質の向上を期待できます。
ソファーは座るために設計されているので、寝ている身体を支えるほどのサポート力がありません。柔らかすぎて腰や肩が沈んでしまい、正しい寝姿勢が取れなくなる可能性が高いです。
正しい寝姿勢を取れないと、身体のどこかに負担が集中し、腰痛や肩こりなどの原因になる場合があるので注意しましょう。
デメリット③血流が悪くなる
ソファーで寝ることの最後のデメリットは、血流が悪くなることです。
ソファーはベッドに比べると面積が狭く、寝返りを打つことができません。人間は寝ているときに寝返りを打つことで身体の血流を促して、凝りの発生を抑制します。
寝返りを打つことができないソファーで寝ていると、血流が滞り、老廃物が溜まってしまうことで腰痛や肩こり、身体の冷え、新陳代謝の低下により太りやすくなるなどのデメリットを招く可能性が高いです。
ソファーで寝る事のメリット
ソファーで寝ることのメリットは以下のとおりです。
- リラックスできる
- 短時間のうたたね(昼寝)は効果的
- 安くすむ
- 狭い部屋ではスペースが確保できる
上記のメリットを順番に解説します。
メリット①リラックスできる
ソファーで寝ることの1つ目のメリットは、手軽にリラックスできることです。
自宅で過ごしている最中に横になりたくても、寝室まで行ったり、布団を敷いたりするのが面倒なときがあるかもしれません。
ソファーがあればすぐに横になれるので、手軽にリラックスした態勢を取ることが可能です。
メリット②短時間のうたたね(昼寝)は効果的
ソファーで寝ることの2つ目のメリットは、短時間のうたたね(昼寝)は身体に良い影響を与えることです。
昼寝は疲労の回復や眠気の低減などの効果を期待できます。実際、昼寝を導入した学校では生徒の学習能力の向上や記憶力の強化などが見られます。
ソファーがあれば、すぐにうたたね(昼寝)を取ることができるので、あると便利です。
ただし、短時間のうたたね(昼寝)は身体や脳に良い影響を与えますが、30分以上寝てしまうとデメリットのほうが多くなります。
次の記事で昼寝について詳しく解説しているので、参考にしてください。
メリット③安くすむ
ソファーで寝ることのメリットとして、寝具にかける費用を安くできることも挙げられます。
ソファーの中には、マットレスとして使用可能な商品があります。ソファー兼マットレスの家具があれば、新たにベッドマットレスを購入する必要はないので、寝具に余分なお金をかけずに済みます。
メリット④狭い部屋ではスペースが確保できる
ソファーで寝ることの最後のメリットは、狭い部屋ではスペースが確保できることです。
ワンルームの場合、ソファーとマットレスの両方を置くことができない場合があります。しかし、ソファーとマットレスを兼ね備えている家具があれば、ほかの物を置いたり、動線を確保したりできます。
ソファーで寝る理由を男女700名にアンケート調査!
マットレス大学ではランダムで選出した男女700名に対し、ソファーで寝る理由について調査しました。
普段どこで寝ているか
きちんと寝室で寝ている方は全体の90.1%
リビングのソファーで寝ている人は9.1%となりました
ソファーで寝る頻度
ほぼ毎日ソファーで寝ている人が全体の6.1%となりました
ソファーで寝る時間
うたたね程度の方が最も多く全体の46.4%
一晩中寝ている方は9.6%でした
ソファーで寝る理由
ソファーで寝る理由として最も多かったのは
疲れているときについ寝てしまう41.5%でした
ソファーで寝るメリット
テレビを見ながら寝る事ができる 42%
リラックスできる 25.9%
寝室の準備をする必要がない 21% となりました
ソファーで寝るデメリット
腰や肩が痛くなる 38.8%
寝返りが打ちにくい 37.9%
寝心地が悪い 19.6% となりました
ソファーの寝心地
ソファーの寝心地は普通と答えた方が最も多く48.7%
悪いと答えた方は25.7%でした
ソファーで寝た時の睡眠の質
ソファーでの睡眠の質は普通と答えた肩が多く全体の45.4%
悪いと答えた方は41.1%となりました
ソファーで寝る事に関するご意見
ソファーで寝る事に関するご意見をフリー回答で頂きました
多かった意見としては
- 背中や腰が痛くなり後悔するがやめられない
- うたたね程度なら気持ちよい
- あまり体にいいことではないと思うがついついやってしまう
- 家族からイビキの苦情があり仕方なくソファで休むように
- ソファーで軽く寝てしまうとベットでの寝つきが悪くなる
- ソファーが一番心地が良くリラックスできる
- 寝心地の良いソファーが知りたい
- ベッドで寝るよりソファーで寝転んでテレビを見ているほうが眠くなる
特徴的な意見としては
- 手軽に寝れて便利ですがよく考えるとシーツもないし不衛生
- マットレス同等の寝心地が得られるソファベッドがあれば欲しい
- 寝室で眠るよりも心地良く眠れる
- 昼寝にはいい。布団には体をキレイにしてから入りたい為、夜の睡眠以外はソファで寝る
- 家族に迷惑が掛からない夜中ならいいと思います。昼リビングで寝られると気を遣うので
などがありました
ソファーで寝るアンケート総括
今回、ソファーに寝る理由について男女700名への調査により、次の事がわかりました。
- 普段からソファーで寝ている人は全体の9.1%
- ソファーにほぼ毎日寝ている人は全体の6.1%
- ソファーで寝ている時間で一番多いのは「うたたね程度」で全体の46.4%
- ソファーで寢る理由で最も多いのは「疲れているときについ寝てしまう」41.5%
- ソファーで寢るメリットで最も多いのは「テレビを見ながら寢ることができる」42%
- ソファーで寢るデメリットで最も多いのは「腰や肩が痛くなる」38.8%
- ソファーの寝心地をどう思うかで最も多いのは「普通」で48.7%
- ソファーで寝る時の睡眠の質で悪いと答えた方は全体の41.1%
- ソファーで寝る事で最も多かった意見は「背中や腰が痛くなり後悔するがやめられない」
今回のアンケートでは、体に悪いと知っていながらも、自宅に戻りほっと一息ついてソファーでリラックスしてついうとうとと寝てしまう方が半数近くいる事がわかりました。
もう少し足を伸ばしたい。寝返りしずらいな・・と思いながらも、ソファーでうとうとする瞬間の気持ちよさは、多くの方が体験していると思います。
半数近くの方が感じているように短時間の「うたたね」「昼寝」程度であれば、午後からのパフォーマンスアップの為にも必要であり、またソファーで熟睡まではできない為、昼寝には丁度いいアイテムかとも思います。
しかし、ソファーの構造上座面が座りやすくする為に、傾斜や凹みがついていたりと、横になるには辛い構造となっている物が多いため、長時間の睡眠では体調を崩してしまう場合も多いようです。
明日の仕事を乗り切る為にも、リラックスする事はとても大切です。
しかし、ソファーで寝てしまい腰や肩に負担がかると正常なパフォーマンスが発揮できなくなりますし、ソファーで寝る事が不衛生な場合もあります。
日々の生活サイクルを見直し、寝室にテレビを設置したり、ソファーをベッド並の性能の物に変える等工夫されてみてはいかがでしょうか?
ベッド並みに寝れるソファー・ソファーベッドのおすすめ7選
ベッド並みに寝れるソファーのおすすめ7選を順番に解説します。
リテリー ごろ寝ソファー ドロシー
販売価格(税込) | ごろ寝ソファ200:148,000円 ごろ寝ソファ180:145,000円 |
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ソファーとしてのサイズ (幅×奥行×高さ) |
ごろ寝ソファ200:199cm×76cm×76cm ごろ寝ソファ180:180.5cm×76cm×76cm |
ベッドとしてのサイズ (幅×奥行×高さ) |
ごろ寝ソファ200:199cm×116.5cm×690cm ごろ寝ソファ180:180.5cm×116.5cm×690cm |
素材 | ライトウェーブ |
その他 | 伸長式 マットレス部分は丸洗いが可能 60日間返品保証 |
リテリー ごろ寝ソファー ドロシーは、座る・くつろぐ、寝るの3つを行えるソファーになります。伸長式のため、座面を伸ばせば横幅が116.5cmの、セミダブルに近いサイズのマットレスとして利用可能です。
リテリーのベッドマットレスに採用されているライトウェーブを用いています。反発力が強く、通気性と保温性に優れた素材で、体積の大半が空気で構成されています。そのため、座面部分をシャワーで丸洗いが可能なソファーです。
コアラソファーベッドBOXY
販売価格(税込) | 169,900円 |
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ソファーとしてのサイズ (幅×奥行×高さ) |
201cm×76cm×93cm |
ベッドとしてのサイズ (幅×奥行×高さ) |
201cm×146cm×93cm |
素材 | ポリウレタンフォーム |
その他 | 伸長式 ソファ下に収納スペースがある 120日間の返品保証 |
コアラソファーベッドBOXYは広々とした開放感のあるソファーです。3人掛けのソファーとして利用でき、座面を伸ばせばダブルサイズのベッドとして使用できます。コアラマットレスと同様のウレタンフォームを使用しているので、朝まで熟睡できます。
また、ソファーの座面下には開閉がスムーズに行えるスライド式の引き出しが内蔵されています。横幅86cm、奥行59cm、高さ11cmの収納スペースが2つあるので、季節物の洋服や寝具などを仕舞っておくことが可能です。
neruco伸長式ソファーベッド専用ポケットコイルマットレス付き
販売価格(税込) | 58,580円 |
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ソファーとしてのサイズ (幅×奥行×高さ) |
200cm×84.2cm×72cm |
ベッドとしてのサイズ (幅×奥行×高さ) |
200cm×112cm×72cm |
素材 | ウレタンフォーム ポケットコイル |
その他 | 伸長式 ベッドフレームにすのこを採用している |
neruco伸長式ソファーベッド専用ポケットコイルマットレス付きは素材としてポケットコイルを採用しているソファーです。ポケットコイルは体圧分散性に優れている素材で、寝返りが打ちやすく、腰痛や肩こり対策を考えている方におすすめです。
床板はすのこを使用しており、通気性に優れています。風通しが良いので、1年を通じて快適に寝ることができます。グレーとブランの2色があり、デザイン性に優れているのでインテリアとしても活用できます。
ニトリ ソファーベッド
販売価格(税込) | 59,900円 |
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ソファーとしてのサイズ (幅×奥行×高さ) |
190cm×95cm×105cm |
ベッドとしてのサイズ (幅×奥行×高さ) |
190cm×95cm×39cm |
素材 | ポリエステル レーヨン ポケットコイル |
その他 | 背もたれを好きな位置に置ける |
ニトリ ソファーベッドは分厚いマットレスに小さな背もたれを付けたようなソファーです。背もたれは好きな場所に置くことができるので、好きな姿勢で座ったり、くつろいだりできます。
座面にポケットコイルを採用していることも特徴です。ポケットコイルは体圧分散性に優れており、快適な寝心地を味わえます。また、ポケットコイルは耐久性にも優れているので、長期間に渡って使用できる可能性もあります。
リテリー アイランドソファー
販売価格(税込) | 128,000円 |
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ソファーとしてのサイズ (幅×奥行×高さ) |
170cm×103cm×70cm |
ベッドとしてのサイズ (幅×奥行×高さ) |
170cm×103cm×70cm |
素材 | ライトウェーブ |
その他 | 60日間の返品保証 背もたれ代わりのクッションが付く |
リテリー アイランドソファーは自由度の高いソファになります。背もたれ代わりのクッションを好きな位置に配置できるので、腰掛けたり、寝転んだりするなど、好きな態勢をとることができます。
また、本商品より奥行きが狭いスリムや、同じ高さのオットマンなどが販売されており、組み合わせて使用すればカウチソファーとして利用可能です。すべての商品でライトウェーブを使用しているので、しっかりとした座り心地と寝心地が味わえます。
ロウヤ ソファーベッド
販売価格(税込) | 31,340円 |
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ソファーとしてのサイズ (幅×奥行×高さ) |
本体:125cm×82cm×70cm オットマン:60cm×84cm×33cm |
ベッドとしてのサイズ (幅×奥行×高さ) |
195cm×82cm×70cm |
素材 | ポケットコイル シリコンフィル |
その他 | 脚を外してロースタイルに変更可能 独立しているオットマンが付いている |
ロウヤ ソファーベッドは独立しているオットマンがセットになっているソファーです。オットマンを好きな場所に置けるので、ワンルームでも自由にレイアウトして贅沢でおしゃれな雰囲気を演出できます。
座面部分にポケットコイルを採用しているので、体圧分散性と耐久性を兼ね備えています。また、カラーバリエーションが豊富なことも特徴で、ネイビーやグレー、ライトグレーなど全部で8色の中から部屋の雰囲気に合った商品を選びましょう。
タンスのゲン カウチソファーカルロ
販売価格(税込) | 45,999円 |
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ソファーとしてのサイズ (幅×奥行×高さ) |
2P:113cm×65cm×62cm 1P:55cm×70cm×35cm コーナー:70cm×65cm×62cm オットマン:55cm×58cm×35cm |
ベッドとしてのサイズ (幅×奥行×高さ) |
202cm×79m×62cm |
素材 | ポケットコイル シリコンフィル |
その他 | 脚を外してロースタイルに変更可能 複数のパーツを組み合わせて自由にレイアウトできる |
タンスのゲン カウチソファーカルロは複数のパーツで構成されているソファーです。2Pソファ、コーナーソファ、1Pソファー、オットマンの4つに分かれており、組み合わせを変えることで、自由にレイアウトできます。
座面部分には適度に弾力のあるポケットコイルを、アームレストに身体を包み込むようなシリコンフィルを採用しているため、ちょっとした昼寝に適しています。ソフトレザーとファブリックの2種類があるので、部屋の雰囲気に合った商品を選びましょう。
当サイトマットレス大学が総力を挙げて全41メーカーを徹底比較し、スペックを数値化してランキングにしました。
コスパ抜群のマットレスはどれなのかが分かりますので、マットレス選びの参考にしてみてください。