
「(NELL)ネルマットレスってカビが生えるの?」
「(NELL)ネルマットレスのカビの予防法や対策を知りたい…」
(NELL)ネルマットレスはポケットコイルを使用している商品で、120日間のフリートライアルで寝心地を試して、合わなかったら返品することができます。ただし、(NELL)ネルマットレスにカビが生えてしまうと返品できない可能性があります。
そこで今回は、(NELL)ネルマットレスにカビが生える原因や対処法などを分かりやすく解説します。
- (NELL)ネルマットレスでカビが生える原因
- (NELL)ネルマットレスでカビが生えたら買い替えるべき?
- (NELL)ネルマットレスでカビを予防するお手入れや方法
- (NELL)ネルマットレスでカビが生えた場合は返品・交換はできる?
目次
(NELL)ネルマットレスがカビになるのは湿気が原因
マットレスにカビが生える主な原因は湿気です。睡眠中にかいた汗や部屋の湿気などがマットレスに溜まってしまうとカビが生える原因になります。
特に、カビは次のような環境下では繁殖しやすいです。
- 温度が約20℃~約30℃
- 湿度が約70%以上
- カビの養分になる汚れやゴミがある
カビは温度が約25℃前後で、湿度が約70%以上の環境下では最も繁殖しやすいです。また、カビは人の分泌物やタンパク質などを栄養素とするため、マットレスに付着している皮脂やフケなどは養分になります。
つまり、カビを防ぐなら室温や湿度に注意し、マットレスが清潔な状態を保てるようにカバーやシーツを用意すると良いです。
(NELL)ネルマットレスはポケットコイルマットレスのため、ウレタンマットレスに比べてカビは生えにくいです。ただし、表面に薄いウレタンと不織布を使用しているため、表面にカビが生える可能性はあります。
そのため、カビが気になる方は本格的に予防する方法を実践してみましょう。
(NELL)ネルマットレスにカビが生えた時の対処法
(NELL)ネルマットレスにカビが生えた時の対処法は以下の通りです。
- 消毒用アルコールやエタノールでカビを拭き取る
- 酸素系漂白剤を使う
- きちんと乾燥させる
上記の対処法を順番に解説します。
(NELL)ネルマットレスにカビが生えたら①消毒用アルコールやエタノールでカビを拭き取る
(NELL)ネルマットレスにカビが生えたなら、消毒用アルコールやエタノールを使ってカビを拭き取ってみましょう。
消毒用アルコールやエタノールはカビの細胞膜に浸透して破壊することが可能で、増殖することを防ぎます。また、消毒用アルコールやエタノールは後述する酸素系漂白剤に比べれば刺激が弱いので、肌が赤くなりやすい、かぶれやすい方でも安心して使用できます。
消毒用アルコールやエタノールでカビを除去する手順は以下の通りです。
- 消毒用アルコールやエタノールをスプレーボトルに入れる
- カビが生えている部分に吹きかける
- 吹きかけた部分を雑巾やティッシュで拭き取る
上記の手順を何度か繰り返せば、カビを除去できます。
(NELL)ネルマットレスにカビが生えたら②酸素系漂白剤を使う
消毒用アルコールやエタノールではカビが取り切れない、あるいは色が残ってしまう場合は、酸素系漂白剤を使用してみましょう。
消毒用アルコールやエタノールはカビを殺菌できても、マットレスの変色は元に戻せません。一方、酸素系漂白剤は殺菌効果だけでなく、泡が弾けた時にカビを剥がし落とすことが可能です。
そのため、マットレスについたカビの変色が気になる方は、次の手順を試してみましょう。
- 酸素系漂白剤をキッチンペーパーに染み込ませる
- 染み込ませたキッチンペーパーをカビの部分に乗せる
- 10分以上経過したらキッチンペーパーを取り外す
- 濡らした雑巾で拭き取る
上記の手順を何度か繰り返すと、カビの殺菌だけでなく色残りが消える可能性はあります。
ただし、カビが発生してから時間が経っていると色残りが消えない可能性はあり、酸素系漂白剤が原因でマットレス自体が変色する恐れもあります。酸素系漂白剤を使用する際は、マットレスの目立たない場所で変色するかどうか試してみましょう。
(NELL)ネルマットレスにカビが生えたら③きちんと乾燥させる
消毒用アルコールやエタノール、酸素系漂白剤などを使用してカビを除去したら、(NELL)ネルマットレスをきちんと乾燥させましょう。
水気を含んだまま放置していると、新しいカビが生えるきっかけとなる可能性があります。
濡れている部分を乾いた雑巾で叩くように拭く、あるいは(NELL)ネルマットレスを風通しの良い場所で陰干しをすると、きちんと乾燥できます。
カビの程度次第では買い替える
消毒用アルコールやエタノール、酸素系漂白剤でもカビが除去できない、あるいは広範囲に渡って生えている場合は、マットレスの買い替えを検討してみましょう。
カビが除去できない、あるいは広範囲に渡って生えている場合、マットレスの内部にまでカビが広がっている可能性は高いです。
マットレスの内部に生えたカビを除去することは難しく、環境によってはすぐに増殖してしまい、寝ている間に吸い込んでしまう恐れがあります。身体に悪影響を及ぼす可能性があるので、カビの程度次第ではマットレスを買い替えたほうが良いです。
(NELL)ネルマットレスのカビを予防するお手入れ
カビが繁殖しやすい条件は以下の通りです。
- 温度が約20℃~約30℃
- 湿度が約70%以上
- カビの養分になる汚れやゴミがある
基本的に、部屋を換気して湿気を放湿し、マットレスが清潔な状態を保てるようにカバーやシーツを使っていれば、カビの発生をある程度抑えることはできます。
また、(NELL)ネルマットレスは中材にポケットコイルを採用しており、薄いウレタンと不織布を交互に重ねた独自の13構造のため、通気性が高く湿気が溜まりにくいです。そのため、(NELL)ネルマットレスはカビに強い商品と言えます。
肌や呼吸器系が弱くて、カビの発生リスクを可能な限り抑えたい方は、次のお手入れや方法を試してみましょう。
- (NELL)ネルマットレスにはすのこベッドを使用する
- マットレスは定期的に陰干しする
- 除湿シート使用する
- マットレレスプロテクターを使用する
(NELL)ネルマットレスのカビを予防するお手入れを順番に解説します。
カビ対策①(NELL)ネルマットレスにはすのこベッドを使用する
(NELL)ネルマットレスでカビを防ぐなら、床に直置きしないで、すのこベッドを使用しましょう。
すのこベッドとは、ベッドのフレームに一定の隙間を開けて床板を打ち付け、すのこ状にしたベッドフレームのことです。床板に隙間があるので、マットレスを置いても底面の部分に空気が通るようになるので、湿気対策ができます。
反対に、床に直置きして使用すると、通気性が悪くマットレスの底面にカビが発生する可能性があります。(NELL)ネルマットレスのメーカーも、床に直置きしないようにホームページに記載しているので、なるべくベッドフレームを使うようにしましょう。
なお、すのこベッドには足が付いているタイプと、付いていないタイプがあります。足が付いていないタイプは天井までの高さがあるので、部屋を広く見せることができますが、床との距離が近いので湿気が溜まりやすいというデメリットがあります。
そのため、すのこベッドを選ぶ際は、なるべく足が付いていて、床版と床の間に空間がある商品を選ぶと良いです。
カビ対策②マットレスは定期的に陰干しする
(NELL)ネルマットレスを定期的に陰干ししておくと、湿気が放湿されるのでカビ対策になります。
陰干しとは、日が射しこまず、風通しの良い部屋で干すことです。(NELL)ネルマットレスを天日干しすると、表面が変色して劣化する恐れがあるので、干すなら陰干しがおすすめです。
2週間に1回程度のペースで、(NELL)ネルマットレスを壁に2時間~3時間ほど立てかければ、湿気が放湿できます。
ただし、(NELL)ネルマットレスはポケットコイルを使用しているので、シングルサイズでも19.1kgあります。次の表は(NELL)ネルマットレスのサイズと重さをまとめたものです。
重さ | |
---|---|
シングル | 19.1kg |
セミダブル | 23.38kg |
ダブル | 27.08kg |
クイーン | 34kg |
キング | 39.7kg |
(NELL)ネルマットレスは重い商品なので、持ち上げることが難しい場合はマットレスの下に本や雑誌を入れて、底面との間に隙間を作って扇風機で湿気を放湿してみましょう。
カビ対策③除湿シート使用する
(NELL)ネルマットレスのカビ対策として、除湿シートを使用することも検討してみましょう。
除湿シートを設置すれば、マットレス内部に溜まった寝汗だけでなく、空間内の湿気も吸い取ってくれます。ただし、商品によって吸い取れる湿気の量が異なります。陰干しを行う時に、除湿シートの交換や乾燥なども一緒に行うと良いです。
なお、除湿シートはマットレスとベッドフレームや床との間に設置して使用します。
カビ対策④マットレレスプロテクターを使用する
(NELL)ネルマットレスをカビから守る方法として、マットレスプロテクターを使用することもおすすめです。
マットレスプロテクターとは、マットレスの上に直接敷き、さらにシーツやベッドパッドなどを被せて使用します。シーツよりもマットレスをカバーするので、カビが発生する原因である湿気が浸透しにくくなります。
商品によっては防カビ素材を使用していることもあるので、マットレスプロテクターを選ぶ時は機能も確認しましょう。
カビが原因で(NELL)ネルマットレスは返品・交換は出来るのか?
結論から申し上げますと、カビが原因で(NELL)ネルマットレスを返品・交換はできません。
(NELL)ネルマットレスはすべての商品に10年間の商品保証が付いており、下記保証対象に該当する不備があれば、無料で修繕、あるいは交換をします。
- マットレスに3cm以上のヘタリが出た場合
一方で、次のようなケースでは保証できないと明記しています。
- カビや汚れ
- 日常的な使用による硬さの変化や損耗
- 硬さなどが好みに合わない
- 芯材やカバーにダメージが加えられた
10年間の商品保証の対象外となるケースに、カビは含まれています。そのため、(NELL)ネルマットレスの10年間の商品保証では、カビが生えた商品の修繕や交換はできません。
また、(NELL)ネルマットレスではすべての商品で120日間のフリートライアルが付きます。商品が到着してから120日以内なら、商品を返品でき、返金される保証です。
120日間のフリートライアルは長期にわたって(NELL)ネルマットレスの寝心地を確かめられる保証ですが、次のようなケースでは保証対象外になる可能性があるとしています。
- 商品を汚損させてしまった
- サイズを誤って注文した
カビが汚損に含まれるとは明記されていませんが、120日間のフリートライアルを利用できない可能性はあります。
以上の理由により、カビが原因で(NELL)ネルマットレスを返品したり、交換したりすることは難しいです。