「脚付きマットレスの正しい使い方が知りたい・・」
「みんなカバーはどうしてるの?」
脚付きマットレスは組立も簡単なうえ、シンプルでとても使い勝手が良いですが、正しい使い方を把握しているという人は少ないです。
正しい使い方をすると、脚付マットレスは想像以上に長持ちさせることができます。
ここでは、前半部分で脚付きマットレスを長持ちさせる正しい使い方を詳しく解説し、後半部分でタイプ別の便利な使い方を詳しく解説していきます。
- 脚付きマットレスを長持ちさせる使い方
- 脚付きマットレスでやってはいけない使い方
目次
脚付きマットレスの正しい使い方
脚付きマットレスの使い方は、基本的にはボックスシーツを最低限付ければ良いですが、それだけでは長持ちさせることはできません。
そこで、使い方を工夫することで、脚付きマットレスベッドの劣化を抑えることができ、長期間使用することも可能になります。
具体的にどのように工夫して使うかを詳しく解説していきます。
正しい使い方①敷きパッドやベッドパッドを装着する
脚付きマットレスの使い方として、敷きパッドやベッドパッドを装着するのも長持ちさせる上で重要です。
敷きパッドやベッドパッドを敷くことで、本体への寝汗や皮脂などの浸透を避けることができます。
寝汗や皮脂がマットレスに浸透すると、カビやダニの原因になったり劣化に繋がったりするので、敷きパッドやベッドパッドで保護することはとても長持ちに有効なのです。
それぞれの正しい使い方は以下です。
使い方 | 用途 | |
---|---|---|
敷きパッド | ボックスシーツの上に敷く | ・寝る時の温度調節 ・マットレス保護 |
ベッドパッド | ボックスシーツの中に敷く | ・寝心地改善 ・マットレス保護 |
敷きパッドやベッドパッドのもっと詳しい使い方やおすすめについては次の記事を合わせてご覧ください。
正しい使い方②防水マットレスプロテクターを使用する
脚付きマットレスの使い方として、防水マットレスプロテクターを使用すると、マットレスをしっかりカバーできます。
マットレスプロテクターは寝汗も皮脂もほぼ通さない素材なので、敷きパッドやベッドパッドよりも脚付きマットレスを保護する力が強いです。
マットレスプロテクターのもっと詳しい使い方やおすすめ製品は次の記事も合わせてご覧ください。
正しい使い方③上下(頭と足の位置)を定期的にローテーションして寿命を伸ばす
脚付きマットレスを長持ちさせる使い方として、上下(頭と足の位置)を定期的にローテーションするのは必ずやっておきたいところです。
ローテーションしないと一部分(主に体重がかかりやすい腰やお尻部分)にばかり負荷がかかってしまい、その部分だけ凹んだ状態になってしまい寝心地が極端に悪くなってしまいます。
できれば、一ヶ月に一回ほどのペースでローテーションすることにより、脚付きマットレスの劣化を防ぐことができますし、お金もかからずにできる手入れ方法なのでおすすめです。
脚付きマットレスのやってはいけない使い方
NGな脚付きマットレスの使い方
- カバーも付けずにそのまま使う
- 脚付マットレスを壁にくっつける
NGな使い方をすると、劣化やカビの原因になってしまいます。一つずつ詳しく解説します。
NGな使い方①カバー(シーツ)も付けずにそのまま使う
カバーを付けないとマットレス本体に寝汗や皮脂がダイレクトに浸透してしまうので、すぐに劣化してしまいますし、なによりすぐに汚れてしまいます。
脚付きマットレスは当然洗うことができないので、汚れを防ぐという意味でも最低限カバー(ボックスシーツ)はつけるようにしましょう。
カバー(シーツ)のおすすめは次の記事をご覧ください。
NGな使い方②脚付マットレスを壁にくっつけるとカビの原因になる
特に、湿気の多い部屋に住んでいる場合は油断せずに若干で良いので壁から離して使うようにするとカビに悩まされずに済みます。
脚付きマットレスのカビ対策については、次の記事も参考にしてみてください。
脚付きマットレス全てに共通の便利な使い方
便利な使い方①脚付きマットレスの下にモノを収納する
普通のマットレスは基本的に下に空間ができないため、脚付きマットレスならではの使い方と言えます。
カラーボックスなどにまとめて、脚付きマットレスの下に入れると、出し入れも簡単なので便利でおすすめの使い方です。
便利な使い方②2台を連結して大きな脚付きマットレスにする
普通のベッドマットレスでは連結させたい時はベッドフレームのサイズも合わせたりしないといけませんが、脚付きマットレスの場合はそういった考慮は不要です。
同じモデルであれば問題なく連結することができますので、脚付きマットレスの便利な使い方と言えます。
脚付きマットレス【タイプ別】の便利な使い方
タイプ別というのは以下の脚付きマットレスを指します。
脚付マットレスの種類
- 分割タイプ
- ハイタイプ
- ソファータイプ
それぞれのタイプ別の使い方について見ていきましょう。
分割タイプ脚付きマットレスの便利な使い方
脚付きマットレスには分割タイプもあります。
分割タイプは、マットレスがズレないように、マジックテープで止めるものが主流です。
また、しっかり固定したい人用に金具で止めるタイプの分割タイプもあります。
分割タイプの独自の便利な使い方は「分割して移動」です。
「部屋の模様替えをしたい」という時や搬入時に、一体型の脚付きマットレスだと重くて移動が大変ですが、分割だとラクラク可能です。
ただし、継ぎ目の部分に(主に腰)違和感を感じる可能性があるということには注意が必要です。
分割タイプの脚付きマットレスについては次の記事に詳しくまとめています。
ハイタイプの脚付きマットレスの便利な使い方(収納が便利)
ハイタイプの脚付きマットレスは、通常よりも長い脚が特徴です。便利な使い方としては「通常よりも大量の荷物をマットレスの下に入れる」です。
通常の脚付きマットレスよりも空間が大きいため、容量の大きめなカラーボックスでも入れることができます。
特に収納スペースが少ないワンルームの方にはハイタイプの脚付きマットレスはぴったりです。
ソファータイプの脚付きマットレスの便利な使い方(インテリアとしてもgood)
脚付きマットレスのソファータイプの便利な使い方としては、そのままでなんのひねりもありませんが「ソファーとして使用する」です。
真ん中から折りたたむことができ、背もたれを作ることができるので、リラックスして座ることができます。
寝る時はマットレスにもなり、それ以外の時はソファーにもなるというのは、部屋のスペースが狭い方には嬉しい機能です。
特に1Rに住んでいる方などには、ソファータイプの脚付きマットレスはとてもおすすめです。
ソファータイプの脚付きマットレスについては、次の記事に詳しくまとめています。
脚付きマットレスのカバーはどうしてる?
「脚付きマットレスのカバーはみんなどうしてるの?」
という疑問を持つかもしれませんが、ボックスシーツ(カバー)を使えば問題ありません。
以下のように、脚付きマットレス専用のボックスシーツも販売されています。
サイズさえ合わせれば、簡単に取り付け可能です。
脚付きマットレスの上に敷布団を敷いてはダメな理由
上に敷布団を敷いてはダメな理由は次の4点です。
- 脚付きマットレスの寝心地が阻害される
- 寝姿勢が悪くなる
- 脚付きマットレスと布団がズレてストレスになる
- 布団とマットレスの間にカビが生える可能性が高い
それぞれについて詳しく見てみましょう。
上に敷布団を敷いてはダメな理由①脚付きマットレスの寝心地が阻害される
脚付きマットレスの寝心地の良さは、マットレスに直接寝て得られるものです。敷布団を敷くことで脚付きマットレスと敷布団どちらの良さも得られなくなってしまいます。
気に入って購入した脚付きマットレスの寝心地を実感するためにも、敷布団を敷くのは避けましょう。
上に敷布団を敷いてはダメな理由②寝姿勢が悪くなる
敷布団とマットレス、どちらにも十分な厚みがある場合には、体が沈み込み過ぎて腰に負担がかかったり、寝返りが打ちにくくなって血行が悪くなってしまいます。
このように脚付きマットレスの上に敷布団を敷くことで、寝姿勢が悪くなり、疲れが取れない原因になってしまうのでやめておいた方が良いでしょう。
上に敷布団を敷いてはダメな理由③脚付きマットレスと布団がズレてストレスになる
敷布団のズレで寝心地が悪くなるのはもちろん、ズレてしまった敷布団を敷きなおすのにも手間もかかり、ストレスに感じてしまうのです。
敷布団がズレて体ごとずり落ちたり、段差ができて寝心地が悪くなったりするので、脚付きマットレスに敷布団を敷くのはおすすめしません。
上に敷布団を敷いてはダメな理由④布団とマットレスの間にカビが生える可能性が高い
寝ている間の汗やムレで、布団は思っているより湿気てしまいます。湿気は布団の下の方に移動しやすく、マットレスと布団の間に溜まったまま発散されないと、その部分にカビが生えてしまう可能性が高いのです。
そうなると、マットレスも布団もダメにしてしまうので、できるだけ脚付きマットレスに敷布団を敷くことは避けましょう。
脚付きマットレスのおすすめを知りたい方は次のランキングをご覧ください。