「寝室にテレビを置いた場合のメリット・デメリットは?」
「テレビを置く際のポイントや具体的な配置方法を知りたい…」
寝室にテレビを置くことを考えても、大事なポイントや配置方法が分からない方は多いかと思います。
そこで、ここでは、寝室にテレビを置く際のポイントや配置方法、メリットやデメリットなどを解説します。
- 寝室にテレビを置くメリット・デメリット
- 寝室にテレビは必要かどうかのアンケート結果
- 寝室にテレビを置く際の大事なポイント
- テレビの置き方(配置方法)を5つ紹介
寝室にテレビを置くメリットとデメリット
寝室にテレビを置くメリットは次の2つです。
- リラックスしながら好きな番組を見られる
- テレビによってはネットに接続し好きな映像を流せる
上記のメリットを順番に解説に解説します。
メリット
リラックス効果: 好きな番組を見てリラックスできる
寝室にテレビを置く最大のメリットは、リラックスしながら好きな番組を見られることです。
ベッドや布団に寝転びながら好きなテレビ番組を見れば、良い気分転換になります。寝るまでの時間をリラックスしたり、有意義に使いたいと考えている方は、寝室にテレビを置くことを検討してみましょう。
多機能性: ネット接続で好きな映像を楽しむ
寝室にテレビを置くもう1つのメリットは、ネットに接続すれば、大きな画面で好きな映像を流せることです。
最新のテレビはWiFiを内蔵したり、有線LAN接続が可能なため、インターネットに接続できます。YouTubeやHuluなどの動画サイトや、オンライン配信をしているアーティストのライブなど好きな映像を流しながら、寝ることもできます。
デメリット
寝室にテレビを置くデメリットは次の2つです。
- 睡眠の質が下がる可能性
- 場所を取る
上記について、順番に解説します。
睡眠の質への影響: 睡眠の質が下がる可能性
寝室にテレビを置くデメリットは、睡眠の質が下がる可能性があることです。
テレビから発せられるブルーライトは体内のリズムを狂わせ、睡眠が浅くなってしまう恐れがあります。また、テレビを点けっぱなしにしていると、寝ている最中にずっと話しかけられているように身体が感じてしまい、熟睡できない場合もあります。
睡眠の質が下がってしまうと、疲れが取れなくなり、体に悪影響を与える可能性があります。
スペースの問題: 場所を取る
寝室にテレビを置くデメリットには、場所を取ることも挙げられます。
例えば、4.5畳の寝室にダブルサイズのベッドを置いた場合、その時点で部屋面積の約36%を占めます。最近のテレビは薄型が主流のため、上記の寝室に置いたとしても部屋をそこまで圧迫はしませんが、人によっては場所を取られたと感じます。
また、テレビを置いてしまうと、別の家具を置いたり、人の動線が限定される恐れもあります。
寝室にテレビを置くべきか?アンケート結果から考察
寝室にテレビは必要なのか、いらないのかアンケート調査を実施しました。
当サイトで実施したアンケートは以下の5つです。
- 寝室にテレビを置いている人の割合
- 寝室にテレビを置いている理由
- 寝室にテレビを置いていない理由
- 寝室の広さ別のテレビを置いている人の割合
- 寝室にテレビは置いた方が良いと思っているかどうか
詳しく見ていきましょう。
寝室にテレビを置いている人・置いていない人の割合とその理由
寝室にテレビを置いている人、置いていない人それぞれの割合を調査しました。
結果は、上記のように寝室にテレビを置いている人は34.4%、置いていない人は65.6%です。
寝室にテレビを置く理由
寝室にテレビを置く理由として次のような意見が多くありました。
音がないと寂しいからなんとなく置いているという人もいますが、ニュースを見るためなど、明確な目的がある人も多いようです。
寝室にテレビを置かない理由
一方で、寝室にテレビを置かない理由として次のような意見が多くありました。
やはり睡眠の質のためという意見は多いです。一方で、部屋が狭く置けないというネガティブな意見もあります。
【部屋の広さ別】寝室にテレビを置いている人の割合
寝室にテレビを置いている人、置いていない人の割合を部屋の広さ別に集計しました。
上記のように、寝室が広ければ広いほど、テレビを置いている人の割合も高いです。
寝室の広さは、テレビを置くかどうかの判断に大きく影響していることが分かります。
寝室にテレビを置いた方が良いと考える人・考えない人の割合
最後に、寝室にテレビを置いた方が良いと考える人・考えない人の割合も調査しました。
現在、寝室にテレビを置いている人の中で、およそ15%程度の方が置かない方が良いと考えているようです。
現在寝室にテレビがあるにも関わらず、置かない方が良いと考えているということは、置いたことで少なからず後悔しているということだと思います。
テレビは簡単には捨てられないものなので、寝室に置くメリット・デメリットは慎重に考える必要がありそうです。
寝室にテレビを置く際のポイント
寝室にテレビを置く際のポイントは次の3つです。
- テレビを置く位置を決める
- テレビを設置する高さを決める
- テレビのサイズ(大きさ)を決める
大事なポイントなので、しっかりと確認しましょう。
配置のポイント
位置決め: テレビを置く最適な位置
寝室にテレビを置く際は、まずは置く位置を決めましょう。
寝室でテレビを見るとしたら、寝転んだ状態で見ることが多いと思われます。そのため、テレビを置く位置はベッドで寝ている時に見やすい場所に配置するのがおすすめです。
一般的に言えば、ベッドの足元やベッドサイドの壁面が見やすい位置になります。ただし、寝室の形やベッドの向き、他の家具との兼ね合いもあるため、テレビを置く位置は自分なりに検討してみましょう。
高さ決め: テレビ設置の最適な高さ
テレビを置く位置を決めたら、次は設置する高さを決めましょう。一般的に、目線よりも下側にテレビがあると、目が疲れにくいです。
寝室に置く場合は、ベッドに腰掛けて目線の高さよりも下にあるのが理想的な位置です。ただし、あまりにも低すぎると、かえって目や首が疲れてしまう恐れもあります。
サイズ決め: 寝室に適したテレビのサイズ
寝室に置く位置と高さを決めたら、最後はテレビのサイズ(大きさ)を決めましょう。
一般的にテレビの適切なサイズ(大きさ)は画質や視聴距離によって異なります。
画質 | 最適視聴距離 | テレビのサイズと最適視聴距離 |
---|---|---|
フルHD画質(2K) | 画面の高さの3倍 | 43インチなら約1.7m |
4K画質 | 画面の高さの2倍 | 65インチなら約1.2m |
仮に、視聴距離が1.5m~1.8mほどの場所にテレビを置いた場合、フルHD画質(2k)なら43インチ以上、4K画質なら65インチ以上のサイズ(大きさ)が望ましいです。
テレビのサイズを決める時は、置く場所までの視聴距離を2~3で割って、算出した高さに基づいて最適な大きさを求めましょう。
ただし、部屋の間取りや家具との兼ね合いによっては、最適なサイズ(大きさ)が異なる場合があります。
寝室のテレビの置き方・設置のアイデア
寝室のテレビの代表的な置き方(配置方法)は次の5選です。
- 壁掛け
- 天井近くに壁掛け
- テレビ台の上に置く
- 壁面収納
- テレビスタンド
置き方によって特徴が異なります。それぞれ、順番に解説します。
壁掛け: 壁にテレビを取り付ける方法
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壁掛けは、文字通りテレビを寝室の壁に掛ける置き方(配置方法)になります。
壁掛けは寝室の空いている壁面ならどこにでもテレビを設置できるので、部屋がコンパクトで置くスペースが少ない場合におすすめの置き方です。
壁掛けの際は、下記2点のような壁に傷が付きにくい金具でアームを取り付けると、賃貸でも安心して壁掛けTVが楽しめます。
価格 | 17,800円 | 20,967円 |
設置可能TVサイズ | 26~52インチ | 37~65インチ |
耐荷重 | 15kg以下 | 25kg以下 |
金具 | 専用金具 | ホチキス |
天井近くに壁掛け
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天井近くに壁掛けは、完全に仰向けで寝転んだ状態でも、寝室でテレビを見られる置き方(配置方法)になります。
寝転んだ状態のまま好きなテレビや映像を見たいと考えている方におすすめしたい配置方法です。
テレビ台の上に置く
上記のように、テレビを寝室にある台の上に置く方法もあります。
専用のテレビ台を購入する方法もありますが、寝室に合わせて購入したタンスや棚を台の代わりとして使用することもできます。
テレビボード(テレビ台)を設置する際は、寝室のベッドの高さより高いテレビボードを選ぶようにしましょう。
壁面収納
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寝室に設置した壁面収納にテレビを埋め込む置き方(配置方法)もあります。
テレビの角やでっぱりが気になる場合や、寝室に大型の壁面収納棚を設置しようとしている方におすすめの置き方です。壁掛けと違い、一面がフラットになるので、寝室の印象がすっきりしたものになります。
テレビスタンド
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上記のような自立型スタンドを寝室に設置して、テレビを置く置き方もおすすめです。
テレビスタンドとは、テレビを設置するためのスタンドのことです。スタンド上部にテレビを直接掛けるタイプの台で、テレビ台やボードよりも省スペースとなっています。
配線をスタンドの中に隠しやすく、物によっては高さや傾きを簡単に変えられるので、寝室の見やすい場所に設置できます。