マットレスをタイプ別・価格別で選ぶ

腰痛に適したマットレスの硬さの選び方【適切な反発力を徹底解説】

腰痛に適したマットレスの硬さの選び方【適切な反発力を徹底解説】

「腰痛持ちに合ったマットレスの硬さってあるの?」
「腰痛対策にどの硬さのマットレスを選べば良いか分からない・・・」

腰痛に悩んでいる方で、マットレスの硬さはどれを選べば良いか分からない場合も多いと思います。

そこで、ここでは腰痛に適したマットレスの硬さの選び方を分かりやすく解説していきます。

この記事で分かること
  • 腰痛に適したマットレスの硬さの選び方
  • 腰痛のお悩み状況のアンケート結果

腰痛に適したマットレスの硬さの選ぶ際の予備知識

腰痛に適したマットレスの硬さの選ぶ際の予備知識腰痛に適したマットレスの硬さを選ぶ際の予備知識を解説しておきます。

マットレスの種類は大きく分けると次の6種類あります。

マットレス素材 メリット デメリット 硬さ
高反発ウレタン高反発ウレタン素材 体圧分散◎
腰痛◎
耐久性◎
価格◎
通気性× 柔らかめから硬めまで幅広い
低反発ウレタン低反発ウレタン素材 価格◎
寝心地◎
腰痛×
通気性×
耐久性×
柔らかい
ラテックスラテックス素材 体圧分散◎
環境への配慮◎
耐久性◎
防ダニ◎
臭い×
通気性×
軽さ×
価格×
柔らかめだが反発力もある
ボンネルコイルボンネルコイル素材 耐久性◎
価格◎
硬め◎
通気性◎
体圧分散×
横揺れのなさ×
基本硬い
ポケットコイルポケットコイル素材 体圧分散◎
耐久性◎
横揺れのなさ◎
通気性◎
価格× 柔らかめだが反発力もある
ファイバーファイバー素材 洗える◎
通気性◎
腰痛◎
耐熱×
保温性×
硬め

高反発ウレタンマットレスはニュートン数(N)で判断する

高反発ウレタンマットレスの硬さは、N(ニュートン)という単位で硬さを表すことができます。

高反発ウレタンマットレスを選ぶ場合は、必ずN(ニュートン)数を確認するようにしましょう。(ニュートン数は、そのマットレスの商品ページに記載してあることが多い)
※参考:高反発マットレスのニュートン数(硬さ)の全知識 

低反発ウレタンマットレスは基本的に腰痛に悪い

低反発ウレタンマットレスは、以下の理由から腰痛マットレスとしては向いていません。

  • 腰が沈み込みすぎて正しい姿勢が維持できない
  • 寝返りが打ちにくく体に負担がかかる

正しい寝姿勢は、立っている時の姿勢と言われていますが、低反発の柔らかいマットレスは、次のように腰が沈み込み過ぎてしまいます。

低反発の柔らかいマットレスは腰が沈み込み過ぎるV字のように曲がったまま長時間寝ることになるので、腰に大きく負担をかけてしまうのです。

また、柔らかいマットレスですと寝返りを打つのも体力が必要となり、体に負担がかかり腰にも悪影響です。

柔らかいマットレスは寝返りを打つのも体力が必要

 

寝返りに筋力を必要としてしまうので、疲れが取れない原因にもなってしまうのです。

体重が軽い一部の方を除いて低反発マットレスはおすすめできません。

ボンネルコイルマットレスは腰痛持ちに硬すぎる場合が多い

ボンネルコイルマットレスは腰痛持ちに硬すぎる場合が多い

ボンネルコイルマットレスは、スプリングの性質上硬い寝心地に作られています。

長く使った敷布団の上で寝ているようなイメージです。大柄の方や硬いマットレスが好きな方には良いですが、それ以外の方は腰に圧迫感が生まれて腰痛にも悪影響を与える可能性が高いです。

腰に圧迫感が生まれて腰痛にも悪影響を与える可能性

腰痛マットレスの硬さの選び方は体重で判断しよう

腰痛マットレスの硬さの選び方は体重で判断しよう腰痛マットレスの硬さの選び方は、体重で判断するのがおすすめです。

腰痛に適したマットレスの硬さの選び方を以下に分けて解説します。

  • 高反発ウレタンマットレス
  • それ以外のマットレス

腰痛に適した「高反発ウレタンマットレス」の硬さ

腰痛に適した「高反発ウレタンマットレス」の硬さ高反発ウレタンマットレスを選ぶ際の、腰痛に適した硬さを解説します。

高反発ウレタンマットレスの硬さはニュートン数で変わるため、次のように選ぶのがおすすめです。

体重 高反発ウレタンマットレスの硬さ
体重が軽い人
(40kg未満)
・高反発ウレタンマットレス(90N以下)
体重が軽めな人
(40kg以上50kg未満)
・高反発ウレタンマットレス(100〜150N)
標準的な体重の人
(50kg以上80kg未満)
・高反発ウレタンマットレス(150N前後)
体重が重めな人
(80kg以上100kg未満)
・高反発ウレタンマットレス(180N前後)
体重が重い人
(100kg以上)
・高反発ウレタンマットレス(200N以上)

高反発ウレタンマットレスを選ぶ際の腰痛に適した硬さは上記の通りです。

マットレスメーカーによってニュートン数の基準が異なる場合があるため、あくまで目安ですが上記を参考にすれば大きく間違うことはないはずです。

腰痛に適した「高反発ウレタン以外のマットレスを選ぶ時」の硬さ

腰痛に適した「高反発ウレタン以外のマットレスを選ぶ時」の硬さ高反発ウレタンマットレス以外を選ぶ際の腰痛に適した硬さを解説します。

具体的には、次を目安に選ぶのがおすすめです。

体重 マットレスの硬さ
体重が軽い人
(40kg未満)
・低反発マットレス
体重が軽めな人
(40kg以上50kg未満)
・ポケットコイル(やわらかめ)
標準的な体重の人
(50kg以上80kg未満)
・ポケットコイル(ふつう)
・ラテックスマットレス
・ファイバーマットレス
体重が重めな人
(80kg以上100kg未満)
・ポケットコイルマットレス(かため)
・ボンネルコイルマットレス
・ファイバーマットレス
体重が重い人
(100kg以上)
・ボンネルコイルマットレス

上記を目安に、硬すぎない、正しい姿勢を維持できるマットレスを選ぶと良いでしょう。

腰痛に適した体重別のマットレスの選び方は次の記事でさらに詳しくまとめています。

マットレスの体重別の選び方【100kg以上の人はどの硬さが正解?】 「私の体重にはどのマットレスが合ってるんだろう?」 「100kgあるけど、どの硬さのマットレスが正解?」 「体重40kg...

 

腰痛マットレスの硬さが合っているか見極める判断基準3つ

腰痛マットレスの硬さが合っているか見極める判断基準3つ腰痛マットレスの硬さが自分に合っているかは、次の3つの基準で判断することができます。

  • 正しい寝姿勢が維持てきているか
  • 寝返りが打ちやすいか
  • 腰が浮いていないか

詳しく解説します。

硬さが合っているかの判断基準①正しい寝姿勢が維持できているか

腰痛マットレスの硬さが自分に合っているかの第一の判断は正しい寝姿勢が維持できているかです。正しい寝姿勢とは、普段立っている時の次のような姿勢です。

この重心が曲がっていない正しい姿勢を維持出来ていれば、硬さが合っていると判断できます。

硬さが合っているかの判断基準②寝返りが打ちやすいか

腰痛マットレスの硬さが自分に合っているかの判断基準2つ目は、寝返りが打ちやすいかです。

適度な硬さのあるマットレスは、寝返りを反発力でサポートしてくれるので楽に体を移動できます。

一方で、柔らかすぎると寝返りの度に沈み込んでしまい、体の移動がしにくいので、判断しやすいでしょう。

硬さが合っているかの判断基準③腰が浮いていないか

腰痛マットレスの硬さが自分に合っているかの判断基準として、腰が浮いていないかという点も意識しましょう。

マットレスが硬すぎると、次のように腰が浮いている状態になってしまいます。

もし、腰が浮いていれば硬いと判断できるため、そのマットレスは避けた方が良いでしょう。

マットレスの硬さが原因?腰痛のお悩み状況をアンケート調査

マットレスの硬さが原因?腰痛のお悩み状況をアンケート調査腰痛のお悩み状況を当サイトにて700名の方にアンケート調査を実施しました。

その結果、全体の実に半分以上の方が腰痛に悩んでいることが分かりました。

半分以上の方が腰痛に悩んでいる

さらに、上記グラフの「かなり悩んでいる」が9.6%であることから分かるとおり、深刻に腰痛に悩んでいる方は10人に1人存在するようです。

※以下、参考データ

男女別の腰痛の悩み 年齢別の腰痛の悩み 体重別の腰痛の悩み

マットレスが腰痛の原因と考える方は55%

腰痛に悩んでいる人の中で、マットレスが腰痛の原因のひとつであると考える方は55%ほど存在することもアンケート調査によって判明しました。

腰痛はマットレスが原因のひとつ

腰痛に悩む人の半分以上の方が、使用しているマットレスになんらかの違和感を感じていることが分かります。

高反発(硬め)マットレスを選んでも腰痛に悩む人は存在する

当サイトでは、低反発マットレスは以下の理由から腰に大きく負担をかけるので、高反発マットレスをおすすめしています。

低反発マットレスが腰に負担をかける理由

  • 寝返りが打ちにくい
  • 深く沈み込み過ぎて正しい姿勢が維持できない
  • へたりやすい

参考:低反発マットレスは腰痛が悪化する3つの理由

確かに、上記の通り低反発マットレスはおすすめできません。しかし、次のように、高反発マットレスを選んでも腰痛に悩む方は存在するのです。

高反発マットレスを選んでも腰痛に悩むむしろ低反発マットレスを選んだ場合と比べても、腰痛に悩む人の人数はあまり変わりません。

これはどういうことかというと、単純に高反発マットレスを選んだとしても、硬さが合っていないと腰痛の悩みは消えないということです。

腰痛には、その人に合った硬さのマットレスを選ぶことが重要なのです。

マットレスの硬さは調整できる?

マットレスの硬さは、以下の方法で調整することができます。

  • トッパーをマットレスの上に敷く

トッパーとは、手持ちのマットレスの寝心地を改善する目的の薄型マットレスのことです。

マットレスがへたったり、柔らかすぎると感じた場合はトッパーを敷くことで、ある程度の寝心地改善が見込めます。

ただし、一時的な処置にすぎず、基本的にはマットレス硬さは調整することはできません。

マットレスの硬さの問題を根本的に解決したいのであれば、買い替えも検討するようにしましょう。

腰痛対策マットレスに厳選した次のおすすめランキング記事も参考にしてみてください。

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マットレス大学編集部
日本最大級の寝具情報メディア「マットレス大学」編集部。10種類以上のマットレスを実際に使用した担当者が記事作成・監修。 全ての人々の睡眠の質が少しでも良くなるように、マットレスや枕などの寝具に関する情報を分かりやすく発信していきます。