
「腰痛に適した敷布団が欲しい…」
「腰痛に適した敷布団を選ぶときのポイントは?」
床に直に敷いて使用する敷布団は、素材や厚みなどのポイントに注意しないと、腰痛に悪影響を及ぼす可能性があります。
そこで今回は、腰痛に適した敷布団を選ぶときのポイントを分かりやすく解説します。
- 腰痛に適した敷布団の選び方
- 腰痛に適した敷布団のおすすめ6選
- 腰痛に適した敷布団のQ&A
腰痛に適した敷布団の選び方
腰痛に適した敷布団を選ぶときは、次のポイントに注目しましょう。
- 硬めの素材を選ぶ
- 厚めの物を選ぶ
- 通気性の良い素材を選ぶ
- 軽くて折りたたみしやすい物を選ぶ
上記の選び方を順番に解説します。
選び方①硬めの素材を選ぶ
腰痛に適した敷布団を選ぶときは、硬めの素材を用いている商品を選ぶようにしましょう。
睡眠中に腰痛が起きる原因は、肩や足よりも重い胴の部分が敷布団に沈み込み、腰に体圧が集中しやすくなるからです。そのため、腰が沈んでしまうような柔らかい敷布団で寝ると、体に悪影響を及ぼします。
腰痛対策を考えているなら、ウレタンやファイバー、固綿などを使用しており、硬めの寝心地の敷布団を選ぶと良いです。
選び方②厚めの物を選ぶ
腰痛に適した敷布団を選ぶときは、高さ(厚み)にも注意しましょう。
一般的に、敷布団は床に直に敷いて使用します。しかし、高さ(厚み)が薄い商品だと腰が沈んだときに床に触れてしまい、睡眠の質が下がる恐れがあります。そのため、敷布団を選ぶときは、なるべく分厚い商品を選ぶと、腰痛対策に繋がります。
選び方③通気性の良い素材を選ぶ
腰痛に適した敷布団を選ぶときは、通気性も確認します。
通気性の悪い素材の敷布団を使用していると、寝汗や湿気により不快感を覚えてしまい、不自然な姿勢で寝てしまうことがあります。理想的な寝姿勢とは、立った時と同じように背骨がなだらかなS字状のカーブを描いている状態です。
寝汗や湿気が原因で理想的な寝姿勢を取れず、無理な姿勢で寝てしまうと腰痛が悪化する恐れがあります。硬さや厚みに比べると重要度は低いですが、寝汗をかきやすい方は通気性の良い敷布団を選びましょう。
選び方④軽くて折りたたみしやすい物を選ぶ
腰痛で悩んでいる方は、軽くて折りたたみしやすい敷布団を選ぶと良いです。
敷布団は床に直に敷いて使用し、起きたら畳んで仕舞います。仕舞うときに敷布団が重たかったり、畳みにくかったりすると、腰に余計な負荷がかかる可能性が高いです。そのため、なるべく軽量で、なおかつ畳みやすい、仕舞いやすい敷布団を選ぶようにしましょう。
腰痛に適した敷布団のおすすめ6選!(敷布団にも使えるマットレスも紹介)
硬さや厚みなどのポイントを押さえている、腰痛に適した敷布団のおすすめ6選を順番に解説します。
腰痛マットレスモットン(当マットレス大学ランキング上位!)
販売価格(税込) | シングル:39,800円 セミダブル:49,800円 ダブル:59,800円 |
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サイズ | シングル:195cm×97cm セミダブル:195cm×120cm ダブル:195cm×140cm |
高さ | 10cm |
硬さ | ソフト:140N(適正体重45kg以下) レギュラー:170N(適正体重46kg~80kg) ハード:280N(適正体重81kg以上) |
重量 | シングル:7.5kg セミダブル:9.0kg ダブル:10.7kg |
折りたたみ | 可能(ゴムバンド付き) |
保証 | 返金保証 サイズ・硬さ交換 |
モットンは反発力と体圧分散性に優れたマットレスで、寝返りを楽に打てるようになり、睡眠の質が高くなります。厚みは10cmあり、高い反発力によって底つき感を覚えにくくなっているので、敷布団として使用可能な商品です。
中材に高反発ウレタンを採用しており、3種類の硬さがあります。体格によって最適な硬さが異なるので、購入するとき適正体重の数値を参考にしましょう。また、モットンは1回までなら有償でサイズや硬さ交換に対応しているので、自分に合った商品を選べます。
雲のやすらぎプレミアム
販売価格(税込) | シングル:39,800円 セミダブル:49,800円 ダブル:59,800円 |
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サイズ | シングル:100cm×200cm セミダブル:120cm×200cm ダブル:140cm×200cm |
高さ | 17cm |
硬さ | 150N |
重量 | シングル:6.7kg セミダブル:8.0kg ダブル:9.4kg |
折りたたみ | 可能(ゴムバンド付き) |
保証 | 100日間の返品保証 |
雲のやすらぎプレミアムは高さが17cmあり、敷布団のなかでは分厚い商品となっています。中材に体を点で支える高反発スプリングマットを使用しているので、寝返りが打ちやすくなるようにサポートしつつ、腰や背中に負担が集中しにくくなっています。
通気性も高く、汗や空気が上から下へと流れやすくなっています。表面の凹凸加工により、湿気が溜まりにくくなっているので、寝汗をかきやすい方でも、朝までぐっすりと寝れます。
ニトリ体圧分散に優れた3層構造 敷布団(N-CUBE)
販売価格(税込) | シングル:29,900円 セミダブル:34,900円 ダブル:39,900円 |
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サイズ | シングル:97cm×197cm セミダブル:120cm×197cm ダブル:140cm×197cm |
高さ | 10cm |
硬さ | 不明 |
重量 | シングル:約5.6kg セミダブル:約6.9kg ダブル:約8.1kg |
折りたたみ | 可能(ゴムバンド付き) |
保証 | 14日間返品可能 |
ニトリの敷布団は体圧分散性に優れており、腰痛対策に適している商品です。ポケットコイルのような独立構造のウレタンにより、寝ている体のラインに沿って支えることができるため、背中や腰への体圧を分散します。
2層目には通気性の良いウレタンを採用しているので、湿気や寝汗がこもりにくい構造です。専用バンドと、収納カバーが付属するので、使用していないときは棚やケースに仕舞っておくことが可能です。そのため、お客様用の敷布団としてもおすすめの商品になります。
エアウィーヴ四季布団(中材が洗える!)
販売価格(税込) | シングル:107,800円 シングルロング:115,500円 セミダブル:127,600円 ダブル:147,400円 |
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サイズ | シングル:100cm×195cm シングルロング:100cm×210cm セミダブル:120cm×195cm ダブル:140cm×195cm |
高さ | 8cm |
硬さ | 不明 |
重量 | シングル:約8.5kg シングルロング:約9kg セミダブル:約10kg ダブル:約11.5kg |
折りたたみ | 可能 |
保証 | 30日間の返品保証(公式サイトのみ) |
エアウィーヴ四季布団は一枚敷きで使用できるエアウィーヴシリーズになります。独自素材のエアファイバーは復元性や体圧分散性が高いため、寝返りが楽になり、体に負担が掛からないので、腰痛に適した敷布団です。
エアファイバーは糸状の繊維が絡み合って構成されており、体積の大半が空気です。そのため、通気性が非常に高く、寝苦しい夜でも快適に過ごせます。また、中材はシャワーで丸洗いが可能なので、敷布団の清潔さにこだわる方にもおすすめの商品です。
昭和西川ムアツ布団スリープスパ
販売価格(税込) | シングル:73,700円 セミダブル:95,700円 ダブル:117,700円 |
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サイズ | シングル:97cm×200cm セミダブル:120cm×200cm ダブル:140cm×200cm |
高さ | 9cm |
硬さ | スタンダード:160N ハード:200N |
重量 | シングル:約6.3kg セミダブル:約7.7kg ダブル:約9.0kg |
折りたたみ | 可能 |
保証 | なし |
昭和西川ムアツ布団スリープスパは、3層構造により快適な寝心地を体験できる商品です。体をきめ細かく支える凹凸構造に加え、上層・中層・下層ごとに硬さが異なるウレタンを配置した独自構造が寝ている体をバランスよく受け止めます。
昭和西川ムアツ布団スリープスパは硬さが2種類あり、スタンダードは子供から体重が70kgまでの方、ハードは体格の大きい方におすすめの商品です。サイズの合っている除湿シートも付くので、床に直置きしたときのカビ対策も行えます。
エムリリー優反発マットレス三つ折り8cm
販売価格(税込) | セミシングル:25,980円 シングル:27,980円 セミダブル:34,980円 ダブル:40,980円 |
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サイズ | セミシングル:80cm×195cm シングル:97cm×195cm セミダブル:120cm×195cm ダブル:140cm×195cm |
高さ | 8cm |
硬さ | 不明 |
重量 | セミシングル:約5.4kg シングル:約6kg セミダブル:約8kg ダブル:約10kg |
折りたたみ | 可能 |
保証 | 3年間の商品保証 |
エムリリー優反発マットレスは低反発と高反発の特性を兼ね備えた「優反発」を体験できる商品です。体のラインに柔らかくフィットしつつ、しっかりと支えるので、優しい感触を感じながら寝返りを楽に打てます。
商品のバリエーションが豊富なのも特徴で、厚み8cmの三つ折りタイプのほかに、5mのトッパータイプ、11cmのマットレスタイプがあります。タイプごとに用途が異なるので、床や畳の上に敷いて使用する敷布団タイプが欲しい方は、厚み8cmの三つ折りタイプを選びましょう。
腰痛に適した敷布団Q&A
腰痛に適した敷布団によくある質問をまとめて紹介します。
敷布団の下にマットレスは不要?
敷布団の下にマットレスを敷く必要はありません。
敷布団の下にマットレスを敷いてしまうと、寝返りを打ったときにズレる恐れがあるので危険です。また、敷布団とマットレスにもよりますが、体を上手く支えることができず、腰が沈んでしまい腰痛に悪影響を及ぼす可能性もあります。
そのため、敷布団の下にマットレスを敷くことは止めておきましょう。
柔らかい敷き布団は腰痛対策になりませんか?
本サイトでは柔らかい敷布団は腰痛対策にならないと考えています。
柔らかい敷布団はフィット感が高く、包み込まれるような寝心地を味わえますが、腰が沈んでしまい余計な負荷が掛かります。また、理想的な寝姿勢を維持できず、寝返りを打つことも難しくなるため、腰痛対策に適しているとは言えません。
そのため、腰痛に適している敷布団を探している方は、なるべく硬めの商品を選ぶようにしましょう。
敷布団を2枚重ねで使っても良いですか?
敷布団を2枚重ねて使用することは、メリットとデメリットの両方があるため、良いとも悪いとも断言できません。敷布団を2枚重ねて使用する場合のメリット・デメリットは以下のとおりです。
敷布団を2枚重ねて使用する | |
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メリット | 2枚になることで厚みが増す 床からの冷気が伝わりにくくなる 敷布団の組み合わせによって寝心地を調整できる |
デメリット | 通気性が悪くなる 干したり洗濯したりする手間が増える 寝相が悪いとズレる 寝心地が悪くなり、腰痛が悪化する恐れがある |
厚みのある敷布団を2枚重ねると、体が沈みすぎてしまい腰や背中に悪影響を及ぼす可能性が高いです。そのため、腰痛のことを考えると、敷布団を2枚重ねて使用することはおすすめできません。
ただし、薄い敷布団を使用している場合は、2枚重ねることで厚みがでて、床からの冷気が伝わりにくくなるなどのメリットがあります。
敷布団を2枚重ねて使用する場合は、敷布団の種類や組み合わせ、寝心地などを確かめてから、検討してみましょう。
当サイトマットレス大学が総力を挙げて全41メーカーを徹底比較し、スペックを数値化してランキングにしました。
コスパ抜群のマットレスはどれなのかが分かりますので、マットレス選びの参考にしてみてください。