「マットレスの手入れ方法ってどうやれば良いの?」
マットレスの手入れ方法に関して、こんな悩みを持っている人は多いでしょう。
ここでは、マットレスのお手入れ方法や手入れが楽になるアイテムまで詳しくご紹介していきます。
- マットレスの定期的な手入れ方法
- マットレスの手入れが楽になるおすすめアイテム
マットレスに起きやすい問題
マットレスは毎日使用するもの。使っていることでさまざまな問題が発生します。具体的にどんな問題が起こるのかや、特徴について解説します。
マットレスの汚れ
マットレスは上にパットやシーツをシーツを乗せている為、それほど汚れないように思いますが、さまざまな汚れが付着しています。
例えば、寝汗や皮脂の汚れ、ほこりなど。一度に付着する汚れは少なく気づかなくても、蓄積していくことでシミや汚れがはっきり見えるようになります。
蓄積された汚れは頑固なので、頻繁にメンテナンスすることが重要です。
マットレスのへたり
体には凹凸があるため、同じ位置で寝ていると重い部分の負担が大きくなりへたってきます。マットレスがへたると寝心地が悪くなってしまうため、長く使用できません。
マットレスのへたりはマットレスの寿命に直結するので、しっかり対策を行いましょう。
湿気
人は寝ている間にコップ一杯分の汗をかくと言われています。毎日寝るマットレスは、毎晩コップ一杯分の汗を吸収することになるため、湿気の心配があります。
マットレスに湿気が溜まると、ダニやカビなどが繁殖し健康を害することもあります。下でマットレスを乾燥させる方法を紹介するのでチェックしてみましょう!
マットレスのお手入れ方法と頻度
マットレスの手入れの方法を下の4種類に分けて紹介します。
マットレスのお手入れ方法
- マットレスを陰干しする
- カバー(シーツ)や敷きパッドの交換
- 掃除機をかける(ダニ駆除にもなる)
- ローテーション
どのくらいの頻度で行うかは手入れやマットレスの種類によって違うので、その辺りも解説します。
また、上記4種類以外の手入れ方法についても軽く触れておきます。
マットレスを陰干しする方法と頻度
マットレスの手入れで必須なのは、陰干しです。
窓の近くの風通しの良いところにマットレスを立てかけて陰干しすると良いです。マットレスの種類によって、陰干しの頻度が異なるので下の表を目安に行ってください。
マットレスの種類 | 陰干しの頻度 |
---|---|
ウレタンマットレス (高反発・低反発) |
3日に1回程度 |
ベッドマットレス (ポケットコイル/ボンネルコイルマットレス) |
1〜2週間に一回程度 |
ファイバーマットレス | 汚れが気になったら洗ってから干す |
もし、マットレスが重くて移動が難しいようであれば、マットレスとベッドの間に本を挟んで扇風機などで風を送ってあげるようにしましょう。
ちなみに天日干しは、マットレスの劣化を早めてしまうのでやらないようにしましょう。
カバー(シーツ)の交換・洗濯方法と頻度
マットレスにカバーをかけている場合は、交換必須です。頻度としては、二週間に一回は交換・選択したいところです。
それぞれ基本的に1枚では足りず、2〜3枚をローテーションして使うと良いでしょう。
乾燥機を所有していたりと、洗濯が間に合う場合は1枚でも大丈夫ですが、基本は複数枚カバーを持っていた方が安心です。
敷きパッド・ペッドパットの交換(洗濯)方法と頻度
ベッドマットレスに敷いている敷きパッドやベッドパットの手入れは、2ヶ月に一回程度の頻度で洗濯機で洗うことを推奨します。
ベッドパットは汗を防ぐ役割がありますが、基本的にはマットレスカバー(シーツ)の下に敷いて使うものなので、1週間に一回陰干しして乾燥させていれば、そこまで頻繁に洗濯をする必要はありません。
敷きパッド・ベッドパッドについて詳しくは以下の記事をご覧ください。
掃除機をかける方法と頻度
掃除機のかけ方
マットレス掃除機をかける時は端から端まで10〜20秒かけてゆっくりとかけるのがコツです。
1列時間をかけて吸ったら次の列にずれる、といったやり方で掃除機をかけると汚れをしっかり吸い込めます。
ローテーションの方法と頻度
ローテーションについては次の記事で詳しく解説しています。
その他のお手入れ方法
その他のマットレスの手入れ方法も合わせてご紹介しておきます。
除湿シートを使っている場合の手入れ
除湿シートによっては、湿気が溜まると色が変わるものもあるので、目安にして手入れしても良いですね。
除湿シートに関しては、次の記事にも詳しくまとめています。
マットレスの手入れが簡単になるおすすめアイテム
- ダイソン掃除機
- 布団乾燥機
- 防水シーツ・プロテクター
上記3種類を使うと、マットレスのお手入れがグッと楽になるので、詳しく解説していきます。
ダニ除去に!ダイソン掃除機
マットレスの手入れが楽になるアイテムの一つ目はダイソン掃除機です。
マットレスに掃除機をかける時に重要なのが「吸引力」です。吸引力が高ければ高いほど、ダニの除去にも役立ち、マットレスを清潔に保てます。
吸引力がどの掃除機よりも高いダイソンはマットレスの掃除に向いているので、非常におすすめです。またコードレスのためマットレスでも掃除しやすいでしょう。
手軽!布団乾燥機
重いマットレスで陰干しをするのが難しい場合は、布団乾燥機を使うことによってマットレスの手入れが楽になります。
布団乾燥機でマットレスを週1回程度の頻度で乾燥すると、陰干しと同様の状態になるのでおすすめです。
さらに布団乾燥機を使うことで、ダニを駆除したり、防止したりすることも可能。外に干す必要がないので、花粉や黄砂、PM2.5などが気になる方にもおすすめです。
寝汗を予防!防水シーツ・プロテクター
特に、プロテクターは寝汗に限らずあらゆる汚れからマットレスを保護してくれるので非常に重宝するアイテムです。
マットレスのカビも防げるので、お手入れや掃除がグンと楽になりますよ。
マットレスをメンテナンスして長く使おう!
適切な掃除・手入れの仕方を知っておくことで、マットレスを常に清潔に保てます。長く使い続けるためにも今回の記事を参考にしっかりメンテナンスしましょう。
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コスパ抜群のマットレスはどれなのかが分かりますので、マットレス選びの参考にしてみてください。