「腰痛に適した敷布団が欲しい…」
「腰痛に適した敷布団を選ぶときのポイントは?」
腰痛にいい敷布団を探していると、種類が多くて何を選べばいいのか迷ってしまうこともありますよね。また、敷布団は腰痛にはよくないと言われることも。
今回は、敷布団とマットレスのどちらが腰痛にいいのかや、腰痛に適した敷布団を選ぶときのポイントをわかりやすく解説します。
腰痛にいいマットレスを探している方はぜひチェックしてみてください。
- 腰痛に適した敷布団の選び方
- 腰痛に適した敷布団のおすすめ6選
- 腰痛に適した敷布団のQ&A
腰痛には敷布団とマットレスどっちがいい?
敷き布団で寝ると腰痛が悪くなると言われることもあり、「マットレスの方がいいのかな?」と感じている方もいるかもしれません。結論から言うと、敷布団とマットレスどちらも腰痛に適しています。
重要なのはどちらかではなく、どんな商品を選ぶかです。例えば、薄く底つきのある敷布団や反発力の少ないマットレスは、腰痛を悪化させてしまいます。
敷布団にしてもマットレスにしても、腰痛にいいものを選ぶことで改善できます。特に敷布団は折りたためてコンパクトに収納できます。畳の部屋で使用したい方や、マットレスの上に敷いて使いたい方にもおすすめです。
腰痛対策に適した敷布団の選び方
敷布団は腰痛の人にはよくないと言われることもありますが、腰痛に適したタイプもあります。腰痛に適した敷布団を選ぶポイントは以下の4つです。
- 硬めの素材を選ぶ
- 厚めの物を選ぶ
- 通気性の良い素材を選ぶ
- 軽くて折りたたみしやすい物を選ぶ
上記の選び方を順番に解説します。
素材の硬さは硬め(高反発)を選ぶ
腰痛で困っている人はなるべく、硬めの素材がいいでしょう。睡眠中に腰痛が起きる原因は、肩や足よりも重い胴の部分が敷布団に沈み込み、腰に体圧が集中しやすくなるからです。腰が沈んでしまうような柔らかい敷布団で寝ると、体に悪影響を及ぼします。
腰痛対策を考えているなら、ウレタンやファイバー、固綿などを使用し硬めの寝心地の敷布団がいいでしょう。体をしっかり支えられる反発性の強いものを選んでみてください。
柔らかい布団は腰痛対策には適さない
柔らかすぎる敷布団は体が沈み込んでしまい、体に負担がかかりすぎてしまい、腰を痛めてしまう場合がある為、おすすめはできません。
厚めの物を選ぶ
腰痛に適した敷布団を選ぶときは、高さ(厚み)が重要です。一般的に、敷布団は床に直に敷いて使用します。高さ(厚み)が薄い商品の場合、腰が沈んだときに床に触れてしまい、正しい姿勢を保てません。睡眠の質が下がる原因にもなるので要注意です。
敷布団を選ぶときは、7〜10cm程度のものがベスト。体重の重たい人は、沈み込みやすいので、10cm以上のものを選ぶと安心です。なるべく分厚い商品を選ぶと、腰痛対策になるのでチェックしておきましょう。
通気性の良い素材を選ぶ
見落とされがちですが、通気性もしっかり確認しておきましょう。通気性の悪い素材の敷布団は、寝汗や湿気により不快感があり不自然な姿勢で寝てしまうことがあります。
理想的な寝姿勢とは、立った時と同じように背骨がなだらかなS字状のカーブを描いている状態です。理想的な寝姿勢を取れず無理な姿勢で寝てしまうと、腰痛が悪化する恐れがあります。
硬さや厚みに比べると重要度は低めですが、暑がりの方や寝汗をかきやすい方は通気性の良い敷布団を選びましょう。
軽くて折りたたみしやすい物を選ぶ
敷布団は通常床に直に敷いて使用し、起きたら畳んで片付けます。敷布団が重たかったり、畳みにくかったりすると、体の負担が大きく腰にも余計な負荷がかかる可能性があります。
敷布団は持ち運びしやすい軽いものか、折りたためるものにすると扱いやすいでしょう。
腰痛に適した敷布団のおすすめ6選
硬さや厚みなどのポイントを押さえている、腰痛に適した敷布団のおすすめ6選を順番に解説します。
マットレス大学ランキング上位!「腰対策マットレスモットン」
販売価格(税込) | シングル:39,800円 セミダブル:49,800円 ダブル:59,800円 |
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サイズ | シングル:195cm×97cm セミダブル:195cm×120cm ダブル:195cm×140cm |
高さ | 10cm |
硬さ | ソフト:140N(適正体重45kg以下) レギュラー:170N(適正体重46kg~80kg) ハード:280N(適正体重81kg以上) |
重量 | シングル:7.5kg セミダブル:9.0kg ダブル:10.7kg |
折りたたみ | 可能(ゴムバンド付き) |
保証 | 返金保証 サイズ・硬さ交換 |
モットンは反発力と体圧分散性に優れたマットレス。寝返りがうちやすく、睡眠の質が上がります。厚みは10cmあり、高い反発力によって底つき感がないので、敷布団として使用可能な商品です。
中材に高反発ウレタンを採用しており、3種類の硬さがあります。体格によって最適な硬さが異なるので、購入するとき適正体重の数値を参考にしてみてください。また、モットンは1回までなら有償でサイズや硬さ交換に対応しているので、自分に合った商品を選びやすいでしょう。
しっかりした厚みで腰にやさしい「雲のやすらぎプレミアム」
販売価格(税込) | シングル:44,800円 セミダブル:56,800円 ダブル:68,800円 |
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サイズ | シングル:100cm×200cm セミダブル:120cm×200cm ダブル:140cm×200cm |
高さ | 17cm |
硬さ | 150N |
重量 | シングル:6.7kg セミダブル:8.0kg ダブル:9.4kg |
折りたたみ | 可能(ゴムバンド付き) |
保証 | 100日間の返品保証 |
雲のやすらぎプレミアムは高さが17cmあり、敷布団のなかでは分厚い商品となっています。中材に体を点で支える高反発スプリングマットを使用しているので、寝返りが打ちやすくなるようにサポートしつつ、腰や背中に負担が集中しにくくなっています。
通気性も高く、汗や空気が上から下へと流れやすくなっています。表面の凹凸加工により、湿気が溜まりにくくなっているので、寝汗をかきやすい方でも、朝までぐっすりと寝れます。
「エアツリーマットレス」シングルサイズ コスパ最強
ISO認定工場でしっかりと管理された状態で生産されているようです。
価格 | シングルサイズ:19,800円 送料無料 |
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種別 | 高反発マットレス |
素材 | ウレタンフォーム |
厚み | 8cm |
耐久性 | 8万回プレスJIS規格耐久試験にて復元率 98% |
保証 | 1年 |
おすすめの方 | ・品質の良いマットレスをなるべく安く買いたい人 ・シングルサイズで探している人 ・安いマットレスで腰痛対策したい方 |
エアツリーマットレスは反発力もあり、体圧分散性が非常に高いマットレスです。厚みも8cmあり、フリーリングや畳でも使用でき、耐久性も寝心地も十分です。
体に合わせて表面をカッティング加工(プロファイル加工)されているため、腰への圧迫感を緩和してくれて安眠へと導いてくれるので腰痛対策にもおすすめです。2万円以下の中ではピカイチで5万〜6万円のマットレスに相当するスペックを備えています。
寝心地重視の人には試してほしいマットレスです。
中材が洗える!「エアウィーヴ四季布団」
販売価格(税込) | シングル:107,800円 シングルロング:115,500円 セミダブル:127,600円 ダブル:147,400円 |
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サイズ | シングル:100cm×195cm シングルロング:100cm×210cm セミダブル:120cm×195cm ダブル:140cm×195cm |
高さ | 8cm |
硬さ | 不明 |
重量 | シングル:約8.5kg シングルロング:約9kg セミダブル:約10kg ダブル:約11.5kg |
折りたたみ | 可能 |
保証 | 30日間の返品保証(公式サイトのみ) |
エアウィーヴ四季布団は、一枚敷きで使用できるエアウィーヴシリーズです。独自素材のエアファイバーは復元性や体圧分散性が高いため、寝返りが楽。体に負担が掛からないので、腰痛に適した敷布団です。
エアファイバーは、糸状の繊維が絡み合って構成されており体積の大半が空気のため、通気性も抜群。寝苦しい夜でも快適に過ごせます。また、中材はシャワーで丸洗いが可能なので、敷布団の清潔さにこだわる方にもおすすめの商品です。
三つ折りで簡単収納「西川 ムアツマットレス スタンダード」
販売価格(税込) | シングル:77,000円 セミダブル:99,000円 ダブル:121,000円 |
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サイズ | シングル:97×195cm セミダブル:120cm×195cm ダブル:140cm×195cm |
高さ | 9cm |
硬さ | スタンダード:160N ハード:200N |
重量 | シングル:レギュラー約6.7kg/ハード約6.3kg セミダブル:レギュラー約8.2kg/ハード約7.8kg ダブル:レギュラー約9.6kg/ハード約9.1kg |
折りたたみ | 可能 |
保証 | なし |
西川 ムアツマットレススタンダードは、3層構造により快適な寝心地を体験できる商品です。体をきめ細かく支える凹凸構造に加え、上層・中層・下層ごとに硬さが異なるウレタンを配置した独自構造が寝ている体をバランスよく受け止めます。
また硬さが2種類あり、レギュラーは子供から体重が70kgまでの方、ハードは体格の大きい方におすすめの商品です。上層のウレタンフォームには、「Ag+抗菌加工」を施し、カバーは取り外して洗えるのも衛生的。三つ折りで楽に収納できるのもポイントです。
低反発と高反発のいいとこ取り!「エムリリー優反発マットレス三つ折り8cm」
販売価格(税込) | セミシングル:25,980円 シングル:27,980円 セミダブル:34,980円 ダブル:40,980円 |
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サイズ | セミシングル:80cm×195cm シングル:97cm×195cm セミダブル:120cm×195cm ダブル:140cm×195cm |
高さ | 8cm |
硬さ | 不明 |
重量 | セミシングル:約5.4kg シングル:約6kg セミダブル:約8kg ダブル:約10kg |
折りたたみ | 可能 |
保証 | 3年間の商品保証 |
エムリリー優反発マットレスは、低反発と高反発の特性を兼ね備えた「優反発」を体験できる商品です。体のラインに柔らかくフィットしつつ、しっかりと支えるので優しい感触を感じながら寝返りを楽に打てます。
商品のバリエーションが豊富なのも特徴で、厚み8cmの三つ折りタイプのほかに、5mのトッパータイプ、11cmのマットレスタイプがあります。タイプごとに用途が異なるので、床や畳の上に敷いて使用する敷布団タイプがほしい方は、厚み8cmの三つ折りタイプを選びましょう。
腰痛に適した敷布団Q&A
腰痛に適した敷布団によくある質問をまとめて紹介します。
Q.敷布団の下にマットレスは不要?
敷布団の下にマットレスを敷く必要はありません。
敷布団の下にマットレスを敷いてしまうと、寝返りを打ったときにズレる恐れがあるので危険です。また、敷布団とマットレスにもよりますが、体を上手く支えることができず、腰が沈んでしまい腰痛に悪影響を及ぼす可能性もあります。
そのため、敷布団の下にマットレスを敷くことは止めておきましょう。
Q.柔らかい敷き布団は腰痛対策になりませんか?
柔らかい敷布団はフィット感が高く、包み込まれるような寝心地を味わえますが、腰痛対策になりにくいでしょう。理由は腰が沈んでしまい余計な負荷が掛かるため。また、理想的な寝姿勢を維持できず、寝返りを打つことも難しいので、腰痛対策に適しているとは言えません。腰痛に適している敷布団を探している方は、なるべく硬めの商品を選ぶようにしましょう。
Q.敷布団を2枚重ねで使っても良いですか?
厚みを持たしたい場合、敷布団を2枚重ねるのも可能ですが、以下のようなメリット・デメリットがあります。
敷布団を2枚重ねて使用する | |
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メリット |
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デメリット |
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厚みのある敷布団を2枚重ねると、体が沈みすぎてしまい腰や背中に悪影響を及ぼす可能性が高いです。そのため、腰痛のことを考えると敷布団を2枚重ねて使用することはおすすめできません。
ただし、薄い敷布団を使用している場合は、2枚重ねることで厚みがでて、床からの冷気が伝わりにくくなるなどのメリットがあります。敷布団を2枚重ねて使用する場合は、敷布団の種類や組み合わせ、寝心地などを確かめてから、検討してみましょう。
優秀な敷布団を選んで腰痛を改善しよう
敷布団は腰痛には不向きと思われることもありますが、実は選び方を間違っている可能性があります。敷布団は厚みがあり、しっかり体を支えられるものがベストです。今回の記事を参考に、自分にぴったりの敷布団を選んでみてください。
当サイトマットレス大学が総力を挙げて全41メーカーを徹底比較し、スペックを数値化してランキングにしました。
コスパ抜群のマットレスはどれなのかが分かりますので、マットレス選びの参考にしてみてください。